とあるパーティーで偶然知り合った男と女が偶然入ったバー「エッグ・スタンド」.
いつしか常連となった二人は,女性バーテンダーと常連の老紳士を交えて,現在そして過去に直面した謎めいた話を披露する...
『ななつのこ』『魔法飛行』『スペース』の作者である加納朋子の第2作目に当たるのかな?
基本的に一話完結の連作短編集で,洒落た感じのミステリー.人が死んだりしないという点でも以前読んだ加納朋子作品と共通.
で,これも非常に面白かった.どうやら加納朋子作品とは相性がいいようだ.
いつものように,いくつか気に入った箇所を引用.ちょっとネタバレ気味なところもあるので,これから読もうという方は見ないほうがいいかも.
「きっかけっていうのはね、つまらない偶然プラス、ちょっとした作為だってことさ」
冬城圭介
「世界中でたった一人の誰かに振り向いてもらいたいばっかりに、狂ったみたいに花を咲かせる木だって、あるってことよ」
穂村紗英
『あなたの手の中には何もないかもしれないし、逆に何だってあるかもしれない。小鳥はもう死んでいるかもしれないし、逆に生きているかもしれない。握りしめている石は黒かもしれないし、白かもしれない。それとも、もっと他の色かもね』
紗英の声は口早にそう言い、最後に誇らかにこう断言した。
『あなたがどんな人間なのか、決めるのはあなた自身なのよ』と。
前回は絹ごしだと思って充填豆腐を買ってきてしまったので,リベンジのために再び三代目茂蔵へ.
しかし,ショーケース(というか冷蔵庫)を探し回ってみたのだが,通常の絹ごしは存在しないらしい(余談だが,ウェブサイト見る限りでは,この絹ごし(充填)豆富が主力商品っぽい).
仕方ないので,寄せ豆富を買うことに.前回同様,二品を組み合わせて210円の商品だったので,違う種類のものを一つずつ買ってみた.
まずはゆず寄せ豆富.
皿に移してみたところ,なんだかクリームチーズみたいに見えなくもない.
通常ならば醤油やら生姜やらをかけて食べるのだが,ゆずが入っているということで,何も付けずに一度食べてみた.
うっ,これは美味しいかも... 大豆のほんのりとした甘みとゆずの爽やかさが相まって,このままでも十分食べられる.
でも,この美味しさっておかずとしての美味しさじゃなくて,デザートとしての美味しさに近いような...
次にごま寄せ豆富.
やっぱり皿に移して,何も付けずに食べてみる.
うん,これも美味しいけど,個人的にはゆず入りの方が好みかな.
しかし,ゆず入りにしてもゴマ入りにしても,一人で全部食べるとだんだん飽きてくるな.
二回に分けて食べればいいのかもしれないけど,一度開封してしまった豆腐を冷蔵庫に置いておくのは避けたいので,できればセパレート包装で2回に分けて食べられるやつを出してくれるとありがたいんだけどなあ.
すっかり記事を書くのを忘れてしまい,既に2ヶ月が経過してしまったのだが,今更ではあるものの投稿しておこう.
図書館からの帰りに千舟町通りを走っていたところ,紀伊国屋書店の手前(西側)にえらく派手な色彩があるのが目に留まった.
引き返してみると,酒屋さんだったところで豆腐を売っているらしい.
そういえば,量販店に圧されている地元の酒屋さんが豆腐直売チェーンに加盟するという記事を愛媛経済レポートで読んだなあ.
面白そうなので入ってみた.
入る前は豆腐だけを売っているのかと思っていたのだが,通常の豆腐関連製品(厚揚げとかガンモドキとか)だけでなく,同じ大豆が原料である納豆や,豆乳やニガリを使ったケーキやゼリーなども置いてあった.
せっかくなので自慢の豆腐を買おうと思ったのだが,ちょうど配達の谷間だったらしい.豆腐関係で欲しいものが見当たらなかったので,豆乳バウムクーヘンなるものを買って帰った.
味のほうだが,バウムクーヘンとしては普通に美味しいのだが,豆乳感があるかどうかは微妙なところ.
それから結構経ったある日,紀伊国屋書店に行く用事があったので,そのついでに納豆(上の四角)と絹ごし豆富(下のやつ)を購入.
ここは面白い価格体系を採用しており,一品単独または二品を組み合わせて210円になる.今回の納豆(4パック)と絹ごし豆富の組み合わせも210円だった(ちなみにバウムクーヘンは1つで210円だったと思う).
豆腐はともかく,納豆4パックで105円だったら,私がいつも買っている納豆よりも安いなあ.
で,豆腐は冷奴にして食べてみたのだが...
しまった,これは充填豆腐だ...
うーん,絹ごしと充填豆腐は食感的には同じという話もあるが,個人的に充填豆腐は好きじゃないんだよなあ.
ということで,味の評価は充填豆腐以外の豆腐を買ってからにしよう.
ちなみに,この豆腐直売チェーンは篠崎屋が全国で展開しているフランチャイズチェーンなのだが,この篠崎屋,豆腐屋なのに(と書くと語弊があるが)東証マザーズに上場してたりする.
今回,アーサー王伝説に関する本を読むきっかけになったのは「ボールス」なる人物への興味だったのだが,その元になったのがこの本(正確には文庫化される前の本).
ある日,恒例の古本屋巡りを刊行している最中のこと.
「円卓の騎士占い」なる面妖なタイトルの本を見つけてしまった.
この手のイロモノ的な占いは大好き(ネタ的にであって信じるわけではない)なので,早速手に取ってみたところ,生年月日によって「円卓の騎士」12名が割り当てられるというありがちな占いだったのだが,私の「円卓の騎士」は「ボールス(Bors)」なる人物であった.
ボールス? 誰だそれは?
他の円卓の騎士についても,半分くらいしか分からなかった.
ということで,アーサー王伝説についての本を読むことになったわけなのだが,改めて本を読むほどボールスに興味を引かれたのは,この占いに書かれているアドバイスが凄かったからだ.
この本は性格編,恋愛編,仕事編,健康編に分かれており,各騎士ごとに説明がされているのだが,このうちの性格編のアドバイスが凄いのだ.
たとえばボールスへのアドバイスはこんな感じ.
それでも立ちふさがる人間がいたなら、背後に回って、いきなり平手打ちをすることです。対立相手には、常に不意打ちを食らわすことが必要。フェアな戦いなど、敗者の戦法、現代では通用しません。
あなたが望むものを得るときは、敵を、場合によっては友人さえも、だまし討ちしなければなりません。
親切であるということは、弱いと理解され、あなたが弱くなれば、人々はあなたを踏みつけるでしょう。誰がドアマットになりたいですか? ドアマットは敗者です。
他の騎士へのアドバイスもそれなりにすごいのだが,ボールスへのアドバイスは特にすごいように感じるのは,私がボールスだからだろうか?
ちなみにこの作者は13星座占い(蛇遣い座のあるやつ)を考え出した人らしく,この円卓の騎士占いも日本の読者のために新しく作り上げたそうだ.
って,そういう勝手に考え出した占いって,どれほど信憑性があるんだ?
しかし,こんな本まで所蔵している松山市立中央図書館,やはり恐るべし...
以前,ぴあの株主優待で図書カードを2500円分もらったのだが,諸般の事情でこれまで使う機会がなかった.
で,ようやく使ってみたのだが,これが結構面倒くさい.
支払う側はカードを渡すだけなので簡単なのだが,レジ側は通常のレジ操作をした上で,図書カードを端末に入れてからまた別の操作をしなくてはいけないようだ.
ちなみに今回は1000円ちょっとの買い物をするのに,500円分の図書カード2枚と500円分の図書券という変則的な支払い方をしたので,
という通常の2倍以上の手間をかけさせてしまった.
図書カードが500円分ではなく1000円分とかなら手間はもう少し減るんだろうが,端末の設置負担もあるし,図書券の方が便利だと思うんだけどなあ.
サトクリフのアーサー王伝説三部作のラスト.これも松山市立中央図書館で借りてきた.
聖杯探索の結果,多くの円卓の騎士を失ったアーサー王.そこに禁忌の子であるモルドレッドが現れ,残りの円卓の騎士の結束を乱していく.その結果,アーサーはランスロットと戦うことに...
これで三部作も最後なのだが,第一作で張られた伏線がようやく回収されることに加え,これまで仲間だった円卓の騎士同士が戦わなくてはいけないという悲劇の要素もあり,これは面白かった.
ボールスも最初から最後まで登場し,それなりに活躍しているのだが,永遠のNo.2的な役柄に終始しているため,それほど印象に残らない.
腕も立つし,頭も良さそうなんだが,非常に優等生的な常識人みたいだから,他の登場人物の陰に隠れてしまってるんだろうなあ.
花粉症に苦しむ日々を送っている今日この頃だが,どうも風邪を併発しつつあるようで,ちょっとツライ.
ということで,今年の対花粉用最終兵器を導入してみた.
それがこの,ポータブル空気清浄機PURE-ION miniだ.
TVでとりあげられていたのを見たときは,そのあまりのバカバカしさに大笑いしてしまい,「いくら花粉が飛んできたとしても,これはないだろう」と思っていたのだが,通常価格12000円のところを特価3800円という通販サイトを見かけて,思わず衝動買いしてしまったのだ.
使い方は簡単.ストラップを首からかけて電源を入れると,本体上部からイオンが発生し,それによって花粉やハウスダストが取り除かれるらしい.
最近はあまり見かけなくなったが,一昔前にあった放電式の空気清浄機と同じメカニズムなのだろう.
で,実際に使用中の様子.
うーん,ちょっと怪しいなあ.
