2007年01月31日

コカコーラがリニューアル

私の周辺ではあまり話題になっていないのだが(私が知らないだけ?),1/29にコカコーラがリニューアルされた.

1/29に一日限りのTVCMを放送したそうなのだが,私がこのことを知ったのが1/30で,既に手遅れ.
まあ,公式サイトで公開されるか,YouTubeに誰かがアップロードするかするだろうと思っていたのだが,やっぱり公式サイトで公開された.
Blogに動画を貼り付けるパーツを公開していたりするのが今風だとは思うが,その割にはネット界の反応は今ひとつのような気がする.試しに新着Blogの検索エンジンであるkizasiの24時間ランキングをチェックしてみたところ,1/31の2時現在では上位100位には入っていなかった.大丈夫か?

で,今回のリニューアルにはパッケージデザインのリニューアルも含まれている.
プレスリリースで見た限りでは,なんだか前よりもしょぼくなった気がするんだが,実物は違うのかなあ.



ということで,ラ・ムーとその周辺の自販機で新旧両方のパッケージの500mlペットボトルを買ってきた.こんな夜中に一体何をしてるんだ>自分

まあ,買ってきてしまったものは仕方ない.早速比較してみることにしよう.
まず,これが従来のやつ.

CocaCola_1.jpg

で,これが新しいやつ.

CocaCola_2.jpg

とりあえずキャップの色が白から赤になっているのは大きな違いだな.

新旧のラベルを比較してみると,

CocaCola_3.jpg

左の従来のパッケージは4色(赤・白・銀・黄)なのだが,右の新しいパッケージは赤と白の2色.うーん,色数が減ったのがしょぼく感じた理由なのかなあ.
ちなみに,実物で比べてみるとよく分かるのだが,新旧で赤色も微妙に違っている.従来の赤色のほうが鮮やかな感じがする.新しいほうは薄いというか,ちょっとピンクがかっているというか,そんな感じだ.
色数が減ったせいか,ロゴの下のライン(ダイナミックリボンというらしい)も1本だけのシンプルなものに.

で,もう一つの大きな違いが,ロゴの下に「Refreshing & Uplifting」という文字が追加されたこと(タグラインというやつ).従来のパッケージでも文字が書かれているように見えるかもしれないが,これは「Trademark Regd.」なので,登録済み商標であることを明記しているだけ.

キャップも新旧で比較してみると,

CocaCola_4.jpg

色が違うのはもちろんだが,書かれているものも全然違う.
従来のキャップだとコカコーラのロゴなのだが,新しいキャップにはコカコーラの公式サイトのURLが書かれている.うーん,ロゴよりもURLの時代になりつつあるのかなあ.


・おまけ
今回のキャンペーンのコンセプトは

"the Coke Side of Life"

なのだが,公式サイトでこの文字を見た瞬間,

"the Dark Side of Life"

と認識してしまった私は,どこか病んでるんでしょうか...

投稿者 saihide : 02:48

2007年01月30日

風風亭 道後樋又店(ラーメン)

Fufutei_1.jpg

ちょっと前,といっても既に昨年のことになってしまったが,かなり久しぶりに樋又通りの風風亭に行ってきた.
松山に来た当初は何度か昼ごはんを食べに行っていたのだが,昼休みが短くなった頃(以前は1時間あったのだ)から全然行かなくなってしまった.研究室から遠いからなあ...

お腹が空いていたので,半チャーハンのラーメンセットを注文.

ということで,まずは半チャーハン.

Fufutei_2.jpg

量は少なめ.まあ,半チャーハンだからね.

で,ラーメン.

Fufutei_3.jpg

シンプルな豚骨ラーメンなのだが,風風亭の特徴は大盛り(2玉だっけ?)にしても値段が変わらないこと.なので,これはもちろん大盛り.

Fufutei_4.jpg

となりの半チャーハンと比べると,そのボリュームが分かるのではないだろうか.

で,味のほうだが,

Fufutei_5.jpg

麺はストレートの細麺で,スープは豚骨なのだがちょっとあっさりめ.
薄味が好きな人にはいいだろうけど,濃い目の味が好きな私にはちょっと物足りないかな.
麺やスープのタイプからして,博多ラーメンに近いような気がするので,これなら辛子高菜のトッピングとかが合うんじゃないか?と思って,カウンターの上を探してみたのだが見当たらず.
うーん,残念,と思いつつ,たまたまメニューを見てみたところ,高菜は別料金のトッピングとして用意されているようだ.もしかして商売上手?
値段はチェックし忘れてしまったのだが,確か700円から800円の間だったかな.ボリュームのことを考えると,なかなかお得な値段だったと思う.


で,長い間行っていなかった風風亭に今回久しぶりに行ってみようと思ったのは,そこでバイトしている学生さんから色々と話を聞いたため.

学生メインの店だと思っていたのだが,やはり休み時間が短くなったことが影響したらしく,現在の昼のメインの客層は学生さんではなく,車でやってくる社会人だそうだ.まあ,店の前に数台は駐車できるスペースがあるからなあ.

また,風風亭という名前の店は他にもあるが,麺は共通だけどスープなどは全店で違っているとのこと.
以前,道後の方に住んでいた頃は樽味の風風亭によく行っていたのだが,言われてみると味が違ってるかも.
しかし,樽味の方も最近は全然行ってないので,久しぶりに行ってみようかな.

投稿者 saihide : 01:35

2007年01月29日

一人で居酒屋@八剣伝

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年の瀬も押し迫った昨年12月30日のこと.
手元の金券類を整理していたところ,,マルシェの株主優待でもらった1000円の金券を1枚発見した.ただし期限は平成18年12月末日.あと2日しかない.

この金券を見ていて思い出したのが,『おひとりさま』の限界はどこらへん?という記事.
この記事の中で「おひとりさま」では絶対いかないと思う外食スポットの第4位が「チェーン系の居酒屋」だった.

手元に八剣伝の金券1000円分がある.

八剣伝はチェーン系の居酒屋である.

チェーン系の居酒屋は一人では行かない外食スポットの第4位にランクインしている.

私は男一人でケーキ屋に行くほどの「挑戦する心」の持ち主である.




ということで,忘年会やら実家に戻ってきた人たちやらで盛り上がっているチェーン系の居酒屋に一人で行ってみた.

私はご飯を食べるのが速いほうなので,そのままだと注文した料理を速攻で食べて出てきてしまいかねない.
それでは「ひとり居酒屋」を完全に制覇したとは言いがたいので,最低でも1時間は店内に留まることを自分へのノルマとして課すことに.

舞台に選んだのは久万ノ台の八剣伝
店内は奥に座敷席が2つ,テーブル席が8つくらいあったのだが,全部埋まっていた.
さすがにこの混雑状況でテーブル席が空くのを待つほどの勇気はなかったので,一人であることを告げ,カウンター席へ.
メニューを見て,料理と酒を注文し,1枚目の写真撮影.20時10分のちょっと前か.
さて,ここから1時間,孤独な戦いの始まりである.

誰かと一緒ならば話をしていればあっという間なのだろうが,誰もいないので,話をして時間をつぶすわけにはいかない.
最終兵器として「時間つぶしのための本」は持ってきているが,開始早々から本に頼るわけにもいかないだろう.
ということで,まずはメニューを読んで時間をつぶすことに.



しまった,3分もしないうちに読み終わってしまったぞ.

ここで社交的な人ならば,店の人に話しかけて盛り上がったりするのだろうが,私は基本的に引きこもり属性の人間なので,店の人に話しかけたりはできない.
というか,満員のお客さんに対応するので精一杯で,話しかけたら包丁が飛んできそうなくらいに殺気立っている.思わず「手伝いましょうか?」と言ってしまいそうになるくらいの忙しさである.
どうしてこんなに忙しくしているんだろう?と従業員の行動を観察しているうちに,注文した料理が出てきた.

HitoriIzakaya_2.jpg

お腹が空いていたので,いきなり焼き鳥丼.
一気に飲んでしまうビールよりは時間が稼げそうだということで選んだ日本酒(上善如水).
あと,ここには写っていないがチヂミもあった.
この時点で入店してから10分.まだまだ先は長い.

できるだけゆっくり食べようと思ったが,焼き鳥丼はあっという間に完食.
残されたチヂミをつまみに,日本酒をチビチビ飲みつつ,やっぱり従業員の行動を観察.うーん,ホールの店員が2名だけというのがネックなのかなあ.

などと考えているうちに,チヂミも日本酒もなくなってしまった.まだ30分近く残ってるぞ.
ということで,料理と酒を追加注文.
しばらく待っていると,

HitoriIzakaya_3.jpg

串焼き各種と冷奴,焼酎のロックが届いた.
普通は焼き鳥丼を注文する前に,この手のメニューを注文するよなあ.
この時点で残り時間は20分.

座敷席の団体客が帰ったためか,買い物に出ていた店員さんが戻ってきたためか,従業員の流れはかなり良くなっており,殺気立っていたカウンター内も少しは余裕が出てきたようだ.
今なら話しかけても包丁ではなく焼き鳥の串が飛んでくるくらいで済むかもしれない.

しかし,引きこもり属性の私としては,無言で酒を嗜みつつ,店内を観察するのみ.


笑い声や嬌声が飛び交うチェーン系の居酒屋の店内で,

カウンターで一人,無言で店内を観察する男.

どう考えても異様な雰囲気を醸し出してますが,何か?


そんなこんなで時間は経過,

HitoriIzakaya_4.jpg

ようやくノルマの1時間が終了.
これで,一人では行かない外食スポットの第4位であるチェーン系の居酒屋に勝利!
しかも最終兵器の本は鞄の中から出さないままで!

ちなみに,今回の勘定は2500円程度.金券を使っても1500円ほどかかったわけだが,それだけのお金を払うんだったら,ちゃんとしたご飯を食べにいくべきだよな.
やっぱりチェーン系の居酒屋は一人で行くのではなく,みんなで行ってワイワイやるべきだろう.

投稿者 saihide : 00:24

2007年01月28日

『冷静と情熱のあいだ Rosso』江國香織

ミラノでアメリカ人の恋人と暮らす「あおい」.
静かで満ち足りた日々のはずなのに,かつての恋人「順正」のことが忘れられず,先に進むことができない...

辻仁成と江國香織が,登場人物の男女それぞれの視点から描いた物語のうち,女性側の物語で,やっぱり某教員の奥様に貸してもらった.

辻仁成と違い,江國香織の作品はこれまで何作か読んできたわけだが,どうも合わないような気がする今日この頃.
さて,本作はどうだったかというと...

