2006年07月31日

都@八幡浜(とんかつ)

以前,八幡浜まで車の運転の練習を兼ねてドライブに出かけたことがあるが,そのときに食事をしたのが丸山イーグル
その他にも数軒リストアップしていたのだが,最後まで候補に残っていたのが,この「都」.
最終的には行くのを断念したのだが,その理由は「2軒回ることを考えると,この店は止めたほうがいいだろう」というもの.
そう,この店,いわゆるまいうー系の大盛りの店らしいのだ.

ということで,今度こそ,その大盛りぶりを実感するべく,片道1.5時間ほどかけて八幡浜まで行ってきた.

この都,市街地ではなく,フェリー乗り場の4階にあるのだが,

TonkatsuMiyako_1.jpg

「海の見える」とんかつ屋らしい.
「海が見える」という爽やかなイメージととんかつはあってないような気もしなくはないが,一体どんな感じなんだろうか?
期待に胸を膨らませ,4階までの階段を一気に上りきった私の目の前に広がった光景は...

( ゜д゜) ポカーン


TonkatsuMiyako_2.jpg


臨時休業かよ... orz

投稿者 saihide : 00:01

2006年07月30日

サンマルクの株主優待 2006

SaintMarc2006_yutai.jpg

サンマルクの株主優待が届いた.といっても,既に1ヶ月近く前の話だが.
サンマルクの株主優待はサンマルク系列の店舗での飲食代金が10-20%割引になるカードなのだが,このカード,何度使ってもOK.
なので,使えば使うほど優待利回り(=株主優待の金額÷投資金額)は高くなる.

ということで,Excelでつけている家計簿を操作して,この1年間にサンマルク系列の店での飲食代金を計算してみたところ,約2000円.ということは,株主優待の金額は400円程度か... 安っ!

ついでなので,その前年度や前々年度についても計算したのだが,最も使っている年度の飲食代金でも5000円弱.これは中央通りのサンマルクにランチを何度か食べに行ったため.
しかし,この店舗は今ではアルボーレに変わってしまったので,カードは使えない.

うーん,投資効率的に考えると,かなりもったいないような気がしてきたぞ.
サンマルクについては含み益があるので,現状で売ってしまっても問題はない.
でも,外食産業の中では勝ち組とされている会社だし,今の時点で売ってしまうのもなあ.

となると,投資効率を上げるためにはサンマルク系列の店に何度も行くしかないのか.
大街道のカフェだと代金はたかが知れてるから,やっぱり石井のサンマルクまで晩ご飯を食べに行かなくてはならないのだろうか.
しかし,それって本末転倒のような気が...

投稿者 saihide : 01:29

2006年07月29日

GEOの株主優待 その後

以前の記事でGEOの株主優待が届いたものの,松山市内にはGEOの店舗がないため,株主優待を活用できないことを書いた.

しかし,せっかくもらった株主優待,何とかして活用せねば!
ということで,最も近い店舗である今治鳥生店(南鳥生町)まで行ってきた.

まず驚いたのが入り口のポスター.

GEOafter_1.jpg

以前,フジの店頭で株主募集(?)のポスターを見かけたことがあるけど,それとは力の入れ方というか,ターゲットが全然違ってるなあ.

店内に入ったところ,かなり広いのだが,レンタルとゲームだけでなく,なぜか書籍コーナーや駄菓子コーナー,さらには100円ショップまで併設していた.
お客さんも結構入っている.えらく繁盛してるなあ.

カウンターで株主優待について話したところ,応対してくれた人がたまたま店長だったせいか,えらく丁寧に説明してくれた.
しかし,これまで会員だった人が株主になって株主カードに切り替えることがほとんどのようで,これまで会員でなかった人が株主になるというのはかなりイレギュラーっぽい.何度も「これまでにGEOの会員になられたことはありませんか?」と聞かれた.

そんなやりとりをしつつ,いろいろ書類を書き,登録の済んだカードを受け取った.
その後,ゲオポイントの説明を受け,さらにGEOのレンタルの仕組みについての説明が始まりそうになったので,それは断って(レンタルの仕組みくらい分かる),店内を物色することに.

GEOの株主優待は1000円分のポイントとレンタル料金が半額になるというものなのだが,半額でレンタルしても返しに来るコストを考えると半額の意味がなくなってしまう.
じゃあ,何か買ってポイントを使いきろうと思ったのだが,まだNintendoDSを手に入れていない状態ではゲームを買っても仕方がない.
うーん,何か買うものは...

おお,そうだ! ここは書籍コーナーがあるから,ポイントで本を買えばいいんだ!
ちょうど地図が欲しかったところなので,地図を買おう.
店長はポイントはレンタル以外にも使えますと言っていたから,本の買い物にも使えると思うのだが,いちおう聞いてみよう.
ということで,書籍コーナーのお姉さんに聞いてみたところ,本の買い物には使えないという.ということは,この書籍コーナーはGEOの店舗内にあるけど,GEOが運営してるんじゃないのか.

しかし,他に欲しいものもないし,むりやりポイントを使っても仕方ないから,またの機会を待つことにしよう.
と,店を後にしようとしたところ,入り口のところに先ほどの株主優待ポスターとは別のポスターも貼られていたことに気がついた.

GEOafter_2.jpg

旧作50円,新作100円って,めちゃくちゃ安いな!
しかも,株主カードを使ったら,ここからさらに半額だから,旧作25円,新作50円か!
...はやく松山市内に進出してくれないかなあ.

投稿者 saihide : 00:19

2006年07月28日

重松飯店(中華?)

ShigeHan_1.jpg

既に半月ほど前のことだが,今治に行く機会があったので,かねてからの念願であった今治名物「焼き豚玉子飯」を食べに重松飯店まで行ってきた.

今治の名物料理といえば「焼き鳥」だが,裏・名物料理というか,B級グルメな人たちにとっては焼き鳥以上に有名なのが,この「焼き豚玉子飯」.で,その本場とでもいえるのが,この重松飯店だ.

見かけは単なる町の中華料理屋さん,というか,大衆食堂だが,

ShigeHan_2.jpg

中身も大衆食堂そのものだった.
座敷席が2-3卓,テーブル席が3-4卓と,外見よりは広め.

焼き豚玉子飯を食べるためにやってきたのだが,それだけでは寂しいので,焼き豚玉子飯が入った定食を食べようと思ったのだが,見当たらない.
なぜ?と思ったら,「焼き豚玉子飯」ではなく「玉子飯」として定食の中に含まれていた.
ということで,玉子飯とラーメンのセットを注文しようと思ったのだが,ラーメンを「冷やし」にできるとあった.かなり暑い日だったので,迷うことなく「冷やし」に.

新聞を読んでしばらく待っていると,

ShigeHan_3.jpg

こんな感じのセットがやってきた.
あれ? 「冷やし」って「冷やし中華」じゃないのか?
メニューを確認したところ,「つけ麺」というのがあったので,セットのラーメンを「冷やし」にすると「つけ麺」になるらしい.
しかし,この「冷やし」の横にある薬味って,

ShigeHan_4.jpg

どうみてもワサビだよな.ちょっと舐めてみよう...やっぱりワサビだ.
ということで,まずは「冷やし」から食べてみた.
麺は美味しいんだけど,タレが普通の麺つゆっぽい.これって薬味がワサビのせいで,普段食べている素麺とかざるそばの味を思い出してしまうせいだろうか?

続いてメインディッシュの焼き豚玉子飯.

ShigeHan_5.jpg

焼き豚の上に目玉焼きが二つ,そのうえに焼き豚のタレがかかっているわけだが,

ShigeHan_6.jpg

中は白ご飯+焼き豚のタレ.
目玉焼きで見えないが,けっこうな量の焼き豚が入っている.
焼き豚のタレの黒色がどぎつくてギトギトしていそうだが,実際の味は見かけほどしつこくない.
といっても,これは私の基準なので,薄味が好きな人や上品な味が好きな人はダメかもしれない.
でも,B級グルメ的料理を愛する人には是非とも食べて欲しいところだ.

ちなみに清水町の方にも「焼き豚玉子飯」と表に書かれた店があるが,どうせなら今治の重松飯店まで行って食べてもらいたい.
駅からけっこうな距離があるので,車で行く方が便利かも.店からちょっと離れているが,駐車場もあるし.

投稿者 saihide : 23:32

2006年07月27日

すみれ 平和通店(お好み焼き)

Sumile2_1.jpg

ちょっと前のこと.
学生さんたちとお好み焼きの話をしていたところ,お腹が空いてきたので,最近オープンしたすみれの二号店に行くことにした.平和通のダイキ城北店をさらに西側に行ったところにある.

