2007年09月30日

木徳神糧の株主優待2007秋

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年に2回のお楽しみ(?),木徳神糧から株主優待が届いた.
いつも同じ商品が届いていた昔と違って,最近は毎回違った商品が入っている.今回は2000円分なのだが,どんなのが届いたのかな?

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以前,毎回届いていた米浪漫(2合)が5袋,前々回届いた発芽精米(1キロ)が1袋,そして今秋新発売される雑穀入り胚芽米(1合)が8袋の計3.7キロ.

で,恒例の在庫調査.
前回は10.45キロあったのだが,どうなったかというと,

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まずは前回到着分とそれ以前に届いていた米浪漫の残り3袋.

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続いて前々回到着分.

そして,

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知り合いの方にもらったお米.10カップといっていたので1.8キロ.種類は「清流米」といっていたので,おそらく久万高原清流米だろう.

ということで,

米浪漫 0.3キロ×8袋
発芽精米 1キロ×3袋
コシヒカリ 2キロ×1袋
雑穀米 0.15キロ×8袋
清流米 1.8キロ×1袋
合計 10.4キロ

うーん,微妙に減っているけど,まだまだ在庫が多いよなあ.
ちなみに,今回入っていた手紙によると,食べる目安は精米日から3ヶ月らしいのだが,手元にある一番古い米の精米日は2006年3月だったりする...

投稿者 saihide : 20:54 | コメント (2)

2007年09月29日

『化物語 上』西尾維新

階段から落ちてきた病弱なクラスメート「戦場ヶ原ひたぎ」を受け止めた「阿良々木暦」は驚いた.
彼女には体重がほとんど無かったのだ.
秘密を知られた「ひたぎ」は「暦」を脅迫して口止めをするのだが,実は「暦」は...

戯言遣いシリーズで人気作家となった西尾維新の作品.松山市立中央図書館.

戯言遣いシリーズが最後のほうでグダグダになってしまったので,あまり読もうとは思わなかったのだが,かなり評価が高いので読んでみた.

あいかわらず変な名前の登場人物のオンパレードだが,かなり面白かった.

話としては「怪異」に憑かれた少女を主人公(と主人公を助ける人)が助けるという形になるのだろうが,「怪異」の性質上,そう単純な話でもない.
このあたりはちょと京極夏彦の京極堂シリーズっぽい.まあ,こちらは本当に超自然的な存在なのだが.

で,この作品,1ページあたりの字数は一般的なノベルズよりも少なめではあるが,総ページ数は440ページ程度とけっこう多め.
しかし,そのページのほとんどは登場人物間の掛け合いで埋められており,会話のほとんどがボケとツッコミ.いやー,笑った笑った.
個人的には第2話の蝸牛の話が好きかな.

下巻も期待大なのだが,借りることができるのはいつのことやら...

投稿者 saihide : 20:58 | コメント (0)

2007年09月28日

海外旅行のお土産

そろそろ夏休みが終わってしまうわけだが,この休みを利用して海外に行ってきた学生さんがお土産をくれた.

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うむ,どこに行ったか聞かなくても,旅行先を確実に当てられそうなお土産である.

実際,お土産をくれた学生さんはタイに一人旅に行ってきたとのこと.
せっかくのお土産なので,ゼミの時に食べることにした.

で,何気なく裏側を見たところ,裏側にも文字が印刷されていた.

ThaiMiyage_2.jpg

へえ,象の形をしているクッキーだけど,マカダミアナッツとミルクパウダーが入っているのか.

あれ?
確かに原材料は英語で書かれているけど小さい文字だし,そもそも無意識のうちに英単語が日本語に変換されるほど,私は英語に堪能ではないぞ?

と,裏側をよく見直してみたところ,

ThaiMiyage_3.jpg

日本語のシールが貼ってあった.
ああ,タイに旅行した日本人観光客をターゲットにした土産物なんだな.まあ,パッケージからして分かりやすいしね.

しかし,よくよく見てみると,原産国は「マレーシア」で,しかも東京都の広尾にある会社が輸入者として記載されている.

まあ,日本でも観光地で売っている土産物の多くは別の土地の会社が作っているので,製造者や原産地が違うのは理解できるが,輸入者って?
日本の会社がマレーシアから輸入したクッキーで,しかも日本語表記がされているということは,これって日本に輸入されたクッキーじゃないのか?

それとも,日本の会社が,タイにやってきた日本の観光客をターゲットにして,マレーシアでタイっぽいお土産を作らせ,それをマレーシアからタイに輸入した,ということなのだろうか?

うーん,これもグローバル化が進展したがゆえのことなのだろうか...

投稿者 saihide : 23:59 | コメント (0)

2007年09月27日

本編(BlogPet)

きのう、本編を思考したかったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 08:32 | コメント (0)

『海馬が耳から駆けてゆく』菅野彰

『あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します』が面白かった&コメントで勧められたので読んでみた.松山市立中央図書館所蔵.

『あなたの町の〜』のように特定のテーマがあるわけでなく,日常生活の面白エピソードを書いている.

自分についてのエピソードも多いのだが,それにプラスして家族や友人のネタが多い.
特に弟ネタが秀逸なのだが,姉弟揃って川で遭難する話には爆笑してしまった.

あとは松田優作が主演した映画『ヨコハマBJブルース』の紹介が大爆笑モノだった.
でも,ネットで検索する限りでは真面目な映画として評価されてるんだよなあ.
松田優作なら何でも評価されるのか?

あちこちの連載を集めたようで,1本ずつの長さやテーマがバラバラなのがちょっと残念かな.

投稿者 saihide : 01:20 | コメント (2)

2007年09月25日

味噌カツライスバーガー@モス

今月初旬に行った岐阜・名古屋出張ネタ.

出張に行ったときにはその地でしか食べられないものを積極的に食べる方針を採用しているわけだが,今回の岐阜・名古屋出張が決まったときに「これは食べよう!」と思っていたものがあった.
それがモスバーガーの味噌カツライスバーガー
モスバーガーならば全国どこにでもあるんじゃないか?と思われるかもしれないが,この味噌カツライスバーガーは愛知・岐阜・三重の三県限定のメニューなのだ.
出張前に調べたところ,JR岐阜駅の駅ビル(?)の中にモスバーガーがあったので,初日の昼ごはんはそこで味噌カツバーガーを食べることに決めていた.