やっぱり合わないかも

基本的なストーリーは「現在の恋人を捨てて,過去の恋人に走るかどうか」の葛藤のみ.
いや,葛藤ってほど現在の恋人に思いいれもないか...
Bluの方はそれなりに事件があったのでストーリーに起伏があったのだが,こちらはひたすら淡々と生活をしながら静かに葛藤するだけ.
ストーリーが山あり谷ありな作品が好きな私にとっては,まさに鬼門.
しかも,同じ物語を男性側から描いているBluを読んでしまっているので,色々な秘密や先の展開も知ってしまっているので,ますます...

しかも,Bluの中途半端なラストをしっかり完結させてくれるのかと思いきや...
この『冷静と情熱のあいだ』,もともとは雑誌連載で,江國香織と辻仁成が交互に書いていたものなのだが,江國香織からスタートし,辻仁成で終了したそうだ.
あの中途半端なラストが真のラストだったのか...

あちこちにRossoから読むべきだとあったのだが,Rossoを読んでからBluを読んだほうが確かにいいと思う.
でも,一番いいのは連載と同じく,RossoとBluを交互に読むことなんだろうな.

投稿者 saihide : 00:06

2007年01月27日

『冷静と情熱のあいだ Blu』辻仁成

フィレンツェで絵画の修復士の修行をしている「順正」.
やりがいのある仕事と大切な人を持ち,それなりに幸せなつもりだったが,かつての恋人「あおい」との間で交わした他愛もない約束,「30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモに一緒に登る」を忘れることができない...

辻仁成と江國香織が,登場人物の男女それぞれの視点から描いた物語のうち,男性側の物語で,某教員の奥様に貸してもらった.

辻仁成は芥川賞作家であり,作品も多数あるのだが,なんだか気取ったイメージがあって私には合わない気がしていたので,これまで読んだことはなかったのだが...

主人公が最低

と思わずフォントを+3にしてしまうくらい最低.

どう書いてもネタバレになってしまうので詳しく書かないが,ラストはある意味でどんでん返し.
さらにもう一回ひっくり返るのかと思いきや...

えっ,これで終わり?!

うーん,江國香織の書いたRossoでちゃんと完結するのかなあ.

投稿者 saihide : 22:12

さいとblogしなかったよ(BlogPet)

きょうは、blogー!
さいとblogしなかったよ。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:25

2007年01月26日

バーベキューフォカッチャ@モス

MosFocaccia2007b_1.jpg

モスバーガーの冬の定番,期間限定メニューであるフォカッチャの続編.
前回がキノコのクリームとマスタードチキンだったので,残るは2つ.しかしコロッケは去年と同じらしいので,今回はリニューアルしたバーベキューフォカッチャだけを食べてみた.

正式名称は「スモークソーセージのバーベキューソースがけ バーベキューフォカッチャ」.
バーベキューソースをかけたスモークソーセージをフォカッチャで挟んであるという,「名は体を現す」そのものの商品だ.

最初の写真では,そのバーベキューソースがあまりよく写っていないので,もうちょっと開いてもう一枚.

MosFocaccia2007b_2.jpg

うーん,前回のキノコのクリームフォカッチャとの違いはソースの種類だけかな.

さて,昨年からリニューアルしたという,その問題の味やいかに?



おおっ! これは確かに去年よりも美味しくなっている!



とか書ければ格好いいのだが,去年,一度だけ食べたものの味を正確に覚えているほどのグルメではないので,正直なところ,よく分からない.
でも,このソーセージには前回食べたキノコのクリームソースよりも,こちらのバーベキューソースの方が合っているんじゃないかな.
なお,ソースの中にはキャベツと茄子が入っていたらしいのだが,正直なところ,そのあたりはあまり感じなかった.トロトロに煮込まれているからかなあ.

で,今回の新商品であるフォカッチャ3種類を食べ終わったわけだが,個人的な好みからすれば,

1.バーベキューフォカッチャ
2.マスタードチキンフォカッチャ
3.キノコのクリームフォカッチャ

の順番かな.
バーベキューフォカッチャは意外性はないんだけど,シンプルに美味しいので,もう一度食べてもいいくらいかな.

投稿者 saihide : 02:17

2007年01月25日

ZiZi(イタリアン)

Zizi_1.jpg

正確な店名は「イタリア食堂ZiZi」になるのかな? 畑寺のキスケパオの斜め前に12月初旬にオープンした店.
行ったのは12月下旬の日曜日の昼過ぎだったのだが,写真を見て分かるとおり,店の前は車でいっぱい.繁盛しているのかな.

店内はこんな感じ.

Zizi_2.jpg

小さなテーブルが4卓くらいとカウンター席,あとパーティションで軽く区切られた大きめのテーブル席があるらしい(komachiの写真はそちら側の写真).
逆光で写真が微妙だが,店の外観と同じく,落ち着いた感じの赤と木材を多用した作りで,かなりお洒落だけど落ち着く感じの店.

私が入店したときにはちょっと年配の夫婦が2組と小さい子供を連れた親子連れの計3組.
で,私が出て行くときには,ちょっとイタリアンの店には合わないようなおっちゃんに引き連れられた家族客.
この店の外観に加えて,東雲女子大に近いという立地から,もっと若い女性客がメインターゲットだと思ってたんだけど,そうでもないのかな? カウンターの上にはズラッと酒や焼酎が並んでるしなあ...

で,メニューの方だが,名前のとおりイタリア料理.
パスタやピザが主体の店だと思っていたのだが,肉や魚料理もけっこうあって本格的.
特に魚は仕入れ状況によってメニューが変わるようで,カウンター上の黒板に色々と美味しそうな名前が書かれてあった.
その割には値段設定は安めで,一番安いパスタだと580円くらいじゃなかったかな.
今回は,ちゃんとした料理名は忘れてしまったのだが,カレーのライスグラタンみたいなものを注文してみた.

Zizi_3.jpg

アップで見るとこんな感じ.

Zizi_4.jpg

うーん,これも逆光でよく分からんな.
味はなかなかのもの.アマーレアマーレから開店祝があったところからすると,そこの関係者のようだ.
しかし,ちょっと量的に物足りなかったので,追加でパンを注文した.

Zizi_5.jpg

普通のバゲットもあったのだが,雑穀だか赤米だかの入ったパンがあったのでそちらにしてみた.これもそれほど大きくなかったので,やっぱり女性向けの店なのかなあ.

このライスグラタン+パンで800円.味は全然OKなのだが,もうちょっと量が欲しいところかな.
また行ってみてもいいし,特に一度は夜に行ってちゃんとした料理を食べてみたいところだが,ちょっと遠いから車で行くしかないし,そうなると飲めないからなあ.

投稿者 saihide : 01:30

2007年01月24日

『こちら郵政省特配課』小川一水

民間運送業者の宅配便に仕事を奪われていた郵政省だったが,「ゆうパック」「ふるさと小包」などの投入で反撃,昭和60年以降は取り扱い数を回復させていった.
そして,平成元年.コストを考えなければいけない民間業者では太刀打ちできないようなサービスを提供するための部署,「特別配達課(通称:トッパイ)」が設立された...

久しぶりというほどでもないが(4ヶ月ぶり?),小川一水の作品.
ただし,小川一水名義になってから3作目なので,これまで読んだ小川一水作品とはちょっと違っていた.
主人公が「職業意識に燃える人々」ということには違いがないのだが,所属している組織が違っているのだ.

今まで読んだ作品だと,弱小企業だったり,災害でボロボロになった政府だったり,かなり厳しい状態に主人公が置かれていることが多かった.
しかし,本作での主人公の所属組織は郵政省,つまりお役所であり,コストを全く考えず,さまざまな装備や設備をガンガン使えてしまう.今までのパターンでいうとライバル側の立場なわけだ.

コストを気にせず,さまざまな装備を使えるとなれば,仕事もそれほど苦労しないだろうから何のドラマにもならない.
それだけだと,どう考えても面白くない作品になってしまうので,本作でも「最後は人」という形でのドラマが作られているわけだが... うーん,どうもなあ.

などと複雑な感想を抱きつつ,最後にあとがきを読んでみたところ... なるほどなあ.

この作品には続編があって,そちらでは主人公達の立場も変わっているようなので,このあたりの複雑な心境にケリがつくのかな.

投稿者 saihide : 22:03

2007年01月23日

びいどろ@大手町(ちゃんぽん)

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以前,大街道のちゃんぽんの店びいどろの記事を書いたが,松山にはちゃんぽんが名物で同名の店がもう一軒ある.
それがこの「びいどろ」で,こちらは大手町の大通りをちょっと北に入ったところにある.

店はそれほど大きくはないが,テーブル席が5卓くらいあったかな.

メニューはちゃんぽんと皿うどんのバリエーション(麺や野菜の量が色々選べる)に加えて,中華丼やチャーハンなどもあったが,やはりここは定番のちゃんぽんにした.

これがちゃんぽん.

Biidoro2_2.jpg

量的には普通かな.
具もキャベツ,モヤシ,豚肉,イカ,タケノコ,かまぼこ,と基本的なちゃんぽんの具.
ただ,愛媛のちゃんぽんにしては珍しく,じゃこ天が入っていなかったような気がする.

麺も普通のちゃんぽん麺.

Biidoro2_3.jpg

さて,味のほうだが,ちょっとアッサリめの味付け.
個人的にはもうちょっと濃厚な方が好みなので,同じ名前でも大街道のびいどろの方が好きかな.

なお,同じ名前で共にちゃんぽんがメインの店なので,支店か暖簾分けか何かで関係している店だと思っていたのだが,こちらのブログのコメントによると,全く別の店らしい.確かに味が違うからなあ.

投稿者 saihide : 23:00

2007年01月22日

キノコのクリームフォカッチャ&マスタードチキンフォカッチャ@モス

MosFocaccia2007_1.jpg

やたらと長いタイトルになってしまったが,モスバーガーの冬の定番,フォカッチャが期間限定で提供されている.
このところ,マクドナルドにばかり行っており,モスバーガーはご無沙汰だったのだが,久しぶりに行ってみた.

今回のフォカッチャは通常メニューで3種類,それに緑モス限定メニューで1種類の計4種類.
通常メニューのフォカッチャは,定番のコロッケフォカッチャに,これも定番だと思うのだが「NEW」の字のついているバーベキューフォカッチャ,そして今回初登場のキノコのクリームフォカッチャ.
今回はキノコのクリームフォカッチャ,正式名称「野菜とチーズのホワイトソース仕立て キノコのクリームフォカッチャ」を食べてみた.

