2007年02月28日

鳥心(鳥料理)

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先週,人体の不思議展を見るために日帰りで高知まで行ってきたわけだが,どうせ高知まで行くのだから高知名物を食べねばなるまい.
行くことが決まったのが前日の午後ということもあり,下調べが十分にできなかったのだが,立地条件&駐車場完備という条件から,この鳥心に決定.
鳥料理専門店ということで,唐揚や骨付鳥(香川で食べたのと同じタイプ)などもあるのだが,鳥心=○○という料理があるので有名な店だそうだ.

店内はこんな感じ.

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左側の壁で死角になっているが,こちらにはテーブル席がある.
この写真の反対側にも席がある.そちらは座敷席だったような気がする.
昼どき真っ最中に行ったので,待っている客も何組かあった.

で,この鳥心,何で有名かというと,なぜか「チキン南蛮」で有名な店.
昼は定食メニューがメインになっているのだが,注文するなら「チキン南蛮定食」あるいは「酢だれ定食」(鳥の唐揚にソースがかかっているものらしい)がオススメなのだそうだ.

ということで,チキン南蛮定食を注文.
出てきたのがコレ.

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隣に配置された割り箸やナイフ&フォークと比較してもらえれば分かるだろうが,この写真で見てもかなり大きめ.
この写真でいくとチキン南蛮の背景になっているキャベツだが,実はこのキャベツは山盛りであり,チキン南蛮本体はそのキャベツに寄りかかっているカタチになっている.
何が言いたいのかというと,実際のチキン南蛮はさらにデカイのだ.

で,そのチキン南蛮にナイフとフォークを入れると,

ジュッ!

と,汁気が飛び出してくる.
最初は「油かよ!」と思ったのだが,落ち着いて考えてみれば唐揚に染み込んでいた漬けダレだよな.
あと,普通のチキン南蛮だと上にかかっているのはタルタルソースなのだが,ここのはいわゆる「オーロラソース」(ケチャップとマヨネーズをまぜたもの)だ.
漬けダレがちょっと甘めなので,ケチャップの甘みがあるオーロラソースよりもシンプルなタルタルソースの方が合っている気がするが,ぜんぜん許容範囲内の甘さ.

定食にはこれにスープとごはんがつくのだが,

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こちらも量は多め.
しかし,チキン南蛮の味付けが濃い目なので,ごはんがみるみる無くなってしまう.これだったらごはんは大盛りにしておいた方が良かったかも.

確かに評判になるのが分かる美味しさで,この味とボリュームで750円というのはかなりお得だろう.

ちなみに隣のオジサン2人連れはこのチキン南蛮に馬刺し,骨付き鳥,さらにビール大ジョッキで昼間から酒盛りをしていたのだが,味付けが濃いのでビールには絶対に合うことだろう.車でなければ絶対にビールを注文して確かめていたな...

投稿者 saihide : 00:44

2007年02月27日

一風堂(ラーメン)

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11月下旬に大街道にオープンした一風堂
博多ラーメンで有名な店で全国に支店があるそうだが,松山にオープンするまで全然知らなかった.
以前来たときはオープン直後のおたたさんにインターセプトされてしまったが,今回は無事に入店することができた.

ランチタイムを狙っていったのだが,開店3ヶ月が経過しようとしているのに,まだ待ち行列がちょっとだけできていた.人気があるんだなあ.

で,店内はこんな感じ.

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カウンター席とテーブル席があるのだが,このテーブル席も向かい合って座るタイプというよりは隣り合って座る変形カウンター席みたいなもの.

ランチセットが目当てだったのだが,セットのラーメンは白丸元味と赤丸新味の2種類.赤丸新味にすると100円アップだったかな.
今回はベーシックな白丸元味にしてみた.

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豚骨スープに,具はチャーシュー,ネギ,きくらげ.

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麺もストレートの細麺.
非常にベーシックな博多ラーメンといった感じ.
味の方だが,この一風堂で修行したという人がやっていた一楽堂のラーメンがかなりコッテリしていた記憶があるので,豚骨がガツン!とくるような味を予想していたのだが,全く正反対で,臭みの無い味.
店内を見回すと,女性客も結構多かったのだが,このおとなしめの味だったら分かるような気がする.