で,効果のほどなのだが,イオンは目に見えないし臭いもしない,空気が噴き出ることもないので,怪しげなランプが点灯する以外は特に変化は現れない.
花粉症の症状も,なんとなく楽になったような気がほんのりとしないでもないのだが,あいかわらずヒドイ状態なので,やっぱり機能しているのかどうかは今のところ不明.
まあ,重くて首が疲れるわけでも,音がうるさいわけでもないので,しばらくは使い続けてみるとしよう.
しかし,これが入っていた箱なんだが...
う,うさんくさすぎる...
サトクリフによるアーサー王伝説三部作の二作目.これも松山市立中央図書館で借りてきた.
ガラハッドの登場によって150名全員がついに揃った円卓の騎士たちは,聖杯を求めて冒険に出るのだが,聖杯に近づくことのできたのはほんの数名だった...
本作では騎士たちが聖杯(キリストの血を受けた杯)というキリスト教に深く関係した神秘的存在を探す旅に出るわけだが,聖杯を見ることができた騎士の条件がよくわからない.
不義の罪を犯しているランスロットが近づけないというのは分かるし,聖杯探索のために生まれたようなガラハッドと純粋なパーシヴァルが成功するのもいいとしよう.
問題はボールスだ.一作目に比べると活躍しているのだが,やっぱり地味で,どうしてこいつが聖杯探索を成功させ,しかもただ一人だけ生きて戻ってくるのかがわからない...
全体的にキリスト教くさく,ストーリー的にはあまり面白くなかった.
あとがきによると,色々な象徴が込められているらしく,それが分かればまた別の見方もできるのだろうけど...
とあることから,円卓の騎士の「ボールス」という人物に興味が湧いた.
円卓の騎士はアーサー王伝説に出てくるわけだが,アーサー王伝説といえば,ゲーム好きの人なら「エクスカリバー」とか,最近では「ナイツオブラウンド」(私自身はやってないのだが弟がやっているのを隣で見ていて「いわゆる袋叩き?」と思ってしまった)などで,漫画好きの人なら『ライジング・インパクト』の元ネタとして知っているかもしれないが,実際にオリジナルを読んだことのある人は意外と少ないんじゃないだろうか.
私自身も周辺知識は色々とあるものの,オリジナルは読んだことがなかったので,この機会に読んでみることにした.
とはいえ,後述するようにオリジナルはあって無きがごとしなので(有名なのはマロリーの『アーサー王の死』),ここは以前から興味のあったイギリスの国民的児童文学作家らしいサトクリフのやつを松山市立中央図書館で借りて読んでみた.
タイトルに「アーサー王」とあるが,アーサー王が中心になっているエピソードは少ししかなく,ほとんどは「円卓の騎士」の話.
その円卓の騎士だが,円卓の最大収容能力はなんと150名(どんなサイズの円卓なんだ?).しかもメンバーの入れ替えがあるため,実数はもっと多くなる.
このため,いくらでも話が増設可能という構造を持っており,他の話や民間伝承などがアーサー王伝説に組み込まれていったらしい.
それらの話の中には知っているものもあれば知らなかったものあるのだが,ランスロットが実はハンサムではなかったというのにはビックリした.
話としては「台所の騎士ボーマン」と「トリスタンとイズー」(オペラ版とは話がちょっと違うらしい)が面白かったかな.
当初の目的の一つだったボールスはこの巻ではチョイ役なのだが,次巻以降ではそれなりに活躍するらしい.ということで,次巻に期待.
24日は卒業式があった.式自体には出なかったものの,その後の祝賀会や,その後に開催されたサークルのコンパ(追いコンは別にやったし,あれの名称は何なんだ?)に出たりして,日付が変わる前に戻ってきた.
で,少々呑み足りなかったので,アルコールを片手にこれを書いている.
一部では「食べ歩き日記」だとか「酒と本のBlog」との評判もいただいている当Blogであるが,ここに掲載される記事はいちおう一定の基準で選ばれているので,単なる日記とはちょっと違っている,と少なくとも自分では思っている.
ただし,時々その基準から逸脱していることも書いてしまうことも確かである.今から書こうとしていることも自分的基準からすると掲載するのが不適切(理由:私的であり学生さんの参考にならない)なのだが,基準に沿った記事(書き溜めてた本の感想だが)も別途投稿するので,少々目をつぶっていただきたい.
ということで,以下は「チラシの裏にでも書いとけ!」とお叱りを受けるやもしれない文章になっている.
今回の卒業式というのは,自分的には特別な卒業式だった.
私は2000年の10月にここに赴任してきたのだが,今から考えればもったいないくらい何もしていなかった学生生活からそのまま大学院に行き,そのまま職業人としてここにやってきた.
なので,本業についての知識ならそれなりにあったものの,学生さんとの接し方などについては知識も体験もなかったわけで,周囲の見よう見真似で学生さんたちと接してきた4年間だった.
そういう生活を送りながら,初めて入学から卒業まで関わったのが,今回の卒業生なのだ.
この4年間,特にこの直近の2年くらいの間に,私はその形状も,行動も,認識も,大きく変わったと思う.これには,それまでの気楽な学生から,お金をいただく社会人になったということもあるのだろうが,やはり学生さんたちと接することで,変化のきっかけを見出すことができたからだろうと思う.
そのきっかけを与えてくれた学生さんたちの第一世代が今回卒業するということで,卒業生の前で泣くことはないとしても,ちょっとはしんみりするかなと思っていた.でも,いつものようにワイワイやっているうちに解散の時間になってしまったので,そういうことを感じる暇もなかった.
これからも学生さんと接していくうちに自分は変わっていくとは思うが,この4年間ほどの変化率を記録することはないと思う.
悪い方に変化した可能性も無きにしも非ずだが,4年前よりも少しは人間っぽくなった気もするので,その意味では第一世代の学生さんたちには感謝している.
なので,この記事を書きながら杯を傾け,改めて感慨に耽っているわけだ.
サークルの後輩が卒業生に渡すメッセージ帳に,私は湯川秀樹の逆旅の和歌を書いた(気になる方は検索してもらいたい).別れのイメージ(というか無常観?)は非常に強いものの,この手のメッセージとして書くにはちょっとふさわしくないような気もしたのだが,本当はその後にこう続けるつもりだった.
山また山と出会わず 人また人と出会う
出典を明らかにできない(確か国語の教科書だったと思うのだが)ところに私の教養の無さが滲み出ているわけだが,たとえ今は別れたとしても,意志と行動があれば再び会うことも不可能ではないだろう.
万物が日々変わり往く以上,そのときの自分は昔の自分ではなくなっているだろうけど,それでもいつか再会することもあるかもしれない.
そのときまで,とりあえずはお別れを.
夜,最近作ったYahoo!ファイナンスのポートフォリオで株価のチェックをしていたところ,ショッキングなニュースが掲載されていた.
三洋電機が業績を下方修正し,期末配当を中止するという.
デジカメ不況に加えて,新潟県中越地震で工場に被害があったのが響いたらしい.
買った株が無配に転落するのは既に経験済みなのだが,三洋電機は私が一番最初に買った株であることに加えて,一時は買値の2倍近くまで上昇したこともある銘柄であるだけに,ちょっと感慨深い.
下方修正の発表は夕方だったので,おそらく明日は暴落で,下手したら買値を割りそうだなあ.
一時は2倍の含み益があったものが,1年ちょっとで含み損が出るのか...
基本的に値動きの少なそうな銘柄を買ってるので,これほどの変動は初めて経験する.
うーん,株は怖いなあ.
私は検索エンジンとしてgoogleを愛用しているのだが,その本家(アメリカ)は日本ではまだ実施していないサービスを色々とやっている.
その一つがこのgmail.まあ,よくある無料メールなのだが,その容量がなんと1GB.
他の無料メールサービスが容量30MBとかいう時代に加えて,発表された時期が去年のエイプリルフール直前だったため,発表当初はネタ扱いされていたのだが,実は本当に1GBの無料メールサービスだった.
ベータ版(いちおう使えるけどサービスは保証できないテスト版)ということもあって,当初はgoogleから招待された人しか使えなかったのだが,そうやって招待された人が他の人に招待メールを送るという形で利用者は徐々に増加していった.
で,しばらく前からはその招待メールが大量に発行されているようで,あちこちの掲示板やBlogで招待メールを欲しい人を募集していた.
私もRichstyles!さんのところで募集していたのを見て,「余っているなら下さいな」とメールしたところ,親切にも招待していただいた.
ということで招待してもらったので,早速色々使ってみたのだが,正直なところ,有効活用できているとは言い難い.
もちろん基本はhotmailとかYahooメールなどと同じ無料メールサービスなので,普通に使う分には全く問題ない.画面は英語だが,基本的に日本語メールの読み書きはできる.ただし,添付ファイルとか他のウェブメールとのやりとりで問題が発生する場合があるらしい.
このgmailは基本はウェブメールなのだが,普通のメーラーでも読める(=POP対応)らしいし,gmailのアドレスに届いたメールを他のアドレスに転送することも可能.なので,大学やプロバイダのメールアドレスは教えたくない場合などにも使えそう.
(実際,私はgmailのアドレスを使ってYahoo!のアカウントを取った)
ただ,1GBという大容量を活用できている使い方かというと,ちょっと疑問が残るわけだ.
ということで,このBlogを読んでいる皆様にも使い方を考えてもらおうということで,欲しい方には招待メールを差し上げます.
スパム対策のため,画像化してありますが,以下のアドレスにPCからメールをください.
うーん,ちょっと見にくいな.eとsの間はピリオドで,@の後はgmail.comです.
先着40名様限定ですが,まあ,希望者はそれほどいないと思います.
ちなみに,招待メールの送り先とそれで取得したgmailのアドレスは自動的に登録されてしまいますので,それでもいいという方はどうぞ.