すみれ一号店があるのは平和通の一本北側の道.
なので,かなり近くに新しい店を出したことになる.
出店戦略としてどうなんだろう?と思ったが,一号店はいつも満員なので,そのお客さんを誘導できると考えれば,それなりに合理的か.

店内はけっこう広く,二階席もある.
1階の座敷はこんな感じ.

Sumile2_2.jpg

写真だけ見ると,料亭みたいだが,この反対はカウンター&鉄板になっており,

Sumile2_3.jpg

こんな感じで,店員さんが忙しく焼いている.
ちなみに,この右側にも鉄板があって,そちらでは関西風を主に焼いているようだ.

さて注文だが,今回は一緒に行った学生さんが松山で一番美味しいと思っているという「広島風ふわとろ」を注文.

Sumile2_4.jpg

透視能力でもない限り中身はわからないだろうが,豚肉,もち,チーズが入っている.広島風なのでソバも入っている.
ソバや野菜の増量もできるのだが,学生さんが「けっこうボリュームがある」というので,ノーマルのまま注文したのだが,確かにノーマルのままでも充分に満足できるボリュームがあった.

で,学生さんが勧めるだけあって,確かに美味しい.
美味しいのだが,大阪生まれの大阪育ちである私にとっては,「お好み焼き=関西風」であって,広島風のお好み焼きはどうも「お好み焼き」という感じがしないのだ.

なので「美味しいお好み焼きを食べた」というよりも,「ソバとキャベツが入ったソース味の美味しい『サムシング』を食べた」という満足感になってしまう.
ということで,広島風のお好み焼きが好きな人は大満足できると思う.
すみれでは関西風のお好み焼きもあるので,今度行ったときは関西風を試してみよう.もしかすると「美味しいお好み焼きを食べた」という満足感を得られるかもしれないし.

投稿者 saihide : 22:05

2006年07月26日

『夏季限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信

小鳩君と小山内さんは,恋愛関係にも依存関係にもないが,己の本質を隠して「小市民」になるべく,お互いに助け合う関係.
小山内さんがリストアップしてきた<小山内スイーツセレクション・夏>を制覇するべく,夏休み中,甘いものを食べまわる二人だったが...

「日常の謎」系のミステリだった『春季限定いちごタルト事件』の続編.ということで,本作も「日常の謎」系のミステリ.
いつもなら図書館で借りてくるのだが,この作者,あまりにも当たりが多いので購入していくことにした.

基本的には独立しているので,本作から読んでもいいのだろうけど,『春季限定いちごタルト事件』で判明した2人の本質が前提になっている.
なので,本作を先に読んでしまうと『春季限定いちごタルト事件』が楽しめなくなってしまう恐れがある.

相変わらず面白いのだが,基本的に短編集の前作と違い,本作は短編集の形式だけど基本的には長編だと思う(このあたりは巻末の解説を参照).
そして前作よりも,私が考えるところの米澤穂信らしさが出ているというか,「おおっ,こういうラストかい?!」というか,「早く続きを読ませろ!」的な兇悪なヒキ.
これで続きが出なかったら泣くけど,『秋季限定○○事件』が出るのはいつなんだろう? 今年の秋はありえないから,来年の秋かなあ...


・おまけ
これを読んでいると,強烈に「シャルロット」というケーキを食べたくなるんだけど,松山で「シャルロット」が美味しいところはあるんだろうか?

投稿者 saihide : 08:18

2006年07月25日

シダックスの株主優待2006(BlogPet)

こないだ、さいが
ということで書店に走って購入したのだが佐世保いろいろと仕事が重なって今まで読めていなかった.ようやく時間がとれたのでページを開いてみると佐世保.
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 13:27

佐世保バーガー@LOGKIT

SaseboBurger_1.jpg

大阪出張ネタ.
資料漁りのついでに心斎橋(でも,かなり本町寄りだよな)で佐世保バーガーを食べてきた.
ちょっと前にあちこちのメディアで取り上げられていたのだが,「大きい」「高い」「つぶして食べる」というイメージしかなかった.
調べてみると,特に決まった具材や味つけがあるわけではないらしい.

今回行ったのはLOGKITという店.佐世保バーガーブックマークによれば「最も佐世保バーガーらしいバーガーを出す店」らしい.

お昼時ということもあって,それほど広くない店内はほぼ満員.

SaseboBurger_2.jpg

それでも一人くらいなら何とか座れそうだったので,カウンターで注文を.
セットが3種類ほどあったのだが,レギュラーサイズの佐世保バーガーが含まれているのはAセット(1000円)のみで,他のセットはスモールサイズになってしまう.
大きさを実感するためにはAセットしかないだろうということで,Aセットを注文.
番号札を渡されてしばらく待つことに.

ちょうどピークが過ぎたところだったのか,10分くらいで番号を呼ばれた.

SaseboBurger_3.jpg

これがAセット.レギュラーサイズの佐世保バーガーとドリンクのセットだ.
問題の佐世保バーガーのサイズなのだが,うーん,確かに大きいなあ.上にあるのが普通の新書なのだが,新書を開いたサイズよりもちょっと小さめくらいか.

で,中身.

SaseboBurger_4.jpg

バンズの間に,ベーコン,レタス,卵,チーズ,肉がケチャップやマヨネーズっぽい調味料とともに挟まれている.
壁に食べ方のポスターが貼られているのだが,初心者は軽くつぶして,熟練者はギューッとつぶして食べろとのこと.
私はどう考えても初心者なので,軽くつぶして食べてみた.

ふむ,ベーコンの味がすごく目立っている.卵も半熟でトロトロしていていい感じだ.ケチャップもマヨネーズも甘めかな.
でも,美味しいんだけど,ベーコンの味と調味料の甘さがすごく目立っていて,肉の味があまりしないような気がする.同じような高価格ハンバーガーであるモスの匠味は「肉を食べてる!」って感じがするから,これは好みが分かれるだろうなあ.
個人的には匠味の方が好きかな.味もそうだけど,匠味の方が微妙に安いし,松山でも食べられるし.

しかし,この佐世保バーガー,現在,ファミリーマートで販売中とのこと.値段は360円.
いつまで販売されるのかは分からないけど,これは食べてみないといけないなあ.

投稿者 saihide : 02:12

2006年07月24日

インデアンカレー三番街店

IndianUmeda_1.jpg

週末にかけて大阪に出張してきたので,大阪関係のネタを.
朝ご飯を食べそびれたまま,梅田までやってきたので,このあたりで食事をすることに.
そこらの立ち食いそばで済ましても良かったのだが,せっかくのなのでインデアンカレーの三番街店に行ってみた.

私が入ったことのあるインデアンカレーの店舗はミナミだけなので,そのイメージからすると,えらく近未来的に見える店舗.
でも,クリスタ長堀の店舗もこんな感じなので,ミナミの店だけが古い感じの佇まいなのだろうか.

店内はこんな感じ.

IndianUmeda_2.jpg

さほど広くはない.
しかし,レジに1人,カウンターに2人,奥の厨房にも数名いるようで,店は狭いにもかかわらず店員さんが多いというのはミナミの店と同じだな.

この店で提供している料理はカレーとハヤシライスの2種類で,ハヤシライスが通常600円のところを550円と安かったのだが,やはりインデアンカレーに来た以上,カレーを食べなければ.
ということで,通常のカレー(730円)を注文.

IndianUmeda_3.jpg

前回は大盛り(+生卵のトッピング)だったのだが,それに比べるとやっぱり少ないな.
では,いただきます.


甘ッ!!


おお,これこれ,この甘...


辛ッ!!


あれ,こんなにすぐに辛さが来たっけ?
ああ,そうか.前回は生卵のトッピングがあったから,卵で辛さがコーティングされてたのか.
うーん,やっぱり辛いなあ.口の中がジンジンしてきたぞ.
でも,ラルキーの「食道や胃袋の場所が分かるような辛さ」と違って,辛さが口の中だけで完結してるよなあ.

で,辛さに負けて水を少しでも飲むと,すかさず「お注ぎしましょうか?」と店員さんがやってきた.
そうそう,ミナミの店もこんな感じだったよな.これってマニュアル化されているんだろうか.

ということで,朝からカレーを食べて口の中をジンジンさせながら,用務先に向けて出発するのであった.

