2007年02月18日

一鶴(骨付鳥)

[ Spot]

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讃岐うどんツアー最後の目的地が,この一鶴.この店を知らない香川県民はいないとされるくらい有名な「骨付鳥」の店だ.
「骨付鳥」は松山でも出している店ができたので知っている人も多いだろうが,鶏のもも肉を骨ごと窯で焼き上げた料理.一鶴はこの骨付鳥を最初に出した店だそうで,商標登録もしているのだとか.
香川県内にいくつか店舗があり,最近では横浜や大阪にも出店しているらしいのだが,発祥の地は丸亀.ということで,どうせならば丸亀の本店に行くべきだったのだろうが,今回は雑誌に地図が掲載されていた土器川店に行ってきた.

店内はこんな感じ.

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もっと細かく区切られたお洒落な店をイメージしていたのだが,どちらかというと歴史のあるビアホールみたいな感じだった.個人的には子供の頃に連れて行かれた焼肉屋さんを思い出した.

骨付鳥の店だから骨付鳥を注文するのは当然のことなのだが,やわらかい「ひなどり」(819円)と歯応えがあって味が濃厚な「おやどり」(977円)がある.私が注文したのは「おやどり」だったかな.

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味なのだが,食べたことのある人は分かると思うが,基本的に辛い.
なので,この料理単体で食べるとかなりツライ思いをすることになるわけで,やはりここはビールを!
といいたいところだが,車で来ている以上,ビールを飲むわけにはいかない.ううっ...
なお,同行者の注文した「ひなどり」も一口食べさせてもらったが,個人的には「おやどり」よりも「ひなどり」の方が美味しかった.でも同行者の中には「おやどり」の方が美味しいという人もいたので,個人差の範囲内だろう.

で,ビールの代わりといってはなんだが,ごはん物を注文.

まずは「とりめし」(420円).

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いわゆる「鶏の炊き込みご飯」なわけだが,なかなか美味しかった.

で,「むすび」(315円).

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いわゆる「おにぎり」なわけだが,このおむすびを骨付鳥の皿にたまったタレ&肉汁につけて食べるのが美味しいらしい.
実際にやってみたのだが,うーん,ちょっと油っぽくなるから,これは個人的にはイマイチかなあ.

あと,今回は注文しなかったのだが,小鉢類が充実していた.いろいろあったのだが一律368円.どう考えても原価が違うだろう?というようなメニューも同じ値段だったのだが,あれは量で調整してあるのだろうか?

で,総評だが,値段分の満足感はあるのだが,これを食べるためにわざわざ香川にいく価値があるかといわれると少々微妙.
他に同じような料理を出している店がなかった昔ならいざ知らず,今では松山でも同じような料理が食べられる.
同行者は松山の店にも行ったことがあるというので比較しての感想を聞いてみたところ,「それほど違いはない」そうだ.だったら松山で食べればいいかなという感じ.
ただし,これはビール抜きでの感想なので,ビールと一緒に食べるとまた評価が変わってくると思われる.出張で香川に行く機会があれば,ビールと一緒に食べて試してみたいところだなあ.

これで讃岐うどんツアーも全行程を終了.あとは松山に帰るだけ.
行きは地道でやってきたが,帰りは高速を使うことに.
高速教習はやったが,それから高速道路を走るのはこれが初めて.
初めての高速が夜かあ...と思っていたら,雪が降ってきた.
ううっ,初めての高速なのに,いきなり悪条件てんこ盛りか...
まあ,無事に帰ってこれたからいいんだけど.