あと,あくまでも「ベータ版」ですので,サービスが不安定になったり,いきなり終了してしまう可能性もありますので,あらかじめご承知ください.
そうそう,招待メールと登録作業は全て英語です.それほど難しくはないので,登録作業でつまづくことはそれほどないと思うのですが,スパムフィルタを設定している人は正体メールがスパムだと判断されてゴミ箱行きになる可能性が非常に高いのでお気をつけください.
木徳神糧から株主優待が届いた.
中身は前回ももらった「米浪漫 饗宴(うたげ)」なる2合ずつのお米.
前回の株主優待から3ヶ月しか経っていないのだが,木徳神糧は決算月を9月から12月に変更した関係で,再びお米が届いたわけだ.
しかし,このところ,めっきり家で米を炊かなくなってしまった結果...
こんな感じで前回もらったものも全く減っていない.
早く消費せねばと思うのだが,これに手を付ける前に,
この上に鎮座ましましている無洗米(開封済み)を早いところ食べてしまう必要がある.
ちなみに精米日は1年9ヶ月前.
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だ,大丈夫かな?
賞味期限から2年が過ぎたソースよりは当たるリスクは低そうだが...
以前読んで面白かった『航路』の作者の作品.松山市立中央図書館で借りてきた.
最初は『犬は勘定に入れません』を読もうかと思っていたのだが,これは本作『ドゥームズデイ・ブック』の続編になるというので,まずはこちらを借りてきた.
過去へのタイムトラベルが可能になった未来,オックスフォードで歴史を研究する女子学生は恩師の反対を押し切って準備不足のままで14世紀へのタイムトラベルを行うが,その直後からオックスフォードで謎の伝染病が発生し,過去へ旅立った女子学生のバックアップができなくなってしまう.
一方,過去へやってきた女子学生も直後に病に倒れ,未来に帰還するための方法を見失ってしまう...
タイムトラベル&伝染病ものというのは事前に知っていたのだが,現代編(未来編?)では,タイムトラベルについての説明が不十分&よく分からない「鳴鐘者」なる存在がいきなり登場した状態で話が走り出してしまう.
過去編も当時の小道具や衣装,生活風俗の名前があまり説明のないままでガンガン出てくる.
なので,最初の方は非常に読みづらいのだが,概念が徐々に頭に入ってくると面白くなってきて,第二部の後半からはスルスルと読み進むことができた.
病気の描写が結構えげつないので(現代に生まれてよかったと心底思う),そういうのが苦手な人は読まないほうがいいような気がするが,メインのストーリーとは別に繰り返しの面白みが満載なので,そういうのが好きな人にはいいかも.
ただし,かなり長いので,覚悟して読むように.
個人的にはコリンくんが「アポカリプティック!」だった.
どこかのビジネス系のBlogで「部屋を片付けるきっかけになった」と紹介されていたのに興味を引かれたので,いつものごとく松山市立中央図書館で借りてきた.
ちなみに,端末では館内にあることになっているのだが,いくら探してもその場所が見つからず,結局は予約して借りてきた.
この本の著者は作品がドラマの原作にもなっているくらいの人気漫画家で,私も名前は知っているし,その絵柄も分かるのだが,作品を読んだのはこれが初めて.
中身は化粧やファッションといった「女の世界」のことが中心で,とりあえず男性である私としてはこれまで知らなかった世界についての情報が得られたわけだが,あんまり興味がないので,既に忘却の彼方.
残ったのは「はあ,女の人は大変だなあ」という感想と,最初の方にあった回路の話くらい.
回路の話というのは,美しい感じの人は美しいものに反応する「美しいもの回路」がガンガン使われていて,それが外見や所作に表れるのではないか,というもの.
ちなみに著者は「おもしろみ」に反応する回路の持ち主らしいが,私もどちらかというと面白いものや怪しいものに反応しがちなので,外見や所作が面白かったり怪しかったりするのだろうか? ううっ,否定できないところが悲しい...
リハビリのためには「美しいもの」にできるだけ接して,美しいもの回路をガンガン使うしかないのだろうけど,そういうものを見ても「うーん,コストパフォーマンス的にどうなんだ,それは?」と思ってしまうからなあ.
はっ! ということは私は「コストパフォーマンス回路(別名:商売人回路)」の持ち主なのか?!
おまけ.
本は読んだものの,部屋を片付けるきっかけにはならなかったようで,部屋のあちこちには未だにモノが散乱したままである...
大阪出張シリーズの番外編.
本当はホワイトデイに合わせて投稿しようと思っていたのだが,アルコールの過剰摂取が連続したり,疲れ切って記事を書く気力がなかったりした結果,時機を逸してしまった.
ありがたいことにバレンタインデイに各方面からチョコを頂いたわけだが,「好意には好意を,悪意には悪意を,無関心には無関心を」をモットーにしている私としては,お返しをせずにはいられない.
タイミングよくホワイトデイの前に大阪に出張に来ていたので,松山では買えないものでお返しをしようと色々と検索をしてみた.
それでヒットしたのがエクチュア.大阪では老舗のチョコレート専門店らしく,値段設定も安いものからそれなりのものまで幅広く揃っている.
買える場所を調べてみると,キタやミナミの百貨店でも買えるらしいが,心斎橋から歩いて15分ほどのところの「空堀」に蔵を改造して造った本店があるらしい.
あれ,何とか堀で蔵を改造した店? 以前,そういう雑誌記事を読んだぞ.確か古民家を再生してまちおこしがどうこうとかで,六波羅とかいう建築事務所が絡んでたはずだよな.
ということで再び検索してヒットしたのが六波羅真建築研究室.私が覚えていたのは練のことで,確かにエクチュアもこの中にある.
距離的にもキタやミナミに出るのと変わらないし,せっかくなので練の視察も兼ねて,本店で買うことにしよう.
ということで,練にやってきた.場所的には地下鉄 松屋町駅を出てすぐなのだが,台地の上にあるので,そのことを知らない人はとまどうかもしれない.
この門の左にも雑貨屋やクレープ屋,面白いところでは貸し自転車屋などの店があった.
で,門をくぐって中へ.中庭というほど広々としていないのだが,ちょっとスペースがある.端に案内板があったので見てみた.
うーん,分からん.あまり案内板の意味をなしてないような...
そのまま進んでいくと,こんな感じで屋敷への入り口が.
土足禁止に見えなくもないが,そのままどうぞとあったので,土足でズカズカと上がりこむ.
中には古道具屋や雑貨屋,占い屋(?),さらに2階には着物教室みたいなところもあるらしく,「和のテイストが好きな20代後半の女性」が喜びそうな場所ではある.
しかし,それは,「和のテイストが好きな20代後半の女性ではない私」には合ってない場所であることを意味しているわけで,急速に場違い感が高まってきたのだが,それとともに一種の不信感も高まってきた..
古民家を改装してお洒落系の店(あるいはカフェ)を入れてまちおこし(あるいは地域活性化)というのを最近あちこちで見かけるように思う.
でも,こういう形でお洒落系の店を入れても,その手の趣向を持っている客層というのは一定数しかいないだろうし,そういう客層は流動的で他に同じような違うスポットができたらそちらに流れてしまうだろうから,瞬間的には多くの集客が見込めても,長期的には行き詰まってしまうんじゃなかろうか.
となると,この手のスポットのブームもそう長くはなさそうだなあなどと漠然と考えつつ,見るべきものは見たので本来の目的であるチョコレートを買ってさっさと帰ろうと思った.
しかし,その時,どこからともなく食欲を刺激するカレーの匂いが漂ってきた.時間的にも昼食時だ.空腹時のカレーの匂いの破壊力はすさまじく,ついフラフラと匂いの源であるおばやに引き付けられてしまった.
店自体は思っていたよりもこじんまりしており,カウンターに4席くらい,あとはテーブルが1つくらいだろうか.店の内装が独特の感じで,どこか古い学校の理科室か昔の医院のような感じがしたのは店のど真ん中にタイル張りの手洗い場のようなものがあったためだろうか.
カウンターの中には中年の女性とそれより少し若い女性の二人が立っており,カウンターの端に座った常連らしい中年の女性と喋っていた.ちょっと入りづらい雰囲気が立ち込めていたのだが,出て行くのはもっと難しそうだったので,覚悟を決めてカウンターへ.
昼のランチメニューは特製カレーかおばんざい定食の2種類なのだが,色々とオプションがあるようなので,実際のバリエーションはもうちょっと多そうだ.入る前はカレーを食べようと決めていたのだが,常連さんが食べていたおばんざい定食が美味しそうだったので,そちらにすることにした.
中心にある椀はわかめの吸い物だったのだが,不思議な甘さがあって非常に美味しかった.砂糖みたいなハッキリした甘さではないと思うのだが,あれは何の甘さだったのだろうか.奥にちょっと隠れてしまっている椀は鶏のチューリップを炊いたもの.骨が柔らかくなるまで煮込まれていて美味しかった(思わず骨まで食べてしまった).
全体的にあっさりした味付けではあるのだが,どれも美味しかった.量的にも結構あったので,これで600円というのはかなり満足度が高かった.大学周辺にもこの手の店ができて欲しいものだ.
面白かったのが,常連さんが店の人と交わしていた会話.常連さんは商店街の関係者らしく,商店街の○○の店が休んでるとか,××は潰れた,△△は安いとか,◇◇に新しい店ができた等,商店街のことを色々と話しており,店の人もそれを当然のように聞いていた.
この手の流行のスポットにやってくる若者がメインの客筋だと思っていたのだが,予想以上に地元に密着していて,地元客が多かったりするのだろうか.そうだとすれば,良い感じになるかもしれないなあ.