投稿者 saihide : 08:13

2006年07月23日

ナン・カリー@モス

MOS_NanCurry_1.JPG

モスバーガーの期間限定メニューが切り替わったということで,三津の緑モスまでいってきた.
今回の期間限定メニューはナン.
ナンを使ったメニューは今までに何度も登場しており,今回の期間限定メニューの一つであるナン・タコスは去年に引き続きっぽい.
なので,今回は新しい期間限定メニューであるナン・カリー(360円)を食べてみた.

ナンとカレーを組み合わせたメニューは昨年もあったのだが,昨年のはナンとカレーとソーセージの組み合わせ.
今年はナンに黒カレー,そしてトルコ方面でよく食べられているケバブの組み合わせ.
黒カレーだが,確かに黒い.それに加えて,かなりスパイスの香りが強い.
ケバブの方だが,アップで見るとこんな感じ.

MOS_NanCurry_2.JPG

うーん,あんまり分からないな.
今回使われているのはチキンケバブ,つまり鶏の挽肉をこねて焼いた物なので,「つくね」だと思えば大きくはずしていないだろう.

味の方だが,かなりスパイスの香りが強かったので,味の方も強烈なのを想像していたのだが,それほど強烈でもなかった.
適度に辛くて,いい感じの美味しさ.

で,これまた期間限定メニューのラッシー.

MOS_NanCurry_3.JPG

...見た目は普通のドリンクと区別はつかないな.

昨年もナンとの組み合わせで登場していたのだが,昨年はマンゴーラッシーで,今回のは普通のラッシーというのが違う.まあ,これも見た目では区別がつかないが.

まあ,飲みやすくて美味しかったのだが,ちょっと薄かったかな.

投稿者 saihide : 00:22

2006年07月22日

『失はれる物語 文庫版』乙一

ちょっと前のこと.
ネット上で乙一の『失はれる物語』の書評が出ていた.
以前も記事にしたが,『失はれる物語』はそれまでの短編集の再録+書き下ろし1本で2年くらい前に刊行されている本.
それがどうして今頃?と思っていたら,文庫化されたらしい.しかも新作2本付きで.
これは買わねば!
ということで書店に走って購入したのだが,いろいろと仕事が重なって今まで読めていなかった.
ようやく時間がとれたのでページを開いてみると,

ありゃ? 新作2本のうち,1本はあとがき代わりなのか.まあ,それでも新作が1本あるみたいだから,いいとしよう.

で,最初から読み進めていき,ついに新作「ボクの賢いパンツくん」.
読み始めてX分後...


( ゜д゜) ポカーン


あまりの衝撃の強さに,しばらくフリーズしてしまった.

すべて読み終えて,初出一覧を見て,少しは疑問が解けたのだが,あまりの衝撃の強さと○○○○のため,別の新作である『銃とチョコレート』を衝動買いしてしまった.

投稿者 saihide : 11:42

2006年07月21日

『水の迷宮』石持浅海

夜の水族館で残業をしていた飼育係長が不慮の死を遂げて3年.再建に成功した水族館に脅迫メールが届く.繰り返される展示水槽への攻撃と,3年前の夜の異変の関連が見えてきたとき,ついに殺人事件が...

卒業生にして同僚な人に貸してもらったミステリ作品.

帯の煽り文句が

すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。

だとか

胸を打つ感動と美しい謎。

だとかで,「ミステリで感動するのかなあ?」と疑問半分,期待半分だったのだが,ちょっと期待が高すぎたか.
ミステリとしてはよくできてると思うのだが,感動まではしなかった.

舞台が水族館の裏側ということで,その辺の事情がよく分かるし,水族館の再建問題が背景にあるので(作中では過去のことだが),そういう組織活性化とか事業計画みたいな観点から読んでも楽しめるかも.

投稿者 saihide : 16:33

2006年07月20日

『偶然の確率』アミール・D・アクゼル

世の中にはさまざまな偶然があるが,それを説明するために生まれたのが確率論.その確率論を身近な例をもとに説明をしている本.
ネット経由で知った本.松山市立中央図書館所蔵.

ギャンブルに勝つ方法や誕生日が一緒の人がいる確率といった,なるほど確率論で計算できそうだといったものから,幸せな結婚をする方法といった,少々???なものまで,さまざまな例が取り上げられている.

かなり平易に書かれているのだが,確率論の基礎的なところは全部扱っているのかな.
インスペクション・パラドックスの説明で,平均寿命の例が挙げられているのだが,これは非常に分かりやすかった.移民の多い国は平均寿命が高くなるのかあ.

あと,へえ!と思ったのが,もともと確率論が誕生するきっかけになったのは,ギャンブルの必勝法を見つけるようとした賭博師だったのだが,それに協力したのが,あの有名なパスカルとフェルマーだったというエピソード.
どうして賭博師と学者が知り合いだったんだろう?

投稿者 saihide : 08:05

2006年07月19日

シダックスの株主優待2006

Shidax2006a_yutai.jpg

それなりに前のことだが,シダックスから株主優待が届いた.
ここの株主優待は1050円分の金券が15枚,つまり15750円分.しかも年2回なので,3万円分くらいの金券が送られてくることになる.
これだけ聞くと,すごくお得に聞こえるのだが...

この金券,部屋代だけに有効で,食事や飲み物には使えない.
しかも人数によって仕える枚数に制限があるので,非常に使い勝手が悪い.

さらに,私は基本的にカラオケに行かないので,カラオケボックスの部屋代にだけ有効な金券をもらっても宝の持ち腐れ以外の何物でもない.これが食事代などに使えれば,カラオケボックスに食事に行くという手が使えたのだが...

ということで,もらった金券は欲しい人に差し上げているので,欲しい人は一声かけてください.

で,こういう自分が使えない株主優待銘柄を持っているのもなんなので,株主優待をもらうたびに売却を考えるのだが...

Shidax2006a_yutai_2.gif

7月に入ってから株価は順調に下落しており,しかも18日にはストップ安というオマケつき(涙).
まだギリギリ含み益がある状態なのだが,今のうちに売っておいた方がいいのだろうか?

とかいうことを,前回の株主優待をもらったときも書いていた
我ながら進歩がないなあ...

投稿者 saihide : 01:59

2006年07月18日

『ネコソギラジカル 上中下』西尾維新(BlogPet)

きょうは、松山へ意味した?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 12:54

日本食研KO宮殿工場

KOpalace_1.jpg

すこし前のこと.
就職活動で日本食研に行った学生さんから「会社がお城みたいでした」という話を聞いたことがあった.
そのときは「へー,そうなんだ」と軽く聞き流していたのだが,別ルートで「あれはお城です.日本食研御殿です」と教えられた.
「そこまでのものなのか? それは見ておかないと」ということで,たまたま今治まで行っていたので,見物してきた.

(1/3 追記:タイトルが「日本食券」と間違っていたので修正)

KOpalace_3.jpg

確かにお城だった.

道路沿いに周囲を回ってみたのだが,どこからみてもお城以外の何物でもない.
ただ単なるお城と違うっぽいのは,裏側にトラックに物を積み込むための設備らしきものがあることくらい.ということは,工場か何かなのか?

帰ってきて調べてみたところ,あれは日本食研KO宮殿工場というものらしい.やはり工場だったか.
ベルベデール宮殿(ウィーンにあるらしい)をモデルにしているらしいが,確かに同じような建物だ.
建物は既に完成しているようで,現在は中庭などの周辺を整備している最中らしい.

この建物,単なる工場ではなくて,工場の見学通路に加えて,宮殿食文化博物館なるものを併設するらしい.
「中世ヨーロッパの宮殿で開かれた数々の晩餐会。そこから広がった世界の食文化を味わいながら、工場を見学していただけます。(平成18年10月OPEN)」とのことなので,完成すると北海道の白い恋人パークみたいになるのだろう.
ちょっと楽しみではあるのだが,問題は立地条件.最寄り駅から車で10分くらいかかってしまうのだ.ちょっと行きにくいなあ.
まあ,観光バスがやってくるような名所にまでなってしまえば問題はないんだろうけど.


・おまけ
本社入り口にて発見.

KOpalace_2.jpg

投稿者 saihide : 07:54

2006年07月17日

ホットチリストレートバーガー@ロッテリア

先日,同僚の研究室にてロッテリアのクーポンを発見した.
そういえば,ロッテリアって全然行ってないなあ.
もしかして高校以来行ってない?
いや,大学に通っているとき,駅の構内にあったので,そこでご飯を食べたことがあったっけ.
いやいや,よく考えてみると,松山に就職することが決まって,住む部屋を探しに来たときに大街道のロッテリアに入ったなあ.
ということは,6年くらい行ってないのか.
 