MosFocaccia2007_2.jpg

これだけだと何が「キノコのクリーム」なのか分からないので,行儀は悪いが開いてみた.

MosFocaccia2007_3.jpg

...見た目が悪いな.
ちなみに,このキノコのクリームフォカッチャはイメージカラーが白らしいのだが,照明の関係か,あまり白くない.
まあ,ホワイトシチューって言っても,実際にはちょっとクリーム色をしてるしな.

で,味の方だが,ソーセージは「パキッ!」という感じの食感で旨い.
ソースは,うーん,クリームシチューの味...って,そのままだな.
しかし,「キノコのクリーム」という割には全くキノコ感がないぞ?
心配になったので,さらに開けてみたところ,

MosFocaccia2007_4.jpg

確かにキノコが入ってはいるのだが,クリームソースに埋もれてしまっている.もっといっぱい入っていると思っていたのだが,これはたまたまなのだろうか.

で,もう一つは緑モス限定のマスタードチキンフォカッチャ.正式名称は「さっぱり風味の根菜サラダのせ マスタードチキンフォカッチャ」.

MosFocaccia2007_5.jpg

どこかで見たような外見だと思っていたら,2年前の限定メニュー根菜サラダとプラムソースがけ マスタードチキンバーガーのバンズをフォカッチャに変えただけ?
味のほうだが,最初は根菜サラダのドレッシングの味が強くて,まったくマスタードっぽくなかったのだが,最後の方はマスタードの味がしっかりと効いていた.

どちらもそれなりに美味しいのだが,ちょっとインパクトにかけるかな.
コロッケフォカッチャは去年と同じらしいので,次はリニューアルしたというバーベキューフォカッチャだけ食べてみよう.

投稿者 saihide : 01:36

2007年01月21日

エチオピア饅頭

EtiopiaMan_2.jpg

昨日に続いて,なぜか書き忘れていた記事.
昨年の10月に自動車で四国を一周したわけだが,単に一周するだけでは面白くないので,「各県で名物を食べる または 購入する(できれば両方)」というミッションを自ら課した.
最終的にちょっと卑怯な手を使ってしまったわけだが,なんとかミッションは無事クリア.

ただ,他の県では買ったものや食べたものの実名を挙げていたのだが,高知で右往左往した挙句,ようやく買ったものについては名前を出さなかった
というのも,それだけで記事を一つ書こうと思っていたためなのだが,それがこの「エチオピア饅頭」.
この商品の名前を聞いた人のほとんどはこう思うだろう.

「どうしてエチオピアで饅頭なんだ? しかも高知で?」

・仮説1 エチオピア特産の材料またはエチオピア渡来の技術を使っているため

EtiopiaMan_3.jpg

これがエチオピア饅頭なのだが,外見はよくある黒糖饅頭と同じ.
中身は餡子なので,これも黒糖饅頭と同じ.
「じゃあ,黒糖がエチオピア特産なのだろう」と思うかもしれないが,現在はともかく,製造開始当初に使われていたのは,そのあたりで生産されていた「白下糖」という黒糖.
なので仮説1は棄却していいだろう.


・仮説2 エチオピアの人が作っているため

EtiopiaMan_1.jpg

これがエチオピア饅頭を製造販売している近森大正堂バイパス店.本店は野市の駅前にあるらしいのだが(この店で買おうとしたのが右往左往の始まりだった),近森大正堂自体は近森さんが大正時代に創業した老舗.
実は「近森」という苗字のエチオピア人(例えば「近森アベベ」さんとか)が作っている可能性も無きにしも非ずだが,常識的に考えると仮説2も棄却していいだろう.


じゃあ,どうして「エチオピア饅頭」なのか?
そもそもは「エチオピア饅頭」ではなく別の名前(「黄饅頭」?)だったのだが,イタリア侵略を撃退したエチオピアの勇姿に感動した初代店主が「エチオピア饅頭」に改名したというのが正解(中に入っている説明書きの拡大写真をこちらで見ることができる).
つまり,勝手にエチオピアの名前を名乗っていたわけなのだが,1996年に駐日エチオピア大使が店を訪れ,エチオピア饅頭を公認したため,大手を振って「エチオピア饅頭」を名乗ることができるようになったという.


ここまでは実際に行かなくてもネットで調べれば書ける話.
実際に店に行ってみたところ,店内にはエチオピア饅頭以外のお菓子も多数あった.
で,お菓子だけでなく,エチオピア饅頭について触れている記事の切抜きなどが店内に多数貼られている.
その中に,エチオピア大使が店を訪問した際の写真と,エチオピア饅頭を公認証(?)もあった.
訪問時の写真にはエチオピア大使夫妻が写っていたのだが,この端のほうにいる人って,TBSの斎藤アナじゃないか? そういえば,エチオピア饅頭が全国的にメジャーになった理由の一つが,高知出身の広末涼子がはなまるカフェの「おめざ」として紹介したことらしいから,その関係かなあ.
で,もう一つのエチオピア饅頭の公認証なのだが...これって単なる色紙にマジックで書いただけじゃないのか? しかも,よく説明を読んでみると,エチオピアから公認されたのではなく,駐日エチオピア大使に認められたっぽいぞ.
うーん,もしもTV番組の一環で駐日大使に公認されたのだとしたら,エチオピア本国はエチオピア饅頭のことをしらなかったりするのかも.

投稿者 saihide : 00:13

2007年01月20日

ネットで自信とか分かったぞ(BlogPet)

今回の絵柄は「小西真奈美と、芸能人や、絵柄や広い自信とか分かった.今回のことだが届いた.今回の絵柄は「小西真奈美や自信と、芸能人やぴあなど疎いことには、ネットで自信とか分かったぞ..」


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:32

ラポールde華夢(カフェ)

以前,モーニングのフィッシュバーガー目当てに余戸の珈琲館 華夢に行ってみたら,そこにはフィッシュバーガーがなかったということがあった.

その店の記事を書くために調べてみたところ,井門町のラポールde華夢にはフィッシュバーガーのモーニングセットがあるとのこと.

ということで,リベンジするべく,井門町まで食べに行ったのだが,それが去年の11月くらい.
うーん,すっかり記事にするのを忘れてたなあ.

国道33号線をちょっと西に入ったところにあるのだが,店の前の道がそれほど広くないのに交通量が多く,しかも駐車場が狭い&入れにくい.
店の人がよく前に立って誘導してくれているのだが,それでも運転初心者にはなかなかツライ&店の外観の写真を撮りにくい.ということで,今回は外観の写真はナシ.そういえば華夢館のときも店の外観を取り忘れたな.

店は2階建てになっており,1階はケーキ屋さんで,2階がカフェ.

Rapport_1.jpg

Rapport_2.jpg

こんな感じで白を基調にした店内で,椅子やテーブルもオシャレ系.

で,目当てのフィッシュバーガーだが,

Rapport_3.jpg

おっ,あるある.
他にも色々なセットがあって,どれもドリンク代に+100円で注文できる.
しかし,左上の単なる「トーストセット」と,材料も手間もかかったそれ以外のセットが同じ料金というのはどういうことなんだ? もしかしてトーストセットはトーストの枚数が多いんだろうか?
ちょっと気になったが,当初の目的を果たすべく,フィッシュバーガーセットを注文.

ドリンクは最も一般的だと思われるブレンドコーヒーにした.

Rapport_4.jpg

華夢館で飲んだコーヒーが激烈に美味しかったので,「同じHAMAYAコーヒーを使っていて,同じ会社が運営しているカフェだから,ここのコーヒーも激烈に美味しいのかな?」とちょっと期待して飲んだところ,いたって普通だった.うーん,華夢館で飲んだのはたまたまだったのかなあ.

で,目的のフィッシュバーガー.

Rapport_5.jpg

半分隠れてしまっているが,奥に置かれたフォークから大きさを判断してもらいたいのだが,それほど大きくはないものの,小さすぎるということもないサイズ.
この写真だと,間に挟まれた白身魚のフライがスーパーのお惣菜っぽいが,実際はそんなこともなく,ちゃんとしたフィッシュバーガーだった.サラダやフルーツもついていて,これで100円ならばかなりオトクだと言っていいだろう.
しかし,今回はコーヒーが500円だったので,トータルだと600円.うーん,朝食に600円というのは個人的にはちょっとしんどいかなあ.

で,この日はその後に予定があったので,時間調整のために食べ終わった後もしばらくボーっとしていたのだが,すると,

Rapport_6.jpg

昆布茶を出してくれた.
この直前,『去年ルノアールで』を読んでいたのだが,その本の中で喫茶室ルノアールではお客さんにサービスでお茶を出してくれるとあった.
なるほど,それと同じようなサービスだなと思って,そのときはありがたくいただいたのだが...

その後,ネットを巡回していて,店で昆布茶が出されるのは「長居せずに早く帰れ!」という意味なんだというページを発見.
そうなのか?と思って,色々と調べたところ,どうやら名古屋の喫茶店で店に長くいると昆布茶をサービスしてくれることが起源のようだ.
しかし,その昆布茶の無料サービスは「早く帰れ!」というよりも,純粋な好意によるサービスによるもののように思えるんだけどなあ.
でも,お茶の産地(静岡?)では「もうお帰りください」の時の合図として「昆布茶」を出すという慣習もあるらしいし,うーん...

投稿者 saihide : 01:11

2007年01月19日

メガマックの衝撃

1/12,全国のマクドナルドでメガマックが期間限定で発売された.

期間限定&ビッグマックの肉が2倍.
となれば,試してみるしかないだろう,ということで,発売初日の晩ご飯として購入.
その感想を,1/13の夜中に記事にしたわけだが,それがこんなことになるとは...

・1/13(土)
メガマックの記事を書いた初日で,この日のメガマックの記事へのアクセスは60件.そのうち58件はトップページ経由=お馴染みさんと思われる方々のアクセスであり,これは普通の記事と同じパターン.


・1/14(日)
この日の夜,アクセス数を見て驚いた.私のサーバへのアクセスは平日が多くて土日は少ないのだが,普段の平日を遥かに超えているぞ!
もう少し詳しく調べてみたところ,メガマックの記事へのアクセスだけで385件もあった.この数字というのは,このBlogの人気記事の1ヶ月分のアクセス数以上だ.それだけのアクセスが1日だけで...
で,そのアクセスのほとんどはYahoo!経由.実際にメガマックと入力して検索してみると7位に表示された.なるほど,これが原因か.


・1/15(月)
平日になったことだし,アクセスも落ち着くかな,と思っていたのだが,メガマックへのアクセス数は425件.そのうちYahoo!経由は345件とちょっと減少していたが,あいかわらず7位に表示されていた.
Yahoo!経由が微減なのに全体のアクセス数が1/14よりも多いのはexcite関連で34件のアクセスがあったため.


