2006年11月30日

大成ラミックの株主優待2006秋

Lamick2006b_yutai_1.jpg

大成ラミックから株主優待が届いた.
大成ラミックの株主優待は年2回で,私が受け取るのはこれで5回目,秋の優待としては3回目になるわけだが,今回の優待は今までとちょっと傾向が違っているように思える.

今回の内容だが,これまで確実に入っていた蕎麦やうどん,そして麺つゆや和風だしの類が入っておらず,ラーメン2種類が2人前ずつ,フリーズドライの雑炊が3種類,酢味噌,豆乳スープ,甘酢あん&チリソース,まぜご飯の素4種類,となっている.

この中でおなじみの製品としては,

Lamick2006b_yutai_2.jpg

この生ラーメンがある.
これまで何度かラーメンをもらっているが,実は全て食べ尽くしたことが一度もなかったりする.
というのも,ここの優待はパック物や乾物で長持ちする物が多いので食べるのをつい忘れてしまうのだ.
しかし,このラーメンだけは生ものなので,気が付いたときにはカピカピに乾燥していたり,元の色が想像できないくらい変色してしまっているのだ.
今回こそは速攻で全部食べてしまおう.

で,今回新しく入っているものの中で注目したいのが,まぜご飯の素.
今までの炊き込みご飯の素の代わりなのだろうが,炊き込みご飯の素だと炊飯器の中が全部同じ味になってしまうので,一人暮らしの身ではなかなか炊けなかった.
しかし,このまぜご飯の素は炊き上がりのご飯にまぜるタイプ.

Lamick2006b_yutai_3.jpg

まず炊飯器に白米を限界いっぱいまで炊いておき,その後で分量ごとに分けてから,それぞれ違う素を混ぜて食べることができるので,ご飯を炊くのは一度で済む.
とはいえ,まぜご飯の素1袋で2-3人前ができる.必要になるご飯の量が500グラムというから,量的には冷凍食品のチャーハンなどと同じだな.
うーん,一回で食べきるのはちょっとツライかも.

投稿者 saihide : 01:09

2006年11月29日

すき家 松山問屋町店(牛丼?)

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先日の夜のこと.その日の仕事をようやく終えて,そろそろ帰ることにした.
帰りにスーパーで買い物をするか,それとも外食して帰るか,さてどうしよう?と悩んでいたところ,問屋町にすき家がオープンしてたことを思い出した.
実家のある大阪や出張先ではしょっちゅう見かけていたが,松山ではこの店舗が初出店.
さらに私自身も実はすき家には行ったことがなかったりする.
うーむ,これは行っておかねばなるまい.
ということで行ってきた.

この松山問屋町店はドライブスルーを併設している店舗なのだが,今回は普通に店内で食べることに.

店内はこんな感じ.

Sukiya_2.jpg

今回はカウンター席に座ったのだが,この向かい側はカウンター席ではなく,衝立になっていて,その向こうにはテーブル席がある模様.
そういうのを考えると,カウンター席よりもテーブル席のほうが多いようだ.

すぐさま店員さんが注文を聞きに来たが,どういう料理があるか分からないので,後でもう一度来てもらうことにして,じっくりとメニューを読んでみた.
メインは牛丼らしく,牛丼+αのバリエーション・メニューがかなり多い.
しかし,牛丼だけでなく,その他の丼も種類が豊富で(マグロ丼まであったりする),さらには食後のコーヒーやデザートまで揃っている.
ふーむ,すき家って牛丼屋だと思ってたけど,もしかして小型の和風ファミレスに近いのかな?

色々検討した結果,牛丼も食べたいし,それ以外の料理も試してみたいということで,牛丼+麻婆茄子の麻婆茄子牛丼のセットを注文した.
注文を聞いた店員さんは,端末を操作して,厨房のほうに「注文入りました!」的な掛け声を出しただけ.注文の内容については何も言わなかったので,あの端末から無線で厨房に注文内容が伝達されているのだろう.やっぱりファミレスっぽいな.

で,しばらく待って出てきたのがコレ.

Sukiya_3.jpg

あれ,牛丼部分が全然入ってないぞ? これって麻婆茄子牛丼じゃなくて,単なる麻婆茄子丼なのでは...
伝票を確認してみると,確かに麻婆茄子丼セットになっている.うーん,ちゃんと注文したつもりだったけど,伝わらなかったのかなあ.
まあいいや.作り直してもらうほどのものでもないしな.

ということで,この麻婆茄子丼セットだが,麻婆茄子丼に加えて,みそ汁と漬物が付いている.麻婆茄子丼の並盛単品だと380円で,みそ汁単品が70円,漬物が50円で,全部バラで注文すると500円のところ,セットだと450円になる.漬物の分だけお得ということだな.

で,メインの麻婆茄子丼だが,

Sukiya_4.jpg

辛い.
かなり辛い.
唐辛子辛いのか,それとも最後の仕上げにかけられている山椒が辛いのかは分からないが,辛いのが苦手な人は避けたほうが賢明なくらいに辛かった.

あれだけ辛ければ,きっと評判になっているに違いない!と思ってネットを色々検索してみたのだが,あまり辛くないとの意見の方が多かった.
ということは,あの辛さは作るのにまだ慣れてなくて山椒をかけ過ぎたせいか?

まあ,辛さの問題はともかく,あの量と味で380円なら,それなりに満足できるかな.セットのみそ汁と漬物には特筆すべきことはなかったので,次に食べるときは単品にして大盛りかな.

で,会計だが,これもカウンター越しではなく,別の場所にあるレジまで伝票を持っていって精算.やっぱりファミレスっぽいなあ.

投稿者 saihide : 00:29

2006年11月28日

カゴメの株主優待2006秋

Kagome2006b_yutai.jpg

カゴメの株主優待が届いた.
カゴメの株主優待は年2回,春と秋に届くのだが,春は飲み物中心,秋は食べ物中心というパターンがある.
春に届いた前回の優待は飲み物中心で,今回の秋の優待はやっぱり食べ物中心.でも,昨年の秋の優待と比べると,素材系が多いかな.

素材系その1は完熟カットトマト&ソテードオニオンで,名前のとおりトマトと炒めた玉葱の缶詰.
トマトベースの料理全般に使えそうだが,缶に印刷されている調理例はミネストローネ.でも,野菜を色々そろえて細かく切ったりしないといけないので,けっこう面倒くさそう.これはトマトソース作りか,煮込み料理に使おう.

素材系その2はミネストローネ用ベース
またミネストローネか!と思わなくもなかったが,こちらには細かく切った野菜などが既に入っているので,キャベツとベーコンを加えるだけでミネストローネができるそうだ.えらく簡単だな.

カゴメといえば,最近になって松山のスーパーにもラブレが並ぶようになったのだが,どうせならコレを入れてほしかったなあ.

投稿者 saihide : 20:59

2006年11月27日

ちょっとだけSoftBank

Voda2SB.jpg

先日のこと.そろそろ起きなければ!と思いつつも布団の誘惑から逃れられずにいたところ,そろそろプリペイド携帯に料金をチャージしないといけないのを思い出した.

以前に書いたが,用事がない限り自分からは電話もメールもしない私にとって,月々1000円程度で維持できるsoftbank(元Vodafone)のプリペイド携帯は非常にお得.
しかし問題もある.3ヵ月ごとのチャージを忘れるとメールアドレスが変わってしまうのだ.

そのために,これも以前に書いたがGmailで転送用のアドレスを作った.これならアドレスが変わっても私のほうで転送先を変えるだけで済むわけだ.
なので,口頭で教える場合にはGmailの方を登録してもらっているのだが,私が送ったメールでアドレス登録している人はVodafoneのアドレスで登録しているっぽい.

ということで,アドレスが変わると色々ややこしいことにあまり違いはない.
期限内にチャージしておかねばと,携帯を確認したところ,メールが届いていた.
ありゃ,既に期限切れだったか...

仕方ないのでチャージを済ませ,メールサービスを申し込んで,ランダムな英数字の羅列のアドレスを新たに取得.
その後,PC経由でアドレス変更の手続きを行ったのだが,そこで発見.
新たにメールアドレスを取得すると,VodafoneじゃなくてSoftBankになるんだな.
そうか,私もついにSoftBankユーザーか.まさに予想外だな.