などと,全体をちょっと見直しつつ,エクチュアへ.
こちらは通りに面した方の入り口で,練の中庭にも入り口がある.ちなみに2階はカフェになっているそうだ.
店員さんが色々アドバイスをしてくれたのだが,結局ほとんど無視して自分の好みでチョコを選んでしまった.
ついでなので,実家へのお土産と自分用のチョコも買い込んだのだが,お土産に買って帰ったシャポー(?)というポエムの半熟チーズみたいな形状のミニチョコケーキが激ウマだった.また大阪に行ったら買おう.
自分用のチョコはまだ食べていないので,今後のお楽しみということで.
夕方から外に出かける用事があったので背広を着て大学に向かったのだが,雨が降っていた.小雨がぱらつく程度だったので傘は差さず,心もち急いで大学へ.
県文の前の歩道を大学に向けて(=西向き)激走していたところ,曲がり角からおばちゃんの自転車が急に飛び出してきた.
ヤバイ!
ブレーキをかけながら左にハンドルを切ることで,衝突は何とか回避.
しかし路面が濡れていたため,ブレーキがうまく利かず,後輪がスリップ.
そのまま左側に車体が傾いていく
・
・
・
痛ッ!
・
・
・
やれやれ,何とか倒れずに済んだ...けど,どうして私は道後の方(=東)を向いてるんだ? それに右足が痛いぞ?
おばちゃんの謝罪の言葉を聞きながら,自分がとった行動と足の痛みについて考えてみたのだが,何をやったのかよく分からない.
向きが180度変わっているところからすると,どうやらジャックナイフ・ターン(後輪が地面に付いて滑っているから正式にはドリフト・ターン?)をやったらしい.
しかし,体勢があれほど左側に傾いていたのがどうして立ち直っているのか?
一番理屈に合うのは傾いた側の足,つまり左足で踏ん張ったというものだが,痛いのは逆の右足だ.
うーん,よく分からん.
とりあえず,雨の日はスピードを出すのは止めよう.
後で確かめてみたら,脛に傷のある身になっていた.しかも少々流血していたので,スーツが汚れてしまった(涙).
なお,この日はこの事故未遂の他にも,傘を間違えて持っていかれたり,大学のネットワークが止まっていたり,その他諸々と不運なことが重なってた.厄日か?
なんだか久しぶりにシャルトリューズが飲みたくなったので,津田酒店に行ってみた.
津田酒店は外見から想像できないほど品揃えが充実しており,シャルトリューズに辿り着くまで店内をブラブラと見ていたのだが,日本酒コーナーで森の翠を発見.
純米大吟醸だけなら前回飲んだのでパスしたのだが,特別本醸造も並んでいた.
となると,森の翠応援キャンペーンを個人的に開催中の私としては買わざるをえない.
ということで,買ってきた.
あんまり記憶がないんだけど,蔵元屋に行って森の翠を制覇したときに飲んだはずだよなあと思いつつ,飲んでみた.
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.
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あれ,この前の純米大吟醸よりも美味しい気がする...
なんというか,甘酒ほどのしつこさはもちろん無いんだけど,そこはかとなく「甘酒感」が漂うというか,米の甘さがちょうどいい具合に感じられるというのだろうか.
日本酒度(高いほど辛いらしい)が本醸造のほうが低めなので,純米大吟醸よりも本醸造のほうが甘口なんだろうな.
そういえば,シャルトリューズもドランブイもベネディクティンも,どれも薬っぽいのと同時に甘めのリキュールでもある.
ということは,私は基本的に甘い酒が好きなのかな?
この本醸造,前回買った純米大吟醸よりも500円ほど安いんだが,これで十分満足できてしまう.いや,コストパフォーマンスを考えると,むしろ本醸造の方がお得だよなあ...
こうなってくると,さらに私好みっぽいのが山廃仕込本醸造.さらに甘口で,しかもさらに値段が安い.
一番最初に森の翠を飲んで衝撃を受けたときもえらく安い酒だったので,私が探しているのはこの山廃仕込本醸造である可能性が高い.
確か,蔵元屋に買いに行ったときに売り切れていたのが山廃仕込だったから,定期的に蔵元屋を覗いていれば遭遇できるかな.
最近はウェブで公開されたページがまとめられて書籍化されることが非常に多くなっているが,この本もその一つ.
カバーの袖にはこう書かれてある.
反社会学の目的は二つです。
第一に、社会学という学問が暴走している現状を批判すること。
第二に、不当な常識・一方的な道徳・不条理な世間体から人間の尊厳を守ること。
これだけを見ると,非常に真面目な本のように思うかもしれないが,表紙や著者のプロフィールを見れば,全然そうでないということが分かるだろう.
内外のさまざまな統計資料などを使って,一般的に常識と言われていること(少年による凶悪犯罪の増加やパラサイトシングルが社会に及ぼす悪影響など)は実は嘘だということをユーモアと毒舌混じりで明らかにしている本で,かなり面白い.
この本の冒頭で社会学者が血祭りに上げられているのだが,社会学者の名誉のために言っておくと,「真っ当な」社会学者であればちゃんとした方法論に基づいて実地調査や資料批判などを行うので,冒頭に出てきたようないい加減なことはしないはず.
まあ,「真っ当でない」社会学者はどうなのかしらないが...
おまけ.
読んでいて危うく爆笑してしまいそうになった箇所を引用しておこう.
社会学者と心理学者がタッグを組めば、統計調査と深層心理を駆使して、どんな理論も思いのままに正当化できます。
ヒーローものの特撮やアニメでは、悪役として登場する博士はマッドサイエンティストと相場が決まってます。だから悪の組織はいつまでたってもヒーローに勝てないのです。世界征服をたくらむなら、むしろ、"死神社会学者"や"地獄心理学者"といった文系の悪役をヘッドハンティングすべきです。
ヘッドハンティングの際は"暗黒経営学者"も是非加えて頂きたいものだ.
あんまり役に立たないかもしれないが.
バイオリズムによって単純に左右されてしまう自分の感情に不甲斐なさを感じていた頃,どこかのBlogで紹介されていたので読んでみた.
副題に「感情マネジメント社会の現実」とあるので,「これを読めばバイオリズムに左右されずに感情をコントロールできるようになるかも」と思って,図書館検索をかけたところ,松山市立図書館の移動図書館所蔵でヒットしたので借りてきた.
しかし,借りてきてみてビックリ,思っていたのとは全然逆の本だった.
そもそも著者は社会学者であり,私のように感情マネジメントを求める現代人と現代社会について分析した本だったのだ.
現代人はキレやすくなっているので感情マネジメントが必要だという現代の風潮に対して,逆に現代人の感情マネジメントは非常に高レベルになっており,そのこと自体がさらに高度な感情マネジメントを求めさせているのだ,というのが基本的というか前提となる主張.
そこででてくるのが「人格崇拝」(自分および他者の人格を尊重しましょう)と「マクドナルド化」(効率性重視)という概念であり,それを実現するための「自助マニュアル」(心理学の知識を使ってより良く生きるための方法を説いているもの).
寝る前にぶつ切りで読んだのでちゃんと主旨を追えていないせいもあるのだろうが,「それはちょっとムリヤリじゃないか?」と感じるところが所々あった.まあ,私が元の概念をちゃんと理解していないだけで,オリジナルを知っていればムリヤリな展開・応用ではないのかもしれないが.
おまけ.
この本を読んでいる途中で『反社会学講座』も読み始めたのだが,これと併せて読むと非常に楽しめるので,ちょっとオススメである.
卒業生追い出し麻雀大会も無事終了し,何か食べてから帰ろうということになったので,フジグランのポムの樹に行ってみた.
基本的にオムライスにはあまり思い入れがないので,ポムの樹に行ったのは今回が初めてだったのだが,見本が並んだショーケースを見ていて不思議なことに気がついた.
「どうしてSSサイズとSサイズしかないんだ? 普通なら通常サイズとSサイズとか,S/M/Lサイズだろ?」
疑問を抱えたまま店内へ.メニューで確認したところ,ちゃんとMサイズ(Sの料金+200円)とLサイズ(Sの料金+300円)もあることが判明.かなりお腹が減っていたので,期間限定のデミグラスソースかけのLサイズを頼むことにした.
店員さんにその旨を注文すると,期間限定ものはSSとSサイズしかないのでLサイズなら違うメニューにしてもらいたいこと,そしてLサイズはSサイズの4倍のサイズであることを告げられた.
そうか,じゃあ,違うメニューに...
えっ? 今なんとおっしゃいました?
確認してみたが間違いなかった.
ポムの樹のLサイズはSサイズの4倍あるそうだ.
ちなみにMはSの2倍だとか.
ちょっと怯みそうになったが,私も昔は「生涯一食べ盛り」を自称していた男だ.やってやろうじゃないか!
ということで,チーズインオムライスのLサイズを注文した.
その後,メニューの一部にSサイズはライスが300グラムと書いてあるのを発見.
Lサイズ=Sサイズの4倍=ライス300グラム×4
=ライス1200グラム=ライス1.2キロ?!
ははっ,1.2キロだよ,1.2キロ...
米1合が150グラムで,水分を入れれば米1合で約300グラム強になるらしい.ということは4合くらいか.うちにある炊飯器は一人暮らし用にしては大きいほうだけど,最大で5合しか炊けない.
炊飯器にほぼ一杯のご飯を使ったオムライス... だめだ,想像できない.
そうこうする間に問題のオムライスが到着.
「なんだ,美味しそうじゃないか」と思われるかもしれないが,次の写真を見ていただきたい.
右側がLサイズ,左側がSサイズだ.
ちなみにスプーンの上にある銀色の円盤は1円玉でも100円玉でもない,紛れもない500円玉である.
