2010年01月15日

映画『アバター 3D』

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久しぶりにコソッと更新.
各方面で話題になっている映画『アバター』を見てきた.
「この映画によって今後の映画業界が変わるのではないか」と言われているくらいなのだが,その原因は『ターミネーター』や『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督がかなり力を入れて作った「3D映画」だということ.
ちょっと前までは,3D画像といえば「赤と青の色メガネ=子供だまし」という認識しかなかったのだが,USJで『ターミネーター2:3-D』を体験して,その認識が改まった.
その画像を超えるというのだから,これは見に行かねばならないだろう.

衣山シネマサンシャインのレイトショーで見たのだが,通常ならば1200円のところ,3D映画は+300円ということで1500円.
入場の際にメガネを受け取る.

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ありゃ,USJで付けたやつに比べるとかなり重いような…

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しかも,事前の情報ではメガネは持ち帰っても構わないとのことだったのだが,必ず返却するようにと何度も念を押された.シールまで貼ってある.
写真は撮っていないが,内側には電池が入るような蓋までついてるし,案内の人が「立体に見えない場合は交換します」とか言ってる.ということは,なにか機械でも入ってるんだろうか?
帰ってから3D映画の方式について調べてみたところ,にわか映画ファンの駄目な日常  3D映画の方式について最先端映像技術を使った映画『アバター』を見に行く前に知っておきたい劇場によっての3Dメガネの違いなどがヒット.
ということは,衣山はセンサーと液晶シャッターが入っているXPANDという方式だな.メガネにも書いてあるし.これに対して,USJのターミネーター2:3-DはIMAX3だったのかな?

で,映画の感想なのだが,正直なところ,ちょっと期待値が高すぎたようだ.
3Dなんだけど,USJのアトラクションのように「迫力のある映像が飛び出してくる」というよりは「飛び出す絵本」的な3Dという感じ.
画面に奥行きがあることは確かで,高所恐怖症気味の私は岩山をよじ登るシーンにクラクラしてしまったくらい.
でも,その奥行きがどうも平面的な感じなのだ.表現が難しいのだが,舞台の書き割りを立体的に配置している感じ,とでもいえばいいだろうか.
しかも,メガネが重い&合わない,さらにはピントが極端なシーンがあったりして,ちょっと疲れてしまう.
ネットで検索するとIMAXで見ないとダメという声も多いのだが,そんなに変わるんだろうか.とは言っても愛媛にはIMAXで上映しているところはないしなあ…

で,映画のストーリーの方だが,こちらは最初から期待していなかったので特に感想なし.
『ダンス・ウィズ・ウルブス』だとか『ラスト・サムライ』だとか『ポカホンタス』だとか色々と言われているが,全部未見なので,その点については何とも言えない,ということにしておこう.まあ,「ストーリーを楽しむ映画」ではなく,「映像を楽しむ映画」だろうな,ということで.
しかし,ネット上のニュースによると,『アバター』を見て現実に絶望したという人たちがいるらしい.マジっすか…

コメント (2)

お久しぶりに更新されているのを見て、思わずコメントをw

アバターは私はまだ見てないのですが
よかったという人とそうでもなかった人が本当に別れてて
最後は自分で見ないとわからないんだろうな、とは思ってますw

身近で見た人がいたので聞いてみたら、さいさんと同じような感想でした。
でも放映の方式や眼鏡の仕組みによって見え方が違うのなら
今までの映画みたいにすぐDVDやブルーレイにはなりにくいですね。
地上波放送なんてもってのほか?w


コメントのお返事をするのをすっかり怠けておりました.申し訳ないです.
既にDVD&Bluray版が売られているアバターですが,大阪出張の際にIMAXシアターで見たところ,衣山で見たのとは画面の明るさが段違いでしたよ.3Dメガネも軽かったし.
でも,高いところのクラクラ感は衣山で見た時の方が激しかった気が…


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