と思っていたら,アドレス変更欄に「前のアドレス」というのがあって,それを選ぶと以前のアドレス(=Vodafoneのアドレス)のままのようだ.
この選択肢,以前はなかったと思うのだが,これってSoftBankになってからできたのかな?
まあ,それまで使っていたアドレスを使えないという以前のシステムの方が根本的に間違っていたのであって,できて当たり前のことではあるんだけど,これってSoftBankになってからの数少ない改善なのかも.
そんなことを考えつつ,以前のアドレスに変更し,数分間だけのSoftBankのアドレスに別れを告げたのだった.

投稿者 saihide : 21:51

2006年11月26日

GEOの株主優待 2006冬

geo2006b_yutai.jpg

GEOの株主優待が届いた.
今年から届くようになったのだが(GEOの株主優待は年2回),GEOの株主優待はカードで,これを使うとレンタル料金が半額になる.さらにお金と同じように使えるゲオポイント1000点(=1000円分)も付いているという,かなり お得な優待.

まあ,近所のGEOのレンタル店があればの話なのだが...

そう,以前も書いたが,GEOは松山市内にレンタル店を持っておらず,最も近い店は今治鳥生店.
いくら半額で借りることができるといっても,今治までの往復に必要なコストを考えると,さすがに今治でレンタルするというのは非現実的.

なので,前回は今治まで行ったついでに登録だけしておいて,ゲオポイント1000点分を獲得するにとどめておいた.
それから約4ヶ月,相変わらず松山にはGEOのレンタル店が存在していないので,相変わらず使えない株主優待ではある.

たまたま月末に今治まで行く用事があるので,そのついでに登録しておいて,ゲオポイントだけでも貯めておくか.
と思ったのだが,ふと有効期限が気になった.同封されていた説明書を読んでみたところ,ゲオポイントの有効期限は最終利用日から3ヵ月後だという.
前回が7月末だから...
前回獲得した1000円分のポイントは既に無効になってるじゃないか!
ううっ,1000円分をドブに捨ててしまったも同じだ.モッタイナイ...

となると,現時点で特に利用する予定がない以上,ギリギリまで登録を先延ばしにしておいて,次回の株主優待が届く3ヶ月前以内に登録して,引き続き新しい株主優待を登録して2000円分のゲオポイントを貯めた方が得策なのか?
それとも,NintendoDSのハードを持ってない状態で,ゲオポイントを使ってソフトだけでも買っておく方がいいのだろうか?

投稿者 saihide : 20:30

2006年11月25日

ダイキの株主通信

Daiki2DCMJ_1.jpg

先日,自宅に戻ってみると,郵便が届いていた.
封筒を確認すると,「ダイキ株式会社」からのようだ.
ああ,ダイキの中間報告か...
えっ,ダイキは経営統合したので,ダイキからの報告は前回が最後じゃないのか?

封筒の社名はダイキのままだが,中に入っている書類は新会社であるDCMJapanになっているのかと思ったのだが,中身はダイキのこれまでの歴史や大阪にあるダイキの店などが紹介されているので,DCMJapanで共通というわけではないようだ.

もしかして,経営統合後も元の会社ごとに報告が届くのだろうか?
でも,それだと経営統合によるコスト削減効果が発揮できないな.
しかし,ホームセンターという業態の性質上,地域に密着した方がいいだろうから,仕入れなどは統合すて,販売やIRは地域ごとにやるのか? いやいや,販売はともかく,株主がその地域在住とは限らない以上,IRは地域ごとにやる意義はあんまりないよな.

などと考えていたら,最後のページに

Daiki2DCMJ_2.jpg

とあった.きっと読めないと思うが,ダイキからの報告は今回が最後で,次回からはDCMJapanホールディングスからになるとのこと.
どうやら,経営統合してDCMJapanがスタートした日付は平成18年の9/1だが,平成18年の4/1から8/31まではダイキだったので,今回の中間報告はDCMJapanではなくダイキから送られてきたということのようだ.

で,そもそもダイキの株を買ったのは地元企業だからで,それにプラスして株主優待があったため.
しかし経営統合の結果,地元企業でなくなってしまったため,株を持ち続ける意義はあまりなくなってしまった.
残る理由は株主優待になるわけだが,来年2月末時点の株主に対しては選べるタイプの株主優待を実施することが発表されている.
じゃがいも10キロ,名古屋コーチンを使った炊き込みご飯の素,ハウスみかん,カレー詰め合わせの4種類から選べる.
うーん,この中だったら,じゃがいも10キロかカレーのどちらかかなあ.でも,じゃがいも10キロってどれくらいで使いきれるんだ?

投稿者 saihide : 09:42

2006年11月24日

ラーメン大盛り@周平

松山のラーメン通の間で高い評価を受けている周平
前回行ったときは,基本のラーメンではなく,大盛りどころか特盛りにしても値段が一緒なつけ麺を食べたのだが,今回は基本のラーメン=周平ラーメンをたべてみた.
しかし,普通のラーメンを食べるだけでは面白くない.
前回見かけた巨大どんぶり鉢,あれはラーメン大盛り用だと学生さんが教えてくれたので,今回はラーメン大盛りにしてみた.

で,出てきたのがコレ.

Syuhei_Oomori_1.jpg

何も考えずに割り箸を置くと,丼の中に落ちてしまうほどの直径.デカイ.
深さもかなりある.

Syuhei_Oomori_2.jpg

実際には底から三分の二弱くらいまでしか入っていないのだが,それでもかなりの量になる.
話によると,通常盛りの2倍の量の麺が入っているらしい.

で,中身について.つけ麺の麺はパスタのように見える極太縮れ麺だったのだが,

Syuhei_Oomori_3.jpg

こちらは普通の太さの麺だった.つけ麺と通常のラーメンで種類を使い分けているようだ.
それでも,つけ麺の麺ほどではないにしても,けっこうな歯応えがあった.

スープについては,色を見て分かるように醤油味.
使っている醤油はこだわりの醤油らしいのだが,それ以上に特徴的なのがホタテの風味.仕上げに油をけっこう入れていたのだが,それを「ホタテ」と呼んでいたところからすると,あの油にホタテを仕込んでいるようだ.
また,スープを飲んでみると,イリコなど魚介類でとった出汁がよく利いている.この手の味が好きな人にはたまらないだろう.
なお,麺の上に載っているチャーシューは,前回同様,直前にコンロで炙っていた.

で,味についてなのだが,十分美味しいとは思うのだけど,通常で700円,大盛りだと900円になる.
これに対して,つけ麺だったら大盛りにしても680円,味もかなり美味しいので,コストパフォーマンスを考えると,つけ麺の方に軍配が上がるかなあ.

あと,基本的に出されたものは全部食べる(負けない限り),ラーメンならばスープを全部飲み干す,というのが私の基本路線なわけだが,

Syuhei_Oomori_4.jpg

このようにスープを全部飲み干すと,かなりの量の水分を摂ることになる.麺自体も多いのだが,この大量のスープを飲み干すというのは,ある意味,苦行だった.
まあ,大盛りを食べたからといって,スープを全部飲み干す人は少数派であって,それも義務ではないので,苦しくなる前に飲むのをやめればいいだけの話ではあるのだが.

投稿者 saihide : 21:25

とか思った(BlogPet)

さいたちが、砥部でみかん狩りなどを関係しなかったのだが,その関係でか,雨が,その関係でか,みかん狩りに誘われた
この間,風邪を引いて大ダメージを引いて大ダメージを喰らってしまったため,予防を兼ねてしまったため,予防を兼ねてビタミンCを摂るためにみかん狩りに誘われた..
とか思った?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 11:29

2006年11月23日

『銃とチョコレート』乙一

富豪の家から宝物を盗み,カードを残して去っていく怪盗「ゴディバ」と,それを追う名探偵「ロイズ」.
そのロイズにあこがれる少年「リンツ」は,父の遺した聖書からゴディバと関係がありそうな地図を見つける.
リンツはロイズに地図のことを連絡し,それに応えてロイズがリンツの住む街にやってきた...

乙一の新作,というか,買ったときはまだ新作だったのだが,しばらく積読状態のまま放置されていた.
講談社のミステリーランドという少年少女向けのレーベルから出版されている本なので,基本的には児童文学,というのとはちょっと違うか,まあ,ポプラ社の怪人20面相シリーズみたいな感じの位置づけ.なので,文章も小学生向けで,漢字もあまり使われていない.
しかし,この作品,小学生に読ませていいのか?