で,当日.
店の前まで行ってみたところ,掲示されていたメニューの中に味噌カツライスバーガーが存在していない.
どういうことだ? もしかして無くなってしまったのか?
店の中に入って確認しても良いのだが,

店員「いらっしゃいませ」
私 「すみません,味噌カツライスバーガーありますか?」
店員「申し訳ありません,当店では扱っていないんですよ」
私 「じゃあ,いいです」(スタスタ)

うーん,それはちょっと避けたいなあ.
とはいえ,そのまま全国各地,どこのモスでも食べられるメニューを食べたのでは,せっかくの岐阜での食事の機会を一つ捨ててしまうことになる.
仕方ない,ここは見送って,ホテルに戻ってから名古屋のモスを調べよう.
ということで,この日の昼食は周辺をさんざん探し回った挙げ句,岐阜の地鶏を使った親子丼になったのであった.

で,その日の仕事を終えて名古屋に戻り,ホテルの回線を使って調べてみたところ,味噌カツバーガーが終売になったという情報は特に見あたらない.うーん,やっぱり店内に入ってみるべきだったか.
しかし,ここは確実に食べるべく,名古屋にあるモスの店舗を検索.
ホテルの近所に1件見つかったのだが,ここの開店は10時から.うーん,どうせなら朝食で食べれば,昼ご飯に別の名物を食べることができるよな.
ということで,もうちょっと検索してみたところ,地下鉄で1駅ほど離れたところに朝からやっているモスを発見.まあ,腹ごなしに1駅分歩くとするか!

てなことで,翌朝.
オフィスに通勤する人たちの間に,モスバーガーを食べるためだけにテクテク歩く私.
うーん,我ながら何をやってるんだか...
しかも,1駅分だと思っていたら,結構な距離があっって,20分近く歩いて,ようやく店に到着.

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さっそく店頭のメニューを確認したところ,あれ,無いぞ...
ここまで歩いてきたのに中ったら,シャレにならんよな.
と思いつつ,店内に入ってみると,店内のメニューには味噌カツライスバーガーが燦然と輝いていた.

ということで,味噌カツライスバーガーをサラダセットで注文.

予想以上に苦労したが,ようやく味噌カツライスバーガーとご対面.

MosMisokatsu_2.jpg

うーん,見た目はロースカツバーガーのバンズをライスにしただけだな.
しかし,匂いは味噌の甘い香りだし,何よりもパッケージの裏側に

MosMisokatsu_3.jpg

ほら,「味噌カツ」って書いてある.

で,味の方だが,名古屋近辺で味噌カツを食べたことがある人なら分かると思うが,まさにあの味.
個人的に味噌カツは好きなので普通に美味しいとは思うんだけど,これだけ苦労したんだから,もうちょっと何か特徴があってくれてもいいんじゃないの?と思ってしまうのは,間違っているのだろうか...

で,この味噌カツライスバーガーを完食した3.5時間後,若鯱家でカレーきしめんと味噌カツ丼のセットを昼ごはんとして食べたのであった.

投稿者 saihide : 23:23 | コメント (0)

2007年09月24日

『インシテミル』米澤穂信

大学生の「結城理久彦」は車を買うために夏休みのバイトを探していた.
コンビニでアルバイト情報誌を読んでいたとき,住む世界の違うお嬢様「須和名祥子」に声をかけられて見つけたバイトは,なんと時給11万2千円.
「人文科学的な実験」だというそのバイトの正体は...

米澤穂信の新刊.
どういう話だか予備知識を持たずに作家買いしたわけだが,最初のページをめくると館の見取り図があった.なるほど,「館もの」か.
と思いつつ,さらにページをめくると...

警告
この先では、不穏当かつ非倫理的な出来事が発生し得ます。
それでも良いという方のみ、この先にお進みください。

...なんなんだ,これ?
あの激苦だった
『ボトルネック』にもついてなかった警告文があるとは...

ということで,ドキドキしながら読んでいったところ...
うーん,確かに非倫理的な話だ.

閉鎖空間の中で殺人が起こるという,ミステリとしては常道の話なのだが,実験の参加者の疑心暗鬼と古今東西のミステリから選ばれたアイテムがスパイスとして振りかけられている.
ミステリファンだったら,アイテムの元ネタが分かってさらに楽しめたのだろうが,そのあたりはあまり分からなかった.

謎の方だが,とある登場人物を買いかぶっていたためか,大筋については全然分からなかった.
小道具の使い方とかは分かったんだけどなあ.

ミステリファンであればあるほど楽しめる作品だと思う.

投稿者 saihide : 22:26 | コメント (0)

2007年09月23日

『ザ・ギバー』ロイス・ローリー

コミュニティーに暮らす少年「ジョーナス」は,自らの職業を決定する十二歳の儀式で『記憶を受けつぐ者』に選ばれる.
コミュニティーに一人だけの存在である『記憶を伝える者』との対話と記憶の伝授を通じて,彼らはコミュニティーのあり方に疑問を抱くようになり...

同僚の奥様に貸していただいた本.
表紙がひげ面の老人の写真で,副題が「記憶を伝える者」だったので,読むまでは実在するネイティブアメリカンの話だと思っていたのだが,実は未来社会を舞台にしたSFっぽい話だった.

舞台になっている未来社会というのが,職業や家族がコミュニティーの上層部で決定される管理社会であり,平穏な社会が実現されている一種のユートピア.
読み始めたときは,その管理っぷりがちょっと鼻につくなあという程度で,話のカギとなる『リリース』についてもその正体はなんとなく分かっていたのだが,管理社会を実現するための秘密が明らかになったときは衝撃だった.うーん,これはまったく気がつかなかったぞ.

最後のほうの展開はかなり賛否が分かれるところだろう.
個人的には「このラストって『○○』(ある童話)?」だった.そこに至るまでは良かったんだけどなあ.

で,感想を書くにあたってネットで検索してみたところ,この作品の映画化が計画されているらしい.
あの衝撃的な秘密を一体どうやって映像化するつもりなんだろう?

投稿者 saihide : 22:36 | コメント (0)

2007年09月21日

若鯱家(カレーうどん)

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まだ続くのか?な真夏のカレーシリーズ第三弾.

今月頭に岐阜・名古屋に出張してきたのだが,これはそのときの昼食.
名古屋駅周辺で昼ごはんを食べようと思い,地下街をうろうろしたのだが,どうもコレ!といった店に巡り会えず,そうこうしているうちに時間が危なくなってきたので,早くに出てきそうな店を選んだ.
シャチホコで有名な名古屋なので,店の名前は名古屋っぽいわけだが,名物は「カレーうどん」だという.名古屋がカレーうどんで有名という話は聞いたことがないのだが,これはどうも「名古屋でカレーうどんと言えば」この若鯱家という意味らしい.

