株主総会の集中日も終わり,3月決算の企業のほとんどは株主総会を終えました.
株主総会の中には当日会場まで足を運んでくれた株主への感謝の意を込めて,お土産を渡してくれる企業もあります.
ということで,今回は県内企業3社の株主総会のお土産を紹介したいと思います.
まずは流通業大手のF社のお土産です.
自社PBの靴下ですね.ちなみに去年は3足だったのですが,今年は2足に減りました.しかし,そのぶんクオリティが高くなっているに違いありません.
続いて県内地銀のI銀行のお土産です.
こちらも昨年に続いて一六本舗の詰め合わせでした.
商品構成は変わっています,どちらも1000円程度ではないかとの声がありました.
最後はホームセンターで有名なD社のお土産です.
D社は観葉植物と商品詰め合わせのどちらかを選択するタイプでしたが,これは見て分かるように商品詰め合わせですね.
これらはすべてD社のPBであり,箱の中には使い勝手などのアンケートも入っていました.株主優待もそうですが,こういう機械を利用して商品の紹介&調査を行う企業には好感が持てるのは私だけでしょうか.
欲を言えば,キャピタルゲインを期待してこの会社の株を持っているわけではないのですが,もう少し株価を上げて含み損を解消してくれれば最高なんですけど...
ボタンが取れたままでほっておいたチノパンが2本もあった.
雨で外出しにくい状況なので,これらのボタンつけに挑戦することにした.
まずは方法の研究.こういうとき,インターネットは便利だ.なるほど,四つ穴のボタンは平行に糸を通すのか,ふむふむ.
次に道具の準備.こういうこともあろうかと,以前100円ショップで裁縫セットを買っておいたのだ.
針に糸を通して...うーん,付属の糸は細すぎて使い物にならない.しかし,糸を買いに行くのもなあ...
そうだ! あれが使えるかもしれない.
ということで,そこら辺を引っ掻き回して,以前買ったままほっておいたタコ糸をゲット.
このタコ糸を針に通して...ダメだ,太すぎて入らん!
うーん,どうすれば...そうか,このタコ糸を分解して....
ということで,1本のタコ糸を分解して,3本の太目の糸をゲット.
コレなら針に通るはず...よし,ちょっとムリヤリだけど通ったぞ.
あとはウェブ上にあるとおりに縫っていけば...ありゃ,いきなり糸止めを作る方向を間違えたぞ.まあ,糸止めがどっちにあってもボタンの機能に問題はないはずだし,そのままGO!
よし完成! 続いて2本目を.
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うーん,なんとか完成したけど,2本目のほうが完成度が低いような気がするな.学習効果がまったく働いてないぞ.まあ,ボタンの機能には問題はなさそうだし,これでいいことにしよう.
ということで,ボタンつけも無事完了.しかし,雨が止んでくれないと外出できない.今日中に本屋に行きたいんだが...
学生さんがフジグランに行ったお土産に買ってきてくれたので,その場に居合わせた教員&学生で飲んでみました.
個人的には「青い炭酸飲料 コーラ風」という感じで,特にオイシイともマズイとも思わなかったのですが,他の人の評判はかなり悪かったです.
味については特に誰も文句を言っていなかったので,おそらく毒々しいまでの青色に問題があるんでしょう.
確かに,あの味で青色にする必然性は全くないしなあ...
あ,後ろにある色つきの六面体は気にしないでください.
第46回江戸川乱歩賞受賞作.
警察がようやく突き止めた爆弾魔のアジトで,犯人と格闘していた謎の男.
警察はその男「鈴木一郎」を爆弾魔の共犯として逮捕し,「鈴木一郎」は精神鑑定にかけられることになるが,そこで判明した意外な事実は...
ザッと眺めたところ,舞台が精神病院っぽい上(これは誤解だった),表紙がホラーっぽかったので,これは怖い話に違いないと思っていたのだが,中身は全然違っていた.
中身は面白いことは面白いのだが,一番インパクトがあったのがタイトルであり,しかもタイトルの由来が少々ムリヤリというのが残念といえば残念.
