2006年06月30日

加ト吉の株主優待 2006

Katokichi2006_yutai.jpg

加ト吉から株主優待が届いた.
昨年同様,レンジご飯が12パック.ただし,今回は関連会社の宿泊施設割引券はナシ.まあ,どうせ使わないからいいんだけど.

昨年の記事,では米が10キロほど備蓄されていることをネタにしたわけだが,現在はどうなのか?
台所の在庫を確認したところ,炊飯前の米は6.5キロほど.今回届いたのが200グラム×12パックだから,9キロをちょっと切るくらい.
この1年間,米を買った記憶はないから,木徳神糧の株主優待1年分(=約7キロ)を食べた上で,さらに1キロ,つまり8キロも食べたことになるのか?! すげえ!



いや,違うぞ.
下宿組の学生さんに援助物資として供給するために大学に持って行った分があるはず.
2回に分けて運んだ記憶があるから,結構な量だよなあ.木徳神糧の株主優待で届いた箱が2つあったから,あれをそのまま運んだんだろう.
ということは,この1年間で炊飯した米は1キロか.うーん,もうちょっと炊こう.


・おまけ
最初に思った「8キロ」というのは消費量としてすごいのかどうかを確認するため,検索してみたところ,農林水産省の子ども相談Q&Aがヒットした.それによると...

うーん,別の意味ですごいかも.

まあ,この8キロやら1キロという数字は自分で炊いて食べている米だけの話.
計算では1日1合食べれば,この標準消費量に近い数字にはなる.それくらいは食べてるかなあ?

投稿者 saihide : 00:40

2006年06月29日

『虹の家のアリス』加納朋子

脱サラして私立探偵事務所を開業した「仁木」.有能な助手にしてお茶くみ担当,しかも現在家出中の「安梨沙」とともに,事務所に持ち込まれた奇妙な事件を解き明かしていく...

前に読んだ『螺旋階段のアリス』の続編で,日常の謎+連作短編形式というのも前作と同じ.松山市立中央図書館所蔵.

前作を読んだのは約1年前なので,前作の細かいところはすっかり忘れてしまっていたが,それでも楽しく読めた.
短編が6本収められているのだが,一番気に入ったのは「鏡の家のアリス」.見事に引っ掛かってしまった.

しかし,本作も『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を知っていないと,そちら方面の面白さが分からないんだろうなあ.
西洋では知っていることが常識になっているくらいだから,一度はちゃんと読んでおかないといけないんだろうか...

投稿者 saihide : 00:08

2006年06月28日

寿寿軒(チャンポン)

Juransuken_1.jpg

寿寿軒まで昼ご飯を食べに行った.
松山東署の向かい側だから,勝山町になるのかな.
普通なら「じゅじゅけん」と読んでしまうが,「じゅらんすけん」と読むのが正しいらしい.

看板に「博多チャンポン」とあるが,チャンポン以外にも中華料理っぽい定食なども食べることができる.
しかし,この店には何度か来ているが,チャンポン以外のものを頼んだことがないような気がする.
ということで,今回もチャンポンを注文.

Juransuken_2.jpg

まずは写真の下の方,つまりレンゲに注目した上で,全体を見て欲しい.

「えらく小さな丼で,量が少ないなあ」と思わないだろうか?

次に,写真の上の方,つまり割り箸に注目した上で全体を見て欲しい.

「ちょっと大きめの丼だから,量はそれなりだな」と思ったのではないだろうか?

で,写真全体を見てみると,なんだか奇妙な感じがしないだろうか?

ちなみに,写っている割り箸は普通サイズだし,おかしなレンズを使っていたり,撮り方を工夫したわけでもない.



そう,この店のレンゲ,なぜか巨大なのだ.
おかげで,普通に撮影しても,ちょっと遠近感が狂ったような写真になってしまう.
チャンポン自体の実際の量は,表面積(?)は広いがそれほど深さがないので,割り箸を基準にして予想できる量よりは少なめ.
でも,普通よりも多めなことは間違いない.特に野菜の量がすごい.ラーメンの上に野菜炒め単品がのっかっているようなものだ.

Juransuken_3.jpg

麺はこんな感じのチャンポン麺.
具の中にカマボコに加えてじゃこ天の細切りが入っているのが松山らしい.

味もいけるし,量も多い.これで580円は結構オトクだろう.

なお,店の大将は非常にいかつい外見をしているのだが,店を出る際に,見事なくらいにこやかな笑顔で見送ってくれた.必見.

投稿者 saihide : 00:57

2006年06月27日

『不思議のひと触れ』シオドア・スタージョン(BlogPet)

以前読んだというのだが...
とか思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 15:39

『みんないってしまう』山本文緒

「喪失」をテーマとした短編集.
図書館の貸出枠が1冊余っていたので,薄めでサクッと読める短編集でも,と気軽な気持ちで借りてきた.

しかし,最初の短編を読み終えたとき...

ぐわっ,前に読んだことがある本だ!

どうやら「喪失」していたのは,自分の記憶力だったようだ.

それも読み終わってから気がついたくらい,読んだ記憶が失われていたので,改めてもう一度読んでみることにした.

恐ろしいことに,充分に楽しむことができた.
色々な情報を総合すると,読んだのは約2年前.
2年間でこれほどまでに記憶がなくなってしまうものか...

作者は「いい話」系と「ブラック」系の両方をかける人なのだが,今回はブラック系が多め.
いや,ブラック系というよりも,登場人物が微妙に壊れている(壊れていく)話というべきか.

個人的には「不完全自殺マニュアル」「ドーナッツ・リング」「みんないってしまう」がよかった.

投稿者 saihide : 00:02

2006年06月26日

『超越錯覚』須原一秀

この秋に読む!TOPエンジニアが刺激を受けた25冊で紹介されていて気になった本.

気になった理由は二つある.
一つは副題の「人はなぜ斜にかまえるか」というのが面白そうだったから.
もう一つは紹介文にある「学生のレポート数千本を題材に論じたユニークな書」というくだり.
ストレートに考えると,斜に構えた学生を数千人集めてきて,レポートを書かせ,それを分析した本になってしまうのだが,それはちょっと実現不可能だろう.
はてさて,どういう本なのだろうということで,松山市立中央図書館で借りてきた.

で,内容なのだが,副題の「人はなぜ斜にかまえるか」というのは内容を正しく表していない.いや,正確には「内容の一部しか表していない」というべきか.
この本で扱われている内容には,斜に構えることやキザな態度,ブリッコ,さらには事故時の感覚変容,さらには臨死体験などがある.
斜に構えることやキザな態度,ブリッコについては一つのカテゴリーにまとめられなくはないような気がするし,事故時の感覚変容と臨死体験も一つにまとめられるだろう.でも,それらのカテゴリーがさらに一つのカテゴリーにまとめられるとは思えない.

しかし,これらはすべて,「人間が事物に対して距離をとる」現象として学生がレポートしてきたものなのだ.
このような,人がきわめて客観的になる状態のことを「擬超越」として,それがどういうものなのかを心理学や哲学,認知科学,人工知能論などの知見を使いながら解明していく.

まあ,こんな感じの本なのだが,これが妙に読みにくかった.
まえがきを読む限りでは意図的なようだが,色々なところをクネクネと寄り道しながら進んでいくような感じなことに加えて,既存の専門用語を使わずに独自の用語を使っているため,なかなか内容が頭に入ってこないのだ.
おかげで,結論のあたり(科学と宗教のくだり)がちょっと消化不良だった.