うーん,そういう状況で戦略の話をするときの事例としてマクドナルドとロッテリアの話をするのは良くないよな.
ということで,ロッテリアに行って,夏季限定のホットチリストレートバーガーを食べてきた.

同僚の研究室にあったクーポンは期限切れだったので,ネットでクーポンをゲット.ポテトが無料になるクーポンか.単品が安くなるクーポンの方がありがたかったんだが,文句は言うまい.

で,大街道のロッテリアへ.店の前は頻繁に通っているけど,店に入るのはやっぱり6年ぶりか.
研修中のバッジをつけた男性にクーポンを提示した上で,ホットチリストレートバーガーとポテトを注文.ドリンクはシェーキ(「シェイク」じゃないのはこだわりなのか?)が半額だったので,それを注文.飲んだことがなかったのでカルピス味にしてみた.

LotteriaChili_1.jpg

これがホットチリストレートバーガー.
従来のハンバーガーよりもグレードの高いストレートバーガーにチリビーンズを載せたものらしいのだが...

豆がまったく入っていなかった.

公式ページには3種類の豆を使用と明記されているので,たまたま入っていなかっただけなんだろうが,ちょっとショック.
というか,これだったらスパイシーモスバーガーとあんまり変わらない.いや,スパイシーモスバーガーの方が辛くて美味しいぞ.まあ,値段が30円ほど高いけど.


悲しみに打ちひしがれたまま,ポテトをつまむことに.

LotteriaChili_2.jpg

そういえば,「ロッテリアのポテトはベジタブルオイルを使っている」って言ってた学生さんがいたなあ.
でも,ベジタブルオイルって何だ? 植物性油って基本的には種子から搾り取るものだけど,油が搾り取れるほどの油分のある野菜ってあったっけ?
ということで,ロッテリアのご意見・良くあるご質問をチェックしてみたところ,「酸化しにくい植物性パーム油」とあった.
パーム油? それって普通にどこでも使われてないか? と思って調べてみたら,マクドナルドでは昔は牛脂が含まれていたらしい.
しかし,BSE騒動で現在は植物油100%になったとのこと.


最後にシェーキ.

LotteriaChili_3.jpg

想像よりもちょっと小さかった.マクドナルドのシェイクもこれくらいのサイズだったのかな? 最近食べてないから分からないぞ.
味は微妙にカルピスっぽかった.まあ,こんなものか.

ということで,豆が入っていなかったため,全体的に辛口になってしまったが,これだけ食べて405円で済んだので(クーポン利用),値段のことを考えるとそれなりのコストパフォーマンスなのではないだろうか.


・おまけ
ついでにマクドナルドの期間限定商品であるチキンサルササンドも.

ChickenSalsa_1.jpg

中身はこんな感じ.

ChickenSalsa_2.jpg

こちらは想像以上にピリ辛で,かなり美味しかった.
問題は280円という値段.
今回のホットチリストレートバーガー(豆なし)の300円という値段やモスバーガーのハンバーガー類の値段からすると,全然問題のない値段ではある.
しかし,私にとって最近のマクドナルドは「チーズバーガーとマックチキンで200円の店」になっているので,その感覚からすると1個で280円というのがちょっと...
クーポンを使っても230円にしかならないしなあ.これが200円を切るようならば話は変わってくるんだけど.

投稿者 saihide : 05:25

2006年07月16日

『グーグル Google』佐々木俊尚

副題は「既存のビジネスを破壊する」.
刊行されたのが今年の4月で,店頭に並んだ直後に購入したのだが,読んでる最中に本が1ヶ月くらい行方不明になったりしたため,読み終えたのは今月の上旬.

タイトルどおり,グーグルに関する本.
これまで検索エンジンに関する本としては『ザ・サーチ』『検索エンジン戦争』の記事を書いたが,グーグルの「現在」についてはこの本が一番よく書かれているかな.

といっても,前述の2冊を読んでいるような人にとっては,それほど目新しいことは書かれていないし,比較的ジャーナリスティックなノリで書かれているので,深い分析とか,オリジナルな洞察とかを期待している人は拍子抜けするかもしれない.

でも,それらの本を読んでいない人が,最近の検索エンジンおよびネット関連のことを知りたいのなら,ちょうどいい本だと思う.
前述の2冊と違って,取り上げられている事例が日本のものが多いので,そのあたりもリアリティがあっていいのではないだろうか.


・おまけ
冒頭で本が1ヶ月ほど行方不明になったと書いた.
外食をする際に持ち歩いていたので,どこかの店で忘れてきたのだろうと思って,仕方がないので買い直そうかと思ったところ,発見された.
それ自体は喜ばしいことなのだが,問題は発見された場所.いつも寝起きしている部屋の床に転がっていたのだ.



どうして1ヶ月もの間,発見されなかったんだろう?
家や研究室の中を検索してくれる「google ホーム」とかいうサービスが登場したら,すぐにヘビーユーザーになってしまいそうだな.

投稿者 saihide : 00:29

2006年07月15日

愛媛県美術館 常設展

先日,TVをつけたままPCをいじっていたところ,急に意識がTVの方に向いた.
なんだろう?と思って画面に注目してみたところ,地元ニュースで愛媛県美術館の常設展をとりあげていた.「都市と田園」というテーマで展示をしているとのことだったのだが,そこで紹介されていた『マンハッタン』という絵がとても気になった.
展示は7/17までというのだが,この頃ちょっとバタバタしているので,美術館に行く時間が取れそうにない.
うーん,どうしよう...と思っていたところ,出先の仕事がたまたま早く終わったので,帰りにサッと寄ってみた.

現在,愛媛県美術館では企画展として「ヨーロッパ絵画名作展」を開催しているのだが,どうも興味が持てそうになかったので,今回は常設展だけで入場.300円だった.

常設展は複数やっていたのだが,まずは目的の「風景画 − 都市と田園」を見に行く.
田園風景というか,海とか山の風景を描いた絵と,都市を描いた絵が展示されていた.

その中にくすんだ金色の屏風絵があった.なんだろう?と思って作品名の書かれたプレートを見てみると,『洛中洛外図屏風』とある.
これって,日本史の教科書とかで出てくる,あの洛中洛外図?!
と,ちょっと驚いたのだが,江戸時代の作とある.うーん,教科書に出てきたのはもう少し昔だったような気がするなあ.
帰って調べてみたところ,やっぱり貴重なのは室町時代に作られたもので,江戸時代以降につくられた洛中洛外図は100点くらい残っているらしい.
でも,教科書の小さい写真で見ただけではよく分からなかったのだが,祇園祭っぽい行列が描かれていたり,それぞれの家に家紋がくっきりと描かれていたりしていた.ふーん,こういう絵だったのか.

その後,目当ての『マンハッタン』へ.
これも屏風絵だったのだが,描かれている景色はマンハッタン(の夜明け?)で,空の青とビルの窓の明かりの色のコントラストが不思議な感じ.
その隣には『マンハッタンの夜』や『パークアヴェニュー』とかいう同じような作品が展示されていたのだが,どれも作者は岩波昭彦という人.
調べてみたところ

アメリカの都市風景を情趣豊かに描く日本画家として知られますが、実は海外では抽象画家としても活躍しています。二つの顔を持つわけですが、しかも彼にはもう一つ、歴史画家としての顔もあるのです。

という多才な人のようで,ジャズアルバムのCDジャケットなども手がけているそうだ.

とりあえず目的は達成したのだが,せっかく入場料を払ったんだからということで,他の展示室も見てまわることに.
現代美術から書まで,色々と展示があったのだが,中に福田平八郎の特集展示があった.
愛媛県美術館で一番高価な絵はモネとかセザンヌではなくて,この人の絵だということを,つい最近知ったところ.
なので,興味津々で鑑賞させてもらったのだが...
うーん,これが一番高いのかあ.
私だったら,この絵よりも,さっきの『マンハッタン』をもらった方が確実に嬉しいよなあ.
芸術はよく分からん.


・おまけ
以前,ダリ展の紹介ページのタイトルが「dali」ではなく「dari」になっていることを指摘したのだが,いまだに企画展の紹介ページのタイトルが「dari」のままだったりする.
もしかして,これは間違ってるんじゃなくて,「企画展」のことを表す言葉として「dari」というのがあるんだろうか?

投稿者 saihide : 00:53

2006年07月14日

株主総会のお土産コレクション 2006

半月ほど遅れてしまったが,今年も6月末に集中して開催された県内企業の株主総会のお土産をご紹介.
といっても,今年は2社分しか集められなかったのだが.