で,味が物足りない人は,

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卓上に用意されている紅ショウガ,辛子高菜,味付けモヤシをガンガン入れるなり,

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これまた卓上に用意されているニンニク&ニンニク潰し器でブシャッ!とやっちゃってください.これって,昔の一楽堂だと店員さんが店の奥でやってたやつだよなあ.

で,ランチのセットだが,焼きめしのセットと餃子+白ごはんのセットの2種類がある.今回は餃子+白ご飯のセットにしてみた.

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白ごはんの盛りは少なめだが,おかわり自由なので全然問題ない.
餃子だが,これがかなり美味しかった.今のところ,松山で食べた餃子で一番美味しかったのはすずめのお宿の餃子なのだが,その次に美味しかったくらい.

今回の白丸元味のセットで750円.コッテリした豚骨ラーメンが好きな人には物足りないかもしれないが,この味と白ごはんのおかわり自由というボリュームを考えると,かなりのコストパフォーマンスだろう.

で,この一風堂が開店したため,

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しなとらが閉店し,

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一楽堂の跡に開店した松山分校 第二校舎も郊外への移転のために閉店してしまった.
しなとらはともかく,松山分校ほどのコストパフォーマンスがあれば,一風堂とでも十分対抗できたと思うんだけどなあ.
まあ,私がメインに行くのは衣山の方だから別にいいんだけど.

投稿者 saihide : 01:58

2007年02月26日

『ねじの回転』恩田陸

時間をさかのぼって歴史に介入することができるようになった未来.
しかし,その介入によって発生したと思われる伝染病のため,人類は滅亡の危機にさらされることになった.
本来の歴史に戻すため,国連のプロジェクトは2.26事件を当事者の協力を得てなぞり直すのだが...

メジャーな賞こそ獲っていないものの,多くの作品が映像化されいる有名作家である恩田陸の作品.
これだけ有名な作家なのに,私は恩田陸作品をあまり読んだことがない.読んだのは『六番目の小夜子』くらいかな? 別に毛嫌いしているわけでもないのだが,どうも縁がないようで...
しかし,この『ねじの回転』は私が好きな時間物の名作という評判なので,期待して読んでみた.松山市立中央図書館所蔵.

読み終えての感想だが,時間物なので仕方がない側面もあるのだが,話がややこしい.
なぞり直した歴史のズレが許容範囲を超えれば時間をさかのぼってやり直すという設定が,それに輪をかけている.
最後の方はこれにもう一つの要因が加わるので,さらにややこしくなっている.

それに,ところどころに変わってしまった歴史や過去の回想などのシーンが挿入されるのだが,それで余計に混乱してしまった.
特に牛乳屋のシーンは誰のいつの時点の話なのかが分からず,最後の方でようやく意味が分かったくらい.

そういうややこしさはあるし,最後の方は急ぎ過ぎ&安直な気がしないでもなかったものの,全体的には面白かった.特に中盤のあたりは話に引き込まれてしまい,一気に読んでしまったくらい.

同じ時間物で2.26事件を扱っている作品としては宮部みゆきの『蒲生邸事件』があるが,同じ題材なのに話は全然違っている.
SF度はこの『ねじの回転』の方が圧倒的に高いけど,個人的には『蒲生邸事件』の方が好みかな.

最後に気に入った箇所を引用.

「なぜかは知らないけど、神は人間に好奇心という起爆剤を与えたんだ。人間が得た最大のギフトは知能じゃない、好奇心だ。好奇心、それ自体が目的となって、人間は冒険を続ける。好奇心が、理性も倫理も道徳も飲み込み、人間をそれまで見たこともない地平へと押しやる。その対象が宇宙であれ、生命であれ、歴史であれ。
天国へ行くのか、地獄へ行くのか分からないが、好奇心という最強の武器の前には、タブーなんかない。地獄すらも、我々にとっては新しい地平なのかもしれないよ」
アルベルト
投稿者 saihide : 00:09

2007年02月25日

最近のマンガ雑誌の動向

このBlogでも時々載せているが,私はマンガもよく読む.
買って手元においておきたいものはそれほど多くないので,マンガ喫茶などで読んで済ましているのがほとんど.
それでも手元においておきたいものは単行本で購入するわけだが,紫堂恭子という漫画家の作品は即座に購入することにしている.

最近になって,その紫堂恭子が携帯電話で読めるマンガの連載(有料)を開始した.
私の携帯電話はメールはできるがウェブは見れないので,連載がまとまって単行本になるまで待とうと思っていたのだが,数ヶ月遅れではあるがPCで見れるという.しかも無料で.