ホームページを見ると,名古屋を中心にたくさん店舗を出しているようで,なぜかシンガポールにも進出しているという.なんでシンガポールなんだろう?

で,メニューなのだが,カレーうどん以外にも普通のうどんやきしめん,あるいは丼物各種も取りそろえている.
今回は名物のカレーうどんを,これまた名古屋名物のきしめんで作ったカレーきしめん,それに加えて,やっぱり名古屋名物の味噌カツ丼のセットを注文してみた.

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カレーきしめんが異常に大きく見えるかもしれないが,これは比較対象の味噌カツ丼がミニサイズなためだ.

そのカレーきしめん.

Wakasyachiya_3.jpg

麺が平たいところから,名古屋名物であるきしめんだとお分かりいただけるだろう.
ちなみに,きしめんの根本にあるのは厚揚げだ.カレーうどん(きしめん)厚揚げが入るのは珍しいのかな.普通のうす揚げ(=きつねうどんの揚げ)が細切りになって入っているのは食べたことがあるけど.

味の方だが,正直なところ,あまり印象に残っていない.
というのも,普通にズズッと啜るとカレーの跳ねがワイシャツに付くのではないか?とビクビクしながら食べていたため.
神経を使いながら食べたので,ワイシャツに飛び散ることはなかったのだが,おかげであんまり味わえなかった.注文する前に気がつけよ>自分

で,セットのミニ味噌カツ丼.

Wakasyachiya_4.jpg

ご飯の上に千切りキャベツを載せ,その上にトンカツ,そして味噌をかけた丼.
味がくどいので嫌いという人もいるが,個人的には味噌カツは好きだし,なによりも飛び散る心配をしなくて良かったので,美味しくいただけた.
量がちょっと少ない気もしないでもなかったが,セットメニューだし,こんなものだろう.

値段の方だが,このセットで1000円.うーん,ちょっと高いかなあ.
まあ,駅の近所で手軽に名古屋名物を食べたい人にはいいのかな.

投稿者 saihide : 23:47 | コメント (0)

2007年09月20日

Tokumasa 堺筋本町店(カレー)

Tokumasa_1.jpg

前回のメジャーカレーに続く,真夏のカレーシリーズ第二弾!
というわけではないのだが,メジャーカレーに続いて実際に2日続けて食べたのが,このTokumasaのカレー.
先月末の大阪出張の際に昼ごはんとして食べた.

最寄り駅は堺筋本町なのだが,このあたりは「船場」と呼ばれるオフィス街.
船場でカレーといえば,船場カリーなわけだが,船場カリー本店のすぐ近所の店.
レゲエチックな色彩の看板で今まで敬遠していたのだが,今回は勇気を振り絞って入ってみた.

店内はこんな感じ.

Tokumasa_2.jpg

カウンターのみの細長い店なのだが,ランチタイムを外した14時頃だったにも関わらず,それなりにお客さんが入っていた.

注文なのだが,店内のメニューを見て不思議に思ってしまった.
ベーシックなカレーが400円.安い.
それにトンカツをトッピングしたトンカツカレーが500円.これまた安い.
しかし,トンカツよりも原価が安いと思われるニンジンカレーやインゲンカレーも同じく500円なのだ.どれほどニンジンやインゲンが入っているんだ?

かなり興味を引かれたのだが,初めての店だったので,今回はベーシックなカレーを注文.
出てきたのがコレ.

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うーん,400円という値段を考えると当たり前なのだろうが,ちょっと少ないな.

もうちょっとアップで撮った写真も.

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カレーの上に卵が載っている.インデアンカレー自由軒のカレーっぽいな.

では早速いただきます.
口にすると,一瞬甘いのだが,すぐに辛くなる.かなり辛い.
最初に甘くて,次に辛くなるといえば,やはり大阪名物インデアンカレーなのだが,インデアンカレーの甘さがカレーの甘さではないのに対して,ここの甘さは一般的なカレーの範囲内の甘さ.辛さもインデアンカレーほどではないかな.

ということで,インデアンカレーと路線は似ているのだが,良くも悪くもカレーの範囲内に収まっているカレーという感じ.ちょっと少なかったけど,400円という値段を考えると,コストパフォーマンスはまずまずかな.

で,この記事を書くために検索してみたところ,Tokumasaというのは「得正」と書くらしく,大阪では「カレーうどんの店」として有名らしい.大阪で28年ほど暮らしてたけど,そんな名前聞いたことがなかったけど...

しかし,カレーうどんの店として有名だという割には,メニューにはカレー系のものしかなかったような気がする.
調べてみると,得正の中でもカレー専門店の「上等カレー」という系列店があるようなのだ.
でも,堺筋本町店は普通の「得正」なのに,カレーうどんは提供していない模様.どういうことだ?

何だか釈然としないものがあるが,それは置いといて,大阪ではカレーうどんの店として有名だというのであれば,やはり一度は食べておかなければならないだろうな.

投稿者 saihide : 23:31 | コメント (0)

依頼(BlogPet)

きょうは前作みたいな依頼したかったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 08:42 | コメント (0)

2007年09月19日

メジャーカレー@ゴーゴーカレー

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えーっと,これは先月末のことかな?
残暑がめちゃくちゃ厳しい日で,そのあまりの暑さのため,大街道のゴーゴーカレーでメジャーカレーを食べてしまった.
うーん,我ながら意味が分からないことを書いてるけど,当時はまさにそんな感じだったんだよなあ.暑さのために思考力が無くなってたのか,それとも暑い=インド=カレーという謎の三段論法が発動したのだろうか?

さて,今回の目的はメジャーカレーの完食.
メジャーカレーというのはゴーゴーカレーの名物メニューで,ゴーゴーカレーで提供されている揚げ物系のトッピングを全部載っけたもの.
通常価格は1550円なのだが,サービス価格で1000円だ.

こんな酔狂なメニューを昼間っから注文するのは私くらいのものだろうと思ってたら,隣のお客さんもメジャーカレーを注文していた.実は人気があるのか,メジャーカレー?

前回はトッピングなしだったので,注文してすぐにカレーが出てきたのだが,今回はトッピング付き,しかも大量.
ということで,前回よりも待ち時間がかなり長かったので,そのついでに店内を観察してみた.