この本,装丁がかなり凝っているのだが,全体的に不気味で,挿絵にいたっては小学生が見ると夢の中でうなされる可能性も無きにしも非ずなくらい.
小学生向けの本でこの装丁はどうなんだ?と思いつつ読み始めたのだが,冒頭こそ小学生向けの探偵物,あるいは世界名作劇場的な展開なのだが,途中からは...
話の展開もさることながら,ところどころで出てくる移民問題や差別感情,国家システムの話などなど,「いや,それは小学生が読んでも,よく分からないだろう?」的なことが結構出てくる.
なるほど,この本の内容なら,この装丁でもいいかもしれんな.


で,読み終わっての感想だが,かなり面白かった.
冒頭で「小学生に読ませていいのか?」と書いたが,いろいろと紆余曲折があり,世界の邪悪さに触れつつも,最後には世界に希望を持たせてキッチリときれいにまとめられている.
そういう意味では,これくらいの邪悪さや複雑さを含んだ本を小学生のうちから読ませていたほうが,その子のためになるのかもしれない.
ということで,小学生(ただし高学年くらい?)にもオススメだし,大人でも十分楽しめる作品だろう.


・おまけ
このミステリーランドだが,今後予定されている作家の中に上遠野公平の名前があった.
このレーベルで,いったいどういう話を書くんだろう.かなり楽しみだ.

投稿者 saihide : 10:31

2006年11月22日

明星苑@千舟町(中華)

MyoujouChifune_1.jpg

けっこう前だけど,やたらと寒かった夜のこと.
街中に用事があったのだが,その前に腹ごしらえをしておきたかったので,適当な店を物色することに.
そのとき,萱町の明星苑で移転前の店は千舟町にあったのでは?と間違って聞いたけど,その理由の確認がまだだったことを思い出した.
確か,千舟町通りにある中華料理屋が「明星苑」だと思ったのだが...

うん,やっぱりそう,この店も明星苑って名前だ.この店と勘違いしたんだな.
ついでなので,この店でご飯を食べることにしよう.

店内の写真は取れなかったのだが,長細い店.
ただし奥のほうには座敷もあった.ちょっと不思議な構造だな.

「この店は餡かけ系が美味しい」というのをどこかで見かけた気がしたので,餡かけ系の料理にすることに.
うーん,定番の中華丼かなあ.
おや,チャンポンと長崎チャンポンの2種類がメニューに載ってるぞ?
普通のチャンポンの方は「あんかけ」と書いてあるし,これにしてみようか.
ということで,「チャンポン」を頼んで,しばらく待つ.
出てきたのはコレ.

MyoujouChifune_2.jpg

この写真では分かりにくいがかなりのボリュームがある.
箸を入れてみて,さらに驚いた.
丼の中いっぱいに麺が入っているのだ.
これ,かなりの量じゃないか?

とにかく麺と餡を混ぜ混ぜしてから食べることに.

MyoujouChifune_3.jpg

中身はこんな感じ.
中華丼のスープが多くして,ご飯を麺にしたような感じというのが一番近いだろうか.
でも,中華丼には太もやしは入ってないか.
味のベースはやっぱり中華丼っぽいのだが,麺,野菜,餡の食感がそれぞれ違っていて,なかなか美味しい.
しかし,量が多いな.大盛りにしてもらってたら,とんでもないことになっていたかもしれん.

MyoujouChifune_4.jpg

そんなこんなで何とか完食.
量が多い上,餡かけのせいでなかなか冷めないため,食べ終わるころにはかなり汗だくになってしまった.店に入った時には身体がかなり冷えてたんだけどなあ.

で,せっせと食べている最中に,店の人が「どうぞ」と大学イモを持ってきてくれた.たまたまのサービスなのか,それとも常に付いているのかは分からなかったが,もらって損をしないものは頂く主義なので,ありがたくもらった.
さらに,今度はフルーツが.これもサービスなのか,あるいは,常に付いているものなのか?
さらにさらに,なぞの液体が!

MyoujouChifune_5.jpg

大学イモもフルーツ(梨だった)も分かるんだけど,この液体は何なんだ?
どうやら大学イモに関係するらしいんだが,どうやって使うんだ?
実は大学イモは手づかみで食べるのが本場流で,その指をきれいにするためのフィンガーボールなのか?
あるいは,大学イモの甘さが気になる人は,この液体で糖分を落としてから食べろということなのか?

と,頭をハテナでいっぱいにしつつ,大学イモも梨も美味しくいただいて,お勘定.
これだけ食べて500円しかかからなかった.うーん,大学イモと梨がなくても,この値段であのボリュームと味なら,かなり満足度が高いな.
また寒くなったら食べに来よう.

投稿者 saihide : 00:50

2006年11月21日

『風に舞いあがるビニールシート』森絵都

短編集の紹介は毎回苦しむので,出版社による紹介文を引用しよう.

愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、今日も思っている。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。

うーん,二つめの文はそのとおりだけど,最初の文は表題作にしか当てはまらないんじゃないか?
ともかく,『まほろ駅前多田便利軒』とともに第135回直木賞を受賞した作品で,これも卒業生にして同僚な人が貸してくれた本.
全部で6つの短編が収められているのだが,共通するテーマは「価値観」になるのかなあ.

最初の「器を探して」は元々パティシエを目指していた女性がいつのまにか天才パティシエの秘書になって振り回される話なのだが,価値観というか仕事観に関する話で,なかなか面白かった.
最後の1ページを読むまでは.
この最後の1ページで「ああっ,ダメなタイプかも...」と期待値が大幅にダウン.

その状態で2本目の「犬の散歩」を読む.私がこの短編集のテーマだと思った「価値観」が一番ストレートに出ている話で,これはオチも面白かった.
しかし,よく考えてみると,妻が犬の餌代のためにスナックで働くのを認める夫ってどうなんだ?

で,3本目の「守護神」.大学が舞台になっているということもあるのだろうが,個人的にはコレが一番好き.
いやぁ,読み始めたときにはこういう展開をする話だとは想像もつかなかった.笑えたし,最後はちゃんと〆てくれていて,とても面白かった.

4本目の「鐘の音」は仏像修復師についての話で,コミカルだった「守護神」と打って変わってシリアスな話.
しかし,コミカルなものからシリアスなものまで,多芸な作家だな.

5本目の「ジェネレーションX」は「守護神」と同じようなコミカルな話.ネットで書評を検索してみるとこの作品を好きな人が多かったけど,個人的には「守護神」の方が好きかな.

そして表題作の「風に舞いあがるビニールシート」.
難民支援の国際機関に所属する女性と現場を渡り歩く男性を描いた作品で,これが最も評価が高い作品だと思う.
しかし,作中の時系列が現在−過去−現在になっていて,最初の現在のパートを読んだ時点で話の筋がだいたい読めてしまうため,オチや展開の意外性を期待して本を読む私にはイマイチだった.

全体的によくできていて,同じ直木賞受賞作でも『まほろ駅前多田便利軒』よりは,こちらの方が好み.でも,その大部分は「守護神」によるもの.
でも,同じ直木賞候補だった伊坂幸太郎の『砂漠』の方が面白かったかな.

投稿者 saihide : 03:06

2006年11月20日

『マンガ ギリシア神話 全8巻』里中満智子

以前読んだ『ヴィーナスの片思い』と同じくギリシャ神話の本で,やっぱり『ヴィーナスの片思い』と同じく某教員の奥様に貸してもらった本.
ただ,『ヴィーナスの片思い』と違っているのは,こちらはマンガだということ.

書かれている内容はほとんど一緒なのだが,マンガのほうが頭に入りやすいかもしれないかも.

ただ,マンガだとイラスト(特に顔の)で登場人物の区別をつけないといけないので,この作品のように山のように登場人物(登場神物?)が出てくると,顔の区別が苦手な私には少々つらかったのも事実.
特にハデス(冥界の支配神)はゼウスやポセイドンと同じ3主神のくせに,メインをはる話がペルセポネの略奪婚くらいなので,他の話で時々出てきても「こいつは誰だ?」と混乱させられた.

あと,イラスト+文字で構成されていた『ヴィーナスの片思い』は1冊,それに対してこの『マンガ ギリシア神話』は8冊.

GreekMyth.jpg

並べてみると,分量はこれくらい違う.
まあ,『ヴィーナスの片思い』は基本的にはあらすじだけだったからなあ.