投稿者 saihide : 00:21

2006年06月25日

愛媛大学交響楽団 第48回 定期演奏会

AiKou48_1.jpg

昨年12月と同じように,交響楽団に入っている学生さんが定期演奏会のチケットをくれたので行ってきた.
会場はやっぱり松山市民会館の大ホール.
18時開場だったのだが,ちょっと前に到着したところ,会場周辺に長蛇の列ができていた.うーん,すごいなあ.

行列に並んでしばらく待っていると,列が動き出した.どうやら開場したらしい.
列に並んだまま入り口へ.

AiKou48_2.jpg

大混雑している入り口で,前回同様,パンフレットとアンケートを受け取ってから大ホールへ.

AiKou48_3.jpg

席はまだ空いていたが,これまた前回同様,後ろの方の席へ.
やっぱり前回同様,開演前にはほぼ満席になったのだが,それでも前回よりはちょっと少なかったかな.

・シベリウス 「フィンランディア」 Op.26
音楽の授業で名前は聞いたことがあるのだが,頭の中に浮かんでくるのは,なぜかスメタナの「モルダウ」.なんでだろう?と思って調べてみたら,両方とも国民楽派というカテゴリーに属しているらしい.そういえば,そんなことを音楽の授業でならったっけ.
ちなみに「フィンランディア」の曲自体はまったく聴き覚えがなかった.


・エルガー 弦楽セレナード ホ短調 Op.20
実は一番期待していた曲.
というのも,私の携帯電話の着信音はテンプスタッフのCMの曲,つまり弦楽セレナードなのだが,サビの部分以外を聴いたことがない.
というわけで,今回は全部聞けるぞ!と思っていたのだが,まったくそれっぽくない.3曲構成なので,2曲目以降に例の曲があるのだろう,と思っていたら,聴き覚えのあるサビが流れないまま,全曲終了.
調べてみたところ,テンプスタッフのCMの曲は「弦楽セレナード」は「弦楽セレナード」でも「チャイコフスキーの弦楽セレナード」.
弦楽セレナードという曲名の曲はチャイコフスキー以外にも多数の作曲家が作っているようで,今回のエルガーの弦楽セレナードもその一つのようだ.ああ,ちゃんと聴けると思って期待してたのに...


・ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 Op.68
4曲構成だったのだが,どれも聴き覚えのない曲ばかり.
うーん,よく分からん...


今回もアンコールがあった.名前は分からないが軽快な曲で,なぜか私の頭の中には「村の鍛冶屋」とか「朝のオフィスでバリバリ仕事」みたいなイメージが浮かんできた.朝の目覚まし時計代わりに流すと,スパッと目が覚めるかもしれないなあ.

ということで,前回に比べると知らない曲ばかりで,前回ほどは楽しめなかったというのが正直なところ.
あとで詳しい人に話を聞く機会があったのだが,夏と冬では演奏会の性質がちょっと違っているっぽい.
確かに前回に比べると,人数や楽器の種類も少なめだったような気がする.パンフレットによると新入生も参加しているっぽいので,そのあたりも関係してるのかな.

投稿者 saihide : 00:35

2006年06月24日

γ-GTP対策

ちょっと前のこと.
このBlogを読んでくださっている方が,私の食生活が酒とラーメンばっかりで心配だと仰っていたらしい(伝聞).

このうち,ラーメンについては即座に否定した.ラーメン屋に行くのは平均すれば月に2-3回程度だし,自宅でインスタントのラーメンを食べるのも平均すれば週に2回くらいだ.決して少なくはないが,異常なくらい多いというほどでもないだろう.

しかし,酒については... 確かにそうかも.ほぼ毎日,それもビールとかじゃなくて,ジンとかを呑んでるからなあ.
酔っ払ってへべれけになるような量は呑まないけど,毎日少しずつ呑む方が肝臓にはダメージが溜まるらしい.
私は3ヶ月に1回のペースで献血をしているのだが,そのうち,肝臓関係の検査数値をグラフ化してみたところ,

GanmaGTP_1.JPG

全体的に右肩上がりなのだが,特にγ-GTPの着実に上昇しており,その上昇ペースも増加している.

γ-GTPの正常値には諸説があるのだが,70-80を超えると注意が必要で,100を超えると病院に行かなくてはならないらしい.
5月の数値は51なので,まだまだ大丈夫なのだが,これまでの実績値の上昇ペースから近似曲線を出して予想してみると...

GanmaGTP_2.JPG

来年2月には70を超えてしまう.

マズイ...

ということで,γ-GTPを下げるため,ちょっと禁酒してみた.
禁酒を初めて3-4日後くらいにビールを1杯だけ呑んでしまったが,それを無視すれば2週間ほど,酒を一滴も呑まない期間だけを厳密に数えれば10日ほど禁酒してから,献血へ.

その結果,

GanmaGTP_3.JPG

見事なまでにγ-GTPのグラフが急降下している.
今回のγ-GTPは28で,前回(一ヵ月半前)の検査数値に比べると23も低下.

今回の結果からすると,これまでのペースで1年間呑んでも,2週間ほど禁酒すれば肝臓は大丈夫ということだな!
これで安心してお酒が呑めるぜ!



いや,せめて1週間に2日は休肝日を作るようにしよう.

投稿者 saihide : 00:50

2006年06月23日

みつ蜂(お好み焼き)のランチ

MitsubachiLunch_1.jpg

1年ほど前,萱町のお好み焼き屋であるみつ蜂の記事を書いたことがある.
で,先日のこと.そのことを覚えてくれていた人が「みつ蜂のランチに行ったらサラダバイキングがついていた」と教えてくれた.
これまで行ったのは全部ランチタイムじゃなかったから,そのことは知らなかったなあ.
ということで,行ってみた.

あいかわらずお好み焼き屋というよるは焼肉屋を想像してしまう店構えなのだが,今回は2階席に案内された.2階は初めてだが,やっぱり焼肉屋っぽい.

MitsubachiLunch_2.jpg

2階には座敷席とテーブル席があるようだが,今回はテーブル席.

オーダーを取りに来た店の人にランチを注文すると,サラダバイキング用の皿(というかボウル)を持ってきてくれる.
で,そのボウルを持って,サラダバイキングが用意されている階段の踊り場へ(どうしてこんなところで?).

MitsubachiLunch_3.jpg

お好み焼き屋のサラダバイキングというので,それほど期待していなかったのだが,普通のレストランのサラダバイキングと遜色ない.
個人的にはサラダバイキングといえば,ブロッコリーとコーンがあれば満足なのだが,両方ともあったので,大満足.

MitsubachiLunch_4.jpg

ということで,こんな感じに大量に盛ってみた.

席に戻ってみると,お好み焼き(の材料)などが既に到着していた.

MitsubachiLunch_5.jpg

注文したのはAランチだったのだが,Aランチは豚玉,いか玉,えび玉から選べる.今回は豚玉.+50円でそばもトッピングできるのだが,今回は通常の豚玉.
生地の量に比べて豚肉が多いなあ.

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これは小鉢3品.どれも小さめなので,正直なところ,あってもなくてもいいような感じ.