まずは注文を受けると,即座にライスが盛られるのだが,グラム数がきっちりと量られる.

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その後,ラグビーボールっぽい独特の形にキッチリと整形されるのだが,かなり執拗に整形されていた.

で,揚げ物系のトッピングがなければ,そのままルーをかけて(かけかたが独特),そのまま客に提供される.
揚げ物系のトッピングがある場合,注文が入ってから揚げるので,ちょっと待つことになる.しかし,ここが問題で,ほとんどの客が揚げ物系のトッピングを注文する割に,ちゃんとしたフライヤーを備えていない&小さいため,かなり時間がかかることがある.もうちょっと大型のフライヤーを設置すれば,もっと早くに出せるのになあ.

そんなこんなで,ようやくメジャーカレーが登場.

GogoMajor_3.jpg

あれ,この写真だとそんなに大きく見えないなあ.
実際には前回食べたビジネス(大盛り)にトンカツ,チキンカツ,海老フライ,ソーセージ,ゆで卵が載っており,かなり多い.
それでも,食べ始めたときは「量的な問題よりも揚げ物の油の方がツライかも」などと余裕をかましていたのだが,実際に食べていくと,そんなことはなかった.
量的にもツライ.
おかしいなあ,ベースは前回食べたビジネスと同じなんだから,量的には揚げ物分しか増えていないはずなんだけど...
と,苦戦しつつも,

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何とか完食.
ちなみにメジャーカレーを注文すると,

GogoMajor_5.jpg

本来ならば松井がホームランを打った日か,5の付く日にしかもらえないはずのトッピング無料券が無条件でもらえる.
ううっ,前回来たときに開店記念でもらった無料券もまだ使ってないのに...

投稿者 saihide : 23:06 | コメント (0)

2007年09月18日

『陰摩羅鬼の瑕』京極夏彦

長野県にある「鳥の城」と呼ばれる洋館の主「由良昴允」は,超能力探偵「榎木津礼次郎」に花嫁の護衛を依頼した.
この主の花嫁となった女性は,結婚式直後に4人連続で殺されており,今度の花嫁こそは守りたいのだという.
急病で目の見えなくなった探偵「榎木津」と共に,鬱病あがりの小説家「関口巽」が洋館を訪れるのだが...

本編を読むのはかなり久しぶりの京極堂シリーズ.同僚に貸してもらった.

この前作である『塗仏の宴』を読んだのは大阪にいた頃だから,7年以上ご無沙汰だったことになる.
相変わらずの分厚さで,約750ページもある.
あるのだが...

200ページも読まないうちに犯人と動機が分かってしまった...

いや,これまで,とんでもない動機とトリックと伏線で,頭をグルグルさせてきた京極堂シリーズだし,これはきっとミスディレクション,レッドヘリングに違いない.

と思いつつ,読み続けていったのだが,最初に予想したとおりの結末.

ということで,謎解きミステリとしては,かなり単純な作品なのだが,そこに話を持っていくまでの寄り道があいかわらず凄い.本作では哲学と儒教がテーマとして取り上げられている.
一般的な儒教のイメージを確立させた林羅山の話などが出てくるのだが,昔(それこそ大阪にいた頃),酒見賢一の『陋巷に在り』を読んでいたのを思い出した.
そういえば,最後まで読んでないんだよなあ.時間を見つけて,改めて読み直すことにしよう.

でも,同じ位置づけの本に『ローマ人の物語』があるんだよな.
うーん,読むべき本が溜まっていく...

投稿者 saihide : 22:46 | コメント (0)

2007年09月17日

BUONO(イタリアン)

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既に1ヶ月ほど前の暑い日のこと,砥部町高尾田のBUONOに行ってきた.
ネットで見ている限りではかなり評判が良い店だったので,以前から行ってみたかったのだが,さすがに平日の昼間に砥部まで行くのは難しく,今まで行くことができなかった.

店内はこんな感じ.

Buono_2.jpg

白を基調にオシャレにまとまっている.
お盆直前のランチタイム終了寸前という時間帯だったのだが,私の他にもお客さんがおり,その後もお客さんが途切れることがなかったので,やっぱり人気店なのだろう.

イタリアンの店なので,ピザやパスタがあるのは当然なのだが,ハンバーグ系のメニューも充実していた.
なので,ハンバーグを注文しようかとも思ったのだが,当日はめちゃくちゃ暑かったので,日替わりメニューの海老とチーズの冷製パスタを注文することに.
ランチタイムにはボーノセットというサラダとパンorライスのセットが+100円で付けられるので,それも注文.

ということで,まずはボーノセットのサラダ.

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味が足りなければ塩をかけてくださいとのことだったのだが,その必要はまったくなかった.
味からしてルッコラが入っていたような気がするのだが,この店の裏には,

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こんな感じでハーブ畑が広がっており,サラダに入っていた(と思われる)ルッコラもこの畑で収穫されたものなのだろうか.

サラダを摘みつつ,しばらく待っていると,メインが到着.

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そうか,冷製パスタなんだから,チーズがとろけているはずはないよな.しかし,ブロックで出てくるのは予想してなかったぞ.
味の方だが,思っていたよりもしっかりとした味.冷たくしているためか,ちょっと塩味が強めに出ていたかな.
で,セットのパン.

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パン自体はちょっと小さめだが,このパンはおかわり自由.
メインの種類にもよるだろうが,男性だと一つでは足りないかもしれないので,これは嬉しい.

で,メインとボーノセットだけならこれで終了なのだが,デザートとドリンクをそれぞれ+80円で追加できる.
ということで,デザートにティラミスを追加してみた.

Buono_6.jpg

値段が値段なので,単体としてみれば量は少ないのだが,食後のデザートということを考えればちょうど良いサイズかも.
で,これが80円とは思えないくらい美味しかった.これは絶対に追加しないと損だろう.

ということで,メイン+(パン+サラダ)+ドリンク+デザートの昼ごはんだったのだが,合計で1113円.
内訳は,メインが800円,ボーノセットが100円,ドリンクとデザートがそれぞれ80円で,(800+100+80+80)×1.05=1113円也.
値段としては高めかもしれないが,内容を考えると,まずまずのコストパフォーマンスかな.