投稿者 saihide : 21:25

2006年11月19日

サークルKサンクスの株主優待2006

CircleK_2006_yutai_1.jpg

めっきり寒くなってきた昨今だが,そろそろ中間配当と株主優待が届き始める時期.
ということで,今回は新たに買ってみたサークルKサンクスの株主優待をご紹介.
コンビニ業界の中では苦戦している部類に属する会社なわけだが,なぜサークルKサンクスの株を買ったのかというと...
はい,すみません,株主優待に目が眩みました.
おかげで含み損が絶賛発生中なわけだが,そんなサークルKサンクスの株主優待は「株主様ご優待カード」を年2回.

カードといっても,サンマルクのように何回も使えるタイプではなく,1回使いきりなので金券と考えたほうがいいだろう.
株式数によってもらえるカードの枚数は変わるが,私のところに届いたのは500円相当のカードが2枚だ.
そもそも私はあまりコンビニで買い物をしないのだが,買い物をするとしても昼ごはんにパンやおにぎりをいくつかとかなので,500円以上の買い物をした記憶がほとんどない.
気になったので,家計簿をチェックしてみたところ,松山に来てから丸6年,サンクスを利用したのは全部で58回,そのうち500円以上の買い物をしたのは4回だけだった(ちなみに平均利用価格は302円).
うーん,いつもの利用方法だとお釣りの分だけ損をしてしまうな.
と思って裏面の注意書きを読んでみたら,買い物金額が500円未満の場合はお釣りをくれるそうだ.

あと,今回の株主優待と配当には中間報告の冊子が同封されていたのだが,これが結構分かりやすくてよかった.
他のコンビニとの売り上げや店舗数の比較など,自社にはあまり有利でないデータも開示しているのには好感が持てる.
それと,意外だったのはコレ.

CircleK_2006_yutai_2.jpg

サークルKサンクスが出店している都道府県と店舗数の図があったのだが,これによると山陰と九州の北部と中部には出店していないようだ.
あと,他の都道府県に比べて,愛媛県にはサークルKサンクスが多いというのも分かる.広島や岡山よりも多いというのは,向こうにはポプラがあるからだろうか.

投稿者 saihide : 20:22

2006年11月18日

みかん狩り

この間,風邪を引いて大ダメージを喰らってしまったため,予防を兼ねてビタミンCを摂るためにみかんを食べるようにしている今日この頃.
先日も地元出身の同僚にみかんをもらったのだが,その関係でか,みかん狩りに誘われた.
みかん狩りなんて,小学校低学年のときに遠足で行って以来のこと.
天候が少々不安だったのだが,雨が降らないうちに狩り尽くすべく,砥部の方まで行ってきた.

当初はみかん山のふもとまで車で行き,そこからは徒歩の予定だったのだが,行けるところまで車で行ってしまうことに.後から考えると,この変更が大正解だった.

車一台通るのがギリギリなくらい細い坂道を登っていき,お目当てのみかんの樹のすぐ近くまで.
そこで待っていてくれたみかん畑の持ち主から道具一式を借りて,さっそく狩りまくることに.

MikanGari_1.jpg

両手に軍手をはめ,微妙に湾曲したハサミを手に,みかんの樹に挑む.
ちなみに首からは収穫したみかんを入れるためのプラスチック製の籠をぶら下げていた.

説明によると,商品として流通させる場合には,傷がつかないようにヘタ(星というのが正しいのか?)のところに枝が残らないように,まずはヘタに枝が少し残った状態でハサミを入れて切り離し,それからヘタに枝が残らないようにもう一度ハサミで切るとのこと.
試しにその方法でやってみたのだが,結構難しく,市場に流通しているみかんのようにきれいな星にはならない.
今回は自分たちで食べる分なので,それほど気にしなくてもいいだろうとのことなので,ハサミは一度で済ますことに.

小学校の遠足でやったときは平地で背の低い樹だったような気がするのだが,今回はかなりの斜面で足場が悪く,しかも背が高いので,かなり取りにくい場所に実がなっていたりする.
比較的取りやすい場所から始めたのだが,しばらくすると,

MikanGari_2.jpg

こんな感じで枝を掻き分けていかないと取れなくなってくる.
それでも,あちこちを枝に引っ掛けながら,せっせと収穫にいそしむ.
取りにくい場所の実を無理な体勢で切ったりすると,みかんを取り落としてしまったりするわけだが,一度落としてしまったみかんは,みかん山を転がり落ちていく.
なるほど,みかん山の脇の道路を通ると,時々みかんが転がっていたりするけど,あれの何分の一かはこうやって落とされたものが道路まで転がってきたんだな.

ちょっと疲れてきたので小休止.

MikanGari_3.jpg

この樹は自家消費用で,市場に出回るのよりも良い実がなっていたらしいのだが,それに加えて自分の手で収穫したということで,とても美味しかった.

休憩を終えて,狩りを再開.
そうこうするうちに,取れそうなところは大体取り尽くしてしまった.残るのは樹の上のほうになっていたり,足場が悪いところばかり.
さて,どうしよう?と悩んでいたところ,本職の方々が手伝ってくれた.

MikanGari_4.jpg

正面に写っている小柄な方が,この道一筋60年,「みかん狩り界の至宝」とも呼ばれる名人.

「もう少し右足に重心を移して!」

今回は脚立を使って収穫する若手の指導に集中していたため,「神業」の域にまで達した名人の熟練のハサミ捌きを見ることはできなかった.残念なことである.
(本当は,同僚のお子さん(2歳),みかん狩りは初体験で,まだハサミは使えません)

ということで,本職の方々に最後は任せてしまったのだが,取りにくいものばかり残っていたにもかかわらず,あっという間に取り尽くしてしまった.さすがだ.

で,最終的にはこんな感じに.

MikanGari_5.jpg

1枚目の写真と見比べてもらえば分かると思うが,オレンジ色が残っているのは中央部の上の方だけ.ここまでやれば,「狩り尽くした」と言っていいだろう.

ちなみに,1本の樹から収穫できたのは,

MikanGari_6.jpg

これくらいの箱で4箱.
風通しのいい涼しいところに置いておけば正月まで大丈夫とのことで,一箱もらって帰ってきた.
しかし,こんなに大量のみかん,正月までに食べ切れるんだろうか...

投稿者 saihide : 22:40

2006年11月17日

きのうグラハムが(BlogPet)

きのうグラハムが、見覚えとか経過するつもりだった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 11:19

『ブラック・ダリア』ジェイムズ・エルロイ

1947年,若い女性の惨殺死体がLA市内で発見された.被害者がいつも黒ずくめだったことから「ブラック・ダリア」と呼ばれるようになった事件を,「ファイア&アイス」の異名を持つ刑事2人組が追いかけるのだが...

卒業生にして同僚な人が貸してくれた本で,最近になって公開された映画の原作.
私は読んだことはなかったのだが,作者のエルロイは暗黒小説(犯罪などの世界の暗黒面を描いた,暗くて救いのない小説のことらしい)の大家で,この本も「暗黒のLA4部作」の第1作だそうだ.

題材になっている「ブラック・ダリア事件」は実際にあった事件で,現実には既に迷宮入りしており真相は不明.
それを反映して,作中でも犯人は捕まらないのだが,犯人&真相は明らかになっている.
犯人が分かっているのにどうして捕まらないんだ?というのもストーリーの重要な箇所になっている.

そのストーリーなのだが,真相にたどりつくまでが異常に長くて複雑.
文庫版で570ページくらいの大作なのだが,真相に近づいたと思ったら行き止まりで,また新しい道に進んだと思ったらやっぱり行き止まり.
だと思ったら,やっぱり前の道がつながっていたり,登場人物を描くための本筋に関係ないエピソードだと思っていたら,これが実は重要だったりと,話が非常に複雑.

その分,それらのエピソードがすべてつながった時には「おおっ!」という感じなのだが,そこからさらに...
と,最後まで息を抜けないストーリー展開で,非常に面白かった.

ただ,一つ問題も.1940年代のLAが舞台ということで,当時の風俗や状況,さらには地名や人名などの固有名詞などがたくさん出てくるのだが,それらについての知識が私にはほとんどないので,そのあたりが少々とっつきにくかった.
そのあたりの知識があると,もっと楽しめたんだろうな.

投稿者 saihide : 01:46

2006年11月16日

『オロロ畑でつかまえて』荻原浩

東北の奥地にあり,過疎に悩む「牛穴村」.起死回生の策として,東京の広告代理店に村おこしを依頼するのだが,それを引き受けたのが倒産寸前の弱小広告代理店で...