さて,焼こう.
私は,豚玉の豚肉は生地の中に埋め込んでしまうのではなく,表面で香ばしく焼かないと!というタイプ.

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なので,こんな感じになる.相変わらず形がいびつだな.まあ,いいや.

こんな感じで焼けるのを待ちながらサラダをバクバク食べていたのだが,焼きあがる前に完食.
サラダバイキングの存在を教えてくれた人が「お好み焼きにたどりつく前にお腹がいっぱいになった」と言っていたのだが,確かにそうかも.

でも,せっかくバイキングだし,ということで...

MitsubachiLunch_8.jpg

今度はこんな感じ.ちょっとモヤシを入れてみた.

そうこうしているうちにお好み焼きが焼きあがった.

MitsubachiLunch_9.jpg

相変わらず甘めのソースが美味しい.
今回はそばのトッピングなしだったのだが,単品だと男性にはちょっと物足りないかな.
でも,サラダバイキングの方で,そちらはいくらでもカバーできるからいいか.

ということで満腹になったところで,食後のコーヒー.

MitsubachiLunch_10.jpg

これもランチに含まれる.
これで880円.昼食代としては高めかもしれないけど,たくさんサラダを食べられることを考えるとお得かな.
お好み焼きも美味しいし,野菜を食べる必要があるときに,また来よう.

投稿者 saihide : 02:23

2006年06月22日

大鵬軒(定食)

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ちょっと前のこと.道後今市にある(学生さんには「貧乏通りにある」という方が分かりやすいかな)大鵬軒に昼ご飯を食べに行ってきた.

表の窓にある飾り模様やメインのメニューからすると,もしかすると中華料理の店なのかもしれないが,中華料理以外のメニューも多いので,最もピッタリなカテゴリーは「学生街の定食屋」だろう.

松山に来た当初は週に2-3回はお世話になっていた店なのだが,この数年はどういうわけか,あまり行かなくなってしまった.研究室が微妙に移転したせいだろうか?

店内はこんな感じ.

Taihouken_2.jpg

テーブルが4つ(もう少しあったかな?)にカウンター席で,それほど広くはない.
以前通っていたときはお昼時になると,このテーブルが学生さんで全部埋まっていたのだが,このときは13時半くらいで昼の営業を終える寸前だったので,他にお客さんはいなかった.

昔,この店に頻繁に通っていた理由は二つある.

一つは量が多くて安いこと.
この店では定食メニューを注文する人がほとんどだと思うのだが,日替わりの一番安いサービス定食(おかず単品+ごはん+味噌汁+漬物)だと450円,それに揚げ物がついたサービス定食でも500円.
この値段の安さに加えて量も結構ある.

そして,もう一つの理由は野菜をたっぷり取れること.
ベースが中華料理ということもあってか,炒め物系のメニューが多い.で,野菜は火を通すと美味しくたくさん食べることができる.そして,この店は基本的に量が多い.
これらを総合すると,この店だと,他の定食屋のメニューに比べて野菜をたっぷり食べることができるのだ.

ということで,今回の定食.

Taihouken_3.jpg

野菜炒めとミンチカツの定食をご飯大盛りで頼んでみた.これで560円.
ちなみに普通サイズでもご飯はそれなりにあるのだが,大盛りにするとかなり多い.

今回のメインは野菜炒めだが,個人的なオススメは,定番の「回鍋肉」,鉄板の上で野菜各種やウインナーが炒められた「スタミナ」(どのあたりがスタミナなのかは不明),そして炒肉片.
炒肉片は「豚薄切り肉の炒め物」だとか,「豚肉の旨煮」だとか,色々な日本名がついているが,豚肉と野菜を醤油などでいためて,とろみをつけたもの.他のメニューに比べると野菜は少なめだが,とろみのついたスープが旨い.

ああ,書いてたら食べたくなってきたなあ.また今度行くことにしよう.

投稿者 saihide : 00:00

2006年06月21日

杉本商事の株主優待

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杉本商事から株主優待が届いた.
杉本商事というのは機械・工具の商社で,測定機器の分野に強いらしいのだが,ほとんどの人は知らないだろう.
まあ,私も知らなかったわけなのだが,好財務・高配当・株主優待ということで,一部では有名な銘柄ではある.
で,その株主優待だが...

Sugimoto_yutai_2006_2.jpg

リーガロイヤルホテルのレトルトカレー.
なぜ機械・工具の商社で,リーガロイヤルのカレーが届くんだろう?
いちおう杉本商事もリーガロイヤルホテルを運営しているロイヤルホテルも大阪に本社があるという共通点はあるけど...

なお,このカレー,写真では1つだけだが,実際は2つ1セットで届いている.
株主優待の説明には「1000円相当」とあるので,1つ500円ということになる.

1つ500円のレトルトカレー...

私がいつも買っているような普通のレトルトカレーの底値が70円程度だから,いつものカレーだと7つ分に相当する.
うーん,その値段に見合うだけの美味しさなんだろうか?

投稿者 saihide : 00:11

2006年06月20日

はりまや橋&からくり時計(BlogPet)

そういえば、さいが
ということで,事前にひろめをほとんど収集しないまま,大街道シネマサンシャインのレイトショーで見てきた.
とか思ってるよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 12:26

日本ライトンの株主優待 その後2006

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6/6に日本ライトンの株主優待の記事を書いた.
日本ライトンの株主優待は3000円相当のカタログギフトで,カタログを見て自分の好きな製品を選ぶタイプ.
昨年はたこ焼き器だったのだが,今年は...

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パイレックスの耐熱ガラス容器4個セット.
蓋をしたまま電子レンジOK,蓋を取ればオーブンもOKというスグレモノ.
できれば密閉してくれれば最高だったのだが,それはワガママすぎるか.

冷蔵庫も大きくなったことだし,おかずを作り置きして,この容器に保存,食べるときはレンジでチンして,そのまま食卓へ...

というのを夢みてコレにしたのだが,よくよく考えてみると,作り置きするようなおかずを作るのか?>自分

投稿者 saihide : 00:34

2006年06月19日

モスフードサービスの株主優待

MOS2006a_yutai.jpg

モスフードサービスの株主優待が届いた.
モスフードサービスというよりもモスバーガーといった方が分かりやすいだろうが,モスバーガー以外に紅茶の専門店ラーメン屋(こちらは子会社)もやってたりする.

で,今回の株主優待はそれらの店で使える金券.保有株数によってもらえる枚数が違うのだが,この手の優待には珍しく,保有株数が多くなるほど優待利率が高くなる.

で,最近のモスバーガーは競合他社に先駆けて色々なことをやっている.

たとえば,持ち帰り用ポリ袋の使用をやめて紙袋に全面移行すること.
かなり前にマクドナルドのバーガー類の容器が発泡スチロール製から紙製に移行したという前例はあるけど,ポリ袋の使用をしないところは初めてかな.
まあ,もともと高品質・安全・環境に配慮ということを前面に打ち出していた企業だからなあ.
これは7/1以降は全店舗で切り替えが終わるらしいので,そのあたりに一度行ってみよう.でも,その場で食べた方がどう考えても美味しいんだよなあ.

で,もう一つの試みが宅配サービス
今後の社会動向を考えると,宅配サービスは有望だとは思うんだけど,1件200円で元が取れるのかなあ?
で,コストを抑えるために専用の配達員を準備するのではなく,通常の店舗スタッフで対応するらしい.
それって,今まで以上に店舗が修羅場になるってことでは...