・1/16(火)
メガマックへのアクセス数は126件と激減.まあ,普通の記事に比べるとこれでも異常なくらい多いのだが.
Yahoo!での表示順位は11位にまで落ちていた.順位でいうと4ランクダウンなのだが,10位までは最初の画面に表示されるのに対して,11位以下は2ページ目以降になってしまうので,注目度はかなり落ちると考えられる.


・1/17(水)
アクセス数は105件と昨日よりもさらに減少していて,そのうちの83件がYahoo!経由.
夜はチェックするのを忘れていたのだが,朝方に確認した時点では表示順位は11位のままだった.
なので,アクセス数の減少はメガマックを検索した人数の減少が影響しているんだろうな,と思ったのだが,1/16付でメガマックが異常に売れているために数量限定販売&販売期間延長を行うとの発表があったので,おそらく検索数自体はそれほど減っていないはず.だとすると...


・1/18(木)
夜に確認してみたところ,Yahoo!での表示順位は確認できないくらいまで落ちてしまっていた.それに伴ってアクセス数も激減しているだろうと思ったのだが,まだ54件もあった.
そのうち45件がYahoo!経由なのだが,一体どうやって辿り着いているんだ? 他の検索語を組み合わせていないアクセスがほとんどなんだけど...


ということで,うちのBlogとしては異常だったアクセス数もそろそろ落ち着きそうなわけだが,やっぱりYahoo!で上位に表示されるとアクセス数が上がるということを実感.
これがトップに表示されたりすると,どれくらいアクセスされるようになるんだろう?

・おまけ
ちなみに,1/18時点でのマクドナルドの株価だが,

MegaMacBoom.gif

...これってメガマック効果??

投稿者 saihide : 00:26

2007年01月18日

『悪魔のダンス』視覚デザイン研究所

副題は「絵の中から誘う悪魔」ということで,『ヴィーナスの片思い』『天使のひきだし』と同じシリーズの本.これも某教員の奥様に貸してもらった.

名画+ヘタウマなマンガ+解説というパターンもシリーズ共通なのだが,基本的に同じような構成要素でできている天使に比べると,悪魔のほうがバラエティがあって面白い.

どうして悪魔のほうがバラエティに富んでいるのかというと,この本にも書かれているが,もともとキリスト教における悪魔というのは他の宗教(特に多神教)の神様であることが多いので,色々な民族や文化の影響を引きずっているため.
ルーツからして多様な上,その神様たちが悪魔化されるときに誇張されたり誤解されたりするので,はっきり言って想像力のやりたい放題状態で造形されてしまった結果,天使に比べるとかなり個性的な存在になるし,数も多くなる.Wikipediaの悪魔の一覧の項目の多さを見てもそのことが分かるのではないだろうか.

悪魔の本というと思い出すことがある.
私はその手の想像力の爆発みたいなものが昔から好きなようで,小学校の頃から各地の民話や神話を好んで読んでいた.
で,中学生になったある日,自習か何かで図書室を訪れたところ,本棚に魔術関連の本があるのを発見(どうして学校にあんな本が?).
パラパラめくってみると,悪魔の説明が大量にあって面白そうだったので借りることにしたのだが,図書委員がいない.
さてどうしたものか?と考えていたところ,たまたま通りがかった大学を卒業したばかり女性教員(その頃は学校が荒れていたので授業中によく泣いていた)が貸し出し手続きをしてくれることになった.
そのときの会話.

「...こういう本,よく読むの?」

「ええ,興味があるので」

「そうなの...」

そのときは「こういう本=民話や神話の類」と思って即答したのだが,後から考えてみると,絶対にアブナイ中学生だと思われてたんだろうなあ...


・おまけ
Wikipediaの悪魔の一覧だが,一番下のほうにある「その他」の悪魔に注目.さすがは「閣下」である.

投稿者 saihide : 07:53

2007年01月17日

『天使のひきだし』視覚デザイン研究所

副題は「美術館に住む天使たち」ということで,聖書などに出てくる天使のエピソードと絵画を紹介している本.
以前読んだ『ヴィーナスの片思い』と同じシリーズで,やっぱり某教員の奥様に貸してもらった.

同じシリーズなので,名画+ヘタウマなマンガ+解説というパターンも一緒なのだが,ギリシャ神話をテーマにしていた『ヴィーナスの片思い』と比べると,マイナーな絵が多いような気がするのだが,これは気のせいだろうか?

天使というとミカエルとかガブリエルとかが有名.
というか名前つきの天使で有名どころというと,あとはラファエルくらいしか思いつかないだろうが,これらは「四大天使」というやつ.
「四大」というくらいなので4人(4体?,あるいは4柱?)いるわけだが,なぜかウリエルはよく忘れられる.本書でもミカエル,ガブリエル,ラファエルについては専用のページが用意されているのに,ウリエルはその他もろもろの名前つき天使と一緒にまとめられている.
ちなみWikipediaの天使の一覧でも同じ扱い,さらには英語版Wikipediaの同一項目でも伝統的なカトリックの大天使として「Michael, Raphael, Gabriel and sometimes Uriel」とウリエルは「ときどき」しか勘定してもらえていないようだ.可哀想すぎ...

ちなみに,これ以外にも名前つきの天使というのはたくさんいるのだが,そういう天使の名前がスラスラ出てくる人は,かなりの確率で新世紀エヴァンゲリオンのファンかオカルト好きの人だろう.
ああ,その手のマンガ好きという可能性もあるな.『天使禁猟区』とか『魔天道ソナタ』とか『バスタード』とか...
はっ! これって全部,途中までしか読んでないやつだ!

と思って調べてみたところ,天使と悪魔の出てくる物語をまとめたページを発見.
うーん,この中で紹介されているマンガで最後まで読んだのって,『デビルマン』と『ゴッドサイダー』と『シャーマンキング』だけだな...
はっ! これって全部,天使というよりも悪魔(あるいは異教の神様)がメインのマンガだ!

ということで,次回に続く.

投稿者 saihide : 00:37

2007年01月16日

マックグリドル

McGriddles_1.jpg

1/15,全国のマクドナルドでマックグリドルが朝のメニュー,いわゆる「朝マック」の一つとして発売された.

それほど興味はなかったのだが,メガマックの最後に書いたように,無料引換券(レシート)が当たったので,食べることは決定.

で,どうせ食べるんだったら,と,どこかで書いたような理由で発売初日に行ってきた.
ちなみに,2007年になってまだ半月しか経っていないのに,計5回目のマクドナルドでございます...

このマックグリドル,ちょっと前から名前と販売開始日の宣伝はされていたのだが,その情報は小出しにされていた.
いわゆるティザー広告というやつだ.
現在のウェブサイトは真ん中が破れて商品が見えているが,発売開始日以前はここが見えていなくて,どういうものか分からなかった.
しかし,このマックグリドル,海外では以前から発売されて人気があったメニューらしく,ネットで検索すれば発売開始日以前から詳細が分かっていた.そういう意味ではティザー広告としては失敗だったのかも.

で,そのマックグリドル.外観はこんな感じ.

McGriddles_2.jpg

直径のわりに高さがあったので,比較対象としてペットボトルのキャップを置いてみたのだが,なんとなくサイズが分かるだろうか? ちなみに重さもそれなりにあった.

このマックグリドルだが,ソーセージ&エッグ・チーズ,ベーコン&エッグ・チーズ,ソーセージの3種類があるのだが,今回はソーセージ&エッグ・チーズ.

中身はこんな感じ.

McGriddles_3.jpg

間に挟まっているものが見えにくいが,中身はソーセージエッグマフィンと同じ.
では何が違うのかというと,中身を挟んでいるもの.
ソーセージエッグマフィンの場合はマフィンなのだが,このマックグリドルはパンケーキ.
しかも単なるパンケーキではない.
パンケーキのそこかしこに黒い斑点のようなものが埋め込まれているのが分かるだろうか?
この黒いところにはシロップが入っているのだ.
このシロップ入りのパンケーキを鉄板(=グリドル)で焼くところからマックグリドルという名前になったようだが,このシロップ(入りのパンケーキ)を鉄板で焼くという製法のため,ベビーカステラ(こっちでは東京ケーキだっけ?)を売っている屋台周辺で漂っているような匂いがする.

つまり,中身はソーセージエッグマフィンと同じ味だが,その上下を甘いパンケーキで挟んでいるのがマックグリドル(のソーセージ&エッグ・チーズ)の正体なのだ.



どう考えても美味しいはずがないだろう!?

と戦々恐々としながら食べてみたところ...

おかしい,食べられるぞ?

激烈に美味しいというわけではないのだが,これはこれでなかなか...

と,予想外の結果.
口直しのために,サラダマリネベーグルとハッシュポテトも買っておいたのだが,口直しを準備しておく必要はなかったかな.
しかし買ってしまった以上,食べてしまわないと.
その結果,朝からマクドナルドのバーガー類を2個,ポテト類を1個食べる羽目になったわけだが,食べた直後から胸焼けが.
先日,昼にすき焼き,夜に焼肉,深夜2時に夜食にまた焼肉を,それぞれ大量に食べる機会があったのだが,その翌日も全く影響がなかったほど強力な消化器官をもっているはずなのだが,それ以上に強烈だったのだろうか?
確かに,シロップで甘いマックグリドルと,油っぽいハッシュポテトの組み合わせはあまり良くはなさそうではあったが...

なお,マクドナルドはこのマックグリドルにかなり力を入れているようで,こんなものをもらった.

McGriddles_4.jpg

マックグリドルのセットが安くなるメンバーズカードだ.ちなみに3月末日までなら何度でも使用可能.
思ったよりも美味しかったので,機会があればもう一度くらい食べてもいいような気がするのだが,ハッシュポテトのセットなんだよな.また胸焼けするのかなあ...

というか,しばらくはマクドナルドはいいや...

投稿者 saihide : 00:16

2007年01月15日

『冷たい校舎の時は止まる 上中下』辻村深月

センター試験を控えた12月の雪の日,県下で有数の進学校に閉じ込められた同級生の男女8人.
どうやっても外に出ることができず,時間が5時53分で止まってしまった校舎.この現象には10月の学園祭で自殺した級友が関係しているらしいが,その名前をどうしても思い出せない8人.
しかし,自殺事件の後に撮った写真には級友が7人しか写っていなかった...

昨年読んだ『凍りのくじら』の著者のデビュー作でメフィスト賞受賞作なのだが,いきなり全3巻という大作.松山市立中央図書館所蔵.

