リカちゃん人形を欲しがる「ようこ」に「おばあちゃん」がプレゼントしたのは,真っ黒な髪の市松人形の「りかさん」.
おばあちゃんに説明書に従って,りかさんの世話をして1週間が経った夜,りかさんはようこに喋り始めたのだった...
以前読んだ『からくりからくさ』の前日談である表題作と,後日談である短編「ミケルの庭」の2本が収録されているのだが,どちらも執筆時期というか出版時期は『からくりからくさ』の後のようだ.
『からくりからくさ』を読んだのが1年半以上前のことなので,細かい話は忘れてしまっているのだが,かなり印象が違っているように思う.
これは本作がもともとは偕成社という児童文学がメインの出版社から出版されていたせいだろうか.でも,中身はけっこう難しいよなあ.
と思って,偕成社のサイトで検索をしてみたところ,対象年齢は中学生以上だった.なるほど.
主人公が小学3年生で人形が話すというファンタジー的な設定なので,大人の読者は読みにくいかもしれないが,そういうファンタジーな話の裏には養子問題とか戦争とかのリアルな要素が含まれているので,大人にとっても十分面白いのではないだろうか.
というか,中学生がこの話を読んで理解できるのか?
前回のかつやの記事を書く際,「あそこにオープンしたのに気がついたのって,確か浪漫亭に行く途中だったよな」と思って,浪漫亭に行った日付を確認するべくBlogを調べてみたら,なぜか記事になっていなかった.
書いたような気がするので色々調べてみたのだが,まったく痕跡がない.
うーん,書いたような気がするのは幻覚だったのか?
ということで,改めて浪漫亭の記事を.
浪漫亭は銀天街や大街道にも支店があるが,この鴨川にある店が本店らしい.
店内はこんな感じ.
店の真ん中に大きなテーブルがあって,その中央に流木(?)などで仕切りがしてある.
で,それを囲むようにテーブル席がいくつか配置されている.
店の外観から思っていたよりも席数は多そうだ.
さて注文なのだが,この浪漫亭はお好み焼き屋さんのはずなのだが,なぜか定食メニューがかなり充実している.
それもお好み焼き+ご飯などのいわゆる「お好み焼き定食」だけではなく,から揚げ定食などの揚げ物を組み合わせた普通の定食メニューが多いのだ.
しかし,お好み焼き屋さんなのだからお好み焼きの付いた定食を食べるべきだろう.
それも,どうせなら,この店オリジナルのやつがいいな.
ということで,名前は忘れたが,浪漫亭名物のモダンハイカラの定食を注文してみた.
これがそのモダンハイカラの定食.
お好み焼きとから揚げ,そして味噌汁のセット.
から揚げはこんな感じで,けっこう大きめ.
かなりクリスピーというか,カラッとした感じのから揚げ.
ちなみに,個人的にはから揚げはしっとりした感じの方が好きだ.
で,問題はお好み焼きの方なのだが,断面はこんな感じ.
お好み焼きの中にご飯が入っているのだ.
神戸が発祥の地と言われている「そばめし」は全国的にも有名だが,お好み焼きの中にご飯を混ぜるとは...
まあ,餅入りのお好み焼きが市民権を得ているんだから,ご飯を入れてもおかしくはないのかもしれない.
お好み焼き+ご飯を普通に食べることのできる元・関西人としては,特に抵抗感なく美味しく食べることができたのだが,お好み焼き定食に対して異常に嫌悪感をもつ人たち(関東人に多い)は,この存在をどう考えるんだろうか?
で,このセットで550円.個人的にはもうちょっとボリュームが欲しいところだったが,値段が値段だからなあ.
ランチタイム以外でも定食は食べることができる上,全体的にリーズナブルなので,また夜にでも行ってみよう.
確か9月のことだと思うが,196号線を北上していた時,以前は担々麺の店(火事で廃業したんだっけ?)だったところに新しい店ができているのを見つけた(中央卸売市場の前なので問屋町っぽいが,住所的には久万ノ台になるようだ).
通りすがりに眺めた看板によると,カツ丼を490円で食べさせてくれる店らしい.
帰宅後,ネットで検索してみると,かつやというチェーン店のようだ.
カツ丼を500円程度で食べさせるのがウリのようなのだが,なか卯でも550円でカツ丼は食べられるので,あまりウリにはならないのでは?と思いつつも,新しくできた店なので行ってみた.
店の外観はファミレスっぽいが,中身はこんな感じ.
レイアウト自体は吉野家っぽいコの字型のカウンターが2つ並んでいるのだが,全体的にスペースがゆったりとしているので,何だか変な感じがする.
右側にある厨房部分も普通の丼系ファーストフード店よりも広そうだ.
さて注文なのだが,メニューを見ると,カツ丼以外にもメニューが色々と揃っているのだが,どれも基本的には揚げ物.
中でもカツのメニューについては,カツの大きさによって松・竹・梅などを選べるようになっている.
看板メニューである490円のカツ丼というのは80グラムの梅なのだが,カツ80グラムとか言われてもボリュームの想像がつかない.
なので,真ん中の竹(110グラム)にしようかとも思ったのだが,やはりここは基本を食べておくべきだろうということで,カツ丼の梅を注文.ちなみにカツ丼の梅を注文した場合,店員さんのオーダーは商品名ナシの「一丁」だけだった.やはり,カツ丼の梅が基本ということなのだろう.
注文してからカツを揚げているようで,ちょっと時間がかかったのだが,出てきたのがコレ.
カツが丼いっぱいに広がっている.これで80グラムだったら,梅で十分じゃないか?
でも,面積が広くても薄っぺらいカツもあるからなあ.
と半信半疑でカツを持ち上げてみると,
うん,厚さもこれだけあれば十分だろう.