横方向からの写真を撮り忘れてしまったのだが,もちろん高さもSサイズ以上ある.
まさにオムライスの山である.
さて,きてしまったものは仕方がない.あとは一心不乱に食べるだけだ.
同行者4人はそれぞれ違うものを注文したので,各自で一口ずつ味見などをしていたのだが,私にはそんな余裕はない.ひたすら,ただひたすらにスプーンを動かし,目の前にある山を崩しては口に運ぶという単純作業を繰り返す.
四分の一.
三分の一.
二分の一.
着実に山は小さくはなっていく.
しかし,山が小さくなった分だけ,確実に体内に蓄積されていく.
少しずつ落ちていくペース.
そして,残り六分の一くらい,あとスプーンを5回くらい往復させれば山が完全になくなりそうになった時,自分自身に問いかけてみた.
「いけるか?」
「いける.しかし...」
「しかし?」
「その後はどうなるか分からない」
「...もういい,よくやった.ここでストップだ」
ということで,残りは同行者に食べてもらった.
しかし,ちょっと悔しくもある.いつか一人でLサイズを完食してみたいものだ.
そうそう,あまりにも量のインパクトが強くて味のことを忘れていた.
今回はハヤシソースだったのだが,これが結構美味しかった.
ただ,今回はあまりにも量が多かったので,途中で味に飽きてしまったというのも事実.
ハヤシソースと卵がある表面部分はいいのだが,それ以上の量を占めるチキンライス単独の味に飽きてしまったのだ.
まあ,MサイズやSサイズなら,そんなことはないのかもしれないが.
今春に卒業する学生さんとの打ち納めということで,キスケBOXまで麻雀を打ちに行った.
勝負の前の腹ごしらえということで,ラーメンおが多へ.
おが多のラーメンといえばすっきりしたスープで有名なのだが,普通のラーメンについてはかなり昔に砥部のショッピングセンターで食べたことがあったので,今回は塩ラーメンなるもの(と炊き込みご飯)を頼んでみた.
なんだか想像したのとはかなり違うものが出てきたぞ.
ラーメンの中央に浮かんでいる赤い物体はトマト,その下の白っぽい黄緑の物体はレタスだ.
塩ラーメンというよりも,塩「サラダ」ラーメンといった方が正しいような気がする.
肝心の味なのだが...うーん,個人的にはトマトとレタスは入ってない方が圧倒的に美味しいと思うぞ...
塩ラーメンも普通のラーメンも同じ600円なので,今度行ったときは普通のラーメンを食べよう.
大阪出張中,新聞にマクドのクーポンが入っているのを見つけた.サラダマリネベーグル発売記念だというのだが,それ以外の商品のクーポンも多数あった.
ちょっと気になったのでマクドナルドのウェブサイトを確認してみると,やっぱり前回同様,ホームページ上からクーポンを印刷できるではないか.
そういえば,3月になってからはマクドにまだ行ってないなあということで,印刷したクーポンを握り締めて大街道のマクドに行ってきた.
目当てはビッグマック150円だったのだが,クーポン1枚で3個までOKと書いてある.ということは,やはり3個注文するべきか?と一瞬思わなくもなかったのだが,実家トラップを経験したばかりなので,2個に留めておいた.
あれ? ビックマック2個の隣になにか別の物があるんじゃないか?
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いや,クーポンを使ったらナゲットが100円だったもので,つい...
実は,これに加えてポテトMサイズ120円のクーポンを使いそうになったのだが,それをやると洒落にならないカロリーになってしまうので,それだけは何とか我慢したというのは,ここだけの秘密だ.
ちなみに,今回使ったクーポンは3/17まで.18日以降は前回使ったチーズバーガー2個で120円などのクーポンが使える.
うーん,もしかして,今月は2回マクドに行ってしまうのか?
地球の消滅によって惑星ごとに科学力や経済力が大きな格差が生じてしまった遥かな未来,ようやく惑星統一を成し遂げ,宇宙に進出しようとしていた惑星の帝都を大震災が襲った.
急遽,摂政となった皇女は,震災直後の緊急対策に活躍した若き官僚を大抜擢し帝都復興を命じる.しかし,政府との対立や軍部の暗躍,さらには守るべき市民からの反感のため,復興事業は遅々として進まず...
『第六大陸』『導きの星』の作者による「国家再生ドラマ」.
宇宙船が出てきたりするのでジャンルとしてはSFなのだろうが,それほどSFっぽくはなく,人間ドラマの要素の方が大きく,後述するように,とても「熱い」小説.
しかも,単に熱いだけの小説ではなく,官僚組織の問題点や緊急時の組織のあり方,役人の気構えなど,色々な要素が含まれている.公務員志望の人はこれを読んで,これくらいの気構えがあるのかどうかを自分に問い直してもらいたい.
ここからは「熱い」について.
先日,書店でライトノベル関連のムック本を立ち読みしたところ,ライトノベルには「萌え」と「燃え」という要素があると知った.
私は「萌え」については理屈として理解できるものの,感覚として実感できないので,「キャラ萌え」に走った作品は苦手.
じゃあ,どうしてライトノベルを読んでいるのかというと,作者の作る独自の世界観や現実世界では展開できない荒唐無稽なストーリーが好きというのもあるのだが,どうやら「燃え=熱い」が好きなようだ.
で,まさにこの作品は「燃え」小説なので,非常に楽しめた.強いて難を挙げるとすれば,ディティールを追求しすぎた結果,ちょっと話が長くなってしまった感がある.できれば2冊くらいに収めてもらえれば,もっとスピード感のある話になったような気がする.
でも,名も無き市民たちのドラマこそがこの作品の一つの柱である以上,そのあたりを刈り込んでしまうのも問題か...
最後に気に入った箇所の引用を.
その通りだ、と思った。ぼんやり座っているだけの人間に何の価値がある。それが有為たるべきことを期待される役人ならばなおさらだ。役人だからこそ、非常時にあっては真剣に価値を問われるのが当たり前なのだ。
崩れかかった瓦礫に頭を突っ込んでいるときに、外野の命令を聞いている余裕など無い。外野こそこちらに従ってくれ、現場の指示を聞いてくれ、と救助要員が思っているであろうことを。後方がするべきことは命令ではなく、服従なのだ。それこそが後方の存在意義なのだ。
「稟議書を回して合意を取り付けて予算をつけて動かすような役所仕事は、今の場合通用しない。平時と急時のやり方は違うんだ。こういうときはその場にいる個々人の裁量を最大限信用するしかない。協定を結んでいなければ動かないというのは、それこそ相手を馬鹿にした考えだ。今するべきは、とにかく能力のある人間と直接話をすることなんだ!」
……省衙が崩れようが吏員が死に絶えようが、官の理念と目的は滅しない。それは有形の何物かに発するものではなく、ましてや支配者の尊大な権威から派生するのでもなく、ただ臣民への奉仕の必要性から生まれくる。官たろうとするならそれを忘れるな。おまえが従うのは一に公の福利のみだ。
「悔しくないんですか!」
「おれの悔しさなんかどうでもいい。泥を舐めてでも仕事をするのが公僕だ」
「指導者なんてこんなものだ。他人より損な役回りをするから責任者と言えるんだ。そうでない責任者が存在するほうが間違っている。そうだろう?」
「それでいいよ。どんな体制であれ、参加しない者を認めない体制は必ず不純になるからな。……あんたはそのまま、はみ出し者でおってくれ」
「貴君はさっきから私をけなしてばかりいる」
あともう一つ,「一度だけ」の箇所も非常にいいのだが,これはネタバレになってしまうので,引用するのは止めておこう.
ああ,熱すぎる小説だった.
きょうは梅田にミナミのミナミも施設するつもりだった?
できょうはミナミは自体みたいな施設したの?
でミナミの商業へ案内したかったの♪
*このエントリは、BlogPetの「グラハム」が書きました。
数えてみたら第三回らしい(微妙にタイトルの違うものも含む).
今回は1週間という比較的長期の出張だったわけだが,見事なまでに空振り&二度手間三度手間が多く,長かったわりに成果に乏しい出張だった.
・道頓堀川周辺開発
ハービスENTでキタの再開発について少々触れたが,ミナミも結構再開発や店舗の入れ替えが進んでいる.今ではソフトバンクホークスになってしまったが,その前々身である南海ホークスのホームグラウンドだった大阪球場もようやくなんばパークスという商業施設になったし(これは2003年10月開業),その後も心斎橋に新しい大型商業店やテーマパークができている.
で,心斎橋の再開発で現在も工事が進行中なのが,道頓堀川水辺整備事業というやつ.川に架かっている橋の架け替えと同時に川べりに遊歩道を作ろうというやつもの.
これは戎橋(「ひっかけ橋」という名前の方が有名か)から撮ったものだが,確かに川の両脇に遊歩道ができている.川の近くに散歩をしたり,憩ったりできる場所があるというのは非常にいいことだと思う.
ただし,それがきれいな川であればの話である.この写真ではわからないと思うが,透明度のかけらもない緑色の川のすぐ近くでゆったりできるものだろうか...
ちなみに,中央に写っている不審な物体は世界初の楕円形観覧車(ドンキホーテ心斎橋店に付いている).まだ正式には稼動していないのだが,ニュースで見る限りでは色々と仕掛けがされているらしい.
・餃子の王将
大阪にいるときは松山では食べられないものを食べるように心がけているのだが,近畿大学のほうに行く用事があったので,餃子の王将で昼食をとることにした.
とにかく餃子が食べたかったので,餃子のついているジンギスカン定食(630円(税抜き))にしたのだが,ボリューム満点だった.まあ,問題なく完食したが,昔は楽勝で食べていたことを考えると,やはり加齢による食欲の衰えを感じざるをえない.
