裏表紙に掲載されているコピーがこの本の内容を最も的確に表していると思うので引用.
あなたが怖くて入れないそのお店、生きているか死んでるか判定しましょう。
ネットの書評で見かけて,かなり気になっていた本.松山市立中央図書館所蔵.
図書館で見つけるまで実物を見たことがなかったのだが,手にとってちょっと引いてしまった.
というのも,この本はエッセイ(菅野彰)+イラスト&マンガ(立花実枝子)で構成されているのだが,その絵の方で自分たちがネコとして描かれており,そのネコが微妙にリアル&和服を着ているので,化け猫っぽいのだ.まあ,読んでいるうちに気にならなくなったけど.
で,その内容なのだが,
大爆笑!
夜中に読んでいたのだが,ケタケタ・ヒーヒー笑っていたので,ご近所の皆さまにはアブナイ人と思われたかもしれない.
登場人物のキャラが立っているというのもあるんだろうけど,「いや,いくら何でもこれはネタだろう,というか事実だとしたら保健所は一体何をしてるんだ!」という店のオンパレード.
読む前に想像していた「死んだ店」を遙かに超える「死にっぷり」.いや,ある意味,別世界に旅立っているほど.
いやー,面白かった.
現在は連載をやってないみたいだけど,巻末に紹介する店を募集しているくらいだから,続編も期待していいのかな?
コメント (2)
はじめまして。koと申します。
長らく愛読させていただいておりましたが、めでたく?コメント機能がつき、余計な口がはさめるようになりましたようですので一言。
菅野彰の「海馬が耳から駆けてゆく」もオススメです。松山市立図書館にあります。爆笑です。ぜひ。
投稿者: ko | 2007年08月31日 00:22
koさん,コメントありがとうございます.
『海馬が耳から駆けてゆく』って図書館で何度か見かけてたのですが,小説だと思って手に取ってませんでした.
これが面白かったので調べてみたのですが,エッセイなんですね.今度借りてみます.
投稿者: さい | 2007年08月31日 22:07