ということで,カツの外見的には合格点.
で,味の方だが,これがなかなかの味.
正直なところ,500円程度のカツ丼というので,ちょっとなめてかかっていたところもあるのだが,これだけの味なら十分だろう.
ただ,個人的にはカツの量はいいのだが,ご飯がちょっと少なめに思えた.
次回食べる時はカツは梅でいいから,ご飯は+100円で大盛りだな.
それでも600円程度なので,コストパフォーマンス的にはなかなかだろう.
ただ,600円程度でカツ丼の大盛りというと,道後樋又のとんまもそうだ.
この2店を比べると,値段的にはとんまの方が高くなるものの(天丼よりもカツ丼の方が50円くらい高かったはず),お吸い物や小鉢が付いていること,そして何よりも大学に近いことを考えると,軍配はとんまに上がる.
とはいえ,とんまでカツ丼を食べられるのは昼だけなので,晩ごはんに安くカツ丼を食べたい時などはいいかも.
毎度おなじみ,モスの期間限定メニュー.
このところ,定番メニューのリニューアルが続いているモスバーガーだが,今回はライスバーガーがリニューアルされた.
そのリニューアルに合わせて,BSE騒動のために販売終了になっていたモスライスバーガーカルビ焼肉が定番メニューとして復活.
個人的には焼肉よりも鶏つくねの方が好きだったのだが,こちらも期間限定メニューとして一時的にではあるが復活した.
ということで,食べそびれると食べられなくなってしまう鶏つくねの方を食べてきた.
まずはいきなり写真.
こうやってみると大きく見えるが,実際にはそうでもない.
パンと違ってお米の固まりなので,見た目よりもボリュームがあるのは分かるのだが,個人的にはバンズ(?)がもう一回りくらい大きくなって欲しいところ.
でも,普通の人にはこれくらいでちょうど良いサイズなのかなあ.
具の鶏つくねについてはこれくらいのサイズでいいかな.
味の方は昔懐かしの鶏つくねライスバーガーの味.
というか,焼き鳥のつくね&お米の味.唐辛子を少し振りかけて食べたいところだなあ.
そして,そろそろ寒くなってくるということで,
クラムチャウダーが提供されていた.
あいかわらず抜群のコストパフォーマンスだなあ.
久しぶりに食べたせいか,思ったよりも具だくさんだったのも高評価.
で,写真を撮るのを忘れていたのだが,店内に地域限定メニューの告知があった.
宮崎県産霧島黒豚メンチカツバーガーだそうだ.
宮崎県産を使うというのは,やっぱり東国原知事効果なんだろうか.
週末にかけて3日間ほど東京に出張してきたわけだが,銀座を端から端まで歩いてみると,いつの間にか新橋に着いていた.
ということで,東京出張 小ネタ集の最終回は新橋編.
新橋と言えば,サラリーマンの街.
夜ともなれば,新橋のガード下の飲み屋でサラリーマンが仕事の不満やグチをぶちまけるという.
そこで,まずは有名な新橋のガード下の飲み屋を見学することにした.
ざっと見たところ,ガード下に店はあるのだが,飲み屋というよりは食べ物屋っぽい.
裏から見てみると,
うーん,確かに飲み屋もあるけど,やっぱり食べ物屋が多いような気がする.
(ちなみに餃子の王将もあった).
じゃあ,飲み屋はないのかというと,
山のようにある.
ただし,ガード下ではなく,駅の西側の方(烏森口側).
できれば新橋の飲み屋で焼き鳥とビールを楽しんでみたかったのだが,午前中から開いている飲み屋は少なそうだし,スケジュール的に飲んでいる場合ではなかったので,次回の楽しみにとっておこう.
ということで,焼き鳥とビールの代わりに,
駅の立ち食い蕎麦で,たぬきそばを食べた.
私は関西出身なので,「たぬき」といえば「油揚げが載ったそば」なのだが,関東では「油揚げが載ったそば」は「きつねそば」であり,「たぬき」というのは「(天ぷらの)たね抜き=天かすが入ったもの」になる.
ちなみにどん兵衛の天ぷらそばや緑のたぬきと同じ味だった.
で,その新橋駅を東側に行くと,
愛媛県と香川県のアンテナショップせとうち旬彩館があった.東京にあるのは知ってたけど,新橋にあったのか.
店内に入ってみたところ,香川と愛媛の特産品がたくさん並んでいた.よく知っているものも多かったが,「へぇ,愛媛にはこんなのもあるんだ」というようなものもいくつかあったので,愛媛の人が行っても悪くないかも.
そのまま東の方に歩いていくと,高層ビルが建ち並ぶエリアに.このあたりが汐留で,メディア関係の会社がたくさんあるところ.
その代表ともいえるのが日テレ本社ビルなのだが,その地下に
モスバーガーの復刻版店舗があった.
モスバーガーの第一号店をイメージした店舗らしいのだが,
メニューもレシピも70年代のモスバーガーを再現しているという.
ううっ,新橋駅で立ち食いそばを食べていなければなあ...
やはり事前の情報収集をしっかりしておかないと,心残りなことがたくさんできてしまうなあ.
ということで,後ろ髪を引かれつつも,日テレ本社を後にする.
立派な地下通路があったので,そこをウロウロしていたら,面白い看板を見つけたので,そこへ行ってみることに.
CDショップに見えなくもないが,ファミマ!!という名前で分かるように,実はコンビニ.
ファミマ!!と普通のファミリーマートの違いについてはこちらを見てもらいたいのだが,出店する建物に応じて内装や品揃えを変えるタイプのコンビニだそうだ.
このペディ汐留店の場合,全体的に落ち着いた店舗デザインが特徴だそうだ.