ちなみに,王将には京都系列と大阪系列がある.実は松山にも王将が一軒あるのだが,これは京都系列のフランチャイズ店.しかし,経験者に言わせると「王将の味じゃない」らしい.一度行ってみて試したいものだ.
・天下一品
これも全国チェーンの店なのだが,なぜか松山にはないので大阪に来たときにはできるだけ食べるようにしている.
もともとは京都発祥のラーメンなのだが,「ドロドロスープ」の異名をもつくらい,スープが濃い.しかし,見かけほど油でギトギトということはない.
今回はチャーハンセット(850円)にしてみた.まあ,味は相変わらず.
・学生街の古本屋
近畿大学は駅から少々離れているのだが,駅から大学までしっかりとした学生街が続いている.学生街に付き物といえば,食べ物屋と古本屋なわけで,古本屋巡りをした.
そのうちの一軒で,卒業を控えた学生が教科書を売りに来ていた現場に遭遇.
会計学の教科書を売りに来たようなのだが,「これは売れますよ!」とアピールする学生に対して,主人は「○○先生の科目か.あれは××だから科目名が△△に変わったんやけど,法律改正されると役立たずになるから買えん.知ってるやろうけど云々」と延々と会計および授業の話を始めた.
どう考えても,その学生よりも会計に詳しそうである.こういうのも「門前の小僧,習わぬ経を読む」というのだろうか.おそるべし,学生街の古本屋の主人.
・機動力アップ
昨年末に会ったときにはまだハイハイもろくにできなかった甥だが,今回会ってみるとかなり機動力がアップしており,つかまり立ちもできるようになっていた.まさに「男子三日会わざれば刮目して見よ」である.
今のところ,まだ発声能力は未発達であり,意味不明の叫び声くらいしか出せないのだが,この調子でいくと「四国のオッチャン」呼ばわりされる日も近そうである.
ううっ,ついにオッチャンか...
以前記事にした大阪名物インディアンカレーだが,大阪名物のインディアンカレーは実はもう一つ存在する.それが「自由軒のインディアンカレー」だ.
以前食べたインディアンカレーは1947年(=昭和22年?)開業らしいが,自由軒は明治43年創業.歴史の長さからすれば自由軒に軍配が上がるだろう.
この自由軒のインディアンカレー,織田作之助の『夫婦善哉』の中にも登場しており,知名度も非常に高い.
しかし,どちらかというと「インディアンカレー」ではなく「自由軒のカレーライス」または「混ぜカレー」という名前のほうがとおりがいいので,「大阪 インディアンカレー」でgoogleすると,自由軒じゃない方のインディアンカレー(ややこしいな)が上位にヒットする.
このインディアンカレー問題をさらにややこしくしている要素がもう一つあるのだが,それは後まわしにして,とりあえず店に入ってみる.
店内は昔ながらの食堂,というか洋食屋さんという感じ(写真はない).ハッキリ言ってかなり古ぼけた店なのだが,そのくたびれ加減とあちこちにある装飾品が長い歴史を感じさせる.
あと,なぜかホールにいる店員さんがみんなおばちゃんだ(笑).
特にレジにいた「ボスおばちゃん」は一見の価値がある.ホームページのメニュー紹介に写真が載っているが,実物(の髪型)はもっとすごかった.
で,この店ではいわゆるカレーは「別カレー」であり,自由軒伝統のカレーは「名物カレー」という名前になっている.この名物カレー以外に「ハイシライス」(=ハヤシライス)も有名なのだが,それ以外にも昔ながらの洋食屋さんのメニューが結構そろっている.
とはいえ,自由軒に来たからには,まずはカレーを食べないとはじまらないだろう.ということでカレーを注文すると,店員さんが「インディアン,一丁!」と厨房に声をかける.やっぱり「インディアンカレー」なんだなあ.
自由軒じゃない方のインディアンカレーだとすかさずカレーが出てくるところだが,こちらではそれなりに待たされた.
で,出てきたのがコレ.
おおっ,確かにご飯とカレーが最初から混ぜられている.その中心に生卵が乗っかっているんだが... ご飯の量に比べて卵が多すぎないか? 特に白身がかなりたくさんあるぞ.
本式の食べ方は,この卵の上にウスターソースをかけて,卵とカレーをかき混ぜてから食べるらしい.
しかし,まずはカレーだけの味を試してみるために一口.
うん,普通のカレーだ.ちょっとスパイシーかな.
では,次に卵をかき混ぜてみよう... うっ,やっぱり白身の量が多いぞ.これはかなり混ぜないとバランスが取れないなあ.せっせとかき混ぜてから食べてみる.
卵の分だけまろやかになっているんだけど,個人的にはちょっと味が足りないかな.
では,ちょっと順序がずれたけどウスターソースをかけて...
うーん,もうちょっと入れたほうがいいかな...
うん,こんなもんだろう.
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しまった,このカレー,辛さが蓄積型だ.これだと,ちょっとウスターソースを入れすぎだなあ.うーん,これはバランスが難しいぞ.
ということで,味付けにちょっと失敗してしまったが,あの味と量(それほど多いわけではないが)で650円ならば,難波の繁華街のど真ん中というロケーション+話のタネになるという点+おばちゃん店員の華麗な連係プレーが見れる点を考慮すれば合格点かな.
でも,クセになる味は自由軒じゃない方のインディアンカレーの方だろうな.
で,インディアンカレー問題をややこしくしているもう一つの要素なのだが,それは自由軒が2系統あるということだ.
今回行った難波の千日前店が本家筋であるらしいのだが,昭和45年にそこから「のれん分け」された自由軒がせんば自由軒.
で,商売上手なのはこの「せんば自由軒」の方らしく,関東進出したり,レトルトカレーを作ったり,コンビニと組んでいろいろな商品を作ったりしている.味も微妙に違うらしく,せんば自由軒の方がちょっとスパイシーなのだとか.
で,本家の方はそのやり方などをちょっと苦々しく思っているらしい.両方のホームページを見比べてみると,ちょっと面白かったりする.
大阪出張シリーズ,というかリベンジ編?
先日のハービスENT視察(見物?)の際は,当初の目的であった「ティファニーでトランプを」を果たすことができなかったわけだが,打ち合わせのために梅田まで出なくてはならない用事があったので,再度挑戦してみることにした
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のだが,出かける際にいきなりトラブル発生.
当初は時間的に余裕を持って出発する予定だったのだが,精神的にダメージを喰らった上,1時間ほどロスしてしまった.いきなり前途多難である.
梅田まで出るまでに,ついでに用事&買い物などを済ませておこうと難波と心斎橋に寄ったのだが,当初の目的の四分の三が果たせないという恐るべき事態が発生.
もしかしてアンラッキーデイなのだろうか?
そういえば,出かけるときに靴紐ならぬマスクの紐が切れたなあ...
この時点でかなり気力がダウンしていたので,サンマルクカフェで軽くコーヒーを飲むことに.たまたま前のお客さんがアメリカンを頼んだので,私もアメリカンにしたのだが,これがまた美味しくなく,時間と金銭を消費した割にさほど気力は回復せず.
だんだん諦めモードに入りつつあったので,気合を入れるため&交通費を節約するため(大阪の地下鉄は近距離だと割高なのだ),心斎橋から梅田まで,だいたい2キロ強くらいの距離を歩いていくことに.
なぜ歩くと気合が入るのか? むしろ体力と気力を消耗するだけではないか? そもそもティファニーで買い物をしようという人間が200円程度の交通費をケチってどうするんだ?というツッコミが聞こえてきそうだが,その時はそう思ったのだから仕方がない.
ただ,意識のどこかで「ここから歩いて行くと,約束の時間までにハービスENTまで行って買い物をする時間的余裕がなくなってしまうから,ティファニーで買い物計画は延期するのもやむなし」という心理的合理化が起こっていたことは事実である.
で,てくてく御堂筋を歩いていったところ,残念ながら時間的余裕が発生してしまった.うーん,自分の歩くスピードの速さを読み違ってしまった...
ということで,ハービスENTへ.
今回は地上を通っていったのだが,ハービスの入り口とは別に,ティファニーの入り口もあった.
これが正面入り口ということになるのだろうが,ここから堂々と入っていくほどの勇気(と経済力)は流石に持ち合わせていないので,そそくさとハービスENTの入り口に回ることに.
さて,いよいよ入店か.その前に服装チェックをしておこう.
上半身はユニクロのカバーオール,中もユニクロのタートルネック.
下半身は薄汚れたスニーカー,そして自転車愛好者の宿命で右裾の内側が油で汚れたジーンズ.
ついでに中途半端に伸びた坊主頭にキャップをかぶり,マスクをして,イヤフォンをつけている...
これでサングラスをして長細い包みを持ってたら,110番に通報ものなくらいの怪しさだな,などと思いつつ,ティファニーの入り口から店内を覗いてみたところ,前回は気がつかなかったのだが,入り口脇にインカムをつけた黒服のお兄さんがVIPを守るSPのごとく立ってた.
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ちょっと精神を落ち着けるため,周囲を歩くことにしよう.
とはいうものの,周囲もブランドショップばかりだし,落ち着きようがないよなあ.
などと思っていたのだが,グッチの店にヤンママ風の女性が子連れでやってきている,しかも,そのお子様がかなり行儀が悪いのを見て,考えを改めた.
「なんだ,ブランドショップといっても,この程度なんだ」
よし,これならユニクロを着ていても大丈夫だ!(ただし,マスクは外しておこう)
勇気を出して,ついにティファニーに入店!
しかし,入店した途端に気がついた.
甘かった.