まずは印刷業のセキ

Soukai2006_Seki.jpg

昨年同様,お中元カタログと子会社のエス・ピー・シーが制作したっぽい四国旅マガジン(麺類特集だった),半年分のカレンダー2枚,セキ美術館のメモ帳(?),そしてお菓子のセット.
今回のお菓子は薄墨羊羹薄墨最中佐久良だった.去年は一六本舗だったのだが,地元のお菓子をローテーションで回しているのだろうか?


もう一社はフジ
一昨年は自社PBの靴下3足,去年は2足だったので,「もしかして今年は1足?」と心配していたのだが,

Soukai2006_Fuji.jpg

こんな感じのバスセットだった.右上のわちゃわちゃしているものは石鹸を泡立てるために使うものだろうか?


来年はこれまで何度か参加していたダイキの株主総会がなくなる.
ちょっと寂しいが,新たにレデイ薬局パワーアップ(=にんにくや)が上場したので,そちらの株を買って,参加できるようにしたい.
でも,パワーアップはいいとしても,レデイ薬局を買うにはお金が...

投稿者 saihide : 10:06

2006年07月13日

クロックスのサンダル

Crocs_1.jpg

暑くなってきたので,最近はサンダルを愛用していたのだが,先日,ソールがパックリと剥がれてしまった.
自転車に乗る関係でストラップがついているサンダルじゃないとダメなのだが,そろそろ買いにいかないとなあ,と思っていた.
そんなとき,以前から欲しかった合羽を楽天で買うことになった.たまたま利用したショップが山越にあるコンパスだったのだが,店頭渡しはやっていないそうで,そのままだと送料がかかってしまう.
あと3000円ほど買えば送料が無料になるのだが,基本的にインドア派の私からすると他に欲しいものが特にない.
どうしようかと思っていたところ,以前ネットで見かけたクロックスのサンダルを売っているのを発見した.

写真を見て分かるとおり,はっきり言って,見かけは風呂掃除用のサンダル(ホームセンターで売ってるようなやつ)なのだが,実はアメリカで特許をとった特殊な素材でできており,非常に軽く,履き心地も非常にいという(詳しくはコンパスの紹介ページをどうぞ).
値段は3990円と,私がいつも買うようなサンダル(2000円程度)からするとかなり高いのだが,試しに買ってみることにした.

しかし,問題は色.このクロックスのサンダル,かなりカラーバリエーションが豊富なのだが,そのときに在庫があったのがポップな色ばかり.
個人的にはチョコレートかブラックか,ネイビーくらいにしておきたかったのだが,すべて在庫切れ.
在庫がある中で,一番おとなしめの色がライトブルーだったので,それを注文.

宅配便で届いた現物だが,確かに軽い.履き心地は固めのウレタンっぽくて,適度なクッション性もあって,なかなかいい感じ..
ストラップも,後ろに回せばスポーツサンダルっぽく履けるし,前の方にやればスリッパのように履ける.
ということで,機能的にはかなり気に入っているのだが...

Crocs_2.jpg

外見がかなり悪い.
特にストラップを後ろに回すと,デザイン要素がなくなってしまうので,変なスリッパ以外の何物でもなくなってしまう.
しかも,買った色がかなりポップな色なので,女の子がお洒落に着こなす(履きこなす)のならともかく,三十路の身だしなみに気をつけない男が履くと,かなり浮いてしまう.
うっかり履いたまま大学に来てしまったところ,多くの人に指摘されたところからすると,かなり異様だったようだ.



いいんだよ,履き心地はいいんだから!

ということで,ライトブルーのスリッパもどきを履いた坊主頭の不審人物をみかけても,石を投げたりしないように.


・おまけ
ある学生さんにこのサンダルのことを指摘されたとき,「店で見かけて『こんなの誰が履くんだろう?』って笑ってたんですけど,こんなところにいたんですね」と笑われてしまった...

投稿者 saihide : 00:09

2006年07月12日

『赤×ピンク』桜庭一樹

夜の廃校舎,観客に囲まれた檻の中で,闘う少女たち.見世物としての「女の子の格闘」を行う「まゆ」「ミーコ」「皐月」だが,彼女たちには怪しげな舞台で闘う理由がそれぞれあった...

一貫して「少女」をテーマにしている桜庭一樹の作品.読むのはこれで3作目だが,やっぱり松山市立中央図書館所蔵.

ファミ通文庫というライトノベルのレーベルからの出版で,傷だらけのいたいけな女の子がボクシンググローブをつけたまま座っているという表紙.
どう考えても,いわゆる「萌え系」の作品だと思われるだろうけど...

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』と同様,やっぱりライトノベルでは全然なかった.
まあ,何をもって「ライトノベル」というのかは色々とあるんだろうけど,いわゆる「萌え系」ではない.いや,それとも人によってはこれが「萌え」るのか?

同じ舞台で,ほぼ同じ時間を,主人公3人のそれぞれの視点で描いた3本の短編でできた作品なのだが,どれも「少女の居場所さがし」の物語と言っていいだろう.

「見世物としての『女の子の格闘』」が舞台になっているのだが,主人公たちは一人を除いては格闘技の経験がなく,そういう女の子たちが見世物とはいえ格闘を行える,しかも,それに打ち込める,というのが,体育の授業でしか格闘技経験のない私にはリアリティを感じられなかった.
で,そういう作品に入り込めていない状態で1本目のラストを迎えてしまった私は,そのラストに失笑してしまった.
「うーん,これはハズレかなあ」と思いつつ,2本目を読んだところ,これはかなり面白かった.
で,3本目.最後の最後まで仕掛けが分からなかったのだが,なるほど,そういうことか.

ということで,1勝1敗1引き分けという感じ.

投稿者 saihide : 00:08

2006年07月11日

けらえいこの結婚生活物4冊(BlogPet)

グラハムはさいと結婚したいなぁ。
きのうグラハムが、さいがテーマも結婚したいです。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 12:33

スミノフ(ウォッカ)

Smirnoff_1.jpg

久しぶりな気がするが,お酒の紹介.
といっても薬っぽいお酒シリーズではなく,無味無臭のウォッカ.
私は基本的に「酒は呑んでも呑まれるな」をモットーにしているのだが(別に酒に強いというわけではなく,酔うと呑まれる前に寝てしまうだけ),唯一,人前で醜態を曝すことになった原因の一つがこのウォッカ.
なので,これまでウォッカは出来るだけ呑まないようにしていたのだが,カクテルにはウォッカベースのものがやたら多いので,いつまでも逃げてはいられない.
ということで,買ってきた.

ウォッカには果物などで風味をつけたフレーバード・ウォッカというものもあるのだが(ズブロッカとか),カクテルに使うには無味無臭のベーシックなウォッカのほうがいいらしい.
その手のウォッカとしてはアメリカ系のスミノフとロシア系のストリチナヤがあるのだが,今回はスミノフのウォッカを買ってきた.
まずはロックで味見... ふーん,無味無臭とはいうけど,微妙な穀物っぽさと甘さがあるなあ.でもロックで呑むんだったらジンの方が好みだな.

ということでさっそくカクテルへ.
といっても,冷蔵庫にあったジュースで割るだけなのだが.

まずはウォッカベースのカクテルの二大巨頭の一つ.

Smirnoff_2.jpg

オレンジジュースで割ってスクリュードライバー.
比率は特に決まっていないらしいのだが,今回はウォッカ:オレンジジュースを1:3でやってみた.
...うーん,単なるオレンジジュースとは違うというのは分かるんだけど,オレンジジュースが前面に来るので,どれくらいウォッカが入っているのかは分からないなあ.カクテルが今みたいに飲まれていない頃,悪用されていたというのもうなずける話だ.

ウォッカベースのカクテルの二大巨頭といえば,このスクリュードライバーとモスコミュールだと思うのだが,モスコミュールの原料であるジンジャーエールが冷蔵庫になかったので,モスコミュールは断念.
代わりにアップルジュースが入っていた.そういえば,アップルジュースで割ると何になるんだ?

Smirnoff_3.jpg

調べてみたところ,ビッグ・アップルというカクテルになるらしい.ふーん,初めて聞いたな.確かにアップルジュースを使ったカクテルってあんまり聞かないよな.
で,味の方だが,やっぱりアップルジュースが前面に来るのだが,スクリュードライバーよりもアルコールっぽさがあるような感じ.

そして,グレープフルーツジュースもあった.