読了後,なぜか映画の『ダークマン』を思い出してしまった.
あと,この本を読んではじめて知ったのだが,江戸川乱歩賞って,芥川賞や直木賞みたいに既存の作品に与える賞ではなく,書き下ろし長編を募集して選ばれた作品に与える賞だったのね.ということは,新人作家の登竜門みたいな位置づけなんだろうか.
街中に出ていた+考えるのが面倒+新製品=昨日の晩御飯
ということで,食べてみました,マックグラン.正確にはダブルマックグラン.
感想は以下のとおり.
ということで,結論としては「ボリューム&歯ごたえのあるビッグマック」かな.うーん,見たまんまだな.
しかし,ボリュームのことだけ考えると,同じくらいの値段でビッグマック+ハンバーガーが買えるので,そちらのほうがいいかも.
まあ,バンズの歯ごたえが好きな人はこっちを選ぶという感じかな.
大阪出身の作者の青春時代をネタにしたエッセイ.
作者が通っていた高校の特徴(イニシャルがF,学生の要求によって服装自由化,制服ではなく標準服がある等)が自分の出身校に当てはまるので,ネットで調べてみたらまったく別の高校だった.
その検索の際,実家の近所から物語がスタートする小説(『白夜行』)があると知った.評判もいいようなので,今度読んでみることにしよう.
昨日,県民文化会館(だっけ?)の前を自転車で通り過ぎたところ,通常は東側を向いている歩行者用信号が45度ほど回転して北東方向を向いているのを発見した.
トラックか何かがぶつかったのか,それとも誰かがおもしろ半分に動かしたのかはわからないが,歩行者用信号が回転するものだとは思わなかったので,ちょっとビックリした.
それから,大学に着くまでにある歩行者用信号を注意してみてみたところ,(実際にはまだまだ種類があると思われるが)少なくとも二種類のタイプがあった.
一つは上側だけで固定されているタイプで(県文前で回転していたのはこれ),もう一つは上下で固定されているタイプ.
自転車で走りながら,しかも遠目でしか確認できなかったので定かではないが,どちらのタイプも回転可能なように見えた.
考えてみれば,信号がどういう角度で設置されるかはさまざまだから,その角度ごとに固定された信号機を複数種類作るよりも,回転可能で角度調節ができるタイプを1種類作るだけの方が規模の経済性が働きやすいだろうから合理的かもしれない.
かなり以前から積読状態になっていた本.なにしろ海外SFで上下巻,しかも両巻とも400ページ以上というボリュームなので,なかなか手をつけられなかったのだ.
評判自体は非常に高く,ダブルクラウン(ヒューゴー賞とローカス賞というアメリカのSFに与えられる賞を両方受賞した作品に対して与えられるタイトル)にして,本の雑誌 90年代のベスト100の第3位にも選ばれている.
ということで,それなりに期待して読み始めたのだが...
うぉーーーっ,これ,完結してないやん!!
とりあえずの決着はついてるけど,伏線張りまくりでそれがまったく解決してない.
読む前から4部作というのは知ってたけど,これじゃあ全然消化不良.
続編の『ハイペリオンの没落』を読むしかないんだろうけど,また古本屋さんを回るしかないのか...
話自体は各登場人物の物語が結びついていくというグランドホテル形式で,個人的には好きな話の構造なのだが,その肝心の結びつきはどうやら続巻であかされるらしい.おかげで消化不良ぎみ.
なお,巻末の解説によると,この話は色々な作品を知っているともっと楽しめるらしい.でも,そのあたりの知識が不十分な私でもそれなりに楽しめた.
そろそろ帰ろうと思ったのだが,サーバのアップデートをしておこうと思ったのが運の尽きだった.
アップデートが途中で止まってしまい,仕方がないのでサーバを再起動したところ,Apache(=ウェブぺージを提供するためのソフト)がうまく動かなくなった.
エラーメッセージを見ながら,色々とチェックしていったところ,理由はよく分からないが,Apacheのモジュール関係の設定がごそっと消滅していたのが原因らしい.
モジュール自体は残っていたので,それを設定ファイルに全部登録してしまえば動くことは確実なのだろう.