『凍りのくじら』は主人公が痛すぎることを我慢できれば,ミステリとしても面白いし,ちょっと感動作だった.
じゃあ,その同じ作者のデビュー作はどうなのかというと,主人公の一人が作者と同じ名前だったりするので,やっぱりちょっと痛いかも...

ネットの書評を見てみると,やはりそのあたりの痛さを指摘しているものも多いのだが(作者=主人公であることについては理由がないこともないのだが...),それを除くとおおむね高評価.

確かによくできていて,全巻合わせると2段組で780ページ強という大作なのだが,一気に読んでしまったくらいに面白かった(おかげで生活リズムがガタガタになってしまったわけだが).
何が面白いのかというと,ミステリとしても面白いことは面白いのだが,登場人物の葛藤がいいのだ.

まずミステリ要素についてだが,かなり序盤に出てくるので書いてしまうけど,閉じ込められた校舎はある人物「ホスト」の精神世界なので,現実世界の常識が通用しない.
登場人物たちがその世界の法則性についての「仮説」を提示していくので,その線に沿って読者は推理していくわけだが,提示されるのはあくまでも「仮説」であることに注意.
まあ,最終的には世界の秘密や法則性が明かされて,それまで提示されていたヒントらしきものが全部つながっていくので,それほど卑怯っぽくはない.まあ,納得できないところがないわけではないけど.

で,もう一つの要素である登場人物の葛藤についてだが,閉じ込められた8人は勉強ができたり魅力的だったりするので,当初は何も問題を抱えていないように見えるのだが,実はそれぞれに悩みや心の闇を抱えている.
閉じ込められた校舎の中で,各自はそれに向き合うことになるわけだが,エピソードが8人分あるので,よっぽど悩みなく明るい青春時代を過ごした人以外は,誰か一人には確実に感情移入できることだろう.

『凍りのくじら』よりは痛さが弱めなので,登場人物が痛いのが苦手な人でもいけるかも.

投稿者 saihide : 08:29

2007年01月14日

闘牛(ラーメン)

Tougyu_1.jpg

1ヶ月以上前の話だが,花園町の闘牛に行ってきた.
松山のラーメン店の中では老舗になると思うのだが,これまでも何度か行ったことがあった.
この闘牛の名物は「鳥そば」になると思うのだが,これまでは普通のラーメンか野菜ラーメンばっかり食べていたような気がする.
これはこれで美味しいのだが,記事を書くにあたっては名物を食べるべきだろうということで,今回は「鳥そば」を食べてみた.

闘牛の「鳥そば」を知らない人が「鳥そば」という名前を聞いた場合,

1. 鶏がらでじっくりとダシのとった中華そば(ラーメン)
2. 蕎麦または中華そばの上に鶏肉が載ったもの(蕎麦屋の「鴨なんば」みたいなもの)
3. 1と2の合わせ技

のどれかを想像するのではないだろうか.
私が最初に「鳥そば」の名前を聞いたときは3をイメージした.

しかし,実際の「鳥そば」は,

Tougyu_2.jpg

そう,ラーメンの上に,大きな鶏の唐揚が載ったものなのだ.

このメニューのことを最初に聞いたときに私が思ったのは,

「それって,カラッと揚がった揚げ物をスープの中に漬けるの? 不味そう...」

というもので,そのためにこれまで鳥そばを食べたことがなかったわけだが,その印象は正しかったのかどうか?

まずは麺のほうだが,

Tougyu_3.jpg

中細の縮れ麺.この麺は今までも食べているので,味はよく分かっている.

で,問題の鶏の唐揚.

Tougyu_4.jpg

鶏の胸肉を一枚揚げたもので,けっこう大きい.
スープに浸かっていたウラ面はやはりスープを吸ってしまっているが,オモテ面はサクッと揚がったまま.
一切れ,口の中に入れてみたところ,

おおっ,これは旨い!!

衣自体にちょっと味が付いているのだろうが,それにウラ面が吸ったスープがプラスされて,かなり美味しい.
麺およびスープとの相性もなかなかのもの.
うーん,これまで鳥そばを頼んだことがなかったのって,かなり損をしていたかも.

と,美味しく食べていたのだが,食べ進むにつれて麺がなくなっていく.
それに連れて,唐揚が載っていたところがなくなっていくわけで,どんどんスープの中に沈んでいく.
スープを吸った衣も美味しいのだが,やはり揚げ物の醍醐味であるサクッとした食感は失われてしまう.
どこかに退避させようにも退避先がないので,そのまま放置するしかなかった.
うーん,次回はライスも一緒に注文して,唐揚は途中からそちらに避難させよう.

なお,この闘牛だが,こちらの記事によると,1月末で花園町の営業を終了し,久万ノ台に移転するとのこと.
地図の写真が小さくてよく分からないけど,196号線のレクサスの向かいに移転するのかな? 今度チェックしておこう.

投稿者 saihide : 01:12

2007年01月13日

さいは(BlogPet)

さいは
2007年版』の第3位らしい.形式としては,章によって視点が変わる変形一人称小説なのだが,これがメガに上手く使われている.
とか考えてたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:24

メガマック

MegaMac_1.jpg

1/12,全国のマクドナルドでメガマックが期間限定で発売された.

期間限定...

ビッグマックの肉が2倍...

それは食べるしかないだろう.

どうせ食べるんだったら,ということで,発売初日に行ってきた.

ビッグマックはパティ(肉の部分)が2枚だが,このメガマックはその2倍なので計4枚.
まあ,単にそれだけの商品なわけで,それだけを見てみても何がメガなのかが分からないだろう.

ということで,

MegaMac_2.jpg

比較対象として通常のビッグマックも買ってみた.
こうやって比べてみると,メガマックの方がちょっとだけ高さがあることがよく分かる.
ちなみに値段はメガマックが350円,ビッグマックが280円なので,メガマックの方が70円高い.違いはパティが2枚だけなので,パティ1枚で35円の計算か.

次に中身だが,まずは通常のビッグマック.

MegaMac_4.jpg

ふむ,見慣れた普通のビッグマックだ.まあ,当たり前か.

そして問題のメガマック.

MegaMac_3.jpg




肉ばっかりやん

箱を空けた瞬間の見た目のインパクトはもの凄かったのだが,これはパティのずれが生んだ偶然の産物だったようで,角度を変えて見ると,確かにパティが4枚になっているだけのようだ.

ということで,高さを比較.

MegaMac_5.jpg

うーん,確かにメガマックの方が高さはあるけど,そんなに違わないような...

ああ,そうか.パティがずれてしまっているので,その分だけ低くなってるんだな.
では整形しなおして...

MegaMac_6.jpg

うん,こうやって見ると,高さに違いがあるのが明白だな.



あれっ? よく見てみると,置く場所が微妙にずれてるな.
どうやら,無意識のうちに遠近法のマジックが発動していたようだ.
おそるべし,メガマック.

では,早速食べてみよう.
ガブッとかぶりついて...おおっ,かぶりつきにくいぞ!
口が小さい人はビッグマックにかぶりつけないという話を聞いたことがあるが,なるほど,こういう状態なわけか.

で,味の方だが,

ビッグマックと同じ

我ながら身も蓋もない感想だな.
しかし,食べ応えは十分なので,「肉!肉!肉!」という感じの若い人にはいいかもしれない.

そんなこんなで,メガマック一つでほぼ満足してしまったわけだが,

MegaMac_4.jpg

比較対象のビッグマックがまだ残っている.
冷蔵庫で保存しておき,後でレンジで温めて食べるという手もないことはないのだが,まずくなってしまうことは確実なので,がんばって食べた.
メガマックに続いて通常のビッグマックを食べてみると,メガマックとの違いがよく分かる.
メガマックの方が味が薄いというか,ソースの味よりも肉の味の方が強かったんだな.
ジャンクフードの王様とでもいうべきビッグマックに対して適切な表現かどうかは分からないが,

ビッグマックはバランスが良い

ということを思い知ったのであった.

あと,

MegaMac_7.jpg

ビックマックとメガマックを一緒に食べるのは結構キツイということも思い知ったのであった.


・おまけ その1
昨年末にゲットしたハンバーガー無料チケット3枚の有効期間が1/1から1/11だったので,今月は既に3回もマクドナルドに行っており,このメガマック購入のために行ったので4回目.
これでしばらくはマクドナルドに行くことはないだろうと思っていたところ,

MegaMac_8.jpg

マックグリドルなる新商品があたってしまった.
無料引き換え期間は1/15から2/15まで.
...もしかして今月は月に5回もマクドナルドに行くことになるのか?


・おまけ その2
そのマックグリドルなるものを検索している途中で,マクドナルド制覇。というページを見つけてしまった.
この手のネタを扱ったページはけっこうありそうだが,マックバーガーで大爆笑してしまった.

投稿者 saihide : 00:09

2007年01月12日

『脳が「生きがい」を感じるとき』グレゴリー・バーンズ

脳科学の研究成果を元に,人が「生きがい」を感じるのはどのようなときかを明らかにした本.
ネットの書評で見かけて面白そうだったのでチェックしていたところ,松山市立中央図書館に入荷(?)したので借りてきた.

この本では「生きがい」=満足感であり,この手の感覚を得られるのはドーパミンなどの脳内物質が関係しているというのがよく知られた説.
しかし,この本によると,ドーパミン自体は嬉しいときだけでなく,苦痛などのストレスを受けたときにも分泌されており,ドーパミン=満足感というわけではないらしい.
そこで,この本の著者(脳科学者)はMRIの一種を使った実験によって,満足感には線条体という脳の器官が関係していると主張している.
で,ここまでならば単なる脳科学の本なのだが,ここからがこの本の見せ所.

どういうときに満足感を感じるか?ということで,著者は料理やSMクラブ,ウルトラマラソン,アイスランドでの神秘体験,セックスと,さまざまなことを体験したり,その道の専門家や実践者に話を聞きに行ったりする.
そういう場合でも脳科学の知見に基づく説明や学説の紹介があるので,単なるエッセイではないのだが,最後の2章だけを読むと,「なんなんだ,この本は?」と思ってしまうかも.

ちなみに,線条体が満足感を感じるのは,予想できないこと=「新しいこと」を経験するときなのだが,その「新しいこと」は一度経験してしまうと新しいことではなくなってしまう(「快楽の踏み車」というやつ).
うーん,やっぱり「挑戦する心」はいつまでも持ち続けないといけないんだなあ.

投稿者 saihide : 00:22

2007年01月11日

ゲンカツ(とんかつ?)