投稿者 saihide : 12:15 | コメント (0)

2007年09月16日

『反自殺クラブ』石田衣良

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のシリーズ5冊目(外伝を入れると6冊目).
短編3本+中編1本の計4本を収録.
池袋という街を舞台にしながら,いろいろな題材を扱っているのが本作の特徴なわけだが,今回も風俗スカウト,ロックスター,中国製の人形,自殺サイトと幅広い.

このシリーズは文庫で読むことにしているのだが,だいたいハードカバーで新作がでると,その一つ前の作品が文庫化されるのがパターンだったのだが,今回はハードカバーで7作目が出てから5作目の本作が文庫化された.
他社で出ていた外伝を文春文庫から再発行したのでパターンがずれたのかもしれないが,既に他社発行の文庫で外伝を入手済みの私にとっては新作を読むのが遅れるだけなので迷惑千万なことだ.

中国製の人形についての話でタイトルが「死に至る玩具」とくれば,鉛塗料のあれか!と時事ネタに詳しい人は思うかもしれないが,実際には過酷な工場労働を扱った話(雑誌掲載は2004年).なかなか面白かった.

風俗スカウトを扱った話の中で「セリクラ」という単語が出てきた.
一般にセリクラといえばセリングクライマックスという金融用語(株式用語)の略なのだが,本作での文脈から考えると,どうも新手の風俗業らしい.
ということで,調べてみたら「札束で女の子を競り落とす紳士の競技のこと」とあった.いやいや,それは「紳士の競技」じゃないだろう(苦笑).
もうちょっと調べてみたら,地下経済の第一人者である門倉貴史氏レポートがヒット.ふーん,面白いシステムというか,こういう抜け道を色々と探す風俗業者のしたたかさに感心してしまった.

投稿者 saihide : 10:07 | コメント (0)

2007年09月13日

シーザーサラダバーガー@モス

MosCaesarB_1.jpg

モスバーガーの期間限定メニューが切り替わった.
今回はフレッシュバーガーのリニューアルに合わせたためか,シーザーサラダを題材にしたハンバーガーとホットドッグの2種類.
今回はそのうちシーザーサラダバーガーの方を食べてみた.

写真がそのシーザーサラダバーガーなのだが...

どの辺がシーザーサラダなんだ?

ということで,卓上にあったポップを見てみる.

MosCaesarB_3.jpg

ふむ,サラダの上とトマトの下に白っぽいペースト状の物体が挟まっている.
なるほど,これが

玉ねぎのすりおろし、レモン果汁、ブラックペッパーなどを加え、濃厚なチーズの香りと豊かなコクを

楽しむことのできる,
マヨネーズとチーズを使用したシーザーサラダ風のソース

というやつか.

でも,

MosCaesarB_1.jpg

どこにそんな物体が存在してるんだ?

ということで,バンズを外してみたところ,

MosCaesarB_2.jpg



これだけかっ!!

写真には撮らなかったが,トマトの下のソースも同じくらい.
もう一度,卓上のポップを見てみる.

MosCaesarB_3.jpg



JAROに電話していいっすか?

思わず携帯電話を握りしめてしまったが,JAROの電話番号を知らなかったので,通報は断念.

しかし,「山椒は小粒でぴりりと辛い」ではないが,ソースの量が少なくとも,これがめちゃくちゃ濃厚で十分にシーザーサラダの味がするかもしれない.
ということで,食べてみた.

うむ,これは美味い!

レタスのシャキシャキ感,

トマトの爽やかな甘さと酸っぱさ,

そしてジューシーな肉,

かなりサッパリしているが,美味いぞ!

って,

シーザーサラダの味が全くないじゃねぇか!!

ということで,美味しかったんだけど,「シーザーサラダ」バーガーなのかどうかはかなり疑問が残るシロモノだった.
食べた感想を検索してみたところ,ポップほどペースト状ではないものの,ソースはたっぷりかかってるんだけどなあ.

投稿者 saihide : 22:49 | コメント (0)

評価も変革された(BlogPet)

きょうさいと、評価も変革された!

*このエントリは、ブログペットの「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 08:33 | コメント (0)

2007年09月12日

『追伸・こちら特別配達課』小川一水

21世紀,省庁統合によって郵便行政を行っていた郵政省は総務省に統合されたが,全国2万5千局の郵便局と郵便ネットワークは今も健在.
しかし変革の波は,ありとあらゆるものを届けるための部署「特別配達課」にも及んで...

『こちら郵政省特配課』の続編なのだが,郵政省の一部署ではなくなったのでタイトルが一部変更になっている.
前作では,国家権力を十二分に活用して民間業者が太刀打ちできないような機材や装備をガンガン使うという,従来の作者の作風とは違った話だったのだが,今回は立場が逆転,弱者の立場で頑張るといういつもの話に戻っている.

内容の方だが,先ほども書いたようにいつもの作者の作風に戻っているので,以前の作品が好きな人だったら楽しめると思う.
でも,途中でそれほど必然性もなく『頭文字D』が始まるのは,あとがきにも書いてあるように作者の趣味なんだろうなあ(笑).

この作品,刊行は2001年なのだが,あとがきによると,最初の原稿を書き上げたのは小泉改革の前だったので,まったく現実味の無かった郵政民営化を絡めた話だったらしい.
ところが,現実がフィクションに追いついたどころか追い越してしまったため,かなり話が変わったそうだ.変わる前の話もリアルタイムで読んでみたかった気もするなあ.

投稿者 saihide : 09:26 | コメント (0)

2007年09月11日

風月(ラーメン)

Fugetsu_1.jpg

8月下旬のまだ暑い頃のことだが,南久米の風月に行ってきた.
場所については,枝松から鷹ノ子に抜ける道のどこかにあったはず,というくらいしか覚えていなかったので,てっきり久米駅前のビル(ブックオフの向かいにある1階に店が3軒ほど並んでいるビル)に入っていると思っていたのだが,全然違う場所にあった.
見た目は白と黒のツートンカラーを基調にしたお洒落っぽい店だ.

店内もこんな感じで,

Fugetsu_2.jpg

白と黒を基調に,格子をあちこちに配置したお洒落な内装.
なのだが,実際にはあまりお洒落なイメージはない.
マンガや雑誌が多いのと,床がちょっと油っぽいせいだろうか.このあたりは街中の中華料理屋っぽい.
ちなみに平日の昼間という時間帯のためか,お客さんは全員中年男性の一人客だった.外観はお洒落なんだけど,客層はそうでもないようだ.

さて注文なのだが,ピリ辛モツそばが売りっぽいので,それを含むランチセットを注文.

