12月の大阪出張ネタの最後かな?
出張の目的の一つはアリオ八尾訪問だったわけだが,折角行ったのだが,何か食べて帰ることにした.
レストラン街には店がいろいろとあったのだが,選んだのはこのゲンカツ.
ゲンカツという名前だと分からないかもしれないが,TVでよく取り上げられていたキムカツの店のことだ.
レストラン街の他の店と比べると,ちょっと狭めの店で,
こんな感じのテーブルが6卓くらいしかなかった.もしかすると別に座敷席があったのだろうか?
私が店に入ったときにはお客さんは一人もいなかったのだが,これには晩ご飯には少し早いという時間帯も関係していたのかもしれないが,それ以上に他の要因が大きいと思われる.
で,テーブル席に座り,メニューを見せてもらう.
ゲンカツのウェブサイトには色々とメニューが載っていたが...
高い.
全体的に高い.
今回注文した定食に相当するゲンカツ膳だが,1950円もするのだ.
周囲の店に比べても,ちょっと高めの値段設定なので,これが客が入っていない要因のひとつだと思われる.
カツ丼っぽいメニューもあったのだが,今回はもっとも基本的だと思われるゲンカツ膳を注文.
ゲンカツの種類を選べるというので,こちらももっとも基本的だと思われるプレーンを選択.
すると,まずはソース類を持ってきてくれた.
左から塩,おろしポン酢,特製ソース.
そして,キャベツとドレッシング.
このキャベツはおかわり自由.
で,この状態でメインのキムカツが来るのを待つ.
20分近くも.
そう,これが客が入っていなかったもう一つの理由,待ち時間がやたらめったら長いのだ.
このことは店の表にも書かれているので覚悟の上だったのだが,タイミングの悪いことに,その時は本も何も持っておらず,店にもその手の読み物は準備されていなかった.
ちなみに,この待ち時間の長さは注文を受けてから釜でご飯を炊いていることに由来するそうなので,ご飯類を注文しなければもっと早くに料理が出てくるかも.
そんなこんなで永遠にも等しい20分近くを待って,出てきたのがコレ.
桶に入ったご飯,みそ汁,漬物,そしてキムカツ(プレーン味).
ということで,キムカツのアップ.
ちょっと見にくいだろうけど,薄切り肉が層状になっているのが分かるだろうか.
キムカツというのは,超薄切りにした豚肉を25枚以上重ねてあげたトンカツで,お菓子のミルフィーユと同じような構造をしているもの.
写真だと縮尺が分からないかもしれないが,大きさはそれほどでもない,というか,率直に言って小さいのだが,厚さは結構ある.
で,その厚さにもかかわらず,かなり柔らかい.これが薄切り肉を25枚以上重ねた効果なのだろう.
肉自体も美味しいので,ソースよりも,おろしポン酢や塩で食べたほうが美味しかった.
ということで,味自体は美味しいのだが,時間と値段のことを考えると,もう一度行こうと思うかどうかはちょっと疑問.
あの定食セットで1500円くらいだったら,待ち時間のことを考えても何度も行く気になるんだろうけどなあ.