Genkatsu_1.jpg

12月の大阪出張ネタの最後かな?
出張の目的の一つはアリオ八尾訪問だったわけだが,折角行ったのだが,何か食べて帰ることにした.
レストラン街には店がいろいろとあったのだが,選んだのはこのゲンカツ
ゲンカツという名前だと分からないかもしれないが,TVでよく取り上げられていたキムカツの店のことだ.

レストラン街の他の店と比べると,ちょっと狭めの店で,

Genkatsu_2.jpg

こんな感じのテーブルが6卓くらいしかなかった.もしかすると別に座敷席があったのだろうか?

私が店に入ったときにはお客さんは一人もいなかったのだが,これには晩ご飯には少し早いという時間帯も関係していたのかもしれないが,それ以上に他の要因が大きいと思われる.

で,テーブル席に座り,メニューを見せてもらう.
ゲンカツのウェブサイトには色々とメニューが載っていたが...

高い

全体的に高い

今回注文した定食に相当するゲンカツ膳だが,1950円もするのだ.
周囲の店に比べても,ちょっと高めの値段設定なので,これが客が入っていない要因のひとつだと思われる.

カツ丼っぽいメニューもあったのだが,今回はもっとも基本的だと思われるゲンカツ膳を注文.
ゲンカツの種類を選べるというので,こちらももっとも基本的だと思われるプレーンを選択.

すると,まずはソース類を持ってきてくれた.

Genkatsu_3.jpg

左から塩,おろしポン酢,特製ソース.

そして,キャベツとドレッシング.

Genkatsu_4.jpg

このキャベツはおかわり自由.

で,この状態でメインのキムカツが来るのを待つ.

20分近くも

そう,これが客が入っていなかったもう一つの理由,待ち時間がやたらめったら長いのだ.
このことは店の表にも書かれているので覚悟の上だったのだが,タイミングの悪いことに,その時は本も何も持っておらず,店にもその手の読み物は準備されていなかった.
ちなみに,この待ち時間の長さは注文を受けてから釜でご飯を炊いていることに由来するそうなので,ご飯類を注文しなければもっと早くに料理が出てくるかも.

そんなこんなで永遠にも等しい20分近くを待って,出てきたのがコレ.

Genkatsu_5.jpg

桶に入ったご飯,みそ汁,漬物,そしてキムカツ(プレーン味).

ということで,キムカツのアップ.

Genkatsu_6.jpg

ちょっと見にくいだろうけど,薄切り肉が層状になっているのが分かるだろうか.
キムカツというのは,超薄切りにした豚肉を25枚以上重ねてあげたトンカツで,お菓子のミルフィーユと同じような構造をしているもの.

写真だと縮尺が分からないかもしれないが,大きさはそれほどでもない,というか,率直に言って小さいのだが,厚さは結構ある.
で,その厚さにもかかわらず,かなり柔らかい.これが薄切り肉を25枚以上重ねた効果なのだろう.
肉自体も美味しいので,ソースよりも,おろしポン酢や塩で食べたほうが美味しかった.

ということで,味自体は美味しいのだが,時間と値段のことを考えると,もう一度行こうと思うかどうかはちょっと疑問.
あの定食セットで1500円くらいだったら,待ち時間のことを考えても何度も行く気になるんだろうけどなあ.

投稿者 saihide : 01:48

2007年01月10日

『シャドウ』道尾秀介

癌によって母を失った「凰介」は,母の幼馴染である「恵」と会って奇妙な映像を見る.
その数日後,「恵」は夫である「水城」の職場で自殺し,その娘である「亜紀」も交通事故に遭う.
そして大学病院に勤める父の「洋一郎」も...

卒業生にして同僚な人が貸してくれた本で,『このミステリーがすごい!2007年版』の第3位らしい.
形式としては,章によって視点が変わる変形一人称小説なのだが,これが非常に上手く使われている.

舞台の一つが大学病院の精神科であり,登場人物も色々と壊れているので,読んでいて「うわぁ...」という嫌な感じを味わうこともあったのだが...

ええ,見事に引っかかりました.

「このミス」の上位にランクインしているのは伊達じゃないということですな.
ちょっとだけ読んで寝るつもりが,気がついたら一気に読んでしまっていた.

投稿者 saihide : 01:19

2007年01月09日

『犯人に告ぐ』雫井脩介

マスコミに大々的に取り上げられた連続児童殺人事件.
捜査に行き詰った神奈川県警の上層部はニュース番組を活用した「劇場型捜査」を考案.
その実行者として白羽の矢が立てられた「巻島」には,かつて児童誘拐事件で取り返しの付かないミスをした経験が...

卒業生にして同僚な人が貸してくれた本.
警察小説の一種なんだろうけど,どうも私は警察小説を手に取ることが少ないようで,過去の記事を検索してみても横山秀夫の『顔』しかヒットしなかった.確か,これも他の人から借りた本のはず.

これは私の偏見かもしれないが,警察小説というのは「外側の敵」である犯罪者以上に,「内側の敵」である警察機構の慣習や内部の権力闘争が大きな比重を占めているような気がする.
個人的にその手のドロドロが嫌いということもあるのだが,それに加えて,組織のあり方とかについて考えてしまうため(一種の職業病),本筋に集中できなくなってしまうみたいで,娯楽として読むときには無意識のうちに避けてしまうようなのだ.

じゃあ,この作品はどうなのかというと,やっぱりドロドロしていた.
とはいえ,描かれているドロドロがシンプルなので,それほど嫌悪感はなかったかな.

ストーリーもよくできていて,かなり面白かった.
しかし,最後の捜査方法って,あれだけで任意同行かけられるのか? あれでオッケーだったら,最終的に自白さえさせられれば「何でもアリ」になってしまうような...

投稿者 saihide : 00:28

2007年01月08日

クイーンベル(洋食)

QueenBell_1.jpg

昨年11月のことだが,仕事で今治に行ったので,いつものように今治で評判のいい店をネットで検索.
それで辿り着いたのが,中浜町のクイーンベルという,今治港のすぐ近くにある店.
調べた限りでは「町の洋食屋さん」というイメージだったのだが,ドアを開けてみると...

QueenBell_2.jpg

こんな感じで,洋食屋さんというよりも喫茶店っぽい感じ.
しかしメニューを見ると,単なる喫茶店とも言い難い充実ぶりで,セットメニューもかなり種類がある.

さて,どれにしようかと一しきり悩んだのだが,ネットなどで写真をよく見かけた若鶏のカニクリームはさみあげセットを注文.
で,出てきたのがコレ.

QueenBell_3.jpg

皿のソースのところに注目してもらいたいのだが,単にソースを入れただけでなく,デコレーションしてある.
こういうところを見ると,単なる「喫茶店」ではなくて「洋食屋」のカテゴリーに入るんだろうなあ,やっぱり.

ネットで見て,「若鶏のカニクリームはさみあげ」とはどんなものだろう?と思っていたのだが,中身を見て納得.

QueenBell_4.jpg

鶏肉の間にクリームソースを挟んで揚げてあって,ナイフを入れるとこんな感じでクリームソースが流れ出してくる.なので,ちょっと食べるのが難しかった.
味についてだが,中身のクリームソースも,外側のソースも美味しかったのだが,「カニクリーム」という割には「カニ感」があまりなかった.
まあ,これは普通の俵型のカニクリームコロッケを食べたときに私がいつも思う感想なので,あんまり参考にはならないかもしれないが.

このメインに加えて,ライスとスープ,あとサラダと食後のコーヒーもあったような気がするが,それで1000円.
うーん,晩ご飯ならともかく,ランチにしてはちょっと高かったかな.
でも,この日は一緒に行った同僚がおごってくれたのだった.ありがとう>同僚の人

投稿者 saihide : 20:18

2007年01月07日

ぴあの株主優待2006後期

Pia2006b_yutai.jpg

去年の年末のことだが,ぴあから株主優待が届いた.
今回の絵柄は「小西真奈美」.芸能人に疎いことには自信のある私だが,これは分かったぞ.

ぴあの株主優待は3回連続で株主名簿に名前が載ると倍の5000円分になるのだが,私は前々回から3回連続基準をクリアしているので,今回も2500円×2倍=5000円分の図書カード.

図書カードをもらうのはこれで5回目なので,合計すると2500円×2回+5000円×3回の2万円ゲットしたことになる.
含み損も前回の約7万円からちょっと減少して,6万4千円ほど.
ということは,今の株価水準&株主優待継続であれば,あと9回分,つまり4年半で含み損が消滅することになる.
半年前の前回の計算では5年半だったから,前回よりも半年分だけ状況が改善したことになるな.

この調子で早く含み損を消滅させてもらいたいものだ.

投稿者 saihide : 19:57

2007年01月06日

松山でベジタリアンの行ける店

いつものようにネットをウロウロしていたところ,googleアメリカ版で「Tokyo」を検索したときに最初にヒットするのは個人が作ったページという記事をみつけた.
試してみると,確かに記事のとおり,Japan-guide.comというサイトの東京に関するページが最初に表示される.
細かい内容は最初の記事を読んでもらいたいのだが,このサイトには愛媛県についてのページも(扱いは小さいが)あった.

このサイトには利用者が自由に質問や意見を書き込めるフォーラムもあって,そこで「Matsuyama」を検索したところ,いくつか書き込みがあった.
フェリーの料金だとかその手の質問が多かったのだが,ちょっと興味を惹かれたのが「Vegetarian restaurants in Matsuyama」という書き込み.
松山にベジタリアンを連れて行けるレストランはないか?という質問だ.

いくつか返答が書き込まれていて,具体的なものとしては以下の回答があった.

・インド料理店:Spice Ookoku(スパイス王国)とLadki(ラルキー)
・ミライカナイでベジタリアン用料理を頼む
・イタリア料理店でベジタリアン用料理があるか聞いてみる
・今治のマグノリア

スパイス王国とラルキーは説明の必要はないだろうが,ミライカナイはロープウェイ街をちょっと外れたところにあるカフェバー(でいいのか?).以前,一度だけランチを食べに行ったことがあるのだが,確かにあの店ならベジタリアン用料理の需要は多いだろうから対応してくれそうだ.
今治のマグノリアは,松山−今治間の山岳ルート(国道317号線)の途中にあるマクロビオティックの店らしい.

それ以外の店名はあがっていなかったのだが,他にその手の店は松山にあったかな?と思って,ちょっと考えてみた.