その連載がされているのは講談社が運営しているMiChao!というサイト.
個人情報をそれほど登録しなくても読めるので,登録して読んでみたのだが,ブラウザの画面を大きめにすれば普通に読むことができた(でも,あの画面を携帯電話で見ると,字が読めないような気がするんだが).

で,職業柄,この手のものを見ると「どうやって儲けるんだろう?」と考えてしまうわけだ.

このMiChao!で連載されている作品,PCで見る場合には無料なのだが,最新作は携帯電話向けで先行公開されており,そちらは有料になっている.
PC向けに比べると,携帯電話向けコンテンツは課金が容易なので,この手の手段を使って収益を上げるというのは一般的な方法だ.

もう一つはPC向けのサイトに広告を掲載し,その広告収入で収益を上げるという手.ネットで動画を公開しているGyaOとかはこちらの方法を使っている.
しかし,MiChao!のサイトには現時点では広告は掲載されていないように思えるので,この方法はまだ使っていない模様.

もう一つ,これは連載マンガというコンテンツだからできる手段だが,連載したマンガをまとめて単行本として出版して収益を上げるという手段もある.一時流行った(今も?)有名Blogをリアルな本として出版するというのはこの方法のアレンジ版だ.
この方法については,連載自体が始まったばかりなのでまだ行われていないが,今後,確実に行われるだろう.

これに対して,リアルなマンガ雑誌の場合,

 1.雑誌自体による販売収入
 2.雑誌に掲載する広告収入
 3.単行本出版による販売収入

という3つの収益源があるわけだが,昔はともかく,最近は1と2だけでは原価を回収できないという話を聞いた記憶があった.
色々調べてみたところ,「通常は 60 〜 70 % の雑誌原価だが、100 % を越えるものが出始めている」ということで,全雑誌が原価割れになってるわけではない模様(詳しくはこちらを参照).
この計算には2の広告収入が考慮されているのかどうか少々疑問なのだが,そもそも一般雑誌に比べるとマンガ雑誌は広告が異常に少ないので,無視してもそれほど影響はないと思われる.

結局は雑誌の赤字を単行本出版で埋めるというのが一般的なパターンなわけだが,そういう状況を反映してか,昔からある月刊少年ジャンプの休刊が決定したらしい.

その一方,単行本出版で帳尻を合わせれば良いという状況を逆手にとってか,最近では無料のマンガ雑誌も現れた.
通常のフリーペーパーと同じく,広告収入を前提にしているんだろうけど,色々と情報を集めてみる限りでは,広告収入はそれほど期待できそうにない感じ.
現物の配布は東京のみなので,評判のほどはよく分からないが,週刊ベースはつらいんじゃないかな?

投稿者 saihide : 14:27

2007年02月24日

人体の不思議展@高知県立美術館

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人体の不思議展を見に行ってきた.
私がまだ大阪の実家で生活していた頃,大阪で一度開催されたのだが,そのときは行くことができなかった.
それ以来,ずっと気になっていたのだが,このたび,四国初上陸ということで高知県立美術館で開催されるという.
高知まで行くというので悩みはしたものの,「この機会を逃せば後悔するに違いない!」ということで,片道3時間かけて行ってきた.

※注意! 冒頭の画像以外には画像はありませんが,人によっては気分を害するかもしれません.
また,リンク先にはグロテスクだと感じるかもしれない画像が含まれています.

人体の不思議展というのは,全国各地を巡回している催し物なのだが,名前のとおり人体を扱った展示会.
冒頭に挙げたリンク先を見てもらうと分かるが,筋肉や神経,骨,内臓がむき出しになった人体や,病気で変質した内臓や胎児などが,写真ではなく立体で展示してある.
これだけだと,理科室に置いてあった(かもしれない)人体模型のリアルなやつと代わりはないのだが,ここで展示してあるものは

すべて本物

つまり,

かつて人間だった物質

ストレートに言ってしまうと,

死体

なわけだ.
それそのものを展示すると腐敗してしまうので,ここで展示されているのは「プラストミック」という技術を使って,体内の水分を樹脂で置き換えてあるそうだ.
なので,ケース越しではあるが,そのものを直接見ることができる.