Smirnoff_4.jpg

グレープフルーツジュースで割ると,グレイハウンド,あるいはテールレスドッグという名前のカクテルになる.

○○ドッグといえば,ソルティードッグというカクテルがあるが,ソルティードッグはウォッカ+グレープフルーツジュース.
じゃあ,グレイハウンドと一緒じゃないか?と思うかもしれないが,このグラスの周囲に塩をまぶしてあれば(いわゆるスノースタイル),それはソルティードッグと呼ばれる.

グレイハウンド(テールレスドッグ)は作れる.

うちに塩はある.

じゃあ,ソルティードッグを作るしかないじゃないか!

ということで作ることにしたのだが,これが案外面倒くさい.
まずは塩を準備.普通の食卓塩というのも味気ないので,以前,塩漬け肉を作るときに使った瀬戸のほんじおを利用.
で,グラスの縁を湿らすためにレモンを使うのだが,レモン果汁はあってもレモンはない.うーん,どうするかと思っていたところ,ビタミンC補給のために買い込んでいた小夏があったことを思い出した.
ということで,

Smirnoff_5.jpg

皿に塩を入れ,小夏をカットして,準備完了.

小夏でグラスの縁を濡らしてから,

Smirnoff_6.jpg

皿の上に広げた塩にグラスをつける.

あれ? 思ったようにキレイに付かないな...

Smirnoff_7.jpg

うーん,何だか,高血圧まっしぐら!って感じだな...

ともかく,これでグラスの準備は完了.
あとはウォッカとグレープフルーツジュースを入れて...

Smirnoff_8.jpg

ソルティードッグ,完成!
うぉー,面倒くせー!! これは自宅で作るんじゃなくて,外で頼んだ方がよさそうだな.

で,味見.
まあ,グレイハウンドに塩が付いただけだから,味はそれほど変わるはずが...

をを!! 味が違う!
グレープフルーツの苦味がなくなって,何だか爽やかな甘みがあるぞ!
スイカに塩をかけると,塩がアクセントになって甘みが強くなるっていうけど,あのメカニズムか!!

単に塩をつけただけなのに,こんなに味が変わるとは... でも,この爽やかな甘み,最近どこかで味わったような...
おおっ! これってグラスを濡らすのに使った小夏の味やん!

ということで,ソルティードッグの塩の秘密は分からずじまいだった.
でも,小夏を使ったカクテルって,かなり美味しいかもしれないなあ.手持ちの小夏はまだあるし,絞って生ジュースにして作ってみようかなあ.

投稿者 saihide : 00:35

2006年07月10日

プチ・ビアン(洋食)

PetitBien_1.jpg

以前から気になっていた店の一つにプチ・ビアンがあったのだが,店があるという安城寺の方はまったく土地勘がなかったので,今まで行けなかった.
先日,たまたま自転車で放浪していたときに発見したので,改めて行ってみた.

14時前くらいに行ったのだが,店内はほぼ満席(なので店内の写真はナシ).
オムライスが名物な町の洋食屋さんということで,店に入る前は,ストロベリー・キャンドルっぽい店内を想像していたのだが,いたって普通の内装で,なぜか「定食が充実している喫茶店」という印象を受けた.

土日祝もランチがあるので,ランチメニューを見てみると,かなり種類がある.650-1000円とそれほど価格設定はそれほど高くない.
面白いのがチョイスランチというやつで,6種類のおかずから2種類を選べる.どう考えても一番手間がかかるメニューなのだが,これが一番安い650円だったりする.
なので,これにしようと思ったところ,チョイスメニューは既に売り切れだった.残念.

この店はオムライスが名物らしいので,オムライスと日替わりの一品料理がついたオムセット(850円)を注文.

カウンター越しに調理場がかなり見えるので,さりげなく観察しつつ料理が来るのを待つ.

PetitBien_2.jpg

まずはスープ.夏だからだろう,冷たいスープも選べたので,今回は冷たいスープ.
いわゆるビシソワーズだが,暑いときに食べると美味しいな.ミキサーがあれば簡単に出来そうだし,今度作ってみようかな.

そしてメインのオムライス.

PetitBien_3.jpg

オムライスはバターライス&ミートソースのタイプと,ケチャップライス&トマトソースのタイプの二種類から選べる.今回はバターライス&ミートソースのタイプ.
ライスを卵で包むのではなく,卵をふわふわに焼いて,それをご飯の上に載せるタイプのオムライスだった.

続いて付け合せ(?)の一品料理.

PetitBien_4.jpg

鶏から揚げの南蛮漬けだったかな?
味は美味しいんだけど,もうちょっとボリュームが欲しいところ.

PetitBien_5.jpg

オムセットにはドリンクかデザートが付いているのだが(両方だと+150円),今回はアイスコーヒー.今から思えばデザートにしておけば良かったな.

もちろん夜も営業しているのだが,夜のセット(ハンバーグ)も1000円前後とかなりリーズナブル.
今回頼んだオムセットやプチランチ(ハンバーグ&海老フライ)は夜でも食べられる.

美味しいし値段も手ごろなので,また行きたいんだが,問題は場所.ストロベリー・キャンドルと同じく,市街中心部からはそれなりに離れている.
まあ,駐車場があるから,自動車持ちの人は自動車で行けばいいんだろうけど.

ちなみに場所だが,久万ノ台の伊予がすり会館の前の道路をひたすら北上していくと,右側に見える.
確か道路を挟んで真正面にセトスイフードサービスだかダイヤアルミだかの工場があるので,それを目安にすればいいだろう.
店には大きな看板があるのだが,南から来ると死角になるのか,なかなか看板に気がつかないので,そのあたりは注意するべきかも.
というか,私が気づかずに通り過ぎてしまっただけの話なんだが.

投稿者 saihide : 01:09

2006年07月09日

けらえいこの結婚生活物4冊

某教員の奥様に本を4冊貸してもらったのだが,著者はすべて同じ「けらえいこ」で(一つは共著だが),テーマもすべて同じ「結婚生活」.
いちおう全部独立しているので,一つずつ記事を書こうかと思ったのだが,どうも書きにくかったので,一つにまとめて書くことにした.

・『セキララ結婚生活』
4冊の中ではこれが一番最初の作品かな?
結婚生活とは価値観のぶつかり合いの連続なわけで,どう考えても大変だよなあ,というそれまでの考えをさらに強固なものに.

・『おきらくミセスの婦人くらぶ〜』
ハヤセクニコという編集者との共著で,タイプが違う二人の主婦による対談&エピソード集.でも,主婦というよりも女性全般のネタがけっこう多かった.
ところで,仕事を持っている主婦のことは何て言うのが一般的なんだろうか? 専業主婦の逆だから「兼業主婦」?

・『いっしょにスーパー』
帯に「新婚生活も3年たつと?」とあるので,アツアツの新婚生活も終わって,醒めた日々になっているんだろうなあ,と読む前は思っていた.
しかし,『セキララ結婚生活』よりもアツアツ...というのとは違うんだけど,ベタベタな日々になっているような気がするのは気のせいだろうか?

・『7年目のセキララ結婚生活』
タイトルにもあるように『セキララ結婚生活』から7年経過.
ここまでくると,一緒にいるのが日常になっているので,かなりのところまで以心伝心になる模様.
お互いに相手のことをよく見ているようで,実は見ていないようで,やっぱり見ているのか? まあ,相手の観察にそれほど力を入れていなくても,7年も一緒にいれば,かなりのことは分かるようになるか.

これら4冊はすべて「けらえいこ」が描いたものだったのだが,この前に『たたかうお嫁さま』という本も書いているため,私の中では「けらえいこ=結婚エッセイ漫画の人」だった.
しかし,巻末の広告をみると,『あたしンち』もこの作者だったんだ.なぜ気がつかなかったんだろう...

投稿者 saihide : 06:19

2006年07月08日

アルビスの株主優待2006

ALBIS2006_yutai.jpg

アルビスから株主優待が届いた.JCBのギフトカード3000円分だ.ちなみに年2回なので,1年間で6000円のギフトカードが届くことになる.

と,これだけなら昨年の記事と一緒なので,違うことも書いてみよう.

昨年と今年で違うことといえば,6/1に株式分割をしたことか.

株式分割といえば,ライブドア騒動で有名になったが,分割から売買ができるまでのタイムラグがほとんどなくなっている現在では,株式分割をしたからといって株価が上がるとは限らない.
株式分割が株価に直接及ぼす影響といえば,その銘柄に投資するのに必要な金額が小さくなるために投資家が投資しやすくなることくらい.