さっきのヤンママがいたグッチの店とは完全に雰囲気が違う.荘厳で静謐な空気が流れている...
お客さんもどこかの老婦人(というほどの歳ではなさそうだが,その上品さのためにそう見える),しかも漏れ聞こえてくる店員さんとの会話からして,買う気に満ち溢れている...
圧倒的な場違い感に潰されそうになりつつ,店内の案内板を見て,紳士用品のあるコーナーにそそくさと移動.
「何かお探しですか?」と店員のお姉さんが近づいてきた.
「ごめんなさい!」と泣きながら叫んで逃げ出したくなる衝動をかろうじて抑えて,「いえ,基本的に見てるだけなので気にしないでください」と平静なフリをして答えることに成功.
なんとかお姉さんから攻撃をかわしたところで,本来の目的であるトランプを探すことに.
トランプというのはジュエリーでもアクセサリーでも食器でもないのだから,あるとしたら筆記用具などがおいてあるこの紳士用品コーナーだろうと目星をつけていたのだが,見当たらない.手帳みたいなものがあるくらいだから,置いてあるコーナーとしてはここが一番相応しいと思うんだが...
潰されそうな場違い感は相変わらず感じていたのだが,この紳士用品コーナーはまだマシなはずで,これが女性向けジュエリーコーナーとかになったりすると,おそらく場違い感は3倍増し,本気で泣きながら店を飛び出しかねない.
残念ながらトランプ探索を打ち切って店外に脱出することに.
しかし,もう少しで店の外に出るというところで思い直した.
ダメだ,ここで場違い感に負けてしまっては,また同じことを繰り返すことになる.
立ち止まり,振り返って,カウンターの中のお姉さんに声をかけた.
「すみません,トランプは置いてないんでしょうか?」
すると,お姉さん(奇しくも先ほど声をかけてくれた方)は,トランプは現在品切れ中で1-2週間後には再入荷するとにこやかに説明してくれた.
そのままだと「お取りしておきましょうか?」とでも言われかねなかったので,「では,またの機会にします」と行って,その場を去った.
結果として,ティファニーのトランプを入手することはできなかったが,前回が完膚なきまでに敗れ去った,というか,リングに立つ前に逃げてしまったのに対して,今回はかなり善戦したといえるだろう.
ある種の達成感を胸に,打ち合わせの場所に向けてハービスENTをあとにする私であった.
というか,どうして普通の人が普通に買い物をするブランドショップで,そこまで壮絶な場違い感を感じるんだ?>私
大阪出張シリーズ.
とはいうものの,単に移動中および空き時間に読んだというだけなんだが...
ジュディ・フォスター&アンソニー・ホプキンス主演で映画化されたために非常に有名.
私もビデオで1回,TV放映時に1回の計2回見ているはずだが,映画では分からなかった細かい点(どうしてクラリスが事件解決に懸命になるかとか)がよく理解できた.
映画だとクラリスとレクター博士が話をしているうちに犯人が明らかになったような印象があったけど(少なくとも私の記憶の中ではそんな感じだ),原作ではかなり趣が違っている.
レクター博士の出す手がかりは非常に少なく,発見した証拠などをあちこちの専門家が協力して(非協力的な専門家は脅したりもするが),ようやく犯人のところにたどり着くという感じで,かなり地道.
あと,時間の関係だろうが,映画では原作のエピソードをかなり削ぎ落としているので,映画を見たことがある人もそれなりに楽しめると思う.
特に映画ではあんまり良い感じには描かれていなかった上司が,厳しいけど有能で思いやりのある上司になっていて格好良い.
しかし,問題もある.訳がちょっと読みにくいのだ.
私は新潮文庫で読んだのだが,これを訳した人をamazonで検索したところ,多数ヒットしたところからして,有名な翻訳家らしいのだが...
たとえば,「クローフォド」という人名が出てくるのだが,これって普通は「クロフォード」じゃないか?
あと「ヴィックスのヴェイポラブ」というのが出てくるのだが,しばらく悩んだあと「ヴィックス・ヴェポラップ」のことだと気がついた.スペルはVapor Rubなので,アメリカではヴェイポラブに近い発音をするのかもしれないが...
(ちなみに商品名としてはヴェポラッブが正しいのだが,ヴェポラップの方が検索エンジンでヒットする数が圧倒的に多い)
そういう固有名詞だけじゃなく,色んな点で少々読みにくかった.検索してみたところ,同じような感想を書いているページがいくつかヒットしたから,読みにくかったのは私だけじゃないようだ.
最後に気に入った箇所をいくつか引用.
ばかげた質問、というものはない。きみは私が気付かない点に気付くはずだし、それが何であるか、私は知りたい。
今がいちばん困難な時期なのだ、スターリング。この時期を利用しろ、そうすればきみは鍛えられる。今がいちばん厳しい試練だ――怒りや欲求不満で自分の思考力を失ってはならない。それが、自己を抑制できるかどうかを決める核心なのだ。無駄と愚考は人を最悪の状態に陥れる。
前回に続き,大阪出張シリーズ.
大阪には商業の中心としてキタ(梅田)とミナミ(難波)があるのだが,私の実家はどちらかというとミナミ寄りなので,キタのことはあまり分かってない(ミナミのこともあまり知らないのだが,それでもキタよりは分かるはず).
で,そのキタだが,私が大阪を離れてから再開発がかかったらしく,分からなさにさらに磨きがかかっているわけだが,今回行ってきたハービスENTも昨年11月にグランドオープンした商業施設であり,私にとってはまったく未知の場所だ.
その場所も梅田にあるということしか分かっていなかったので,地下鉄で東梅田まで行った後,そのまま地下街をてくてく歩いていった.
というのも,ミナミもそうなのだが,キタの商業施設は地下街でほとんどつながっているので(地下街自体も商業施設だし),ところどころにある案内掲示を参考にすれば,ほとんどの場所に辿り着くことができるからだ.
で,今回はそのパターンが通用せず,ひたすら迷ったとかだったら話としては面白いのだが,ほとんど迷わずに到着してしまった.
地下街を通って着いたので,入ったのも地下から.なので,最初に表示されている入り口の写真も実は最後に出てくるときに撮ったもの.
実際に最初に入った地下2階はこんな感じのところ.
行ったことはないのだが,TVで見たヴィーナスフォートってこんな感じのところだったような.今までの大阪の商業施設とはちょっと雰囲気が違ってる.
その感覚は他の階を見るにつれて強くなっていった.
光量が足りなくてうまく撮れなかったが,エレベータやその周囲にまでも高級感が溢れている.
入っているテナントもティファニーやブルガリ,グッチにコーチなど,ブランド品に疎い私でも知っているような店が多く,しかも2フロア使っている店もあった(店内に階段があるのか?).
この時点で私の中には場違い感が溢れていたわけだが,有名ブランド店街は2階までだったらしく,3階からはかなりプレッシャーが弱くなった.それでも共有スペースの端々に高級感が漂っており,商業施設というよりも高級ホテルにいるような感じがした.
そういう高級感溢れる施設に場違い感を感じつつ,あちこち見て回ったわけだが,全体的に私には縁のない店が多く,中をゆっくり見ることができたのは海外雑貨の店とCD&楽器店くらい.
海外雑貨の店ではネット通販で存在自体は知っていた商品の実物を見ることができたり,面白そうな小物を見つけたりで,結局何も買わなかったが,それなりに楽しめた.
松山にいても生活に困ることはほとんどないのだが,こういう楽しみがちょっと少ないのが残念なところ.まあ,私が知らないだけで,小さな店を回っていけば同じような楽しみが得られるのかもしれないが.
あ,あと心斎橋から移転してきたSONYのショールームがあったのだが,基本的に最近のSONY製品はキライなので,ほとんど素通り.
ただ,ハイビジョンの液晶テレビのコーナーだけは,そのあまりの美しさに立ち止まってしまった.確かにあれだけリアルに表示されると,年配の女優さんが嫌がっているというウワサもうなづけるよなあ.
で,ブランド品や高級感溢れる場所に縁遠い私がどうしてハービスENTに行く気になったのかというと,雑誌でハービスENTのティファニーには特製トランプが売られているというのを見たからだった.
ティファニーといえばアクセサリーの店だと思っていたので,そういう店でトランプを売っているというのは面白そうだなということで,それを買うのが当初の目的だったのだ.
しかし,あまりに高級感溢れる店の雰囲気に気おされて,店内に一歩も踏み入れることなく店の前を立ち去ってしまったのだ...
今回の出張中に,もう一度キタに行く予定があるのだが,そのときにリベンジできるだろうか...
現在,大阪に出張中.
せっかく大阪にいるのだから,大阪でしか食べられないものを食べようということで,インディアンカレーを食べることにした.
知る人ぞ知る大阪名物らしいのだが,実は私がこの存在を知ったのは比較的最近のこと.北海道のジンギスカンのことを検索しているときにヒットしたやまけんの出張食い倒れ日記で絶賛されていたのだ.
このインディアンカレー,大阪周辺にいくつか支店があるらしく,ネット上では梅田店が有名なのだが,今回はあえて難波店に行ってみた.というのも,どうやら難波店が創業の地らしいからだ.
場所的には心斎橋筋商店街を西に行ったところ,法善寺横丁の近くだ.
カウンターのみ十数席の細長くて非常に狭い店なのだが,すれ違うのも難しそうな狭いカウンター内に店員さんが4名ほど入っており,ちょっと圧迫感を感じないでもない.
手前の席に座っているお客さんにちょっとぶつかりながら奥に進み(それくらい狭い),着席.
基本的にカレーのみの店なので,注文するのはカレーしかないのだが,事前の情報収集で大盛りの生卵入り,通は「大玉」というらしいが,これがオススメらしい.