ということで,時間が無くてかなり駆け足だったことに加えて,事前の情報収集が十分でなかったので,色々と心残りなことができてしまった.
まあ,東京だったら,また出張で行く機会もあるだろうから,そのときの楽しみにとっておくことにしよう.
週末にかけて3日間ほど東京に出張してきたわけだが,生まれて初めて銀座に行ってきた.
といっても,高級クラブで接待を受けたとかそういうのではなく,単に銀座の大通りを端から端まで歩いただけだが,そのときの感想を小ネタとして.
宿の最寄り駅がJR秋葉原駅だったので,JR山手線で銀座まで.
といっても,JR山手線だと銀座の最寄り駅は有楽町ということになるので,有楽町で下車.
東京はどこもかしこもビルばかりなのだが,有楽町駅の前にえらく新しいビルが建っていた.
愛媛では馴染みのない「○|○|」のロゴが入っているこのビルが有楽町イトシア.10/12に開業したばかりの,えっーと,ファッションビルというカテゴリーでいいのかな?
時間がなかったので中には入っていないのだが,下半分が買い物&食事の店で,上半分がオフィスらしい.
写真では写っていないが,この右側に背が低いビルがくっついていて,そちらは映画館などが入っている.実は最初に見た時,右側の低いビルが有楽町イトシアだと思って,「報道されてた割には小さいビルだなあ」と馬鹿にしてた.
で,ちょっと離れたところにも新規開業のビルがある.
線路の向こうに見えるビルがマロニエゲート.これもファッションビルでいいのかな.
マロニエ通りという道の入り口にあるからマロニエゲートらしいのだが,こちらは9/1開業.
特徴は東急ハンズが入っていることだろうか.地下を含めて14階のうち5階を東急ハンズが占めているのだが,普通のハンズとはちょっと品揃えが違っているらしい.時間があれば見ておきたかったのだが,やっぱり時間がなかったのでパス.
新規開業のビルが2つ続いたが,銀座と言えば高級品.ということで,ルイ・ヴィトン.
名古屋のディスプレイを見て,「ルイ・ヴィトンの店舗はその立地に関係するディスプレイをしている」という仮説を立てていたんだけど,特に銀座っぽいディスプレイではないような...
あれ,もしかして銀座だから銀色をベースにしていのかな?
ちなみに,銀座にはルイ・ヴィトンの店舗は2つあるらしく,こちらは松屋(牛丼屋に非ず,百貨店なり)の中に入っている店舗.もう一つの方が直営店=一軒まるごとルイ・ヴィトンらしい.うーん,そっちも見ておくべきだったか.
銀座といえば高級品のイメージがあるわけだが,見慣れたオレンジ色を発見.
牛丼の吉野家だ.
店内に入って確かめたわけではないのだが,至って普通の吉野家らしい.
銀座の地価のことを考えると,客のお得感が日本で一番高い吉野家なのではないだろうか.逆に店舗の家賃が最も高い吉野家でもありそうだな.
銀座といえば高級品のイメージがあるわけだが,そのイメージを利用するためかどうかは分からないが,
アップルストアがあった.
iPod touchの実物を見る機会だったのだが,やっぱり時間がなかったのでパス.
いい加減しつこいが,銀座といえば高級品のイメージがあるわけだが,そもそもそういうイメージが出来上がったのは舶来品を扱う店が多かったせいなんだろうか.
その関係か,銀座には洋食屋も多いらしいのだが,銀座の大通りに面してパン屋があった.
逆光で分かりにくいが,上の方に茶色い円が写っているのが分かるだろうか?
これはあんパン.この木村屋總本店があんパンの元祖らしい.
ということで,
買ってみた.
個人的にこしあんよりもつぶあん(小倉あん)が好きなので,小倉あんパンを買ったのだが,名物度(?)としてはこしあんの桜あんパンの方が高かったようだ.残念.
週末にかけて3日間ほど東京に出張してきた.
実家&出身大学が大阪のためか,あまり東京には行かない&知らないので,時間が許す限り,あちこち歩いてみた.
ということで,まずは秋葉原編.
秋葉原といえば,
かつては家電の街として知られていた.
しかし,現在は改札を出ると,
こんなアニメチックなポスターが貼られているオタクの街としても有名.
平日の午前中だったのだが,行列ができていた.
最後尾を示す看板を読めば分かるのだが,これはAKB48というアイドルグループのライブのチケットを求めるファンの行列.
その一方,駅のすぐ近くには
こんな感じの電子パーツや謎の器具を扱っている小さな店が密集していたり,
ちょっと離れたところには,
リナックスカフェという,カフェとソフトウェア系企業のインキュベーション施設の合体したものがある,技術の街でもある.
で,それを結びつけようというのが,この秋葉原クロスフィールド.
レストランとオフィスとアニメと技術がミックスされたビル,らしい.
さすがに朝の10時過ぎでは,ほとんどの施設が活動していなかったので,よく分からなかった.
こんな感じで,秋葉原は混沌とした街なのだが,ちょっと足を伸ばせば,
神田明神があったり,
湯島聖堂があったりする.
うーん,最先端なんだか,古風なんだか,よく分からないところだったなあ.
ともかく,平日の午前中に行っても,あまり面白くないところだということだけはよく分かった.
宿が秋葉原の近くだったので,21時過ぎに秋葉原までラーメンを食べに行ったところ,180センチ以上あるメイド服のお兄ちゃんや,セーラー服を着たヒゲ面,アイドルっぽいコスチュームを着た3人組と彼女らを取り囲むファンっぽい人たちなどを目撃できた.
休日の日中はもっと色々な種類の人たちがたくさんいるらしい.うーん,見たいような見たくないような...