まずはピリ辛モツそば.

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麺が太麺と細麺から選べるのだが,店の人にどちらが人気があるか聞いたところ,太麺だというので今回は太麺にしてみた.

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モツというので,もっとコッテリしたものを想像していたし,ピリ辛というので辛いものを想像していたのだが,実際にはアッサリしていて,唐辛子の刺激もあるが,むしろ甘みと旨味の印象の方が強かった.
もっと分かりやすく表現すると,モツ鍋を食べた後に麺を入れて食べることがあるが,まさにアレ.
モツ鍋が好きな人ならば,かなりの確率でこれも好きなことだろう.

このピリ辛モツそば,単品では650円なのだが,から揚げとライスまたはチャーハンの組み合わせでお得な値段設定のランチセットがある.

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今回はライスのセットにしてみたのだが,これで750円.つまり,+100円でライスとから揚げが追加できる計算だ.安い!

ということで,なかなかのコストパフォーマンスだったので,昼時に近くに行くことがあったらまた寄ろうと思ったのだが,実はチャーハンもかなり美味しいらしい.ということは,次回はチャーハン付きのセットだな.

投稿者 saihide : 01:42 | コメント (2)

2007年09月10日

『風が強く吹いている』三浦しをん

走ることが好きだが監督と衝突して陸上から遠のいていた「蔵原走」.
大学に入学したものの住む場所のなかった彼は,4回生の「清瀬灰二」の勧めで,竹青荘というアパートに住むことになる.
クセのある住人とも仲良くなったある日,「灰二」は住人10名を全員集めて宣言する.
「俺たちみんなで、頂点を目指そう」
そうして,大部分が陸上の素人である10名は箱根駅伝を目指すことになるのだが...

三浦しをんの作品を読むのはこれで2作目.松山市立中央図書館所蔵.

以前読んだのは直木賞を取った『まほろ駅前多田便利軒』だったのだが,こっちの方が圧倒的に面白かった.

正月のTV放送を欠かさず見る人がいるくらいメジャーな箱根駅伝が舞台.
箱根駅伝の存在は知っているのだが,ルールや細かいことは全然知らない私でも楽しめるかどうかはかなり疑問だったのだが,これが非常に面白かった.

同じ陸上競技をテーマにしている『一瞬の風になれ』とかぶるところも多いのだが,向こうは基本的に天才の話で,こっちは天才もいるけど凡人の話ということができるかもしれない.

メンバー10人のうち,陸上競技の経験者は3人だけ,しかも一人はかなりのブランクがあり,一人は故障を抱えている.他のメンバーもくせ者揃い.
しかし,それぞれのメンバーがそれぞれの思いを抱えながら,練習し,全力で走り,一つのたすきをつないでいく...

本当に陸上の素人が1年で箱根駅伝に出場できるレベルにまで成長するのかどうかは最後まで疑問だったのだが,そういうのをすっ飛ばして,純粋に楽しめる作品だった.

投稿者 saihide : 01:21 | コメント (0)

2007年09月09日

岐阜出張 小ネタ集

昨日の名古屋編に続いて,今回は岐阜編.
とはいっても,岐阜での滞在時間は10時間程度で,そのうち1時間は移動で,現地視察が6時間弱だったので,あんまり歩き回ることはできなかった.

・思ったより都会
岐阜は列車やバスで通り過ぎたことはあるし,小学生の頃に高山かどこかに旅行に行ったことがあるはずなのだが,岐阜市内を歩いたのは今回が初めて.

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これはJR岐阜駅から市街地への連絡橋から撮ったものなのだが,思ったよりも都会でビックリした.

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こっちは名鉄岐阜駅と駅ビルに入っているロフト.
本州のど真ん中と四国という立地的な違いはあるのだろうが,愛媛では見かけない全国チェーン店や金融機関が多数あった.
立地の問題は棚上げするとした場合,岐阜市と松山市だと消費地としては岐阜市の方が魅力的なんだろうか? でも岐阜市ってそれほど人口が多いのかなあ.
と思って調べてみたところ,人口は41万人程度なので松山市よりも少ない.まあ,周辺市からも買い物に来るだろうから,実際の消費者人口は松山市よりも多くなるんだろうけど.
しかし,それよりも大きいのは県民所得の違いだろうなあ.調べてみたら県民総生産で一人あたり50万円ほど違ってた.やっぱり産業の違いか...

それくらい経済規模が大きくても,やっぱり商店街は苦しいみたい.
時間が無くて商店街は歩き回れなかったのだが,バスから見た限りでは商店街もかなり広そう.
でも,中心部で大通りに面しているところはともかく,ちょっと内側に入った商店街はかなりシャッター通りと化している感があった.うーん,どこも辛いなあ...


・岐阜名物
出張の際はその地でしか食べられないものを食べよう,ということで,岐阜駅近辺で昼ごはんを探したのだが,良いものが見つからない.
岐阜県全体では飛騨高山の料理が名物だし,岐阜市だと長良川の鵜飼いということで鮎料理が名物らしいのだが,どちらも駅近辺では見つけることができなかった.
駅ビルをウロウロとさまよった挙げ句に食べたのが,

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この親子丼.
どの辺りが岐阜名物なんだ?と思われるかもしれないが,使われている鶏肉が奥美濃古地鶏というものらしい.確かに普通の鶏肉よりも歯応えがあった.
ちなみに食べたのは赤い鳥 岐阜店なのだが,この店自体は名古屋資本の店らしい.
でも,

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岐阜県が推進している「健康こだわり食材の店」の指定店第1号らしい.
ちなみにこの記事を書いている時点で,この件に関するページへのリンクは切れている.
今でも機能しているんだろうか,この制度?


・喫茶店にて
視察現場の岐阜大学医学部附属病院に到着したのだが,空き時間があったので,喫茶室に入って時間をつぶすことに.
暑かったのでアイスコーヒーを頼んだところ,

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ピーナツとおかきがお茶請けとして付いてきた.
そういえば,名古屋はコーヒーを頼むとピーナツが付いてくるという話を聞いたことがあるが,岐阜も名古屋と同じ文化圏なんだなあ.まあ,電車で20分程度で行き来できるしな.
などと思っていたら,

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さらに「ういろう」が出てきた.
これだけ出てきても350円.
おそるべし,名古屋文化圏の喫茶店...