卒業生にして同僚な人が貸してくれた本.
最近よく名前を聞く荻原浩のデビュー作なのだが,この作者の本は今まで読んだことがなかった.

私の中で荻原浩といえば,アルツハイマー症で記憶を徐々に無くしていくサラリーマンを描いた『明日の記憶』の作者であり(未読だし映画も見てないけど),シリアスな本を書く人というイメージ.
でも,この本は完全なユーモア小説で,まったくシリアスではなかった.いや,「過疎に悩む農村の村おこし」という題材自体はシリアスか.

読んだ感想だが,手堅くまとまっていて楽しめることは楽しめるのだが,意外性という点で少々物足りなさがあった.
最後の○○○○が○○○○○だというのはビックリしたけど,登場人物がステレオタイプというかなんというか.


・おまけ
作中に出てくる石井社長って,『オレたちひょうきん族』に出ていた石井光三社長がモデルなんだろうなあ.
最近見てないけど,ちょっと懐かしかった.

投稿者 saihide : 00:16

2006年11月15日

日替わり定食@はいから亭

HaikaraHigawari_1.jpg

先日,人生初の敗北を喫したわけだが,このまま引き下がってしまっては,残りの人生を負け犬として過ごさなければならない.
そんな人生に耐えられるのか?!

ということで,かつての自分を取り戻すべく,はいから亭の扉を再び叩いた.

とはいえ,いきなりリベンジ戦を挑むというのは,いささか無謀.
リハビリを兼ねて,まずは格下の相手と対戦するべきだろう.
ということで,復帰第一戦は「日替わり定食」のライス普通盛りにしてみた.

この日の日替わり定食は黒板を見て分かるように,

・クリームコロッケ
・ミンチカツ
・鳥皮
・魚フライ

の4品.

具体的には,

HaikaraHigawari_2.jpg

こんな感じになっている.
右側から,鳥皮,付け合わせのスパゲティー(カレー味),魚フライ,ミンチカツ&クリームコロッケのトマトソースがけ.
相変わらず大量のスパゲティーだが(魚フライの下側にもスパゲティーがある),思った以上に鳥皮が多いな.

で,ご飯.今回は普通盛り.

HaikaraHigawari_3.jpg

ちなみに大盛りはこんな感じ.

Haikaratei_5.jpg

角度が違うので分かりにくいかもしれないが,ご飯大盛りの量が普通盛りの2.5倍くらいというのが誇張でないことが分かってもらえるだろうか.

これぐらいのご飯の量だったら楽勝だな!
と思ったが,前回の最大の敗因が「慢心」であったことを思い出し,気を引き締めて食べ始めた.



ご飯の量的には大丈夫なんだけど,おかずだけでも結構くるなあ.
まさか,日替わり定食の普通盛りでさえ完食できないほど落ちぶれてしまったのか?



なんとか完食.
うーん,普通盛りでもちょっとツライかもしれん.
この調子では大盛りを完食するまでには,まだまだリハビリが必要なようだ.
まあ,値段の割には美味しいし量も豊富(というか豊富すぎるのが問題なくらい)なので,コストパフォーマンス的には抜群なんだけど,摂取カロリー的にも抜群だからなあ.

投稿者 saihide : 01:27

2006年11月14日

『去年ルノアールで』せきしろ

喫茶室ルノアールに毎日通う著者が,ルノアールで出会う人や出来事を起点にして妄想を加速させていくエッセイ集.

卒業生にして同僚な人が貸してくれた本.
妄想暴走系の面白エッセイなので,系統としては乙一の『小生日記』穂村弘の『世界音痴』と同じなのだろうが,暗黒度というかネガティブ度が圧倒的に低いので,こちらの方が一般受けするかな.

舞台になっているのがルノアールという喫茶店で,そういう喫茶店チェーンがあることは知識としては知っていたのだが,首都圏にしか存在しない&私は首都圏に縁がないため,どんな店なのかは知らなかった.

読んでいる限りでは,かなり庶民派な喫茶店というか,カオスに溢れた喫茶店に思えたのだが,事前に想像していたルノアールとはどうも違っている.
ルノアールって,確か最近になって閉店した純喫茶で,ウェイトレスが全員未亡人だというウワサがあったところだよな? どう考えても,ここで描かれているルノアールとはイメージが合わないんだけど...

ということで「喫茶 未亡人」で検索してみたところ,私が想像していたのは談話室滝沢だった.

投稿者 saihide : 00:07

2006年11月13日

矢乃矢(とんかつ)

Yanoya_1.jpg

店の前を通って気になっていた矢乃矢というとんかつ屋に行ってみた.
場所は地名で言うと松山市清住になるのだが,以前記事にした長楽の前の道を西にずっと行ったところにある.

なぜ気になっていたのかというと,写真では見にくくなっているが,「金曜日はとんかつデー」という看板が店の前に立っており,金曜日だととんかつランチが安くなるらしいのだ.
ということで,もちろん金曜日のお昼に行ってみた.

店構えからして普通の民家を改造した感じなのだが,店内もそんな感じ.
大将と女将の2人で店をやっているようだ.

先客が食べていたフライの盛り合わせ定食らしきものに興味を惹かれつつも,とんかつランチを注文.
店の奥で大将がとんかつを上げている音を聞きつつ,待つことしばし.
とんかつランチが到着.

Yanoya_2.jpg

揚げ立てのとんかつに付け合わせのサラダ,ご飯と味噌汁に漬物というシンプルな構成.
これで金曜日限定のサービス価格680円.金曜日じゃなかったらいくらになるんだろう?

肝心のとんかつのアップ.

Yanoya_3.jpg

ほんのりピンク色をしている.
豚肉は食中毒の危険があるので,しっかりと火を通したほうがいい,ピンク色なんて論外だ!という人もいるかもしれないが,美味しいとんかつは,切った時の断面の肉が透き通ってなく,ピンク色になっているものなのだそうだ.
そういう意味では,ここのとんかつはまさにその条件を満たしており,実際に柔らかくてジューシーだった.

ただ,個人的にはもうちょっとボリュームが欲しかった.
680円という値段を考えると妥当なのかもしれないが,その前に見たフライの盛り合わせ定食っぽいやつのボリュームがなかなかのものだったので,それと比べるとちょっと...という感じ.
ということは,今度来た時はフライの盛り合わせ定食を頼むのかなあ.

投稿者 saihide : 02:57

2006年11月12日

『おいしい店とのつきあい方 実践編』サカキシンイチロウ

ほぼ日刊イトイ新聞連載されているコラム(?)をまとめたもの.

と,前作の紹介をそのままコピペしてみたが,中身の基本路線も同じで,レストランでの振舞い方や楽しみ方について書いてある本.松山市立中央図書館所蔵.

ただ,タイトルに「実践編」とあるように,私のような下流社会に属している人間でも使えるような知識が前作よりも多くあった.

特に参考になったことの一つはテーブルマナー.
ナイフとフォークを持ち替えてはいけない理由とか,色々と書かれていて参考になったのだが,一番参考になったのはフォークのみでパスタをきれいに食べる方法.
現在,自宅にはフォークがないので試してみることはできないのだが,フォークを買ってきて練習してみよう.
そういえば,以前,エスパーニャ・ミロに行ったときに「私はなんてフォークとナイフを使うのが下手なんだ!」と実感したのだが,ついでにナイフも買ってきて,ナイフとフォークでご飯を食べる練習もしよう.

もう一つはファミレスの使い方.
高級レストランだけでなく,ファミレスにも存在意義はあって,その上手な使い方について書かれており,参考になるとこともあったのだが,少々違和感も.
というのは,「こういうファミレスは期待できる」という条件のようなことが書かれているのだが,ファミレスってほとんどチェーン店だから,店ごとの違いってあんまりないんじゃないのか?
読んでいて,この著者のいう「ファミレス」って私がイメージしているファミレスとは違うんだろうか?と思ったくらい.
でも,最後の方にロイヤルホストやジョナサンなどの名前があがっているので,やっぱり同じみたいだ.
うーん,ファミレスって,それほど行かないけど,色々行ってみると違いがあるんだろうか? 久しぶりに行ってみようかなあ.

・おまけ
ファミレスといえば,「おひとりさま」の限界はどこらへん?という記事があって,5位に休日のファミレスというのがランクインしていた.
うーん,平日のファミレスだったら全然問題なく一人で行けるんだけど,休日になるとそんなにハードルが高くなるものだろうか.一度挑戦してみるべきか?