ちょっと遅れてしまったが,モスのサウザン野菜バーガーを食べてきた.
これは従来のフレッシュバーガーをリニューアルしたもので,いつもの期間限定メニューではなく定番メニュー.
既に終わってしまったが,例のシーザーサラダバーガーもこのリニューアルに合わせての期間限定メニューだった.
となると,あの悪夢のようなソース不足を思い出してしまうわけだが,冒頭の写真(卓上にあったポップを写したもの)を見る限りでは,ソースはたっぷりかかっている.とはいえ,シーザーサラダバーガーもポップではソースがたっぷりかかってたんだよなあ.
と心配しつつ,席で到着を待つっていると,
またやられたのか?
と,携帯電話を取り出してJAROに通報しそうになってしまったが,
トマトの下にはソース(サウザンアイランドドレッシング)がたっぷりと隠れていた.
ちなみに,上側のバンズとレタスの間にも,一目見た時はレタスで見えなかったが,ちゃんとソースが挟まっていた.
と,安心したところで,さっそく食べてみる.
旨い.かなり旨い.
でも,この旨さって,モスバーガーの「ソースたっぷりで,食べ終わった後も包装紙にソースが溜まってるよ」的な濃い旨さとは違うよなあ.
モスバーガーは昔から野菜などにこだわっていて,店頭に生産者の名前を表示したりしているくらいだから,素材自体の美味しさも追求してるんだろうけど,まさに素材の美味しさを引き立てるようなアッサリとした旨さを追求したという感じ.
モスバーガーに来た時は,期間限定メニューかスパイシーモスチーズバーガーのどちらか(または両方)を食べることがほとんどだったんだけど,この旨さならローテーションの中に入れてもいいだろう.
ということで,満足したついでにもう一品.
この間のシーザーサラダバーガーのソース不足が単なる偶然だったのかどうか,確認するべく頼んでおいた.
うむ,今回は問題なくソースが入っていた.やはり,前回のソース不足は偶然だったようだ.
ちなみに,完全なるシーザーサラダバーガーを食べてみた感想だが,それなりに美味しいとは思ったが,どうせ食べるんだったら今回食べたサウザン野菜バーガーの方を私は選ぶだろうな.
個人的にシーザーサラダは好きなんだけど,やっぱりクルトンなどの食感と粉チーズがないとシーザーサラダっぽくないんだよなあ.
怪異に憑かれた少年「阿良々木暦」の身の回りには,なぜか怪異が集まってくる.
双子の妹のかつての友人を締め付ける蛇,そしてクラスメートの委員長「羽川翼」に憑いた猫が再び姿を現した...
前作があまりにも面白かったので,すぐに予約したところ,思ったよりも早くに回ってきた.松山市立三津浜図書館所蔵.
あいかわらず登場人物たちの掛け合いが面白い.
でも,そのノリに上巻で慣れたせいか,それとも登場人物が増えてきて拡散しているためか,上巻を読んだ時ほどのパワーは感じなかった.
怪異についての説明も上巻よりは少ないし(これは話数も関係しているのだろうが),解決方法もちょっと力ずくっぽいので,そういう点でも個人的には上巻の方が面白かったかな.
まあ,それでも十分に面白かったので,また西尾維新の作品を読んでみようかなという気になってきた.
松山市六軒家町のうさぎ亭に行ってきた.
ランチメニューのハヤシライス,パスタは試したので,今度はオムライスを食べることにした.
そのオムライスも3種類から選べるのだが,以前食べたハヤシライスが美味しかったので,同じデミグラスソースを使っているであろうデミグラスソースのオムライスにしてみた.
まずは,いつものようにデトックススープ,サラダ,前菜2品.
前菜はイカのトマトソース煮込みと,かぼちゃのマッシュにチーズ(モッツアレラ?).
イカの方はハーブ(オレガノかな?)がよく利いていて,美味しかった.
そしてメインのデミグラスソースのオムライス.
ハヤシライスと同じく,タマネギと肉がとろけたデミグラスソースがたっぷり.でも,ハヤシライスよりは色が薄いかな.
ランチのオムライスは種類によっては無料で大盛りにできるのだが,デミグラスソースのオムライスは対象外.なので,量的には少々不安だったのだが,杞憂だったようだ.
中はこんな感じ.
見て分かるように,ほどよく火が通った卵でチキンライスを包んである.
これにデミグラスソースをたっぷり付けて食べる.
旨い.
これで880円.値段だけを見ると少々高いが,内容も合わせて考えると,コストパフォーマンスはなかなかだと思う.
しかし,この量で普通だとしたら,大盛りにしたら,どれくらいの量になるんだろうか?
南の大国タルシュ帝国に攻められているサンガル王国を支援するため,新ヨゴ皇国の皇太子「チャグム」は,罠と知りながらサンガル王国に向かう.
その結果,チャグムはタルシュ帝国に仕える男「アラユタン・ヒュウゴ」の手に落ち,タルシュ帝国に連行されることになるのだが...
三津浜図書館所蔵.
『守り人』シリーズの外伝で,チャグムを主人公にした『旅人』シリーズの第2弾.
でも,このシリーズはこれで終わりなのかな?
主人公が皇太子ということで,傭兵が主人公の『守り人』シリーズよりも国家や政治の要素が強くなっており,「民を守るか,それとも,国を守るか」の選択を迫られることになる.
ネタバレになってしまうが,チャグムがタルシュ帝国に到着するのはかなり後半になってからのことなので,読みながら「残りページで,この大きな問題にケリをつけて帰還できるのか?」と不安になってしまったくらい.
まあ,最終的には予想と違う形でラストを迎えたわけだが,これで最終巻である『天と地の旅人』につながったことになるのかな.