しかし,その返答の中にもあったのだが,まずはどの種類のベジタリアンなのかが分からないと対策の立てようがない.
いつものごとくWikipediaで検索してみると,ベジタリアンにもいくつか種類があるようだ.厳格なベジタリアンになると乳製品や卵もダメなようで,これだとラルキーやスパイス王国,他のイタリアン料理店もダメになるんじゃないか?
ちなみにWikipediaのリンクから日本ベジタリアン協会のサイトへ行けて,ここにはベジタリアンの行けるレストランの都道府県別リストが掲載されているのだが,残念ながら愛媛県についてはリストが存在していない.

リストがない以上,自分で考えるしかないか.
まず可能性があるのは精進料理だな.東急インの1階にある精進 庵だったら...って,全然精進料理じゃねぇ! そうか,あの店って,いわゆる和風創作料理の店だったんだ,知らなかった...

他に松山で精進料理の店がないか検索してみたのだが,特にヒットせず.
ああ,精進料理というカテゴリーじゃないけど,梅の花は豆腐料理だからベジタリアンでも大丈夫そうだな.

キーワードを変えてもうちょっと検索してみたところ,三津のほうにあるパークサイドカフェにはベジタリアンのためのパスタがあるそうだ.店の前はよく通るんだけど,入ったことはないんだよな.

あと,大街道のnatureは去年の8月からベジタリアン用メニューを投入しているっぽい.natureは一度行ってみたところ,満席で入れなかったんだよな.お詫びとしてコーヒーか何かの割引券をもらったっけ.

うーん,こんなところか.
和食の店で野菜っぽいものを食べていれば良いじゃないかと思うかもしれないが,昆布だしなら大丈夫だが,カツオだしを使われているとアウトっぽいので,実は和食の煮物とかも危険っぽい.
うーん,ベジタリアンって大変だなあ.

投稿者 saihide : 22:26

って言ってたけど…(BlogPet)

さいが
2006年の2月から『管理の方法を変えたので,それまでの検索語ランキングからアクセス数ランキングに変更したわけだが,その2006年版.1年間ではなく11ヶ月間の集計になるが,まとめてなのでベスト30をご紹介.
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:28

2007年01月05日

『黎明に叛くもの』宇月原晴明

戦国時代,ペルシャ伝来の暗殺術「波山の法」を身につけた二人の青年が天下二分の夢を誓って山を降りた.
青年の一人は「斉藤道三」として美濃の国主となり,もう一人の青年は「松永秀久」として京の奉行にまでなるが,その前に若き「織田信長」が昇る日輪のごとく現れて...

同じ作者の作品で直木賞候補にもなった『安徳天皇漂海記』が面白いというので,その前哨戦として読んだ作品.松山市立中央図書館所蔵.

主人公の松永秀久というのは,戦国時代の実在の武将で,将軍を殺し,主君を殺し,東大寺の大仏殿を焼き討ちした大悪人として悪名高い人物なのだが,イスラムの暗殺教団の技術と知識を身につけていたという設定.
実在の人物をベースにしているので作中で起こる事件も全部史実のとおりなのだが,その裏側でどのような暗闘があったかという話になっている.

設定が設定だけに色々と怪しいアイテムや知識が出てきて,そういうのが好きな人には堪らない作品.
ネットで検索した書評では「豪華絢爛」という表現がよく使われていたのだが,確かにそんな感じで,少々詰め込みすぎじゃないか?と思わなくもなかった.

で,そういう怪しい要素を抜いていくと,何も持っていない身から自身の才覚のみでのし上がっていった人物が,恵まれた身分の生まれで,しかも自分よりも大きな器な人物と対面したときの憤りや焦り,哀しみ,といったものが中心になるのかな.
そのあたりの関係が「明けの明星」と「日輪」として作中で何度も表現されているのだが,そのくだりが非常にいいので,長くなるが引用.

幼き行者よ、魔王の孤独を思え。永遠に自負を手放さぬものの、果てしない愚かさと哀しみを思え
やがて地平の彼方より偉大なる朝日が昇り、あの星の光をかき消すだろう。忘却を憎む者よ、昇る太陽にあくまでも張り合おうとする誇り高き最後の星を思え。どこまでも黎明に叛くものを、光に逆らう光を思え


十兵衛、おまえは許せるのか。おのれ以外の誰かが日輪であることを! 何者かの光に、おのれが初めからこの世になかったのごとくかき消されてしまうことを!
たとえ星とて、星でしかなかったとて、我らもまたおのれの光を放つものじゃ。信長であろうが誰であろうが、我が光を消させはせぬ。何人が相手であろうとも、光を消すのは、燈火を消す者たる波山の法を継ぐ者よ


十兵衛、あれらの星を想え、俺もおまえもともにその一つである天を満たす星々を想え。その一つ一つが日輪であるはずの暁を想え。おまえが日輪として地平から昇る明日を想え


ストーリーとしても面白いので,怪しげな要素に耐性がある人は読んでみるといいかも.

投稿者 saihide : 00:30

2007年01月04日

アリオ八尾(ショッピングモール)

Ario_1.jpg

年をまたいでしまったが,昨年末に行ってきた大阪出張ネタ.

今回の出張の目的の一つが,このアリオ八尾の訪問.
経済関係のニュースばかりやるWBS(愛媛でもBSデジタルかCATVで見れる)で昨年末の開店のニュースが取り上げられていて興味を持った.

左側に「Ario」という看板があるが,右側には愛媛では見当たらないセブン&アイ ホールディングス(セブンイレブンとかイトーヨーカドーの親会社)の看板があるわけだが,このショッピングモールはセブン&アイ ホールディングスが作ったショッピングモール.

このショッピングモールの話をするためには,まず大阪の地理について知っておいてもらう必要がある.
まず大阪府の中心に県庁所在地(府庁所在地?)である大阪市(24区の合計で人口263万人)があるわけだが,その東側にあるのが東大阪市という非常に分かりやすい人口51万人の都市(私の実家がある).
八尾市というのはこの東大阪市の南側(同時に大阪市の東側でもあるが)にある人口27万人ほどの都市だ.

で,そこにオープンしたアリオ八尾だが,中身はこんな感じ.

Ario_2.jpg

1階から3階までがショッピングモール部分で,4階は映画館になっている.
えらく横に長い建物で,写真の一番端に見えているのはイトーヨーカドー.
このイトーヨーカドーが建物の三分の一弱を占めているのだが,それ以外はフードコートや個別のテナントが入っている.どういうテナントが入っているのかに興味のある方は公式ページを見てもらいたいのだが,

Ario_4.jpg

タオル美術館のテナントが入っていた.

その他,

Ario_3.jpg

中小企業のサポートセンターもあった.
写真に写っている謎のロボットだが,八尾は河内音頭で有名な土地ということで,河内音頭を演奏してくれるロボットのようだ.

このアリオ八尾,セブン&アイ ホールディングスとして最大のショッピングモールであり,関西でも初出店ということで,それだけでもニュースとして取り上げられてもおかしくないのかもしれないが,もう一つ特徴がある.
西武百貨店の一つである八尾西武とつながっているというのだ.
どうして西武百貨店と?と思ったのだが,いつの間にか西武百貨店およびそごう百貨店の親会社であるミレニアムリテイリングがセブン&アイ ホールディングスと経営統合していて,それで今回の開店&連結が可能になったようだ.

ということで,これがアリオ八尾と八尾西武の連結通路.

Ario_5.jpg

2階で連結というから,てっきり隣接していると思っていたのだが,全然違っていた.
はっきり言って,むりやり連結している.

で,その連結先である八尾西武.

Ario_6.jpg

こういうテナントが入っていることを除いては普通の百貨店なので,ちょっと小ぶりのいよてつ高島屋をイメージしてもらえればいいだろう.
この八尾西武自体も近鉄八尾駅と

Ario_7.jpg

こんな感じで空中で連結している.
つまり,アリオ八尾は八尾西武を経由して近鉄八尾駅とつながっているわけだ(こっちの真ん中の図が分かりやすい).

どちらかというとアリオ八尾は若者向けで,八尾西武は年配者向けという形で棲み分けを図ろうとしているようにも思えるが,どちらにせよ,両店舗を合わせるとかなりの規模になる.
では,かなりの集客が見込めるのかというと,個人的にはちょっと疑問.
というのも,最初の方にも書いたが,八尾市自体の人口が27万人程度しかないのだ.もちろん,これだけの施設なので,周りの都市からも集客できるだろうが,西隣の大阪市だったら難波や天王寺,北側にある東大阪市だと難波の商業施設と競合してしまう.あとは奈良県から吸い上げるしかないのだが...
あとは,大阪市内に比べると車での移動がしやすいので,そういう客を狙っているのかもしれない.しかし,東大阪市在住の妹曰く「車で行くんやったら,鶴見のダイヤモンドシティの方が買い物しやすいわ」とのこと.うーん,激戦区だなあ.


・おまけ
このすぐ近くに八尾サティがあるのだが,

Ario_8.jpg

こんなことになってしまった.
さすが激戦区...

投稿者 saihide : 00:24

2007年01月03日

初売り2007

最近は元旦から営業している店も多いが,世間的には1月2日が初売りの日.

と,去年と同じ出だしで書き始めてみたが,その記事がヒットするようで「いよてつ高島屋」「福袋」「初売り」を検索してこのサイトに辿り着いている方がこの年末年始の数日だけでけっこういる.世間的には初売りや福袋への関心が非常に高いようだ.

というのは2006年の初売りに関する記事の書き出しなのだが,状況的にはまったく同じ.ああ,今年は「三越 福袋」で辿り着いている人がいるという点ではちょっと違うかも.

去年は修羅の迫力に負けて,けっきょく福袋を買うことができなかったので,検索で辿り着いた人は目当ての情報を得られなくてガッカリしたことだろう.
そのガッカリを再び繰り返してはならない!と決意したのが元日の夜のこと.

で,目覚まし時計にセットした時間どおりに起きてみたところ,雨が降っている.
「うーん,これは電車かなあ」などと思い,電車の時間まで調べていたのだが,直前にやっていた作業が長引いてしまったため,電車では開店時間に間に合わないことは確実.

いかん,出遅れた!

ということで,雨の中を自転車でいよてつ高島屋へ急いだのだが,

HatsuUri2007_1.jpg

いよてつ高島屋に到着したのは開店直後で,行列が店の中に吸い込まれていくところだった.うーん,ギリギリ間に合ったようだ.

さて,福袋を買うとすれば,紳士服か,生活用品か,食品だな.
ということで,1階は通り過ぎてエスカレーターで移動.

HatsuUri2007_2.jpg

エスカレーターはこんな感じでかなりの混雑ぶり.