投稿者 saihide : 01:06

2006年11月11日

学園祭2006

Gakusai06_1.jpg

この週末は愛媛大学の学園祭.
金曜夜に強烈な風雨があったため,色々と大変だったようだ.
それでも土曜日の天気はなんとか回復という感じで,思ったよりも人手があった.
昨年同様,昼ご飯を兼ねて,色々と食べてみた.

・焼き鳥&豚汁@ドットコム(学祭mapの94番
まずは正門から入ってすぐ,法文学部講義棟の真ん前という好位置に出店しているドットコムのテントへ.

Gakusai06_2.jpg

今年が初参加なのだが,焼き鳥と豚汁を売っていた.

Gakusai06_3.jpg

焼き鳥は3本で200円.タレと塩のどちらかを選べる.
豚汁は250円で,焼きおにぎり付き.サツマイモが入っているのが特徴っぽいが,このサツマイモを入れたことによって,かなり美味しくなったそうだ.


・喫茶@法文学部新歓学祭実行委員会(法文講義棟102教室)
昨年同様,複数の企画をやっているが,やっぱり昨年同様,喫茶へ.
今年のテーマはアジアらしく,エスニック料理を売っていた.

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これは「カレーの味やん(ASIAN)!」で,ラタトゥイユ風カレー.
かなりボリュームがあり,味もなかなかイケル.これで200円というのはビックリだ.
今回はテイクアウトにしたのだが,教室で食べることも可能.その教室は暗幕で真っ暗にしたところに間接照明を使ってあったのだが,それだけのことなのに,いつも授業で使っている教室とは全然違った雰囲気になっていた.


・たい焼き&あげさつま?@バレーボール部(学祭mapの23番
バレーボール部はたい焼きとあげさつま(だっけ?)の2品.

まずはたい焼き.

Gakusai06_5.jpg

いくらだったかは不明.個人的にはもうちょっと餡が詰まっている方が好み.

で,もう一つのあげさつま.

Gakusai06_6.jpg

サツマイモを餃子の皮で包んで揚げたもの.
シンプルだけど,かなり美味しかった.こちらもいくらだったか不明.


・あげたこ@スカッシュ愛好会(学祭mapの25番
名前だけだと「タコの串揚げ」と思う人もいるかもしれないが,タコ焼きを揚げたもの.150円也.

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大学生の時にカラオケボックスでバイトしていた頃はよく作っていたのだが,その時は業務用冷凍食品のタコ焼きをフライヤーで揚げていた.
しかし,ここのテントにあったのは普通のタコ焼き器のみ.
どうするんだ?と思っていたら,タコ焼き器の穴の中に油を入れ,そこで揚げていた.なるほど.普通にフライヤーで揚げる方が手間が少ないだろうけど,油の処理が面倒だからなあ.


・タコ焼き@合気道部(学祭mapの66番
昨年同様,合気道部のタコ焼き.

Gakusai06_8.jpg

やっぱり昨年同様,おもしろい器具を使って焼いていた.250円也.

投稿者 saihide : 15:04

2006年11月10日

グラハムは(BlogPet)

グラハムは、高校生も読書♪
そしてきのうさいの、子へ入院♪
そしてきょうは、入院するつもりだった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 11:31

明星苑@萱町(中華)

MyoujouKaya_1.jpg

もう1ヶ月以上前のことになるが,中央通りの自動車学校付近を通ったところ,店舗の改装工事をしていた.店の中が見えたのだが,カウンターがあったので食べ物屋だろうと判断.開店したら行ってみようと思いつつ,通り過ぎた.

それからしばらく経過した先日,昼食時に店の前を通りかかったので,入ってみることに.
しかし,この名前と看板,どこかで見覚えがあるような...

店の中に入って驚いた.やたらと広いのだ.
おもての店構えというか,オレンジ色のテントの幅から店の幅を無意識のうちに予想していたのだが,その隣のテントがついていない部分も店の一部だった.
おそらく元は2つの店舗だったのを1つに合体させたのだろう.

店は,店の中央にあるカウンターの中で料理を担当する大将と,その補佐とホール全般を担当する女将の2人でやっているようだ.
メニューを見たところ,定食系のメニューがお得っぽかったのだが,まだ日替わり定食ができる時間帯だったので,日替わり定食(600円)を注文.

MyoujouKaya_2.jpg

こんな感じで一枚のプレートに全部載せられている.
この日の日替わり定食は,

MyoujouKaya_3.jpg

まずは酢豚.
この少し前に紅虎餃子房でオリジナリティ溢れるげんこつ肉の酢豚を食べたところだったのだが,ここの酢豚は非常にスタンダードなものだった.

もう一品は鳥天.

MyoujouKaya_4.jpg

鶏の唐揚のことだろうと思っていたのだが,ちょっと違っていた.
昔,中華料理屋でバイトをしていたときに「豚の唐揚」という料理があり,それは鶏の唐揚とは衣の作り方が違っていたのだが,その豚の唐揚を思い出させる味と食感だった.なかなか美味.

と,こんな感じで携帯電話を使って料理の写真を撮っていたところ,女将さんから「取材ですか?」と声をかけられた.
いや,取材する人は携帯電話で撮影はしないのではないかと...

「いえ,単なる趣味です」と返事をしたところ,「今度,komachiに載るんですよ」と教えてくれた.なかなか話好きの女将さんのようだ.
いい機会なので,「最近オープンしましたよね?」などと話をもちかけると,以前の場所から移転してきたという.
それで思い出した.千舟町通りに同じような名前の中華料理屋があったんだ.
そこで,「ああ,千舟町通りにあった店ですか?」と聞いてみると,木屋町からだという.そう言われれば,そういう店があったな.
木屋町の辺りは店が結構あるけど,あんまり入ったことがないから,よく知らないんだよな.

しかし,どうして私は千舟町通りにあった店を連想したんだ? 中華料理屋があるのは確実だから,店の名前を勘違いしていたのかな.

・おまけ
メニューを見たところ,なぜか大盛りの料理ばかりを集めた箇所があった.
これは,もしや挑戦状か?

投稿者 saihide : 00:37

2006年11月09日

『凍りのくじら』辻村深月

読書家で覚めた高校生の「理帆子」の一番のお気に入りは,自分と母を捨てて失踪した父が大好きだった藤子・F・不二雄と『ドラえもん』.
入院中で余命幾ばくもない母の存在を隠しながら,友人たちと適当に距離を置きながら過ごす「理帆子」だったが,その前に二人の男性が現れる.一人はかつて恋人だった「若尾」,そして「理帆子」を写真に撮りたいという「別所あきら」...

mixiの読書関連のコミュニティで非常に評判が高かった作品.松山市立中央図書館所蔵.

ネットで書評を検索してみたところ,主人公の痛さを指摘するものが多かったが,確かに痛さ大爆発という感じ.

「自分は頭が良い」と思っているくせに,非常に分かりやすいダメ男に引っ掛かってるし,他人を見下すというか,適当に分析して「Sukoshi F○○;すこし ○○」という風に無理やりラベル付けするところなど,読んでいて「イタッ!」と思わざるをえない.

まあ,冒頭で真人間になっている主人公が描かれているので,元の性格が悪ければ悪いほど,その変貌ぶりが際立つという演出なんだろうけど,そういう人物の一人称小説なので,読んでいて「ガーッ!」となることもしばしば.

その分,最後の方のカタルシスはかなりのもので,ところどころに感じていた違和感も「おおっ,そういうことだったのか!」となる.
で,結末を知ってしまうと,それはそれで筋が通らないところも思い浮かぶわけだが,「"少し不思議"な物語」なんだとすれば,それはそれでいいのだろう.
主人公の痛さに我慢ができるなら,結構オススメ.

投稿者 saihide : 01:50

2006年11月08日

日替わり定食@激珍家丸坊主

Gekichinya_1.jpg

久万ノ台の坂の辺りにある激珍家 丸坊主にまた昼ご飯を食べに行ってきた.
前回行ったときイーノのクーポンを使った特別ランチだったのだが,通常のランチの方がボリュームがありそうだったので,今回は日替わり定食にした.

これがその日替わり定食.

Gekichinya2_1.jpg

なかなか盛りだくさんの内容.

この日のメインは茄子の肉味噌炒め.