ということは,チャグムが主人公の『旅人』シリーズはこれで終わりということになるんだろうか.
今さらながら,エヴァンゲリオンの新劇場版を見てきた.
一番最初,また劇場版を作るという情報が流れた時は,「何匹目のドジョウを期待してるんだ?」と思って,まったく見に行く気はなかったので,上映劇場などはチェックしていなかった.
その後,9月に一般公開された直後から,ネット上にはかなりの高評価が怒濤のように流れていった.
それを見て,「うーん,ここまで評価されるんだったら見ておこうか」と考えを改めたのが9月10日前後のこと.
まずは上映時間をチェックしておこうとシネマサンシャインのウェブサイトを見たところ...
愛媛では上映されてない!
えっ?と思い,公式サイトで上映劇場を確認したところ,
四国では上映されてない!
ことが判明.
その一方,『HER○(伏せ字)』は複数の劇場で上映されていた.
『HER○(伏せ字)』がどうこういうつもりは毛頭ないが,そのうちの1館だけでも
エヴァンゲリオンに回した方がグループ全体の収益は上がるだろうに...
その後,名古屋・岐阜に出張した際に見に行くことも考えてみたのだが,スケジュール的にさすがにムリだったので却下.
この映画を見るためだけに本土に上陸するほどのモチベーションもなかったので,おとなしく愛媛で上映されるのを待っていたところ,ようやく公開された.
話的にはヤシマ作戦のところまでで,細かいところは色々と違っているし,話の根幹に関係するところが大きく変わっているっぽいが,現時点までのストーリーの大筋はほぼ一緒.
画像はCGを使って新しく作ったところと,今までのをそのまま使っているところが混在していたようだが,それほど違和感はなかった.というか,ラミエルすげえ!
と,けっこう満足していたのだが,問題は次回予告.
本作でも話の根幹に関するところがいくつか違っていたのだが,次回作はこれまでの話とは大きく違ってくるようで,見たこともない登場人物も出てくる模様.
周囲のお客さんも「早く続きが見たい!」と興奮していた.
しかし,新要素が増えれば増えるほど,作る方の負担も増えるわけで,それにともなって収拾が付かなくなる危険も増えるんだよなあ.
本作の完成度と新たな要素のことを考えると,次回作への期待はかなり高まっているんだが,それと同時に不安も大きいよなあ...
野狐の「柚之助」という妖怪を預かることになった薬屋探偵3人組.
そこに,自宅で怪奇現象が起こるという女子高生「道長円」の依頼が.
「秋」と「座木」は円の通う高校に調査に向かい,「リベザル」と柚之助は円を護衛して温泉旅行に行くことになるのだが...
薬屋探偵妖綺談シリーズの5冊目.松山市立三津浜図書館所蔵.
非常にかっこいいタイトルなのだが,中身とはあまり関係がないような気がする.
前作と前々作はそれなりに関係があったように思えるのだが.それとも私の本作の読み込みが足りないのか?
これまでも残酷なシーンはときどきあったが,本作は途中でショッキングな描写があって,読みながら「うわぁ...」と引いてしまった.
単体で見ると,どうってことないシーンなんだろうけど,あの流れでいきなりアレは心の準備ができてなかったぞ...
9/14にリニューアルしたまつちかラーメンステーション.
新規店舗が3店入って,順次回ってきたわけだが,ついに最後の店である「ちょうてん」.
前回の「満州屋が一番」と同じところが運営しているのだが,満州屋が一番が久留米ラーメンなのに対して,このちょうてんは博多ラーメンだそうだ.
店内はこんな感じ.
確か,この場所には鏡花があったところだけど,店の構造自体は変わってないけど,特徴的だったレトロなポスターや時計といった内装はなくなってるな.
なお,卓上に紅ショウガとゴマがあるのは満州屋が一番と同じ.
基本となるラーメンも満州屋が一番と同じように2種類.
普通の「博多とんこつ」と,名前からするとこってり系の「博多バリこくとんこつ」.
今回は「バリこくとんこつ」にしてみた.
シンプルな豚骨ラーメンの上に,黒っぽい油(マー油かな?)と肉味噌っぽいものが載っている.これらが「バリこく」ということなんだろう.
普通の脂は浮いていたが,背脂らしきものは見あたらなかった.もしかすると入っていたのかもしれないが,スープが白いので保護色になって見えなかっただけだろうか.
麺はこんな感じ.
ストレートの細麺という博多ラーメンの定番の麺.
もしかすると,満州屋が一番と共通の麺を使っているのかもしれない.
で,味の方だが,「普通に美味しい」というしかない.
アッサリとした感じの豚骨ラーメンで,スルスルと食べることができる.
ラーメンに造詣が深いわけではないのだが,非常にオーソドックスな豚骨ラーメンを非常に高いレベルで実現しているという感じ.
今回食べた3店の中では,もっとも一般受けする味なのではないだろうか.
ちなみに,個人的にもっとも美味しかったのが満州屋が一番で食べたラーメンで,もっとも個性が強いのが平太周のラーメン.
アッサリめの豚骨ラーメンが食べたければちょうてん,こってり系の豚骨ラーメンなら満州屋が一番,特殊な豚骨ラーメンが食べたければ平太周という感じになるのかな.
以前からある青葉が醤油ラーメン,縁やが味噌ラーメンという棲み分けを考えているのかもしれないなあ.
と,結び的な文章を書いておきながらなんなのだが,まだ続く.
餃子とご飯のセット(280円)があったので,それも注文してみた.
満州屋が一番で食べたジャンボ餃子とは打って変わって,かなり小ぶりの餃子が3個.
これは博多名物の一口餃子というものらしい.
一口餃子って大阪の名物だと思ってたんだけど違ってたのか?