投稿者 saihide : 00:26

2006年06月18日

『プロカウンセラーの聞く技術』東山紘久

臨床心理士である著者が,カウンセリングで重要視される「聞く」技術を一般向けに紹介している本.
ネット経由で知った本で,やっぱり松山市立中央図書館所蔵.

私は基本的に引きこもり属性が強く,自分から積極的に話をするよりも,相手に話しかけられて,それに反応する方が楽なので,「話し上手」よりも「聞き上手」を目指している.
なので,渡りに船とばかりに借りてみたのだが,私が想像していた「聞く技術」とはかなり違っていた.

著者はカウンセラーの中でもロジャース派の人のようで,ひたすら相手の話を聞くことを重視している.
相手が色々と話をしていくうちに自分で悩みを解消することをめざして,相手に話しをさせるための技術が,この本での「聞く技術」っぽい.
そのための心がけとして「相づちを打つ「聞かれたことしか話さない」「説明しない」などがあるのだが,これが「言うは易し,行なうは難し」のものばかり.
自分の経験を思い起こしてみても,自分では「聞き手」に徹しているつもりでも実際には「話し手」にまわっていることは多かった.

そういう意味では,自分の行動を振り返る良いきっかけになったと思うのだが,どうも違和感が拭いきれない.
どう考えても,これは私が考える「聞き上手」ではない.

「ひたすら聞き手に徹する」という行動の背景には「その人の悩みはその人にしか解決できない」という考えがあるのだが,これには私も大賛成だし,自分もその原理に基づいて動いているつもり.
でも,相手が勝手に話をして自己解決するんだったら,相談されるのが「私」であることに意味はないんじゃないか?
ひたすら話を聞いてくれるだけでいいなら,壁でも鏡でもハムスターでもいいんじゃないか?
(まあ,壁や鏡やハムスターは適当な相づちを打ってくれないので,話しづらいだろうけど)

私の考える「聞き上手」というのは,相手の話に耳を傾けるのはもちろんだけど,適度に質問もしつつ,相手と「私」の持っている情報と知恵を総動員して,より良い選択肢を作り上げられる人のこと.
これは壁や鏡やハムスターでは到底無理な芸当だろうし,それでこそ「私」が相談を受けることの意味だと思うんだけど...

でも,amazonでも高評価だし,4年間で43刷というハイペースで重版しているところをみると,私のような考え方は少数派なのかなあ.

投稿者 saihide : 00:28

2006年06月17日

映画『初恋』

Hatsukoi.jpg

先日,TVで『初恋』という映画の存在を知った.
私は恋愛体質とは程遠いので,恋愛そのものがテーマになった映画や小説は苦手なので,普通なら記憶に残らない.
しかし,この映画,『初恋』というタイトルなのに,三億円事件を描いた作品で,しかも犯人が女子高生という話だという.

一体,どんな話なんだ?

ということで,事前に情報をほとんど収集しないまま,大街道シネマサンシャインのレイトショーで見てきた.

まずは映画の感想だが,
ただひたすらに,宮崎あおいが


いじらしい.


どうして女子高生が三億円事件の犯人に?という仕掛けを期待してみた人は完全に期待ハズレ.
舞台が60年代ということで意識的なんだろうけど画面も古臭いし,脚本も説明不足でイマイチ.
なので,映画としては失敗作という声もあちこちにあったりするのだが,それは見方が間違っている.
これはひたすらに宮崎あおいのいじらしさを鑑賞する映画なんだろうと思う.

不器用で無愛想な主人公の,初恋の相手に対する振る舞い,これがもう,キーッ!と体が痒くなってくるくらい,いじらしい.

まあ,それだけといえばそれだけの映画なのだが,事件後の別荘のシーンやアパートのシーンではちょっとウルウルしてしまった.
でも,人によっては退屈な映画と思うんだろうなあ.

投稿者 saihide : 00:53

2006年06月16日

高知城

KochiJou_1.jpg

高知出張ネタその3.

高知といえば高知城,なのかどうか分からないが,松山と同じように街の真ん中にそびえ立っている.
あまり時間はなかったのだが,せっかくなのでということで,空き時間を利用して駆け足で行ってみた.

大河ドラマの関係で土佐二十四万石博なるものをふもとの方でやっていたので,まずはそこから.
大河ドラマ館なるものがあったのだが,入館料が必要&大河ドラマには興味がないという身も蓋もない理由で,あっさりパス.
その近辺に露天の出店や簡易食堂みたいなところがあったのだが,それほどお腹が減っていなかったので,こちらもパス.
でも,なぜか試供品のカツオブシならぬ宗田節なるものをもらった.

その後,本命の高知城へ.

KochiJou_2.jpg

まずは入り口付近で山内一豊像がお出迎え.

しばらく行くと,

KochiJou_3.jpg

今度は板垣退助像.

ちょっと石垣を登ったところに,

KochiJou_4.jpg

山内一豊の妻像.

銅像だらけだな,この城は.

で,この像の前あたりの石垣は改修工事中だったのだが,感心したのは単に工事中の幕を張るのではなく,その幕に石垣や工事に関する情報を書いたボードが張られていること.
それも堅苦しい書き方じゃなくて,高知にゆかりのある歴史上の人物が説明するような形で書かれている.
こういうところで,高知県は観光に力を入れているなあと感じる.松山城の天守閣工事ではこういうことやってるのかな?

で,石垣をテクテク登って,本丸部分へ.
松山城と同じく,天守閣にも登れるのだが,これまた松山城と同じく入館料が必要.
城にも歴史にも興味はなかったので,天守閣に登るのもやっぱりパス.



一体何をしに高知城に行ったんだ?>自分

自分へのツッコミはともかく,城の各地にこんな感じの機械が設置してあった.

KochiJou_5.jpg

これは常にやっているのか,それとも土佐二十四万石博の期間中だけなのか分からないが,城の入り口の方でよさこい踊りの鳴子型の端末を無料で貸してくれていて,その端末をあちこちにあるチェックポイントにかざすと,音声が流れたり,映像が見れたりするというもの.
今回は時間の関係で借りられなかったのだが,この部分のイラストからすると,ICカードが入っているのかな.

大河ドラマ&お城といえば,『坂の上の雲』が2008年に大河ドラマ化されるわけだが,こんな感じで色々なイベントをしたり,端末を設置したりするのかなあ.

投稿者 saihide : 00:24

2006年06月15日

サニーマート衣山店

SunnyKinuyama_1.jpg

6/14,衣山交差点のあたりにサニーマート衣山店がオープンした.

正面にパルティフジ衣山,裏側にニトリ,南側にヒマラヤ,ついでに北側には乾仏具店と,周囲を大型店に囲まれており(乾仏具店は大型店なのか?),ただでさえ混雑する交差点がさらに混雑すること必至なわけだが,さっそく行ってみた.

いつものように自転車で行ってきたので,駐車場の心配はまったくなかったのだが,この手前の方でガードマンさんが「満車」のプラカードを掲げていた.
確かに建物のサイズの割に駐車スペースが少ないように思えるが,実は2階部分に駐車スペースがあるので,それを合わせれば直接競合すると思われるマルナカ中央通り店よりはスーペースはあるかな?