Gekichinya2_2.jpg

入り口に掛かっていた日替わり定食の看板を見たときには麻婆茄子のことだと思っていたのだが,ちょっと違っていた.
この写真だと美味しそうに見えないが,味噌の味が利いていて,ご飯が進むタイプの美味しだった.

で,そのご飯だが,

Gekichinya2_3.jpg

最初に見たときは「???」となってしまった.
写真でいうと右下の方におかしな色が混じっているのが分かるだろうか?
五穀米っぽいのだが,ご飯全部が五穀米なのではなく,通常の白ご飯の上にちょっとだけ五穀米が載せられている.
うーん,これだったら全部五穀米にするか,白ご飯にするかのどちらかの方がすっきりしていていいかも.

で,もう一品.

Gekichinya2_4.jpg

どう見てもコロッケだが,この店は中華料理屋さん,もしや中華風コロッケ?
と思ったのだが,完全に普通のコロッケだった.
別に不満はないのだが,どうせ揚げ物をつけるんだったら,鶏の唐揚とか春巻きとかが良かったなあ.

これらにスープとサラダ,そして漬物がついて,630円.味とボリュームを考えると,かなりのコストパフォーマンスだ.
さらに,イーノのクーポンを使えば,今なら食後のドリンクかデザートが付いてくるので,ますますコストパフォーマンスが高くなる.

平日のお昼に久万ノ台にいることはなかなかないかもしれないが,ランチ自体は土日もやっていたはずなので,パルティフジ衣山まで遊びに行くついでに寄ってみるというのもいいかも.

投稿者 saihide : 00:08

2006年11月07日

チンザノ・エクストラドライ(ベルモット)

CinzanoDry_1.jpg

帰ってきた薬っぽいお酒シリーズ.
まあ,最近は酒なら何でもOKという感じになりつつあるわけだが,今回はチンザノ・エクストラドライ.
以前記事にしたチンザノ・ロッソと同じく,チンザノ(現在はカンパリ社の傘下にある)のベルモットだが,ロッソがスィート・ベルモットだったのに対して,こちらは名前で分かるとおりドライ・ベルモット.

ドライ・ベルモットといえば,ノイリープラット・ドライについても記事にしているが,ノイリープラット・ドライに比べると,薬草っぽさをあまり感じない.
よく言えば,「すっきりした(=辛口?)白ワイン」という感じで,悪く言えば「薄い」.
ネットではノイリープラットに比べると「薬っぽい」と表現されていることもあるが,ノイリープラットは薬草っぽいけど,こちらはケミカルな薬品っぽいかな.どちらが良い悪いではなく,ノイリープラットの方が複雑な感じで,こちらは単純な分だけスカッと爽やかという感じ.

で,いつものようにカクテルを作ってみた.
ドライ・ベルモットを使ったカクテルとしてはドライ・マティーニが有名すぎるのだが,既にノイリープラットでやってしまっているので,趣向を変えて,

CinzanoDry_3.jpg

ドライ・ベルモットとスィート・ベルモットを両方使ったマティーニ,パーフェクト・マティーニ
ジン,ドライ・ベルモット,スィート・ベルモットを2:1:1でステアしたもの.マティーニだとちょっとキツイという人には,こちらの方がアルコール度数低め&甘口なので飲みやすいかも.
ちなみに,比率を全部一緒にすると,トリニティ(三位一体)という別のカクテルになるそうで,ますますアルコール度数低め&甘口になる.

で,そこからジンを抜くと,

CinzanoDry_2.jpg

ベルモットのハーフ&ハーフになる.
スィート・ベルモット単体だとちょっと甘すぎる人にいいかも.
なお,今回のように両方ともチンザノを使ったものは,「CINCIN」(チンチン;イタリア語で乾杯の意味)とも呼ばれるそうだ.

最後はブロンクス

CinzanoDry_4.jpg

ジン,ドライ・ベルモット,スィート・ベルモット,オレンジジュースを3:1:1:1でシェイク.
久しぶりにシェイカーを振ったためか,ちょっと振り過ぎてしまったようで,水っぽくなってしまったが,ちゃんと作れば今回作ったカクテルの中ではこれが一番好みの味になったと思う.

なお,今回はジンジャーエールがなくて作れなかったのだが,クロンダイク・ハイボールというカクテルがある.ハーフ&ハーフをジンジャーエールとレモンジュースで割ったものなのだが,非常に飲みやすくて美味しかったりする.

投稿者 saihide : 00:48

2006年11月06日

『犬は勘定に入れません』コニー・ウィリス

過去へのタイムトラベルが可能になった未来.しかし,そのタイムトラベルは過去を変えることができず,過去から何かを持ち帰ることもできないため,学術目的のためにしか使われることはなかった.
大聖堂の再建プロジェクトのために総動員がかけられているオックスフォードの史学部.相次ぐタイムトラベルで意識が朦朧としていた「ヘンリー」は休める場所を求めて,「ダンワージー教授」の研究室を訪ねる.しかし,そこではあるはずのないことが起こっており,その修復のため,「ヘンリー」は19世紀のオックスフォードに送られることに...

以前読んだ『ドゥームズデイ・ブック』と同じ世界設定を使った作品で,共通の登場人物も登場するのだが,基本的には独立した作品.松山市立中央図書館所蔵.
『ドゥームズデイ・ブック』と同じ世界設定を使っているのだが,基本的に悲惨な話だった前作と違って,本作はかなりコミカル.

かなり評価が高い作品なのだが,上下2段組で約530ページという長編,しかも色々な文学作品からの引用がちりばめられているし,当時の時代風俗や歴史的背景などが分かっていないと意味が分かりにくいところが多数あるので,この作品を本当に楽しめる人というのは実は少ないような気がする.
私もテニスンの詩とかカーペットバッグなどと言われても何がなんだか分からないので,本当に楽しめたのかどうかは少々疑問.

しかし,分からないなりに半分くらいまで読み進めていくと,それなりに順応できたようで,あとは一気に読み進めることができた.
というわけで,途中まではわけが分からないだろうが,最後まで読み通すことができればかなり幸せな気分になれる作品.

作中にドロシー・セイヤーズのミステリとP.G.ウッドハウスのジーヴス物が出てくるのだが,これらがなかなか面白そうだった.機会があれば読んでみよう.

投稿者 saihide : 00:31

2006年11月05日

珈琲館 華夢(喫茶)

もう2ヶ月くらい前のことだが,余戸の珈琲館 華夢に行った.
目当てはモーニング.
というのは,フッシュバーガーのモーニングがあるという情報をキャッチしたため.

店内はこんな感じ.

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普通のカウンター席やテーブル席もあったが,個室っぽく囲まれたテーブル席もあった.

面白かったのがメニュー.

KamuYougo_2.jpg

開いた瞬間,「あれ,このメニュー,上下が逆に入ってるページがあるぞ」と思ったのだが,よく見てみると,右と左で同じページが上下逆になっている.
私はテーブルの向こうに相手がいる場合,どちらから見てもメニューが横向きになるように置くので,すぐには気が付かなかったのだが,テーブルの向こうの相手にも読みやすくするために右と左で上下が逆にしているようだ.

メニューをめくって,目当てのフィッシュバーガーを探したのだが,これがどこにもない.
見逃したのかと思って,何度も確認したのだが,やっぱりない.
どういうことだろうと首をひねりつつも,目当てがないから帰るというわけにも行かないので,チリドッグのモーニングを注文.

KamuYougo_3.jpg

これで650円なのだが,うーん,ちょっとボリュームが少ないかなあ.

チリドッグのアップ.

KamuYougo_4.jpg

チリドッグという名前なのでピリ辛を想像していたんだけど,そんなこともなく,いわゆるホットドッグだった.

もともとフィッシュバーガーを期待していたので,全体的に満足度が低くなってしまったのだが,それを覆すほど美味しかったのがコーヒー.
以前,By the Way...で飲んだコーヒーが美味しくてビックリしたのだが,もしかしてそれよりも美味しかったかも.
入り口にHAMAYAコーヒーの看板があったので,特殊な豆を使っているわけではないと思うのだが...

なお,戻ってからフィッシュバーガーについて検索してみたところ,井門町のラポールde華夢 にはあるようだ.今度行ってみよう.

投稿者 saihide : 20:04

2006年11月04日

大介うどん 伊予八倉店(うどん)

DaisukeUdon_1.jpg

先日,何かの用事の帰りに砥部から伊予の方に抜けた際,大介うどんの店があるのを見つけた.
南予(八幡浜や大洲)からの帰り道によく見かけるのだが,店の前を通るのがどういうわけか営業時間外ばかりだったので,今まで入ったことがなかった.