というか,調べてみたら長崎名物という説もあった.うーん,どれが真実なんだろう?
ちなみに,個人的には餃子は大きめな方が好きだ.ああ,こんなことを書いてたら,王将の餃子が食べたくなってきたぞ.次回,大阪に戻ったら王将に行こう.
と,結び的な文章の後にも文章をむりやり続けておきながら,とりとめもなく終わる.
小論文だったら減点ものの文章構成だな.反省.
9/14にリニューアルしたまつちかラーメンステーション.
2店目は満州屋が一番.「豚骨ラーメン発祥の地 久留米の老舗」だそうだ.
この満州屋が一番,公式ページを見れば分かると思うが,3店目の「ちょうてん」と運営母体が一緒だったりする.
店内はこんな感じ.
元々は秀があった場所で,内装もほとんど変わっていないような気がする.
卓上はこんな感じ.
餃子用の調味料に加えて,紅ショウガとゴマが.博多ラーメンのトッピングとしてはメジャーなものだけど,ここって久留米ラーメンの店だよな?
ということで,久留米ラーメンについて調べてみたところ,博多ラーメンよりもスープが濃厚なのが特徴らしい.有名店としては大砲ラーメンがあるのだが,これは松山分校の師匠筋.つまり,松山分校のラーメンみたいな感じなのが久留米ラーメンということか.
そのラーメン,通常タイプである「とんこつしぼり」とマー油などを加えた「黒とんこつしぼり」の2種類がベース.今回は「黒とんこつしぼり」を注文してみた.700円也.
黒いスープの上に,白っぽいものが浮いているが,すべて脂.
前回の平太周よりもギトギトなのでは?
麺はシンプルなストレートの細麺.
さて,味の方だが,個人的には今回オープンした3店の中では,この黒とんこつしぼりが一番美味しかった.
脂は確かに多いのだが,マー油のせいか,ちょっと香ばしく仕上がっていて,見た目ほどはギトギトを感じなかった.
で,久留米ラーメンというか,博多ラーメンと言えば替え玉.
標準の量ではちょっと足りなかったので,替え玉を注文(150円).替え玉も食券を買わなければいけないのだが,店員さんにお金を払えば買ってきてくれる.
二杯目は紅ショウガとゴマを入れてみた.ベースの味が強いので,それほど味は変わらない.松山分校や長浜一番だと卓上に常備されている辛子高菜で味が変わるんだけどなあ.
で,この満州屋が一番,ラーメン屋なのだが,ラーメンだけでなく餃子にも力を入れているらしく,日本一になった餃子やグランプリに輝いた餃子などが大きく宣伝されている.
ということで,餃子も食べてみることにしたのだが,日本一とグランプリで悩んだ結果,今回は「グランプリに輝いたジャンボチーズ餃子」(400円)を注文してみた.
皿のサイズとの比較からすると,確かにジャンボに見えるかもしれないが,実際には皿がそれほど大きくないので,餃子も普通サイズのよりも一回りか二回り大きい程度かな.
断面図はお見せできないが,最初に予想していたような,チーズがドロッと溶け出してくるようなものではなく,ちょっと拍子抜け.
普通に美味しいとは思うのだが,値段に見合った味&量かというと,個人的にはちょっと疑問.
うーん,やはりグランプリよりも日本一の方が美味しかったのだろうか.
ということで総評なのだが,途中で書いたように,今回オープンした3店で私が食べた中では,この満州屋が一番の黒とんこつしぼりが一番美味しかった.量がちょっと物足りなかったので替え玉をつけることになるわけだが,それで850円.うーん,妥当な線か.
で,もう一つのウリである餃子については,個人的には値段ほどの価値は感じなかった.日本一の方を食べるとイメージが変わるのかもしれないけどね.
9/14にリニューアルしたまつちかラーメンステーション.
そろそろ行列も無くなった頃だろうということで,新しく入った店3軒を順次回っていたのだが,ようやく全部回ることができた.
ということで,まずは平太周.正式名称は「平太周 味庵」というらしいので,系列としてはこちらになるのだろうか.環七ラーメン 平太周というのが別にあるんだけど,関係は不明.
ラーメンステーションはどの店も食券制なので,まずは食券を買おうとしたところ,こういう看板が.
なるほど.
私に対する挑戦状だな.
ということで,
もちろん大盛り.
ラーメンは普通タイプ(=豚骨醤油)と味噌タイプがあったのだが,事前情報からすると味噌ラーメンの方が評判が良かったので,味噌ラーメンにしておいた.
店内はこんな感じ.
この場所に前にあった天外天とほとんど変わっていないように思うのだが,天外天に入ったのは一度だけだったからなあ.
ちなみに食券を渡す時に野菜やニンニク,背脂の量を指定できる.
午後からも仕事があったのでニンニクは「普通」,背脂はかなり多いという噂だったので「普通」,野菜については挑戦状をたたきつけられたような気がしたので「多め」にしてみた.
ラーメンが出てくる間,卓上にあった注意書きを読む.スープがかなり濃厚らしいので,よく混ぜましょうとのこと.なるほど,了解.
しばらく待って,出てきたのがコレ.
うむ,山盛りである.
しかし,量だけで行くと,骨太BUTAMENのアンドレ盛りよりは少なそうだ.
それよりも気になったのは背脂の量.写真では分かりにくいだろうが,スープの上に半固形の脂が大量に浮かんでいる.
普通でこれだから,多めにしたらどうなるんだろう...
で,麺はこんな感じ.
ちょっと分かりにくいが,割り箸と比較すると,麺がかなり太いのが分かるのではないだろうか.
さて,食べてみよう.
まずは注意書きのとおり,スープをよく混ぜ...られない.