店内の方だが,新築ということもあって,とてもきれい.
私が行ったことのあるサニーマートは元エフコの道後店だけだと思うのだが,そことは全然違う.
新しいということも影響しているんだろうが,全体的に高級っぽいイメージ.ちょっと前にリニューアルしたコーノ道後もそうだったし,ジョープラのスーパーもそうだったことからすると,高級品路線は最近の食品スーパーの流行なんだろうか.

人が多かった&時間があまりなかったので,ざっとしか見れなかったのだが,商品の価格はそれほど安くないような感じで,牛乳や100%オレンジジュースなどのPB商品はマルナカ中央通り店の方が安かった.

マルナカ中央通店との違いもいくつかあった.
第一の違いは,

SunnyKinuyama_2.jpg

おかずの量り売りがあったこと.
このあたりのスーパーでは初めてだと思っていたのだが,宮西のフジグランで同様の量り売りをしているそうだ.
100グラム175円なので,生協食堂のグラムバーの1.75倍.生協食堂と比べてはいけないとは分かっているんだが,それでもちょっと高いかな.
ちなみに量り売りは19時までで,それ以降は店員さんがパック詰めしたものを売っていた.

第二の違いは,

SunnyKinuyama_4.jpg

自然食品コーナー(有機野菜コーナー?)があったこと.
自然食品にはそれほど興味がないので,私がこのコーナーのお世話になる事はないだろうけど,そういうのが好きな人はマルナカ中央通り店じゃなくて,こちらに来るだろうな.


で,私が一番驚いたのは,

SunnyKinuyama_3.jpg

この料理アドバイザーコーナー.
名前のとおり,店内で販売されている商品を使った料理の作り方を教えてくれるコーナーらしい.
うーん,料理の献立を毎日考えなくてはならない人にとっては便利なのかなあ.

他にも店内にテイクアウト専門の寿司屋さんがあったり,高島屋に入っているマコーズベーグルを売っていたりもしていた.

全体的な印象として,距離的にはマルナカ中央通り店と競合するんだけど,客層的には宮西のフジグランと競合するように思えた.
でも,直接対決するとなると,店舗面積(駐車スペースを含む)やテナントの集積の関係で,サニーマート衣山店に勝ち目はないだろうから,やっぱり仮想敵はマルナカ中央通り店だろうな.
このあと,いつになったらオープンするのかわからないが,至近距離に大黒天物産の24時間スーパーができる予定なので,ますます競争が激しくなりそうだ.

投稿者 saihide : 00:16

2006年06月14日

『不思議のひと触れ』シオドア・スタージョン

最近,復刊が相次いでいたスタージョンの短編集.やっぱり松山市立中央図書館所蔵.

以前読んだ『輝く断片』はミステリ中心の短編集だったが,本作はSF中心で10編中8篇がSFまたはファンタジー.

表題作の「不思議のひと触れ」と「孤独の円盤」が名作だというのだが...

正直なところ,「不思議のひと触れ」はよく分からなかった.人魚が出てくる(実際には登場しないが)話なのだが,この人魚の存在がよく分からないせいだろうか.

でも,もう一つの「孤独の円盤」は確かに名作.
自殺を図る女性とそれを助けた男性の話で,最初は退屈だったのだが,女性の回想が始まると印象が変わり,最後のオチでは...
でも,これが良いと思える人って,特定の傾向を持っている人だけだろうなあ.

あと,個人的に面白かったのは「タンディの物語」.
子供のままごとだと思っていたのだが,いつの間にか...という話なのだが,読んでいて思わず「どこまでいくんや?!」とツッコミを入れてしまった.

最後に気に入った箇所を引用.

「どんなこともつねに無条件にそうだとは限らない。
いったんそれがわかれば、きちんとそれを納得すれば、いままで考えもしなかったようなことができるし、思いもかけなかった場所に行ける。この世にあるものすべてが、行くべき場所や考える材料を与えてくれる。すべてだよ。」クリス・ビンス
(from 「閉所愛好症」)

実は「孤独の円盤」にも気に入った箇所があるんだけど,それはネタバレになってしまうので止めておこう.

投稿者 saihide : 01:28

2006年06月13日

ひろめ市場&日曜市

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高知出張ネタその2.

高知には色々と観光スポットがあるけど,このひろめ市場は最近(といっても8年ほど前だが)にできた新しい観光スポットで,まちづくり方面ではちょっと有名らしい.

といっても,まちづくりは私の専門外.そういう場所があるのは知っていたが,具体的にどういうところなのかは知らなかった.

たまたま研究会の会場への通り道だったので,朝の10時過ぎくらいに中を通り過ぎてみた.
そのときは時間がなかったので,本当にサッと通り過ぎただけだったのだが,そのときの印象は「観光客向けの土産物屋&飲食店の集合体」くらいで,「こういう施設が繁盛するということは,やっぱり高知は観光客が多いんだなあ」と思った.

で,研究会&懇親会が終了し,もうちょっと話をしようということで,ひろめ市場まで出かけることになった.
ひろめ市場についたのは20時過ぎで,そのときの写真が冒頭のもの.かなり閑散としているように見える.
しかし,ちょっと中に入ると,

Hirome_2.jpg

こんな感じで,非常に賑やかだった.
朝は奥まで入らなかったので分からなかったのだが,ひろめ市場は「観光客向けの土産物屋&飲食店の集合体」というよりも「土産物屋がついた屋台村またはフードコート」というのが正しいようだ.
売っている小さな飲食店が所狭しと軒を並べていて,その中でも食べられるし,中央のテーブル席で食べてもOK.
カツオのたたきや高知の地酒などの高知名物を売っている店もあれば,高知とは関係のなさそうなショットバーもあり,ぜんざいや団子を売っている甘味処あり,

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こんな感じで,その場で寿司を握ってくれる店もあった.
そしてなぜか,

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本格的インド料理の店もあったりする.
というか,どうして高知に行ってカレーを食べてるんだ?>自分
ちなみに,2種類のカレー&ナン&ライス&チャイで880円.
普通の相場からすれば安いんだろうけど,松山にはスパイス王国があるからなあ.


で,次の日.
やっぱり会場までの通り道だったので,日曜市というのに寄ってみた.
ひろめ市場の横を通っている追手筋という通りの一車線を封鎖して,そこに露店が立ち並ぶ市だ.

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これは朝の9時前の様子.朝市ではなく,日中はずっと営業しているようだ.

売っているのは,

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こんな感じで農産物が多い.
他には和菓子やいもけんぴ,木製品や竹製品,そしてなぜか骨董品など.
どれも観光客向けというよりは地元の人向けという感じのものばかり.

ということは,ここに集まっている人は基本的に地元の人?

毎週,こんなに地元の人がどうして集まるんだ?

ああ,安くて新鮮な農産物がメインの商品だからこそ,地元の人が毎週集まるのか.
なるほど,こういう形で地元の人が欲しがるものを売ることで賑わいを作り出し,それを見るために観光客がやってくるというパターンもアリだな.

投稿者 saihide : 01:02

2006年06月12日

はりまや橋&からくり時計

高知で研究会があったので,そのついでに市内をちょっと歩いてみた.

高知市は大学生の頃,車で通り過ぎたことがある程度で,初めてと言っても過言ではない.
そこで,高知出身の学生さんに何を見るべきかを事前に聞いてみたところ,「はりまや橋でガッカリして,からくり時計でもう一度ガッカリしてください」とのこと.