しかし,不必要なモジュールをロードさせるのも問題があるような気もする.
仕方ないので,エラーメッセージが出るたびに必要なモジュールを登録していくというトライ&エラー型の設定をする羽目に...
で,2時間ほど設定をした結果,ようやく普通どおりに動くようになった.
しかし,これも表面上だけで,本当は重要なモジュールがまだ入っていないような気がする.まあ,講義の資料がちゃんとダウンロードできさえすればいいのだけど...
カゴメに続いて,今度はハウス食品から株主優待が届いた.
株主優待制度には「企業にとって負担になる」「優待の代わりに配当を増やすべき」などの批判もあるのだが,こうやって送ってもらえるのは純粋に嬉しいものだ.
でも,株主優待を送ってくれるのがカゴメは年2回なのに,ハウス食品は年1回というのが少々残念.
それに,一緒に送られてくる冊子がカゴメは株主用なのに,ハウス食品は一般にも配布している広報誌.この広報誌は充実していて面白いのだけど,こういうところに個人投資家に対する姿勢の違いが見えるような気がする.
実はハウス食品は,本社が実家の比較的近所にあるので,ハウス食品には親近感をもっている.ということで,もっとがんばってほしい企業である.
ちなみに,株主優待を年2回にしてもらえると,もっと親近感が湧いたりするのですが(笑).
両親が別々の相手と駆け落ちしてしまった双子の中学生と,ひょんなことから双子の親代わりをすることになった泥棒が遭遇する事件の数々を描いた短編集.
# 同じことをついさっきも書いた気もするが,きっと気のせいだろう.
『おれは非情勤』と違って,こちらは最初から大人向けに書かれているためか,普通に面白く,連作短編ならではの双子と主人公の関係の変化も楽しめる.
収録作の中に『ハンドクーラー』という短編があるのだが,読み終わった後,なぜかハンドクーラーが欲しくなってしまった.舞踏会にデビューする予定は今のところないのだが...
ハードボイルドな小学校の非常勤教員(産休とか病気のときの代理の先生ね)が赴任先で遭遇する事件の数々を描いた短編集.
面白いことは面白いんだが,短編集だということを差し引いてもトリックが妙に簡単,というか子供だまし.いや,違うな,子供っぽいというのが正確か.
どういうことだろうと思ったところ,巻末の解説を読んで納得.小学5-6年生の雑誌に掲載されていたのね.
タイトルだけでは何の本かわからないだろうが,表紙を見ればすぐ分かる.タイトルの「ボール」は野球のボールのことで,メジャーリーグにある貧乏球団オークランド・アスレチックスについて書かれた本.
なぜその貧乏球団のことが本になるのかというと,これまでの野球の考え方を大きく覆した選手採用と戦術によって野球革命を起こしつつあるかららしい.
詳しくは本を読んでもらうとして,その基本は「アウトにならないことが最優先」という考え方.打席に限って考えると「アウトにならない=出塁する」なので,出塁率の高い選手を優先して獲得する.
出塁すればいいので,ヒットでなくても四球でもOK.
アウトの確率が高い盗塁やほぼ確実にアウトが発生するバントは行わないので,足の速い選手は必要ない.
その結果,打率が低くて(ただし選球眼は良い)足の遅い選手,つまり,これまで評価されてこなかったために年棒の安い選手がアスレチックスでは必要とされる.
そして,このユニークな選手採用と戦術の結果,アスレチックスは選手の年棒合計に比べると勝率が極端に高いチームとして生まれ変わることになる.
導入にあたってのスカウトやコーチとの衝突が,生産現場に科学的管理法を導入したときの衝突もこんな風だったのだろうかと思えて興味深かった.
導入することで結果を出し,しかもその渦中にいるにもかかわらず,アスレチックスのやり方に未だに半信半疑のコーチや選手がいるというのは,人の考え方を変えることの難しさを現しているのだろう(第12章).