麺と野菜の量が多すぎて,スープを混ぜる余地があまりないのだ.
それでも何とかスープを混ぜて一口.
あれ,見た目ほどは脂っぽくないような.うーん,味噌のせいかなあ,脂が脂っぽさになるんじゃなくて,クリーミーさになっているような感じ.でも普通の人には脂っぽいんだろうなあ(苦笑).
麺はもっちりした感じで,かなり食べ応えがある.
基本的には美味しいのだが,今回は大盛りにしたせいか,途中で味に飽きてしまった.
卓上に唐辛子があったので,それを入れて味を変えつつ,普通に完食.
ふっ,まだまだだな.
で,新しい3店を回った結果を先取りして言うと,個性という点ではこの平太周が一番.
松山では受け容れられないかも?と心配している記事もあったのだが,他に比べるものがないという点では一番有利かもしれない.
ただ,食べてなぜか思ったのが,「普通の方を食べてみたい」ということ.
確かに味噌ラーメンの方が食べやすいというのは肯けるのだが,その分,本来の個性が失われているような気がしたのだ.
美味しいかどうかは別にして(予想では味噌ラーメンの方が美味しい),本来のラーメンを「ニンニク・背脂・野菜,全部多め!」で一度食べてみることにしよう.
東城大学医学部付属病院にアメリカから招かれた「桐生恭一」は,心臓移植の代替手術であるバチスタ手術を専門とするチーム・バチスタを率い,成功率100%を誇っていた.
しかし,相次いで術中死が発生,そのことに違和感を感じた「桐生」は「高階病院長」に調査を依頼する.
そして,「高階病院長」が調査責任者として選んだのは,外科とは全く縁のない愚痴外来の責任者であり「田口公平」だった...
第4回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作.松山市立中央図書館所蔵.
書店に並んでいるのを最初に見た時,人目を引く黄色の装丁に加えて「チーム」「栄光」という単語が含まれていることからツール・ド・フランスの話と勘違いしたのだが,れっきとした医療ミステリ.ちなみに作者は現役のお医者さんらしい.
主人公である「田口」の調査が行き詰まった頃,もう一人の主役(というか真の主役?)である「白鳥圭輔」が登場するのだが,このキャラクターがハチャメチャ.
「ロジカル・モンスター」の綽名を持つ厚生省の役人なのだが,まったく役人っぽくなく,表面的にはロジカルでもないキャラクターで,彼が登場してからは話のムードがかなり変わってしまう.
これはこれで面白いのだが,前半の「田口」のみの時の話のムードで全編を貫いても面白かったような気がするんだが,それだと解決にまで辿り着かないか.
話としては面白かったのだが,犯人の造形がイマイチというか,話のクオリティに対して犯人がステレオタイプなのが残念と言えば残念かな.
この作者のシリーズは書店でよく見かけるのだが(現時点で5冊),実はデビューしてからまだ2年も経っていないということは,この記事を書くために調べて初めて知った.うーん,すごいペースだなあ.
気に入った箇所を引用.
「ひとつだけ、ヒントを差し上げましょう。ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです」高階教授
「もっと自分の頭で考えなよ。先入観を取り除いてさ」白鳥圭輔
P.S.
現在,本業の方で医療のリスクマネジメントについて調べているのだが,そのあたりの描写も多く,おもわず研究費で買ってしまいそうになったが,ちょっとマズイだろうなあ.
モスバーガーの期間限定メニューその2.
その1であるシーザーサラダバーガーはJAROに通報しそうになるようなシロモノだったので,通報先を調べてからモスバーガーへ.
ちなみに電話番号は03-3541-2811だ.フリーダイヤルじゃないのが意外だったが,通話料を無料にすると色々ややこしい電話がかかってくるからだろうか.
カウンターで注文してから,席にてシーザーサラダドッグが到着するのをドキドキしつつ待つ.
「お待たせしましたー!」
おおっ! 前回とは比べものにならないくらい大量のソースがかかってるじゃないか!
テーブルにあったポップと比べても,
優るとも劣らないくらいの量.
味の方も,チーズっぽい濃厚な味に加えてレモンの酸っぱさがあるおかげで,かなりサッパリとした味に仕上がっている.
私にとってシーザーサラダというのは,粉チーズとクルトンの食感のイメージが強いので,この食感でシーザーサラダを思い浮かべることができるかというとちょっと微妙ではある.
でも,シーザーサラダという先入観がなければ,これは十分に満足できる美味しさだと思う.
ということで,JAROに通報することもなく美味しくいただけたわけだが,こうなってくると前回のシーザーサラダバーガーのソースの少なさが気になってくる.
たまたま担当者のクセか何かのせいでソースが少なかっただけなんだろうか.
うーん,もう一度注文して確認してみるか.
馴染みの花屋の陰謀に巻き込まれ,とある富豪のペンダントを盗みことになった「座木」と「リベザル」.
ペンダントのガードを依頼された「秋」と敵対することになるが,その富豪が開催したパーティでシャンデリアが落下し,2人を押しつぶした.そして,そのシャンデリアには道化師の格好をした富豪の死体が...
薬屋探偵妖綺談シリーズの4冊目.松山市立中央図書館所蔵.
裏表紙のあらすじ紹介にはシャンデリア落下事件しかかかれていないのだが,それは本作の要素の三分の一くらい.
そもそもペンダントを盗むきっかけになった花屋の助手の過去の話がなかなか良かったのだが,そこで出てくるのが謎の料理.
油をひいたフライパンでビスケットを焼いて,その上に目玉焼きを載せるというシロモノ.
このビスケットって,あのクッキーみたいなビスケットのこと? それともケンタッキーで出てくる,パンっぽいビスケットのことだろうか?