投稿者 saihide : 13:31 | コメント (0)

2007年09月08日

名古屋出張 小ネタ集

台風9号がやってきた木曜から金曜にかけて,名古屋と岐阜に出張に行ってきた.
ということで,例のごとく小ネタを少々.まずは名古屋編.

・中つ国の広場
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名古屋には何度か行ったことがあったのだが,以前はなかったのが,このミッドランドスクエア

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名古屋駅の正面にドーンと立っている.
トヨタの本社ビルだと聞いていたのだが,下の階にはブランドショップが多数入っていて,ちょっと意外だった.まあ,一階にレクサスのショールームがあったのがトヨタらしいといえばトヨタらしいか.


・ひねくれつつも成長中
これも名古屋駅の前に立っていたビルなのだが,

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ねじれている.
検索してみたところ,モード学園と三井不動産の共同事業だそうだ.
ついでに建設途中を随時記録しているページも発見.


・るいう゛ぃとん
ミッドランドスクエアのあたりをブラブラしていたときに発見.

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「何だ,このへんなランプは?」と一瞬思ったのだが,「おおっ,トヨタの本社ビルだからヘッドライトか!」と気がついた.

で,朝っぱらから栄まで朝ごはんを食べに行ったときに発見.

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やっぱり一瞬悩んでから,「おおっ,名古屋だからパチンコ台か!」と気がついた.
もしかして,ルイヴィトンのショップって,その土地に合わせたディスプレイをやってるのかな? 他の土地に行ったときに確認してみよう.

投稿者 saihide : 14:25 | コメント (0)

2007年09月06日

♪(BlogPet)

きょうは小説仕立てとか混乱したかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 08:23 | コメント (0)

2007年09月05日

『西の魔女が死んだ』梨木香歩

中学に入って登校拒否になった「まい」は静養をかねて,田舎の「おばあちゃん」の家でしばらく暮らすことになった.
イギリス人であり,実の娘から「西の魔女」と呼ばれる「おばあちゃん」は,実は本物の魔女であり,同じ血筋である「まい」も魔女としての修行を始めることになるのだが,その修行は想像していたのとは違っていて...

梨木香歩の作品を読むのはこれで7冊目.あまり厚い本ではなく,文字も少なめなのであっという間に読めた.

amazonの書評がすごい数になっており,それなのに4つ星半という高評価の作品なのだが,うーん,確かに一部の女性にはかなり受けるだろうなあ.

個人的にはスローライフとかにはほとんど興味はないのだが,そういう私でも魅力的に思ってしまう田舎暮らしが描かれている.
で,その中心には包容力のある「おばあちゃん」がいるわけだが,この「おばあちゃん」がまた魅力的.
確かに「こういうおばあちゃんがいればいいのに」と思う人は多いだろう.
この「おばあちゃん」のモデルって,『春になったら苺を摘みに』に出てくるウェスト夫人なんだろうなあ.

しかし,元々は児童書として出版されたものなので,そういうことを知らずに読むと「えっ?」と思ってしまうかも.

投稿者 saihide : 22:49 | コメント (0)

2007年09月04日

笑和(お好み焼き)

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既に1ヶ月近く前のことになるが,久万ノ台の笑和という店に行ってきた.
何度も記事にしている激珍家丸坊主の隣にある店で,写真を見て分かるとおり「もんじゃ焼き」やお好み焼き,鉄板焼きの店らしい.
前の道を通るたびに気にはなっていたのだが,なぜか「高い店」という先入観があって,今まで入ったことがなかった.
しかし,昼も営業していて,定食メニューもあるというので,それなら高くてもしれてるだろうということで入ってみることにした.

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店内はカウンター席と個室っぽいテーブル席に分かれているのだが,これはテーブル席.3-4卓あったかな.
やはり夜の営業がメインのようで,お酒類,特に焼酎に力を入れているみたいだが,昼についても定食メニュー(といってもお好み焼きベースだが)があった.
今回は,松山には珍しい「もんじゃ焼き」を扱う店ということで,ミニもんじゃ焼きとミニお好み焼きの両方を楽しめるセットにしてみた.

で,やってきたのがコレ.

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右から,お冷やのポット,ソース,マヨネーズ,もんじゃ焼き,お好み焼き.これらを置いて店員さんは去っていった.
関西人の端くれとして,お好み焼きは全く問題なく自分で焼くことができる.
しかし,もんじゃ焼きはこれまでの人生で2回ほどしか食べたことがなく,それも店の人に焼いてもらったのだ.ついに自分でもんじゃ焼きを焼く日が来てしまったのか...
えーっと,確か具材で壁を作って,その中に生地を流し込むんだよな...って,具材も生地も一緒に入ってるやん! これどうするんだっけ?

と,途方に暮れている空気を察知したのか,店員さんが駆け寄ってきて,もんじゃ焼きについては焼いてくれることになった.
なるほど,付属のさじで具材を取り出して炒めてから,それで壁を作って,その中に残った生地を流し込むのか.
...って,もう壁を崩すの? 折角作ったのに?
ヘラを2枚使って素早く混ぜ混ぜして,

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えっ,これで出来上がり?
実際にはこれから表面がちょっと乾くまで焼いてから,小さいコテ(=ハガシ)で鉄板に押しつけてから食べるらしい.
うーん,やはり関東人の考えることはよく分からん.この材料だったら,そのままお好み焼きを作ればいいと思うんだが...
食べてみたところ,まずくはないし,前に松山で食べたもんじゃ焼きよりも圧倒的に美味しかったのだが,それよりもさらに圧倒的にお好み焼きの方が美味しいよなあ.
うーん,東京の下町で食べる昔からある老舗のもんじゃ焼き屋さんで食べると,また違うんだろうか...

ということで,口直しに普通のお好み焼き.

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こちらは,生地とキャベツがサクサクした感じに仕上がっており,ミニサイズにしたのを後悔したくらい美味しかった.

で,関西人としては,

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お好み焼き定食を食べるしかないだろう.
炭水化物+炭水化物はおかしい!と一部の人はいうわけだが,常に栄養バランスを考えて食事をしている人はむしろ少数派だろう.
むしろ,ソースの濃い味を白飯やおにぎりで中和すると考えると,それなりに合理的な組み合わせだと思うのだが.

ちなみに,このミニお好み焼きともんじゃ焼きにおにぎり+味噌汁+サラダのセットで1000円.
うーん,ちょっと高いかなあ.
でも,お好み焼きは美味しかったので,また気が向いたら食べに行こう.