そして,エスカレーターから解放されるやいなや,脱兎のごとく走り出す修羅たち.
「走らないでください!」という店員の注意の声もまったく聞いちゃいねえ.

そんな修羅の群れも婦人服売り場を過ぎた頃には激減していた.
やはり修羅は婦人服がお好きなようだ.

と安心していたら,そんなことはなかった.
紳士服売り場にも既に修羅が多数跋扈しており,そこかしこに黒山の人だかりが.
それでも婦人服売り場よりは混雑してないよな,と自分を励ましつつ,店内を巡回してみた.

ざっと見たところ,店によっては福袋がけっこう残っていたので,雨のせいで去年よりも人手が少ないのかな?などと思っていたところ,9時40分ころには福袋を完売した店舗も出てきた.

さて,そろそろ私も何か買おうかな,と思ったのだが...どうも欲しいものがない.
そもそも服に興味がない&現時点で着る服には困っていないので,中身が何だか分からない福袋に1万円以上も突っ込もうという気になれないのだ.

ということで生活用品売り場に移動.
皿とか小鉢が欲しかったので,その手の福袋をチェックしていき,買う寸前までいったものもあったのだが,どうも買う気になれなかったのでパス.

そのまま地下の食品売り場へ.

HatsuUri2007_3.jpg

これはメリーの福袋の行列.
そんなに良い物なのか,メリーの福袋?
チーズとかコーヒーとかの福袋があれば買おうと思っていたのだが,見当たらなかった.

ということで,いよてつ高島屋ではけっきょく何も買わないまま,三越へ移動.

HatsuUri2007_4.jpg

既に10時を過ぎていたのだが,アトリウム側には修羅たちの行列がまだ残っていた.30分以上並んでるんだよな,アレって.

で,1階の化粧品&ブランド品売り場の状況.

HatsuUri2007_5.jpg

いよてつ高島屋よりも混雑しているような気がするんだが,これは三越の方が店舗面積が小さいせいか?

これまでの経験から服も生活用品も買いそうにないので,地下の食品売り場へ.

HatsuUri2007_6.jpg

やはりチーズの福袋はなかったのだが,かわりにハム類の福袋があったので,これをゲット.

HatsuUri2007_9.jpg

2100円だったのだが,店の人の話によると5000円以上の物が入っているらしい.
中身はこんな感じだった.

HatsuUri2007_a.jpg

...5000円以上なのか? うーん,ちょっと微妙かも.

コーヒーの福袋もゲット.

HatsuUri2007_7.jpg

コーヒーの福袋はHAMAYAとキーコーヒーの2種類があったのだが,今回はHAMAYAにしてみた(2100円).
中身はこんな感じ.

HatsuUri2007_8.jpg

この福袋は中身を確認できるタイプで,以前から飲んでみたかったHAMAYAのインスタントコーヒーが入っていたのが決め手.
あとはレギュラーコーヒーが2袋とドリップ式パックが4袋,そして,なぜかティーバック1箱.


ということで,今年はついに福袋を買えたのだが,検索している人が求めている福袋情報は何一つ提供できてないような...

お詫びといってはなんだが,福袋の中身公開掲示板へのリンクを貼っておこう.
これで見る限りでは,無印良品の福袋がかなりお買い得っぽい.今年は既に手遅れだろうから,来年まで覚えていたら行ってみよう.

あと,普段からミスタードーナツに行っている人にとっては,ミスドの福袋がお得らしい(ドーナッツの購入金額のみで色々なグッズがもらえるのと同じとのこと).

投稿者 saihide : 00:01

2007年01月02日

2006年のアクセス数ランキング

2006年の2月からログ管理の方法を変えたので,それまでの検索語ランキングからアクセス数ランキングに変更したわけだが,その2006年版.1年間ではなく11ヶ月間の集計になるが,まとめてなのでベスト30をご紹介.

検索語件数コメント
カルフール東大阪2766毎月多いので1年間でも多いのは当然だな.
北極星(オムライス)2466毎月多いので1年間でも多いのは当然だな(その2).
生麺工房鎌倉パスタ2323最近はアクセス数が減っているが以前はすごかったからなあ.
ジョー・プラ(ショッピングセンター)1626どこかからリンクされるとアクセス数が多くなる代表例.
魚一心@ロビンソン(回転寿司)1555なぜアクセス数が多いのか分からない代表例.北海道ネタだから?
インディアンカレー(カレー)523本当はインデアンカレーなのだが...
勝岡運転免許センター1127季節変動がある代表例.長期休暇になると増える.
やきとり弁当@セイコーマート794魚一心と同じタイプだが,これは毎月アクセス数が多いわけじゃない.
だるま 支店(ジンギスカン)759北海道ネタ.一時は強かったが,最近はそうでもない.また食べたい.
アルボーレ(パスタ)692地元飲食店ネタの第1位.
ディッピンドッツ(アイス)689つぶつぶアイス.このあたりだと,なぜか西条の商店街の中にある.なぜ?
パスカード650利用するほうにはお得なパスカード.売る方は...
彩果の宝石692ランキングにはでてこないが,周期的に検索エンジン経由でアクセス数が増える.
日本食券KO宮殿工場554「食券」ではなく「食研」が正しいのだが,間違って検索する人が多い結果.恥ずかしい...
勝山協食(食堂)491大盛りシリーズの中では第1位.
フレスポ松山中央(ショッピングセンター?)449西松屋とラ・ムーしかないけど,ショッピングセンター?
松山分校(ラーメン)443二号店もできて絶好調?
ラルキー(インド料理)438辛さ3は中辛ではなく辛さ3なので注意.
アルボーレ(パスタ) その2429地元飲食店ネタの第1位の夜編.
マフラー@Burberrys692寒くなると増加する季節変動ネタ.
塩漬け肉づくり692「はなまるマーケット」で特集されたときにアクセス数が増えた結果?
はいから亭(定食)417大盛りシリーズ.ライバルである勝山協食に負けてしまった.
bit(フリーマガジン)412公式ウェブサイトはリニューアル中なのかな?
mc-out-f136.google.com399ここの読者の多くは興味がないのだろうけど,ログをチェックしている人には興味があるネタだった模様.
松山市南クリーンセンター398粗大ごみを捨てに行く場所.あまり情報がないので,そういう意味では需要があったのかな?
GEOの株主優待392株主優待ネタ第1位.他のところからリンクされているのでアクセス数が多いようだ.
ラルキー一番町店(カレー)391花園町の本店よりも広くてきれい.
サニーマート衣山店387今年開店したスーパー.近所のラ・ムーと色々違っていて面白い
でゅえっと(スパゲティ)374松山市民にはおなじみの店.大盛りだとすごいことになるらしい.
ごちそうさま(洋食)364大盛りシリーズ第3位.グリル系の料理を食べにいかないと.


2006年分のベスト30はこんな感じになったわけだが,毎月のランキングでおなじみのものもあれば,そうでないものもある.

ちゃんと分析したわけではなくて,あくまでも印象によるものだが,このBlogを毎日ではないにしてもチェックしてくれている人(固定読者)は180人弱くらいで,それ以外のアクセスは検索エンジンや他のサイトからのリンク経由のようだ.
で,固定読者も全ての記事を読むわけではなく,トップページに載っているタイトルと冒頭部分から記事本体を読むかどうかを決めている模様.食べ物屋関連は記事本体まで読まれる確率が高いけど,本については確率がかなり低そう.悲しくなるので調べなかったが,ヘタすると本関連の記事については30人くらいしか読んでくれてないかも...

アクセス数を増やすことだけを考えるのであれば,あちこちにトラックバックしたり,書評系のサイトに登録するなりすれば,そちらからの流入が期待できるんだけど,別にアクセス数を増やしてもフトコロが温かくなるわけじゃないからなあ.
まあ,ヒマができたら,リニューアルを含めていろいろと考えてみよう.

投稿者 saihide : 09:01

2007年01月01日

12月のアクセス数ランキング

12月によく読まれた記事をご紹介.

検索語件数コメント
カルフール東大阪325もう書くことがないのでパス.
丁字村@本町 リベンジ編167食べそびれた謎のメニューを試すため,もう一度行かねば.
ラーメンショップ 久万ノ台店(ラーメン)162もうちょっと行きやすい場所にあれば通えるんだが.
北極星(オムライス)159先月3位からランクダウン.ついに上位集団から脱落か?
丁字村@本町152こちらが最初の記事なのに2回目のリベンジ編の方がアクセス数が多いのは謎.
丁字村@ロープウェイ街152ちょっと待たなくてはならないが人気の店.観光客よりも地元の人のほうが多いのか?
ジョー・プラ(ショッピングセンター)145ランク急落.新鮮味が薄れて検索数自体が減ったのか,それとも他のサイトに流れているのか?
魚一心@ロビンソン(回転寿司)144これも常連といえば常連.書くことも特にナシ.
マフラー@Burberrys130いきなり登場.寒くなってきたせいか,それともクリスマスプレゼント用?
とらや(ちゃんぽん)126市街中心部からは車でもないと行きにくい店.入るのにちょっと勇気が要るかも.

ということで,12月の崔研究室 仮営業所は「カルフール東大阪」「丁字村」「ラーメンショップ」なサイトだった.いつも上位に来る記事がランクダウンしているのだが,検索エンジンのパターンが変わったのだろうか?

上位10ページのうち,地元ネタが6つで,食べ物ネタが9つ(ショッピングセンター含む).これだけだと「食べ歩き日記」と呼ばれてしまうのも無理はないのかもしれないが,食べ物屋以外の記事も書いてるんだけど...

投稿者 saihide : 01:35

恭賀新年2007

年末ギリギリまで大きな仕事があったせいか,例年にも増して年越し準備ができていない状態で年を越してしまった.
ということで,年が改まったという実感が全くない.
と,去年も書いていたなあ.

ということで,2007年の目標なんぞを.

2006年の目標は「仕事はさっさと片付ける」だったわけだが...
うーん,達成できたかどうかはちょっと微妙かな.

あいかわらず仕事に追われていた気がするんだけど,それは「仕事を片付けるスピードが遅い」ということ以上に,「仕事がドンドンやってくる」という要素の方が大きかったような.

まあ,年齢的にもいつまでもヘラヘラ仕事をしていられるわけでもないので,仕方ないといえば仕方ないのだが,ガツガツ仕事をするのは性に合わないし,何よりも身体がもたない.

ということで,「仕事はさっさと片付ける」という去年からの目標は継続しつつ,新たに「ヘラヘラ仕事をする」...じゃなくて,「緩急をつけて仕事をする」という目標を追加しよう.

投稿者 saihide : 01:33