どちらにせよ,目玉焼きを載せられるほどの大きさじゃないと思うのだが...
毎度おなじみ,というか3回目のゴーゴーカレー.
前回はメジャーカレーに挑戦したわけだが,メジャーカレーはトッピングはたくさん載っているものの,ご飯の量自体はビジネス(大盛り)らしい.
で,ゴーゴーカレーにはビジネス以上の盛りであるファーストクラス(特盛り)が存在している.
となれば,やはり挑戦せねばならないだろう,ファーストクラスに!
ということで,入り口の食券販売機でゴーゴーカレーのファーストクラスの食券を購入.700円也.
これに,3枚ほど貯まっていたトッピング無料券を使って,チキンカツを追加してみた.
チキンカツがちょっと小さめに見えるかもしれないが,それは間違い.
チキンカツ自体は普通のサイズなのだが,その下にあるカレーが大きすぎるのだ.
この大きさを何とかして伝えるべく,半分ほど食べて,その断面図を撮影してみた.
あれ,全然多く見えないな.うーん,撮影角度を間違ったか...
製造工程を見ていたところ,あいかわらずご飯のグラム数をキッチリ量っていたのだが,ビジネスで700グラム,ファーストクラスで900グラムくらいに見えた.
カウンター越しで少し距離があり,量りの数字がはっきり見えたわけではないので,数字自体は確実ではないのだが,かなり多いことには間違いない.
まあ,もちろん完食しましたがね.
なお,新宿本店にはメジャーセカンドなるメニューが存在しているそうだ.
セカンドというのはファーストクラスの一つ上のサイズ.既に旅客機の席とは全く関係が無くなっているのだが,そのあたりはどうでもいいだろう.
問題は,普通サイズのメジャーカレーでも辛かったのに,それにご飯が+200グラムだということ.さすがに無理だろうなあ.
怪しいタイトルに加えて,カバーもかなりおどろおどろしい本なのだが,タイトルどおり,洗脳のメカニズムが,著者の体験に基づいて説明されている.
このところ,この著者の名前を見かけることが急に多くなった気がしたので,とりあえず借りてみた.
著者はオウム事件が起こった頃からワイドショーなどに時々登場するようになったのだが,見かけや紹介のされ方がかなり怪しかった.
この本を読んで,正確なプロフィールがようやく分かったのだが,これがまた,かなり怪しいというかユニークな人のようだ.
もともとは上智大学の外国語学部出身なのだが,もともと人工知能に興味があったらしく(その興味の由来がディベートというのも面白い),アメリカの大学院で人工知能の研究をすることになった.
その研究のためにコンピュータ,哲学,心理学を学ぶのだが,そこから興味が脳機能に発展していくのだが,そこで変性意識状態の研究を行うようになるのだが,その研究成果を使って洗脳を解くことができるのではないかと思い,やってみたら成功したらしい.
で,現在(執筆当時)は脱洗脳をする傍ら,ハッカーへの防衛プログラムを作ったりしているそうだ.
...うーん,キャリアとしてはちゃんとスジは通ってるけど,ちょっと怪しげな人だよなあ.
とはいえ,洗脳と脳機能の話などはちゃんと理屈に基づいて書かれているので,それなりにちゃんとした人なんだろう.
しかし,この人が脱洗脳をするときの武器のくだりを読むと,やっぱり怪しげに思えてしまう.
この著者は昔から人の声などが色やイメージで見えたらしい.これ自体は共感覚というやつで,それほど怪しげではないのだが,この人はそのイメージをジェスチャーなどを使うことで他の人にも見せることができるのだという.このくだりがちょっとなあ.
と,色々と思うことはあるのだが,高速音声によるオーバーフローの話なども興味深かったし,全体としては読んで損はなかったかな.
9月中によく読まれた記事をご紹介.
月の途中まで新サーバと旧サーバにアクセスが分散していたのだが,手作業で集計するのが面倒だったので,今月は新サーバのみのアクセス数ランキング.
検索語 | 件数 | コメント |
風月(ラーメン) | 172 | 美味しかったが,焼きめしを食べそびれたので,もう一度行かないと |
笑和(お好み焼き) | 155 | 関西人としてはもんじゃ焼きよりもお好み焼きの方が圧倒的に好き |
大阪出張 小ネタ集 その9 | 138 | 大阪で仕込んだネタで,まだ書いてないのがあるんだよなあ |
BUONO(イタリアン) | 135 | 砥部の高尾田近辺は食べ物屋さんが多いのだが,医療技術大のおかげだろうか |
パスカード | 126 | 先月の1位.旧サーバへのアクセス数も考慮すると今月も1位だったかも |
シーザーサラダバーガー@モス | 118 | あのソースの少なさは何かの間違いだと思いたいのだが... |
アリオ八尾(ショッピングモール) | 118 | 先月は5位なのだが,旧サーバへのアクセス数も考慮すると2位になるのかなあ |
メジャーカレー@ゴーゴーカレー | 117 | 思ったよりも普通に食べている人が多いようで驚いた |
彩果の宝石 | 105 | 先日,ある会合の差し入れで久しぶりに食べた.美味しかった |
勝岡運転免許センター | 99 | 先月に続いてランクイン.夏休み恒例ですな |
ということで,9月の崔研究室 仮営業所は「風月(ラーメン)」「笑和(お好み焼き)」「大阪出張 小ネタ集 その9」なサイトだった.
先月は新サーバと旧サーバのアクセス数を合計したので従来と同じ傾向になったはずだが,今月は新サーバのみなので,検索エンジン経由のアクセスがかなり少ない状態でのランキングになっている.
現在は完全に新サーバに移行しているので,来月は従来と同じ傾向にもどるはず.