確か高知のはりまや橋といえば,三大ガッカリ名所として必ず名前があがる場所.これは見ておかねばなるまい.
しかし,「からくり時計でもう一度ガッカリ」とは?

ということで,まずははりまや橋へ.

Harimayabashi_0.jpg

これは高知市内を走り回っているとおぼしき土佐電鉄の路面電車.
高知市も松山市同様,JR駅と繁華街が離れている構造のようで,はりまや橋付近が松山でいうところの松山市駅付近に相当するようだ.
ちなみに商店街&繁華街はかなり立派.おそらく松山よりも立派で活気があると思う.愛媛県と高知県の経済規模を考えると,松山の方が立派でもおかしくないはずなんだが,ちょっと不思議.


で,これが問題のはりまや橋.

Harimayabashi_1.jpg

思ったよりも立派で,それほどガッカリしなかったのがガッカリという,ちょっと屈折したガッカリを感じなくもない.

改修したという話は聞いていたのだが,調べてみると1998年にリニューアルされたとのこと.
ちなみに橋の下にはきれいな川が流れており,周辺は公園として整備されている.

さて,高知のはりまや橋坊主頭の人間が来た以上,これはかんざしを買うしかあるまい.
かんざし屋はどこだ?と探したところ,

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こういうものがあった.なるほど,「銘菓かんざし」ね.

実は,橋のたもとの土産物屋では正真正銘のかんざしも売られていたのだが,本物を買っても一瞬のネタになるだけで,後始末に困ってしまうので,消え物のお菓子の方がいいだろう.

ということで,銘菓かんざしを製造している浜幸へ.
店内でかんざしをはじめ,色々と試食させてもらったのだが(お茶まで出てきた),かんざしよりも美味しかったので,ネタよりも実利を優先して,こちらを買ってきた.

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南風小夏サンドというもので,基本的には北海道 六花亭のマルセイバターサンド小川軒のレイズン・ウイッチと同系列のお菓子.ただし,中に入っている果物が,名前のとおり,小夏という柑橘類になっていて,これがかなり美味しかった.


という感じで,まず「はりまや橋でガッカリ」はクリア.
続いて「からくり時計でもう一度ガッカリ」だ.

その問題のからくり時計というのは,はりまや橋の向かいのビルについている時計.
1時間ごとに音楽と共にからくりが起動するらしいのだが,タイミングよく起動する瞬間に出くわした.

Harimayabashi_4.jpg

まずは時計が浮き上がってきて,

Harimayabashi_5.jpg

高知城が上から登場,

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下からは,よさこい踊りが,

Harimayabashi_7.jpg

左には,桂浜の坂本竜馬が,

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最後に,はりまや橋の純信とお馬が登場.

この間,よさこい節などの音楽が流れていて,季節によって流れる音楽は変わるらしい.

うーん,確かに道後温泉のからくり時計の方がダイナミックだから,それと比べるとガッカリかも.ちなみに1億円ほどかかっているとのウワサ.

で,このからくり時計だが,見ていて一番印象に残ったのはからくり時計自体ではなく,それを見ていた観客.
たまたま地元の保育園の一行とおぼしき児童が一緒に見ていたのだが,流れている音楽に合わせて歌っていたのだ.
一緒に見ていた人(田舎が高知)に聞いてみると,どうやらよさこい節らしい.
3-4歳だと思うのだが,それくらいの子供でも歌えるくらい,よさこい節って高知に根付いてるということだろう.
松山の保育園児童は野球拳音頭を同じように歌えるんだろうか?

投稿者 saihide : 01:05

2006年06月11日

ハウス食品の株主優待

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ハウス食品から株主優待が届いた.
ハウス食品の株主優待はこれで3回目.

中身はこんな感じ.

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北海道シチュー,こくまろハヤシ,カロリーオフのバーモントカレー,ナンの粉の4種類.

で,今回の注目商品だが,ここはやはり,

Haus2006_yutai_3.jpg

この新製品,プライムバーモントカレーだろう.
カレーはルウを作るときにバターやら小麦粉やらを結構使うので,実はカロリーが高いのだが,このカロリーをカットしたのがこのプライムシリーズ.
かなり力を入れている新製品らしく,見てのとおり,パッケージの形状からして従来のカレールウとは違っている.まだ中身は見ていないのだが,中の包装にも工夫がされているようだ.

個人的にはフルーチェが入っていないのが残念だったのだが,ハウス食品といえばフルーチェよりもカレーの方が有名なので,株主優待にカレールウが入っているのは当然のことかもしれない.
去年の株主優待でもカレールーはしっかり入っていた.しかもバーモントカレーとこくまろの2種類.

ハウス食品の株主優待は年1回なので,それも1年前のことなのだが,

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実はまだ使い切れていなかったりする.
しかも,今回はカレーに加えて,ハヤシライスとシチューもあるし...

とりあえず,来年の株主優待が届くまでに今年の株主優待を使い切ることを目標にしよう.

投稿者 saihide : 00:51

2006年06月10日

『ダーリンは外国人 1-2巻』小栗左多里

ハンガリーとイタリアの血を受け継いでいるアメリカ人と国際結婚した漫画家(イラストレーター?)によるエッセイ漫画.

ちょっと前にベストセラーになったので知っている人も多いと思うが,私は興味を持てない限りベストセラー本には手を出さないので(書店で手にとって見ることもしない),これまで読んだことがなかった.
今回,某教員の奥様に貸してもらって,初めて読んでみた.

評判になるだけあって,確かに面白くて楽しめた.

しかし,帯などを見ると「国際結婚の現実」が分かる本として人気が出たようなのだが,それはちょっと違うような気がする.
結婚はしたことがないけど,それまでの数十年間を別々に過ごしてきた人が結婚するとなると,生活習慣や価値観の違いは当然あるだろうし,この本にあるエピソードのほとんどもその類のもの.
日本で生活していると価値観や常識が違うにしても,それはある程度は予想内のことなので,国際結婚の方が面白いエピソードは増えるだろうけど,この本の著者も書いているように「国際結婚だから」というよりも「目の前にいる人が独特な感じ」であることの方に,この本の面白さはあるような気がする.

しかし,この本を読んで一番印象に残っている,というか,ショックを受けたのは「彫りの深さ」について.
ダーリンであるトニーは「彫りは恐ろしく深い」そうで,その彫りの深さがイラストで図解されているのだが,これを見て「うそっ?!」と叫んでしまった.

私の中では「彫りの深さ=顔の凹凸の程度」くらいの認識だったのだが,その顔の凹凸には額から鼻にかけての凹凸,具体的には額の凸,眉間の下あたりの凹,さらに鼻にかけての凸というラインのカーブの急激さも彫りの深さに含まれていたわけだ.

しかし,この図解には,「日本人と違い ここがへこまない」とある.
ということは,私の基準では「彫りが深い人」=額から鼻にかけての凹凸が激しい人って,世間では「彫りが深い人」じゃなかったのか?!

と思って,色々と調べて見たのだが,どうも決定的なものが見つからない.
「彫りの深さ=目のくぼみ具合」というような気もしてきたし,うーん,実際のところ,どうなんだろう?

しかし,この本を読んで「彫りの深さ」の定義について悩む人って私だけだろうなあ...

