2007年02月02日

『マリアのウィンク』視覚デザイン研究所

[ Book]

副題は「聖書の名シーン集」ということで,『ヴィーナスの片思い』『天使のひきだし』『悪魔のダンス』と同じシリーズの本.やっぱり某教員の奥様に貸してもらった.

名画+ヘタウマなマンガ+解説という構成もシリーズ共通.
聖書はちゃんとした形で読んだことはないのだが,紹介されているエピソードの多くはなんとなく知っているものが多い.
おそらく,さまざまな著作物や作品で取り上げられているためなんだろうが,それだけ聖書の影響力が強いということだろう.それに比べると,仏教のエピソードってあんまり知られていないような気がする.

聖書といえば,私が小学生の頃には実家の近所に教会があったので,日曜日の朝はそこに行って紙芝居をみていた.
しかし,その紙芝居の内容は全く覚えていない.おそらく聖書のエピソードの紙芝居だったと思うのだが...

次に聖書といえば,これまた私が小学生の頃の話だが,なぜか夕方にキリスト教をテーマにしたアニメが放映されていた.
調べてみたところ,全部で3シリーズが放映されていたようだが,記憶にあるのはトンデラハウスの大冒険とパソコントラベル探偵団だけ.しかも,記憶の90%が主題歌という体たらく.

しかし,なんといっても聖書といえば,麻城ゆう原作・道原かつみ画の『ノリ・メ・タンゲレ』.
超マイナーなタイムトラベルSF物のマンガだけど名作.
この作品と『帝王の庭』を読んで,麻城ゆうのファンになったんだよなあ.