ちょうど小腹も空いていたこともあり,この機会を逃してはなるまい!とばかりに寄ってみた.

大介うどんは南予を中心に展開しているセルフうどんのチェーン店なのだが,その最大の特徴は「何玉食べても同じ値段」だということ.
このこと自体は学生さんに聞いていたのだが,具体的なシステムまでは聞いていなかったので,ちょっとドキドキしながら入店.

カウンターの前に説明書きがあったので,じっくり読んでみた.

DaisukeUdon_2.jpg

なるほど,食べる分だけ自分でうどん玉を茹でるわけか.
システムを理解したところで,さっそくカウンターへ.

最初は,うどん玉が小さめのザルに入れられて無造作に置かれているコーナー.
ここでうどん玉を柄つきのザル(テボというらしい)に好きなだけ入れるわけだが,さて何玉食べようか?
ザル2つ分ほど入れてみたのだが,なんだか少ない.ザル1つで1玉というわけではないようだな.もうちょっと入れてみるか.
ということで,けっきょくザル4つ分のうどん玉を入れてしまった.

次にうどん玉を茹でるコーナー.
といっても,ザルに小分けにする前に店員さんが茹でていたので,茹でるというよりも温める感じでいいようだ.
説明書きには30秒とあったので,体内時計で30秒分,温めてみた.

その後,さまざまな具のコーナー.
用意されていた具は普通のセルフうどんのコーナーとあまり違いはなかったが,多くのセルフ店では入れ放題の天かすが有料だったのにはおどろいた.といっても10円だけど.
あと,ネギも同じく有料で,これも10円だったのだが,10円払えば入れ放題っぽいので,これはネギ好きの人には嬉しいかも.

そして,だし汁のコーナー.店の人がだし汁をかけてくれる.カレーうどんの場合は,ここでカレーをかけてくれるのだろうか?

最後に勘定.

ということで,今回はこんな感じになった.

DaisukeUdon_3.jpg

うどん(4玉)+天かす+ネギ=320円+10円+10円で340円.
味の方だが,茹ですぎてしまったのか,それとも元からなのか分からないが,ちょっと柔らかめ.個人的にはもっと歯応えのあるほうが好きなんだが.
量についてだが,大介うどんのザル4つ分が普通のセルフ店での2玉分という感じか.
いくら食べても値段が同じなので,たくさん食べれば食べるほどコストパフォーマンスは上がるわけだが,今回のザル4つ分だと,はなまるうどんやがんば亭と同じくらいか,少々負けるくらいかなあ.

食べれば食べるだけトクというシステムなので,店内は食べ盛りの学生ばかりかと思っていたのだが,サラリーマン風の男性や年配の夫婦客などもいたのが少々意外.
野球部っぽい高校生のグループがいたので,さりげなくうどんの量を見てみたのだが,一人が山盛り食べていたのを除いては,私よりも少なかった.
「ということは,ザル4つは多めなんだろうか?」などと思っていたら,年配の夫婦客の男性のうどんの量が私の1.5倍はあった.
うーん,分からん...

投稿者 saihide : 21:47

2006年11月03日

『とるこ日記』定金伸治+乙一+松原真琴

副題が「"ダメ人間"作家トリオの脱力旅行記」ということで,自称「ひここもり」の若手作家3人(男2人女1人)が,海外旅行に慣れているわけでもないのに,トルコを旅行したときの記録.松山市立中央図書館所蔵.

「乙一は贔屓の作家である」&「トルコが妙に気になる」私にとっては,読むべくして読むことになった本.

基本的には定金伸治が旅行記を書き,それに他の2人が脚注を入れるという形式なのだが,左ページに旅行記,右ページに脚注と,本の半分は脚注だったりする.
これがなかなか読みにくい.もともとはネット上で公開されていて,そちらではリンクをうまく使って処理されているので,もしかするとネットで読んだ方が読みやすいかもしれない(袋とじ部分にパスワードが書かれており,それを入力すればネット上で読める)

本人たちは自虐交じりに「トルコ旅行に行こうと思われている方に役立つような耳寄り情報」はまったくない,と言っているが,そんなことはなく,トルコの名所や街の様子,ぼったくり事情などが分かるので,ガイドブックとしての機能を全く果たしていないということもない.

聖ソフィアとスレイマニエ・ジャーミーは以前から行ってみたかったけど,本書を読んで,それに地下宮殿が加わった.
うーん,やっぱりトルコに行ってみたいなあ.

投稿者 saihide : 20:50

2006年11月02日

だよ♪(BlogPet)

前はグラハムは、ネットで広い写真などを喫してしまった..
だよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 11:32

日本金銭機械の株主優待

JCM2006_yutai.jpg

デジカメのデータを整理していたら,日本金銭機械の株主優待の写真がでてきた.
日付を見てみたら7月に撮ったものだったので,その頃に届いて以来,ずっと忘れていたらしい.
ここの株主優待は近畿ゆうパックの会グルメールというもので,月ごとに変わる各地の名産品の中から一つを選ぶというもので,いわゆるカタログギフトだ.

この日本金銭機械だが,カジノで使われている(らしい)紙幣識別装置やパチスロのメダル補給システム,さらにはPOSレジなどを作っている会社.
カジノはもちろん,パチスロもしない私にとっては,あまり縁のない会社なのだが,その製品や技術力には定評があり,アメリカのカジノ市場では90%ものシェアを持っているらしい.

このことに加えて,財務的にも自己資本比率が高く,購入当時は配当も2%弱となかなか.しかも株主優待まで付いている.
ということで,買ってみたのだが,

JCM2006_yutai2.gif

継続的に右肩下がり,しかも10月末には大幅な下方修正を発表,しかも配当も半額になるということもあって株価は大暴落.
私の保有株の中で最も損失率が高かったのはぴあだったのだが,それをブッチギリで追い越してしまうほどの含み損をくらってしまった.

ここの株主優待は3000円相当らしいのだが,この調子で株価が低迷したままだと,3000円相当の名産品を数万円払って買ったのと同じことになる.
なので,早いところ業績を回復させてもらいたいのだが,日本でカジノが解禁されれば業績は良くなるんだろうけど,それはちょっと望み薄だよなあ...

投稿者 saihide : 01:35

2006年11月01日

10月のアクセス数ランキング

10月によく読まれた記事をご紹介.

検索語件数コメント
ジョー・プラ(ショッピングセンター)328アクセス数は減ったものの,相変わらず1位.でも2回しか行ったことがない.
北極星(オムライス)281やっぱりアクセス数は減ったけど,2位を確保.でも1回しか行ったことがない.
カルフール東大阪273先月に続いて2ヶ月連続で3位.ここは5回くらいは行ってるはず.
餃子定食@天下一品142相変わらず人気の天下一品.100円引き券があるので,11月中に1回は確実に行く予定.
魚一心@ロビンソン(回転寿司)141ここも1回しか行ったことがないのに,ずっとランクインしている.取り上げているところが少ないのだろうか?
四国一周 東予・香川編139四国一周の最初の記事.次に香川に行くときは,製麺所の讃岐うどんを食べてみたいなあ.
mc-out-f136.google.com138先月に続いてランクイン.最近,微妙に違うのも見かけたような.
香港(中華料理)137松山でも大盛りの店として有名.今度はオムライスかカツ丼か,あるいは回鍋肉丼大盛りか.
エトアール(洋食)135なかなか入りづらい店ではあるが,味はなかなか.他のメニューにも挑戦してみよう.
四国一周 足摺・南予編133四国一周の最後の記事.今から思えば,カツオを食べておくべきだった.

ということで,10月の崔研究室 仮営業所は「ジョー・プラ」「北極星」「カルフール東大阪」なサイトだった.先月と同じだな.

上位10ページのうち,地元(+旅行)ネタが4+2つで,食べ物(+旅行)ネタが7+2つ(間接的なもの2つを含む).
うーん,旅行ネタがある以外は先月とあまり変わらないなあ.

ちなみに旅行ネタだが,最初と最後はランクインしているものの,途中の四国一周 徳島編は117,四国一周 室戸・高知編は105と,アクセス数にかなり差がついている.
最初の記事のアクセス数が多いのは分かるけど,どうして最後の記事も多いんだ? 最初と最後だけ読んで,間を飛ばしている人が多いのだろうか...

投稿者 saihide : 00:35