さすがに通ぶって「大玉」というのは恥ずかしいので,「カレーを大盛り,卵入りで」と普通に注文
・
・
・
したかと思うと,あっという間にカレーが出てきた.場所的にカレーを盛る人の真正面に座っていたというのも影響しているとは思うのだが,ビックリするほどすぐに出てきた.熟練&分業の成果であろうか.
うーん,ご飯大盛りにしたから,ちょっとルーが少ないかな.
とりあえず中心に配置された生卵を崩してルーと混ぜてから一口.
・
・
・
甘ッ!!
甘口のカレーというのがあるが,そういうのとはレベルの違う甘さ,はっきり言ってカレーの甘さではありえないくらいの甘さが...
辛ッ!!
甘さの直後に強力な辛さがやってきた.これでも生卵で辛味はマイルドになっているはずだが,それでもかなり辛い.
カレーにはありえない甘さ&極度の辛さのコンビネーションという,あまり体験したことのない味の組み合わせはかなり衝撃的.
それに加えて,付け合せが福神漬けやラッキョではなく,酢漬けのキャベツ(ちょっと寿司のガリっぽい味になっている)という,ちょっと他では見ない物だが,これが辛いカレーによくあっている.
しかも,あまりの辛さにちょっとでも水を飲んだら,すかさず水を注いでくれるというホスピタリティ(もてなしの心)溢れるカウンター内のおばちゃん(しかし,いわゆる大阪のおばちゃん的に無理やり話しかけてきたりはしない).
食べた人の多くが中毒になってしまうというが,確かにユニークな味の組み合わせと雰囲気だ.
私自身には今のところ禁断症状は出ていないのだが,この記事を書きながら「また機会が会ったら食べに行こう」とは思っていたりする.もしかして軽い禁断症状?
ちなみにカレー単独では730円で大玉は830円(大盛り50円,卵50円?)だ.
アメリカのER(救命病棟)で働く外科医の元に,福井県に住む母が連続主婦殴打生き埋め事件の被害者になり意識不明の重体との連絡が入る.
急遽,福井に戻った主人公は,復讐のために,旧友や兄弟の力を借りながら犯人を探すのだが...
あらすじとしてはこれで間違っていないのだが,半分くらい(半分以上?)は暴力に満ちた家族の思い出話で,残りが現在の犯人探し.
メフィスト賞を受賞しているのだから一応はミステリーなのだろうし,密室や見立て,暗号解読などのミステリー的要素も出てくる.でも,これはミステリーとは言わないだろう?
推理の手がかりになるような材料がほとんど出てこないうちに,主人公が直感的に答えを出してしまうし,その答えがまた普通は考えないようなものばかり.ハッキリ言ってめちゃくちゃである.
ストーリー展開も同様で,はっきり言って突拍子もないことの連続.
それでも高く評価されているのはその独特の文体のせいだろう.読点をほとんど使わず短い文章を畳み掛けるように叩き付ける文体.多用される体言止めカタカナ・イングリッシュ擬音語.読みやすさなんて微塵も考えないので改行もされない.会話文についても改行されず一人称の地の文の中に埋め込まれてるので一つの段落がやたらと長くなっている.
かと思えば,一文だけで一段落.
しかもその前後に改行が入り,その文章だけが目立つように演出されていたりする.
これらの文体と突拍子もないストーリー展開が相まって,スピード感のある作品に仕上がっている.
ネットでのレビューの中には「石田衣良を若くした感じ」としたものもあったが,言われてみればそうかもしれない.
でも,石田衣良の作品は「スタイリッシュ」と表現されることが多いけど,少なくともこの作品は「スタイリッシュ」じゃあないよなあ.福井弁(というのか?)がバリバリ出てくるし,血族の話が中心にあるからか,ちょっと泥臭い感じがする.
とりあえず,もう一作くらい読んでみるかなあ.
かなり以前に記事にしたと思うが,私はプリペイド携帯電話(Vodafone)を使っている.
電話じゃないと連絡が付かない場合以外はメールを使うし,携帯電話でメールを打つのが苦手なので,通常の料金プランだとコストパフォーマンスが悪いからだ.
そのプリペイド携帯電話も,東海地方でしか契約できないpjというのを使っている.
というのも,通常のVodafoneのやつだと機種の選択の幅が非常に狭いためで,ネット通販で購入した.
そのpjなのだが,私が契約しているタイプは有効期限が3ヵ月なため,3ヵ月ごとに新たに課金しなくてはならない.
直近の有効期限が2月末までで,課金のために必要なカードも手元にあったのだが,2月が28日しかないことをすっかり忘れていたため,有効期限が切れてしまった.
3月になってからそのことに気が付き,慌てて課金したのだが,時既に遅し.
いったん契約切れしてから再度契約という形になってしまったようだ.
電話番号自体は携帯電話に固有なので,再契約になっても変更はないのだが,問題はメールアドレス.
契約した時点ではランダムな文字のメールアドレスが割り振られるので,ほとんどの人はアドレス変更を行うことだろう.
もちろん私もアドレス変更を行っており,今回も同じアドレスで登録しようとしたところ...
ご希望のEメールアドレスは既に使用中です.
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だから,そのアドレスを使用しているのは私やっ!
と,携帯電話相手にツッコミを入れてみても仕方ない.
一縷の望みをかけて,試しに以前のアドレスに送ってみたところ,やっぱり宛先不明で戻ってきた.
仕方ないので,以前のアドレスの最後に「n」を付け加えたものに改めて変更することに.
本来ならアドレス変更のメールを各方面に送らないといけないのだろうが,面倒くさいのでやめた.
まあ,電話番号は変わってないんだから,どうしても連絡を取る必要があるなら電話してくるだろうからね.
ということで,もしもこのBlogを読んでいる方で私の携帯電話のメールアドレスを登録されている方は@の前に「n」を追加したものを再登録しておいてください.
2月の中旬頃の話.
いつものようにウェブサイトのログをチェックしていたところ,検索語のリストの中に「森の翠」という文字を見つけた.
「そういえば最近は洋酒ばかりで日本酒は(自宅では)飲んでないなあ」と久しぶりに森の翠のウェブをチェックしてみた.
「森の翠」は篠永酒造のブランド名なのだが,篠永酒造はウェブサイトを持っていようだ.いちおうe-酒屋@四国(谷井誠一商店)の中にあるのが公式ページなんだろう.
篠永酒造には女性杜氏がいて,その人がいくこの蔵便りというコーナーを開設している.
で,久しぶりにそのコーナーを読んでみて驚いた.
詳しくはこちらを読んでもらいたいのだが,危うく森の翠は消滅するところだったようだ.
確かに最近は焼酎ブームのあおりで日本酒の消費量が減ってるとは聞いていたけど..
そういえば,以前CATVで焼酎の消費量が日本酒を抜いたとかいうデータを出してたな.確か酒税の関係のデータだったはず.
ということで,国税庁のホームページで調べてみた.細かい数字はこちらを参考にしてもらいたいのだが,推移をグラフにしたものがこれ.
平成15年に焼酎が清酒(=日本酒)を逆転している(ちなみに雑酒とリキュール類が増加しているのは発泡酒のせいと思われる).
うーん,これはヤバイなあ.
ということで,微力ながら応援しようと思い,蔵元屋に行って,森の翠を買ってきた.
今回買ったのは純米大吟醸 松山三井.
最近主流の端麗辛口ではなく,ちょっと甘めなんだけど,するっと飲めてしまう軽さと爽やかさがあって,たいへん美味しゅうございました.
ちなみに,ラベルには佐藤杜氏の名前が載っていたので,去年仕込んだ分なんだろう.
蔵元屋にはにごり酒も置いてあったのだが,こちらにはいくこさんの名前が載っていたのだろうか.
2月は月が短いので集計するのをすっかり忘れてた.
ということで恒例の検索語のご紹介.
検索語 | 件数 | コメント |
VIPクオリティ関連 | 92 | やっぱり疑問に思う人が多かったということか? |
じゃこ天おばちゃん関連 | 54 | 店に行った記事を投稿したのは月末だからヒット数にはあまり関係ないと思うんだけど... |
カゴメの株主優待関連 | 49 | そろそろ株主優待の権利月だからかな. |
勝岡免許センター | 46 | 春休み前で免許を取りに行こうと思う学生が検索しているのだろうか? |
ハードディスクの異音関連 | 43 | ヒット数自体は先月から激減しているわけじゃないけど全体のアクセス数が多かったからランクダウン. |
経済小説 | 39 | そんなに検索する単語だとは思わないんだが... |
ホテル南海難波 | 33 | サイゼリヤの記事にヒットするのだが,絶対に本来の目的と違ってるよな. |
ということで,2月の崔研究室 仮営業所は「VIPクオリティ」「じゃこ天おばちゃん」「カゴメの株主優待」なサイトだった.
しかし「VIPクオリティ」の威力はすさまじく,これに引きずられてサイト全体のアクセス数がえらく増えていた(現在は通常に戻っている).
なお,毎回上位に位置していた「松山市の地図」は10位にランクダウン.なんと「ボタンつけ」に負けている.しかしどうして「ボタンつけ」へのアクセスが急に増えたんだ?
いつもならこうさぎによる検索語の集計をするのだが,こうさぎのシステムが変わってしまったので今回はお休み.次回に復活するかどうかも微妙なところ.
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』で一躍有名になった著者が日経新聞に連載していたコラムをまとめたもの.
内容的には著者のこれまでの本を読んでいれば特に目新しいものはないので,読む必要はないと思われる.
個人的には,この著者のベストは『ゴミ投資家のための人生設計入門』(今だと『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』として文庫化されている)だと思うので,この本を読む時間があればそちらをオススメする.