しかし,株式分割をするにあたって,株主優待に必要な株数を分割前と一緒にすることで株主優待狙いの投資家をひきつけたり,分割する割合よりも配当の減少率を低くすることで実質的な増配をおこなったりすることがあるので,そういう場合は株価にプラスの影響を与えることになる.

で,アルビスの場合,1株を2株に分割したわけだが,優待獲得に必要な株数は分割前が1000株だったのが2000株に増加している.つまり,優待獲得に必要な金額は変わっていないわけだ.
配当については,プレスリリースには「株式分割前の1 株当り配当金額水準の2 分の1 を原則とします」とある.まあ,業績が好調ならサプライズ的な増配もあるのだろうが,それも期待薄かなあ.

現状の株主優待と配当を維持してもらえれば,3%くらいのインカムゲインはゲットできるので,あとは株価が大きく下がったりさえしなければいいんだけど...

投稿者 saihide : 00:19

2006年07月07日

『ネコソギラジカル 上中下』西尾維新

「世界の終わりが見たい」という理由で,「狐面の男」から「俺の敵」として狙われることになった主人公.
降りかかる火の粉を払うべく,最強の請負人「哀川潤」や骨董アパートの住人たちと共に,刺客「十三階段」に立ち向かうのだが...

「戯言遣い」シリーズ第6弾にして最終作.
最初から最後まで松山市立中央図書館にお世話になったわけだが,どう考えても三巻連続で読まないと内容を忘れてしまって意味不明になると思ったので,刊行から結構な月日が経ってしまった.

で,内容の方だが...

完全なライトノベルであって,ミステリ要素は微塵もない.

一作目の『クビキリサイクル』を読んだときの感想が,「これなら『ライトノベル+ミステリー』として成立していると思える」だったのだが,最終作は完全にライトノベル.

まあ,ライトノベル自体はよく読んでいたので(最近の「萌え」重視の作品にはついていけないが),それはそれで別にいいのだが,それ以上に問題なことがある.

伏線張りまくり

投げっぱなし

そのまま終了

なのだ.

別に,全部の伏線を回収してから終われとは言わない.
言わないけど,これまで引っ張りに引っ張り続けてきたアレ(複数ある)は,一体何だったんだー?!

と読み終わった瞬間に本を投げそうになってしまったのは事実.

と,モヤモヤしたものを抱えつつ,たまたま書店に行ったところ,『ザレゴトディクショナル』という本を発見.このシリーズの用語辞典らしい.
「もしかすると,この本の中で伏線の説明があるかも?」と思って手に取ったところ...

クロウリーの『法の書』以上の衝撃だった.

『法の書』は半分くらいだったと思うが,全部とは...

投稿者 saihide : 00:37

2006年07月06日

ダイキの株主優待2006

Daiki2006a_yutai.jpg

ダイキの株主優待が届いた.
100円の金券が50枚,つまり5000円分の金券なのだが,1000円ごとに1枚ずつしか使えないので,全部使おうと思うと5万円分の買い物をしなくてはならない.
前回もらった分については半分くらい余ったかな? けっこう買い物はしたはずなんだが.

で,このダイキだが,今年の9月にDCMJapanという持株会社を通じて,ダイキと同じホームセンター事業を行っているカーマおよびホーマックと経営統合することになっている.
なので,ダイキとしての株主優待および事業報告書はこれが最後になるようだ.
事業報告書も「DAIKI」がめくれて,次のページの「DJgroup」が見えているという表紙になっている.

もともとダイキの株を買ったのは株主総会への参加と株主優待が目的だったのだが,経営統合してダイキとしては上場廃止になるので,少なくとも株主総会への参加目的で所有する意味はなくなる.
残るは株主優待なのだが,これもどうなるか現時点では不明.統合される3社はどこも株主優待を実施しているのだが,ダイキは1年間で10000円分の金券,カーマも金券だが1年間で6000円分,そしてホーマックなら1年間でじゃがいも10キロ,とそれぞれ違っている.
そもそもDCMJapanとして株主優待制度を作るかどうかも不明だし,うーん....

投稿者 saihide : 01:30

2006年07月05日

小夏

Konatsu_1.jpg

先週末あたりから風邪を引いてしまったようで,困っている.
周囲の人に「どうすれば風邪が治るか?」と手当たり次第に質問しているのだが,そこで出てきた回答の一つが「ビタミンCを摂ること」.
100%のジュースはしょっちゅう飲んでいるんだが,やっぱり濃縮還元のジュースだとビタミンCが損なわれてるんだろうか?

ということで,近所のスーパーでビタミンCが豊富そうで,なおかつ値段が安い柑橘類を探していたところ,見つかったのがこの小夏.

高知の名産品らしく,先月行った出張でも小夏を使ったお土産菓子をよく見かけた.
しかし,この小夏というのは高知での名称であって,同じ種類が愛媛や静岡ではニューサマーオレンジ,宮崎では日向夏と違う名前で生産されているそうだ.へー,知らなかった.

この小夏だが,食べ方がちょっとユニーク.
皮が比較的薄いので,普通のミカンを食べるように手でむいてもいいのだが,正式な食べ方だとナイフを使ってりんごのように皮をむいていくらしい.
というのも,表面の黄色の皮と内側の果肉を包んでいる膜の間にある白い皮も一緒に食べるのが美味しいのだという.

ということで,

Konatsu_2.jpg

まずはナイフで外の皮をむく.
今回買ったのはそれほど大きくないので,そのまま一口で食べれなくもないのだが,とりあえず二つに割ってみた.

Konatsu_3.jpg

おおっ,美味しそう.
では,いただきます.



うめぇぇー!!
見かけはグレープフルーツにちょっと似てるけど,グレープフルーツほど味がきつくなくて,サッパリしている.
甘酸っぱいのだが,どちらかというと甘さが強いものの,両方ともどちらかというと控えめ,という感じかな.
問題の内側の白い皮だが,微妙に甘くて苦いので,果肉の甘酸っぱさを引き立てるアクセントになっている.確かにこれは一緒に食べた方がいいかも.

この間,同僚の教員にもらったハウスみかんはとても甘くて美味しかったけど,あれとは違ったベクトルの美味しさだな.
うーん,同じ柑橘類でも色々あるもんだ.奥が深い.

・おまけ
小夏の正式な食べ方を調べていたところ,塩をかけて食べると甘さが引き立つということが複数のページで書かれていた.
さっそくチャレンジしてみたのだが,



塩は無くてもいいような気がするぞ.それとも塩の分量を間違ったのかなあ.

投稿者 saihide : 00:32

2006年07月04日

大鵬軒(定食)(BlogPet)

昼大鵬は、道後今市で多いので,最もピッタリなカテゴリーはお世話になってしまった店なのかもしれないが,この数年はどういうわけか,あまり行かなくなってしまった.表のだが,この数年はどういうわけか,あまり行かなくなってしまった
昼は、道後今市で大きい中華と貧乏と、大きい松山とかすると
と、さいは考えてるはず。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 11:38

骨太BUTAMEN(ラーメン) 平和通店

HonebutoHeiwa_1.jpg

平和通沿いのたこ焼き屋がいつの間にか閉店しているなあと思っていたら,改装工事が始まった.
この場所,以前はカフェなのか定食屋なのか分からない店で,これも短期間で閉店したといういわくつきの場所.さて,今度は何屋ができるんだろう?と思っていたら,二番町にある骨太BUTAMENの支店のようだ.
7/1オープンということなので,さっそく行ってみた.

店内はカウンターのみで8-10席くらいだろうか.ハッキリ言って狭い.

HonebutoHeiwa_2.jpg

入り口付近の席に座ると,こんな感じに見える.

店員さんはカウンターの中に3人,そしてホール(というほど広くないが)に1人.
いや,この狭い店に店員4人は多すぎだろう?
しかも,この店は食券制.だったら,カウンターの中に2名の体制で回せそうな気もするのだが,まあ,オープンして間もないし,お昼時だから,普通よりも多めにしてるのかなあ.

で,注文,というか食券購入.
普通のラーメンにしようかと思ったのだが,「黒ラーメン」なるものを発見.よく分からないがそれにしてみた(550円).
お腹が減っていたので,ランチタイムのセットでもないかと思ったのだが,特に準備されていないようなので,大盛り(2玉で+100円)に.


しようとおもったのだが,その隣に「漢(おとこ)盛り」なるものを発見.
2.5玉で+130円と,大盛りよりもちょっとお得なようなので,それにしてみた.

