2006年12月24日

愛媛大学交響楽団 第49回 定期演奏会

[ Experience]

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交響楽団に入っている学生さんが定期演奏会のチケットをくれたので行ってきた.
昨年12月今年の6月に続いて,これで3回目.
会場はやっぱり松山市民会館の大ホールで,ほぼ満員だったのも従来どおり.

・フンパーディンク「歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より前奏曲」
パンフレットによると,冒頭は「天使への祈りの歌」で始まるらしいのだが,それとおぼしき旋律を聴いた私の頭の中を流れたのは

「お馬の親子は 仲良しこよしー」

の「お馬の親子は」の部分だった.

ちなみに,この『ヘンゼルとグレーテル』はクリスマスの定番のひとつらしい.全然知らなかった.


・イベール『フルート協奏曲』
これまで見てきたのと違って,指揮者の隣にフルート奏者が立つ形式.
曲名にもフルートとあるくらいだから,フルートが全体的に目立っていたのだが...
実は何度か意識を失ってしまってたりする.

この前日,出張帰りで疲れたまま,別のジャズコンサートに行ったのだが,そちらの方では意識が途切れることはなかった.
クラッシックもジャズも全然知らないことでは一緒.
で,ジャズよりもクラッシックの方が楽器の種類が多い分,曲の構成などはこちらの方が複雑なことを考えると,前日のジャズの方が眠くなりそうなものだが...
やはりテンポとか音色とかの影響が大きいのだろうか?

なお,この曲のあとにはアンコールがあって,フルート奏者の方が一人で演奏していた.帰りに曲名が張り出されていたのだが,ちゃんと覚えていない.ナポリ民謡の何とかだったと思うのだが.


・チャイコフスキー『交響曲第5番 ホ短調 Op.64』
『くるみ割り人形』と『か白鳥の湖』で有名なチャイコフスキーによる交響曲.「チャイ5」という略称があるくらいメジャーな曲らしいのだが,もちろん知らなかった.
4楽章で構成されているのだが,最後の第4楽章は大作RPGのラストあたりのBGMを聞いているような感じになるくらいの迫力と盛り上がりだった.


・アンダーソン『そりすべり』
アンコールで演奏された曲.タイトルは知らなくても確実に聞いたことがあるくらいメジャーなクリスマスソング.
チェロの人たちがチェロのネックにサンタクロースの帽子をかぶせていたのだが,自分たちでかぶらなかったのは演奏の邪魔になるためなんだろうか?
それとも,バイオリンならともかく,チェロだったらそれほど頭は動かないだろうから,あれはネックにかぶせた方がウケるという観点でそうしたのかな? 今度聞いてみよう.