投稿者 saihide : 01:20

2006年06月09日

四川飯店(中華)@山越

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四川飯店というと鉄人 陳建一の四川飯店がいよてつ高島屋に入っているが,今回の四川飯店は山越の方の四川飯店.
山越グラウンドの比較的近くにあり,ボリュームがあることで有名なので,学生さんにファンが多い店だ.

昔から気になっていた店で,何度かトライしたことはあるのだが,ちょっと分かりにくい場所にあるので辿り着かないこと数回,辿り着いても満席で入店できないこと数回と,すべて失敗に終わっていた.
今回もそれほど期待せずに行ったのだが,ラッキーなことに席が空いていた.

店内は,座敷席が2つ,4人から8人くらいまでのサイズの違うテーブル席が4つか5つ,中央にカウンターテーブルを2つ合わせたようなものが1つと,想像していたよりもかなり広い.
ホールを担当するスタッフも女性が3名,奥の厨房は4人体制くらいか.
学生さんが多い店だと聞いていたので,もっとこじんまりしてゴミゴミした店を,大将と奥さんがシャカリキになって回している状況を想像していたのだが...

想像と違っていたといえば,客層も全然違っていた.
学生さん中心だと思っていたのだが,家族客から年配の夫婦客,若いカップル,昼食をとりに来たサラリーマン風の客など,学生さん以外の客層の方が多い.ちょっと意外だった.

で,注文.
日替わり定食が600円で食後のドリンクつきと非常にリーズナブル.
これにしようかとも思ったのだが,昔,「回鍋肉丼がいい」という話を聞いたような気がしたので,今回は回鍋肉丼セットを注文.揚げ物の種類によって3種類ほどあったのだが,今回はベーシックに鶏唐揚げにしてみた.

混雑していたので,ちょっと時間がかかったが,でてきたのがコレ.

SisenHanten_2.jpg

この写真では分かりにくいかもしれないが,回鍋肉丼は結構なボリューム.
そして鶏の唐揚げ.700円のセットなので,唐揚げは2-3個と予想していたのだが,それなりの大きさの唐揚げが5-6個あった.まさに倍だ.
味もなかなかのもの.学生さんに人気というから濃いめの味つけかと思ったが,それほどでもなかった.これなら家族連れや年配客が来るのも頷ける.

隣の人が日替わり定食を食べていたので横目で見てみたのだが,おかず2種類とサラダ,スープとご飯+ドリンクというのが基本構成のようだ.
これも結構なボリュームで,あれで600円というのは安いよな.いつも満員というのも納得.

あと,その年配客が注文していた四川コースランチ(ちょっと名前が違う気がする)とかいうランチがかなりゴージャスだった.
確か1000円だったと思うのだが,あれだったら1000円払う価値はありそうだ.今度チャレンジしてみよう.

投稿者 saihide : 00:40

2006年06月08日

映画『陽気なギャングが地球を回す』(BlogPet)

今日、さいが
ネットで検索してみたところ,既に公開中どころか,衣山シネマ『での上映は6/2までだという.最後に映画を見に行ったのは2ヶ月前だし,久しぶりに見に行ってくるか.ということで見てきた.
って言ってたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 19:09

『ブルースカイ』桜庭一樹

17世紀のドイツで,魔女狩りによって唯一の肉親を失った少女が,
2022年のシンガポールで,成熟できない優しいCGアーティストの青年が,
そして2007年の日本で,いつもと変わりのない日常を生きる17歳の女子高生が,
世界(システム)にアクセスしたとき,彼女たちの運命は交差し,黒い十字架のようなものが...

以前読んだ『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』が面白かったので,松山市立中央図書館で借りてきた.
この本,まずはその装丁が目を惹く.amazonで書影を見ることができるが,書店で実物を手にとって見てもらったほうがインパクトがあるだろう.
『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』が特定ターゲットを狙い撃ちだったのに対して,かなりクールに仕上がっている.

で,内容の方なのだが...
これが,かなり表現するのが難しい.
メインのストーリーは時間旅行物ということになるのだろうが,ストーリーが破綻しているとまではいわないものの,

「続きは?」

「へっ,これだけ?」

「はぁ?」

というのが私の正直な感想.
特に中世ドイツ編はかなり面白く,色々と伏線を張っているような感じだったのに,投げっぱなしで終わっているというか,もっと話を膨らませられるのにもったいないと思った.

しかし,この本はそういうストーリーを楽しむ本じゃないのかもしれない.
書評を検索してみたところ,絶賛する声もあれば,イマイチという声がけっこう明確に分かれている(ここの10/11の日記から感想をたどれる).
本作を評価する人は,作者である桜庭一樹が一貫して描いている「少女」というものに共感できる人のようだ.
「少女」ねえ... 三十路の野郎には「謎」以外の何者でもないよなあ.

投稿者 saihide : 00:47

2006年06月07日

大成ラミックの株主優待2006春

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大成ラミックから株主優待が届いた.
大成ラミックの株主優待は年2回で,私が受け取るのはこれで4回目.
例年のパターンだと夏向きの商品が多くなるはずなのだが,去年の春よりも夏っぽさが薄れている.
うどんとそばは冷たくしても温かくしても食べれるものだから,いかにも夏っぽいのは冷やし中華とざるうどんだけ.

で,今回の注目商品は,

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このおこげスープ.
海鮮,酸辣湯,中華野菜の3種類あるのだが,どれもそれほど大きくないので,小腹が空いたときにちょうど良さそうだ.

あとは,おなじみの炊き込みご飯の素が2つ,今回初登場のレトルトおかゆ,そしてやっぱりおなじみの和風つゆ(5袋).

しかし,相変わらず汁物の商品が多い.
食品などの包装フィルムを製造している会社で,特に液体を包装するタイプに強いらしいから,その手の商品が多くなるのは仕方がないといえば仕方がない.
会社側としては,そばやうどんも同梱しているのだから一緒に食べればいいだろうと思っているのだろうが,私はそばやうどんについては2人前を一度に茹でて,それを1人前の出汁で食べることがほとんど.

その結果,

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こんな感じで,タレや出汁が大量に残ることになる.
うわっ,この出汁,賞味期限を5ヶ月過ぎてるやん!
密封されてるから大丈夫だとは思うんだが,5ヶ月はちょっとキビシイかな...

投稿者 saihide : 00:52

2006年06月06日

『二人の紅茶王』磯淵猛

いつものようにネットで見かけてチェックした本だったので,どういう本なのか分からなかったのだが,副題が「リプトンとトワイニングと…」.
ならば,紅茶を全世界に広めた人物であるトーマス・リプトンとトワイニング家についての評伝だろう.

と思って読み始めたのだが,アイルランドについてのエピソードや旅行記が延々と続く.
アイルランドは一人当たりの紅茶の消費量が世界一なので,確かに紅茶には関係があるんだが,紅茶王はどこに行った?

そろそろ全体の三分の一くらいを読み終え,「これはアイルランドについてのエッセイと思って読んだ方がいいかな」と諦めかけたところ,ようやく紅茶王が登場.

マーケティングの天才とでもいえるトーマス・リプトンと,伝統を代々受け継いできたトワイニング家という,ある意味で対極とでもいえる二人の紅茶王の話は面白かった.
あと,チップ(TIP)の語源というか由来についても書かれていたのだが,そんな由来だったのかとちょっと驚きだった.感謝の気持ちとかじゃなかったんだな.