ホールの店員さんに食券を渡したところ,「背脂と野菜はどうしますか?」と聞かれた.
背脂は分かるけど,野菜って何?
状況がよく分からなかったので,両方とも普通にしておいた.

しばらく待っていると,ラーメンが到着.

HonebutoHeiwa_3.jpg

写真では分かりにくいかもしれないが,確かに漢(おとこ)盛り,量が多い.
で,確かに黒ラーメンというだけあって,黒いものが浮いている.チャーシューも大きめだ.

では,いただきます.

HonebutoHeiwa_4.jpg

麺はかなり太い.最初はチャンポン麺かと思ったくらいなのだが,微妙にウェーブがかかっていて,独特の歯応えがある.

スープは豚骨醤油かな.黒ラーメンだから黒いものが浮かんでいたのだが,あんまり味が分からなかった.風邪気味で鼻がおかしかったせいだろうか?

背脂を普通にしたためか,スープにパンチが足りない気がしたので,カウンターにおいてあった薬味を投入することに.薬味は辛子高菜とおろしにんにくの2種類.ふーん,本店とは薬味が違うんだ.それとも最近はこの2種類になったのかな?

具はチャーシューとメンマとモヤシで,量を増減できるのはモヤシのことらしい.普通でもそれなりの量なのだが,増やすとどれくらいになるのかな?

今回は黒ラーメンの漢(おとこ)盛りで680円だったのだが,この漢(おとこ)盛り,量的にはかなり満足できる.
しかし,真の漢(おとこ)なら,漢(おとこ)盛り+背脂ギトギト+野菜多めにチャレンジするべきじゃないだろうか.
ということで,誰かやってみてください.

投稿者 saihide : 00:59

2006年07月03日

マルシェの株主優待

Marche2006_yutai_1.jpg

マルシェから株主優待が届いた.
マルシェといってもほとんどの人は何の会社か分からないと思うが,八剣伝や酔虎伝などの居酒屋を運営している会社.
今回の株主優待はその居酒屋で使える金券.ちょっと前までは清水町だか高砂町あたりに店があったのだが,この間見てみたら違う店になってたので,このあたりで使うとなると二番町の八犬伝になるのかなあ.

で,株を買ってはみたものの,実は私は八剣伝や酔虎伝には行ったことがない.
なので,実際にはどういう店なのか全く知らないのだが,最近になって面白い取り組みをしているらしい.

Marche2006_yutai_2.jpg

これは同封されていた,割り箸を使わないようにしましょうという呼びかけのチラシなのだが,マルシェが運営している居酒屋では,今年1月から全店舗で割り箸を使わなくなったのだ.
じゃあ,手づかみで食べるのか?というはずはもちろんなく,洗って使える箸が出てくるそうだ.

昔も割り箸を使わないようにしようという運動が行われたことがあった.
そのときは割り箸の原材料は間伐材,つまり森林を手入れするときに出てくる廃材を使っているので,割り箸が使われなくなると森林の手入れをしている人の収入が減ってしまう,割り箸を使わないことは逆に森林を荒廃させることにつながるんだ,という意見が出てきて,いつのまにか立ち消えになってしまったと記憶している.

しかし,実際のところ,割り箸のほとんどは中国からの輸入であり,中国では割り箸を作るために普通の木を伐採しているそうだ.
じゃあ,環境のことを考えると,割り箸を使わない方がいいんじゃないか,というのが今回の割り箸廃止の理由だ.

実際,中国では凄い勢いで森林がなくなっているため,中国政府もそのあたりの対策を打ち始めたようで,割り箸の値段が上昇しつつあるという.
なので,環境だけでなく,コスト面でも割り箸を使わない方がメリットが大きくなるかもしれないので,店で割り箸が出てくることは少なくなるのかも.

投稿者 saihide : 08:03

2006年07月02日

ラルキー一番町店のサービス

raruki_lunch_1.jpg

数日前のこと.どうも夏風邪をひきかけたらしく,イマイチ調子が上がらない.
まだ,ひきはじめの段階,ここでちゃんと手当てをしておけば,快方に向かうはず.
ということで,刺激物を摂取するべく,ラルキー一番町店に向かった.

えっ,話が通じない?
実は,以前,咳が止まらなくなってお医者さんに相談したところ,「刺激物を食べて,悪い物を排出しなさい」と勧められたことがあるのだ(ちなみに,そのお医者さんのオススメはオロチョンラーメンだった).

一番町店に行ってみたところ,以前はなかったサービスがあった.
ランチにラッシーかミルクティーが付いてくるのだ.おおっ,ちょっとお得感アップ.

前回はランチタイム終了ギリギリで他にお客さんはいなかったのだが,今回は12時15分くらいというランチタイムど真ん中.
店が広いので,入れないことはないと思っていたのだが,これがガラガラだった.
花園町店に比べると,オフィス街からちょっと距離があるからなあ.
もしかすると,ランチタイムのドリンクサービスも苦戦の表れなのかもしれない.

適当な席に座って,680円のランチを注文.主食はもちろんナン,辛さは3で.
サービスのラッシーとミルクティーのどちらを選ぶか聞かれたので,こちらはラッシーを選択.

すると,

raruki_lunch_2.jpg

すぐさまラッシーが出てきた.
うーん,てっきり食後に出てくると思ってたんだが...

喉は渇いていたが,これから対決する辛さのことを考えると,ラッシーはまだ残しておいたほうが得策と判断.
おあずけ状態でしばらく待機.

raruki_lunch_3.jpg

ランチ本体も到着.
画面に入りきらないほどのナンと,器にいっぱいまで入っている具だくさんカレー(実際,下手にスプーンを突っ込むとカレーがこぼれるくらい).相変わらずのボリュームだ.

さて,いただきます.
前回来たときも辛さ3だったのだが,そのときは本店の辛さ3よりも辛く感じた.
なので,今回もそれなりの心構えをして食べ始めたのだが,これがそれほど辛くない.

いや,充分に辛いのだが,それ以上に旨いのだ.

正直な話,前回来たときは「やっぱり花園町の本店の方が美味しいな」と思ったのだが,今回は本店に負けず劣らずの美味しさ.
うーん,これだったら店も広いし,場所も近いので,一番町店の方がいいかも.しかもドリンクもついてるし.

なお,ラッシーだが,これも甘酸っぱくて,夏にピッタリの飲み物.
無料だと思うとさらに美味しく感じる.
また刺激物を食べたくなったら行くことにしよう.


・おまけ
なお,夏風邪の件だが,刺激物の摂取+アルコールによる体内殺菌の甲斐もなく,本格的にひいてしまった.
喉が痛い...

投稿者 saihide : 00:48

2006年07月01日

6月のアクセス数ランキング

6月によく読まれた記事をご紹介.
自分で集計していて驚いたが,ちょっと今までとは違っているランキングになっている.

検索語件数コメント
サニーマート衣山店2006/14にオープンしたスーパー.やっぱり新規開店ものは人気があるなあ.
北極星(オムライス)189先月と変わらず.でもアクセス数は1割減くらい.
四川飯店(中華)@山越137学生さんにはおなじみの店.混雑しているので待ち時間は覚悟して.
魚一心@ロビンソン(回転寿司)133ときどきランクインするけど,どうして今の時期に?
ストロベリーキャンドル(洋食)126松山の洋食屋さんの定番.美味しくて値段も手ごろ.あとは場所さえ何とかなれば...
大鵬軒(定食)104これも学生さんにはおなじみの店.今も昼食時は混雑しているのかなあ.
ジョー・プラ(ショッピングセンター)100そろそろ2階に追加テナントが入る頃かな.かき氷は美味しかった.
はりまや橋&からくり時計94出張シリーズ.改装前のはりまや橋が地下道に展示されているらしい.
ハウス食品の株主優待90届いて半月以上が経過したが,また一つも食べていない.カゴメの方はほとんど食べ尽くしたんだけどなあ.
みつ蜂(お好み焼き)のランチ89今のところ,松山で一番好きなお好み焼きの店.ランチがお得.

ということで,6月の崔研究室 仮営業所は「サニーマート衣山店」「北極星」「四川飯店(中華)@山越」なサイトだった.

なお,今まで常にランクインしていた「鎌倉パスタ」や「カルフール東大阪」がランキングから消滅.どうも検索エンジンのパターンが変わったのが原因らしい.

上位10ページのうち,食べ物ネタと地元ネタが共に6つというのは先月と変わらず.

しかし,記事の半分くらいを占めている本ネタが,まったくランクインしていないというのはちょっと悲しいかも...

投稿者 saihide : 01:16