野狐の「柚之助」という妖怪を預かることになった薬屋探偵3人組.
そこに,自宅で怪奇現象が起こるという女子高生「道長円」の依頼が.
「秋」と「座木」は円の通う高校に調査に向かい,「リベザル」と柚之助は円を護衛して温泉旅行に行くことになるのだが...
薬屋探偵妖綺談シリーズの5冊目.松山市立三津浜図書館所蔵.
非常にかっこいいタイトルなのだが,中身とはあまり関係がないような気がする.
前作と前々作はそれなりに関係があったように思えるのだが.それとも私の本作の読み込みが足りないのか?
これまでも残酷なシーンはときどきあったが,本作は途中でショッキングな描写があって,読みながら「うわぁ...」と引いてしまった.
単体で見ると,どうってことないシーンなんだろうけど,あの流れでいきなりアレは心の準備ができてなかったぞ...