しかし,それよりも面白かったのが,ラプサン・スーチョンと正山小種とアール・グレイの話.
正山小種の生産者にしてみれば,ラプサン・スーチョンの話は悲劇あるいは屈辱以外の何物でもないのだろうが,その全貌を知ってみれば『裸の王様』の実話版っぽくて,思わず笑ってしまう.
でも,現在の世の中に流通している商品(特にブランド物)の多くって,多かれ少なかれ,このラプサン・スーチョンの話を笑えないんだろうな.

投稿者 saihide : 00:21

2006年06月05日

ストロベリーキャンドル(洋食)

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立花のストロベリーキャンドルに行ってきた.
かなり久しぶりだったので,細かい場所を忘れていたのだが,思っていたよりも天山寄りだった.
ちなみに駐車場が広くなったので,車で行く人にはありがたいかもしれない.

店内はこんな感じ.

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外観もそうだが,ちょっとファンシーな感じなので,男性一人では入りにくいかもしれないが,そこをおしてでも行く価値はある店.

オムライスも美味しいのだが,今回は日替わりランチ(780円)を.

StrawberryCandle_3.jpg

コーンスープと,

StrawberryCandle_4.jpg

この日は洋風ハンバーグとポテトのハーブ風.
どちらも美味しゅうございました.

冒頭で「かなり久しぶり」と書いたが,過去のブログ記事および家計簿を調べたところ,なんと約1.5年ぶりだということが判明.
美味しいし,値段もそれなりなので,もっと通っていてもおかしくないんだが,場所が不便なんだよなあ.
市街中心部から遠いこともさることながら,33号線につながる道に面しているのがネック.
あの道は狭いのに交通量がやたらと多いので,できるだけ通らないようにしている.
だから,どこかに行くついでに寄るというのもほとんどないからなあ.

投稿者 saihide : 01:16

2006年06月04日

第4回 ユーモア路上観察展@エスパス21

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エスパス21から,ユーモア路上観察展開催のお知らせが届いたので,行ってきた.

以前も2回ほど記事にしているが,ユーモア路上観察というのは,街中に普通にある風景を何かに見立てて,それにタイトルをつけることで,見慣れた風景を「作品」にしてしまおうというもの.

具体的には,

rojoukansatu2006_2.jpg

こんな感じで,普通に見かけるような風景に一ひねりしたタイトルをつけることで,同じ写真が違ったものに見えてくるというもの(画像はお知らせの絵葉書から).
細かい説明は第2回第3回を見に行ったときの記事を見てもらいたい.

今回のヒットは「休みて読書」「要注意犬」「みんな笑顔」「空色の文字」「香りに誘われて」「健康の集い」かな.
特に「空色の文字」は,ちょっとマグリットっぽくて,かなり気に入った.

開催期間は6/11(日)までで入場無料(火曜日は休館).
時間がある方は一度見に行ってはいかがだろうか.

投稿者 saihide : 18:44

2006年06月03日

シノブフーズの株主優待

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シノブフーズの株主優待が届いた.

シノブフーズはおにぎりや弁当を作っている,大阪に本社のある会社なのだが,ここの株主優待は5000円分の高級海苔.
海苔自体ほとんど買ったことがないので,この画像の海苔に5000円分の価値があるのかどうか分からないというのが正直なところ.

株主優待は年1回のところと年2回のところがあるが,シノブフーズは年1回.
で,私がここの株主優待をもらうのは昨年に続いて2回目なのだが...

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実は前回もらった海苔がほとんど手付かずで残っている.
年1回の株主優待で前回もらった海苔なわけだから,要するに1年前の2005年の6月に届いた海苔なわけだ.

で,その海苔の賞味期限が,

shinobu2006_yutai_3.jpg

こんな感じで,今月末までとなっている.

この画像をよく見てもらえば分かるように,この缶はまだ蓋を開けてさえいない.
蓋を開けたほうの缶は10枚食べたくらいなのだが,1缶につき40枚入っている模様.
ということは,あと70枚弱か.1日2枚のペースで食べれば無くなる計算だな.これならば食べ切れるか.
しかし,これまで11ヶ月で10枚程度,つまり1ヶ月1枚のペース.



60倍のペースアップですか?

P.S.
以前の記事,つまり1年前の記事の時点で株価が購入価格よりも10%以上下落していたわけだが,その含み損はさらに拡大.
現在,20%くらいにまでなっている.
高い海苔になってしまったなあ...

投稿者 saihide : 00:19

2006年06月02日

『陽気なギャングの日常と襲撃』伊坂幸太郎

人間嘘発見器,天才スリ,演説(と嘘)好き,正確な体内時計をもつドライバー.
4人の銀行強盗たちも銀行を襲っていないときは日常生活を送っているわけだが,その生活は平穏とはいかないようで...

読むのは12作目の伊坂幸太郎作品で,映画化もされた『陽気なギャングが地球を回す』の続編.
これも図書館ではなく,卒業生にして同僚な人に貸してもらった.

前半は4人のメンバーがそれぞれ主役の短編で,後半は4人揃っての中編という変則的な構成になっているのだが,そこは伊坂幸太郎,それぞれの話が複雑に絡み合って,最終的には一つの話になっている.

で,これも前作同様,面白かった.
読んだ後に何かが残るとか,考えさせられるとか,そういうことは全く期待せず,ただひたすら,単純に楽しみたいときに読むといいと思う.

難を挙げるとすれば,ちょっと久遠(天才スリ)が前面に出すぎていて,他のメンバーの見せ場がちょっと少なく思えたことくらいかな.
今度は他のメンバーが活躍する続編をぜひ書いてもらいたいところだ.

投稿者 saihide : 00:49

2006年06月01日

5月のアクセス数ランキング

5月によく読まれた記事をご紹介.

検索語件数コメント
生麺工房鎌倉パスタ582先月に続いて第1位.アクセス数も同じくらい.
北極星(オムライス)225先月より1ランクアップ.アクセス数は1割くらい上昇.
勝岡免許センター1833月から復活ランクイン.新入生が検索してるのかな?
うどん定期券@はなまるうどん158やっぱり興味のある人が多かったようで.全店共通とかだと使い勝手がいいんだが.
ジョー・プラ(ショッピングセンター)150これも興味がある人が多かった模様.もうちょっと新鮮味のあるテナントが欲しいところ.
ディッピンドッツ(アイス)144先月の1.5倍のアクセス数.暑くなることだし増えるのかな?
松山市南クリーンセンター140ゴミ分別が厳格になったせい? 大分慣れてきたけど,未だに分別に悩むものがあるなあ.
カルフール東大阪136先月に比べて半減.何が起こった?
福楽(うどん)115初登場.次は冷やしかき揚げを食べてみたいところ.
レンガ屋(ハンバーグ)108これまた初登場.やはり食べ物関係は強いなあ.

ということで,5月の崔研究室 仮営業所は「鎌倉パスタ」「北極星」「勝岡免許センター」なサイトだった.

上位10ページのうち,食べ物ネタが先月よりも2つ減って6つ.地元ネタは1つ増えて6つ.
もうちょっと地元ネタが上位に来て欲しい気もするが,これは固定客が増えないと難しいかな.

投稿者 saihide : 00:50