投稿者 saihide : 23:15 | コメント (0)

2007年09月03日

『殺人は広告する』ドロシー・L・セイヤーズ

わがままな広告主に振り回されて混乱する「ピム広報社」の社内でコピーライター「ヴィクター・ディーン」が転落死した.
その後任としてやってきた変わり者の新人「デス・ブリードン」は,「ヴィクター・ディーン」の死について嗅ぎ回るのだが...

あらすじだけだと分からないだろうが,ピーター卿シリーズの8作目.松山市立中央図書館所蔵.

広告業界を舞台にしているのだが,作者自身がコピーライターとして生計を立てていた経験があるためか,かなりリアリティがある.

前2作がミステリとしてはかなり本格的だったのに対して,本作はかなり軽め.
それよりも登場人物のかけあいや広告についての作者の考え方などが面白く,全体的な筋もかなりエンターテインメントよりになっているので,500ページ近くあってもスルスル読めてしまった.

で,前作で関係が進展したようなしてないような「ハリエット・ヴェイン」だが,本作ではほぼ登場せず.
まあ,話の筋として登場のさせようがないんだろうけど,それ以外に,ハリエット・ヴェインと同じく作者の分身であるような女性が登場しているせいかな.

投稿者 saihide : 22:56 | コメント (0)

2007年09月02日

8月のアクセス数ランキング

8月中によく読まれた記事をご紹介.
サーバの移動があった関係で,新サーバと旧サーバにアクセスが分散していたり,手作業で集計しなければいけなかったりで,もしかすると間違ってるかもしれないけど.

検索語件数コメント
パスカード 380このところ,常にランクインしていたのがついにトップに
メガマック295先月のトップからはランクダウンしているがやっぱり多い
ディッピンドッツ(アイス)214久しぶりにランクイン.猛暑のためか?
Godai(洋食)195地元食べ物屋さんネタ.美味しかったけど,私にはちょっと場違い感が...
アリオ八尾179先月よりはかなり減っているが,そもそもアクセスが多いのが謎
ゴーゴーカレー松山大街道店(カレー)167地元食べ物屋さんネタ.といっても全国チェーンだけど
チンザノ・エクストラドライ(ベルモット)155ベルモットは買ったけど,これじゃないやつを買ってしまった
日本食研KO宮殿工場153先月よりもアクセス数は減っているが,しぶとくランクイン
カルフール東大阪152なんとかランク内に留まっている.一時はトップの常連だったのに...
勝岡運転免許センター140夏休み恒例のランクイン.休み中に免許を取ろうということなんだろうなあ

ということで,8月の崔研究室 仮営業所は「パスカード」「メガマック」「ディッピンドッツ」なサイトだった.

DNSの書き換えがうまくいっていないためか,相変わらず旧サーバへのアクセスも多い.
というか,検索エンジン経由のアクセスはほとんどが旧サーバ向け(この2-3日で新サーバも徐々に検索エンジンでヒットするようになった模様).
面倒なので,早く新サーバに統一したいのだが.

投稿者 saihide : 22:39 | コメント (0)

2007年09月01日

大阪出張 小ネタ集 その9

今週の平日はずっと大阪に出張.
長かったわりには,ネタはあまり無かったりする.

・おー・まい・とれじゃー
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日本勢が不振なためか,微妙に盛り上がっていないように思われる世界陸上2007が開催中だったので,街中はこんな感じになっていた.

世界陸上仕様のグリコ

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1粒300メートルだし,これは分かる.

世界陸上仕様のくいだおれ人形

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開会式にも登場していたし,分からなくもない.

世界陸上仕様のかに道楽

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これは何か間違ってる気がするのだが,かに道楽のカニがヤシガニなのであれば分かって分からないこともない.


・アスリート?
大阪は大都市なので,普段でも外国人をよく見かける.
だが今回は,首にパスケースをぶら下げた外国人をやたら見かけた.パスケースの中身からすると,どうやら世界陸上関係者らしい.
しかし,パスケースをぶら下げた人の8割がどう考えてもアスリートとは思えない体型をしていた.まあ,トップアスリートともなると選手1人にスタッフ4人くらいがついてもおかしくないんだろうけど...


・大都市の証(あかし)
今回の出張は日程に余裕があったので,本屋さんを回ってきた.

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これは堂島にあるジュンク堂
経営学関係の本棚をザッとチェックするだけで1時間かかるくらい本が多かった.
こういうのを見ると「やっぱり松山って地方都市だなあ」と思ってしまう.生活するには不便はないんだけどねえ.


・大阪の暑さは日本一ィィィ!
今年の夏は日本の最高気温が更新されたわけだが,ピーク時の気温では負けているが8月の平均気温では大阪が日本一だったというニュースを見かけた.
確かに気温は高いし,その上,湿気が高い.さらに街中ではヒートアイランド現象まで起こしている.
そのためじゃないと思うのだが,心斎橋のアーケードでは,

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こんな感じで冷気を吹き出していた.
映画『ブラックレイン』で大阪の街並みが蒸気に煙っているのを見て,「大阪はこんなにモクモクしてへん!」と思ったものだが,温暖化がさらに進むと冷気でモクモクするのかなあ.


・あんふぁん・てりぶる
前回の小ネタ集でも取り上げた甥(3歳くらい)だが,さらに機能が充実していたのは喜ばしいものの,なんだか間違った方向に向かっているような気がする.
電車好きなのはまあ良しとしよう.私には理解できないが,なぜか子供(&一部の大人)は電車が大好きだし.
しかし,お気に入りの列車,しかも貨物列車があるというのは,3歳児として普通なのだろうか? ちなみに金太郎というやつ.なぜ金太郎?
そして,さらに驚いたのは,本やビデオで電車を見るのではなく,YouTubeで電車を見ることだ.さすがに文字はまだ理解できていないので,最初の検索は他の人にやってもらう必要があるが,そのあとは表示されている関連動画を次々にクリックしていく.ということは,リンクの概念は分かっているのだろう.
ちなみにパソコンの電源を入れてやると,YouTubeを見るためにブラウザのアイコンをクリックするし,「閉じて」というと×ボタンをクリックしたりもする.ということは,GUIの概念もある程度は分かっているようだ.
この調子で成長すれば,小学校に入る頃には天才プログラマーになれるかもしれないが,どこかで軌道修正してやらないと鉄道オタクになってしまうような気が...

投稿者 saihide : 12:01 | コメント (2)