気に入ったパラグラフがあったので引用しておく(125-126)
野球がらみの知性とは,難解な野球データを解説できる能力をさす,という誤解が広まってしまった.ジェイムズの読者の多くは,データが主役ではないことをわかっていなかった.主役は解釈なのだ.地球上の出来事をほんの少しでも把握可能にするような解釈.なのに,肝心な点がいつのまにか見失われてしまった.≪もしかするとわれわれは,大量の数字に麻痺してしまい,そこから得られるかすかな真実を吸収できなくなっているのかもしれない≫
野球のことはほとんどわからないし,特にメジャーリーグになるとさらに分かっていないのだが,それでも面白く読めた.やっぱりマイケル・ルイスの本は基本的に面白いなあ.
ひょんなことから歯医者に行く必要が生じた.
大学に着任して以来,何度か歯医者にはお世話になっているが,常に同じところに通っている.そこを最終的な理由は通勤(通学?)途中にあったからという単純なものだったのだが,後で聞いてみると評判もいいらしい.
今回もそこにお世話になったのだが,以前通ったときに比べると外観が新しくなっていた.まあ,これは通勤途中に何度も見ていたので当たり前なのだが,それ以上の驚きが内部には待っていた.
外観だけでなく,内装もキレイになっていたのだが,そんなことでは驚かない.
驚いたのは,診察台(というのか?)に液晶モニタが装備されていたことだ.しかも,そこではピーコがファッションチェックをしていた.つまり,TVが映っていたのだ.
看護婦さんは「これを見てお待ちください」というのだが,診察台に座って待つ時間なんてほんのわずかだ.そのためにこれだけの設備を投資したのか,しかもNANAO(EIZO)だぞ,このモニタ.もっと有効利用するからタダで譲ってくれないかな...
などと考えているうちに看護婦さんが再びやってきて,写真を撮るので移動してくれという.ひょこひょこと別室に移動してレントゲン撮影をこなし,ふたたびピーコのファッションチェック観賞に戻る.うーん,このおばさん派手だなあ...
などと考えているうちに看護婦さんが三度やってきて,何かを操作.ああっ,ピーコのファッションチェックが消えた!
そして,消えてしまった派手なおばさんの代わりに,モニタにはWindowsのアプリケーションの画面が.なるほど,PCのモニタが本職で,ピーコのファッションチェック,じゃなくてTVを映すのは副業だったのか.しかし,モニタに何を映すんだ,カルテなんか映しても意味が分からんぞ?と思っていたら...
なんとアプリケーション上には,先ほど別室で撮ったレントゲン写真が映ったではないか! おおっ,問題の歯の横にあるオヤシラズまでくっきりと!
などと感動に打ち震えていると,先生がやってきてモニタ上を指し示しながら色々と説明してくれた.そういえば,以前もレントゲン写真を見せてくれながら色々と説明してもらったなあ.
でも液晶モニタを使うほうが明るいしサイズも大きいし,病院側も写真の管理や処分が楽になるからいいよなあ.
などと考えているうちに歯の治療は刻々と進行していった.最後に治療した歯をしばらく噛み締めておいてくださいということで,その間の暇つぶしなのだろう,レントゲン写真は再びTV画面に戻された.なるほど,こういう用途にも使えるわけか.
確かにこれは便利かもしれない.有効活用するから譲ってくれなどと考えた私が愚かでした.このモニタはここで十分に活用されております,このままバックライトが天寿を全うするまでバリバリと映像を映し続けてください,などと殊勝なことを考えながら歯医者を後にした.
しかし,歯を噛み締めて身動きが取れない状態で,ピーコが派手なおばさんのファッションをチェックするのを見せられるのは(しかも至近距離で!),ある意味拷問だったと言えよう.しかも,最後は強烈な性格をしたオバチャン・カルテットだったし...
食後のデザートとして十勝赤ワインキャラメルを食べていたところ,キャラメルではあり得ない固い歯ごたえを感じた.
「もしや異物混入?!」と思いつつ確認してみたところ,キャラメルの中から銀色に輝く物体が出てきた.
何のことはない,歯の詰め物がとれただけだった.
結構大きな詰め物なので,早く歯医者に行って治療してもらわないとまずそうだ...