で,それらを遠目で見ると,超絶リアルな人体模型と同じなのだが,近くに寄って見てみると,プラスチックではありえない質感や切断面の処理の粗さなどによって通常の人体模型ではないというのがよく分かる.
ちなみにその質感だが,私は以前に作った塩漬け肉や洒落た店に置いてある生ハムの塊を思い出した.

それらを見ての第一印象だが,

ああ,人間って肉でできてるんだなあ.

というもの.
これまでに食べてきた食肉と同じような感じのものが人間の身体にもあるんだなあ,と.
「食肉=動物」であり,「人間=動物」である以上,当たり前のことではあるんだけど,普段考えないようなことなので,ちょっと新鮮だった.

次に思ったのは,

人間の身体って,こうなってるんだ

ということ.肩甲骨と肋骨ってつながってなかったのか.

その他,現在,腕の痺れや腰痛に悩まされていることもあって,そのあたりを重点的に見ていったのだが,見ながら「あの筋肉がこうなっていてるから...」などと身体を実際に動かしてみて筋肉の動きを手で触って確かめてみたりした.

そんな感じで見ていって,色々と発見があったり,考えさせられたりしたこともあったのだが,ある展示のところでふと思った.
その展示は全身の連続断面というやつで,身体を色々な方向からスライスされているやつ.『ザ・セル』という映画で馬の輪切りのシーンがあったが,あれの人間版だ.
ここで展示されている標本はすべて献体の同意をもらっているらしいのだが,そのときに同意した人って,こんな感じに輪切りにされることまで想定してたのかなあ...

ちなみに入場客もかなり多く,展示によってはケースに近寄りにくいこともあったくらい(街中の書店では入場券が売り切れていた).客層は女性7割に男性3割といったところか.
なぜか子連れで来ている人が目立ったのだが,ああいうのを見せて,子供が夜泣きしなりしないだろうか...
あと,どうも医療関係者が多かったらしく,「勉強になるわ」とか「これで採血が上手くなるかも」とかいう会話がもれ聞こえてきた.

脳の標本(本物?)を手で持ってみて重さを確かめたり(重さよりも感触が...),実際の標本を触ってみたりできるコーナーもあった.
最後には物販コーナーがあって,そこで販売されていた図録を買おうかと思ったのだが,夜中に目が覚めて,ふと本棚を見たときにこの図録があったりしたら,かなり怖い思いをしそうだったので止めておいた.

で,この記事を書くに当たって色々と調べてみたところ,賛否両論があるらしい.
また,献体の問題や標本化するための技術についても色々とあるらしく,本家からはニセモノ扱いされているようだ(こまかい話はこちらを参照).
こういうのを読んでしまうと,なかなか人には勧めにくいのだが,普段なかなか見れないものではあるので,時間と興味のある方はどうぞ.3月11日まで.

投稿者 saihide : 11:35

きょうは(BlogPet)

きょうは、さいと堀江へ機会みたいなblogするつもりだった?
でさいのバイパスっぽいblogしたかったの♪
でさいがblogしたの?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:25

2007年02月23日

アルポルテ(イタリアン)

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既に1ヶ月以上前のことだが,昼ご飯を食べに堀江のアルポルテまで行ってきた.旧の国道196号(でいいのかな? バイパスじゃない方)沿いの店だ.
堀江には有名な店がいくつかあるのだが,なかなか行く機会がないので,このアルポルテも今回が初めて.

店内はこんな感じ.

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4人掛けのテーブル席が1つか2つ,1人掛けのテーブル席が4-5つ,あと,この写真の左側にカウンター席があるのだが,それを含めても20席少々というところか.こじんまりとした店だ.

写真を見てもらえば分かるだろうが,全体的にピンク色(アマンド・ピンクというやつか?)が使われているので,かなり可愛らしい雰囲気.
客層も女性客がメインなようで,店内にいたお客さんのほとんどは女性,私以外にただ一人いた男性は家族連れのお父さんだけだった.

さて注文なのだが,週替わりだか月替わりだかのパスタ・ランチやグラタン・ランチ,ハンバーグ・ランチなどがランチメニューであった.
パスタが美味しいと評判なので,今回はパスタ・ランチ,その中でも店の名前がついた「なすとひき肉のアルポルテ風」というのを注文してみた.

まずはセットのスープとサラダ.

AlPorte_3.jpg

スープはおとなしい味で,サラダの方はあまり覚えていないのだが,不味かった記憶がないので普通に美味しかったのだろう.

で,問題のパスタ.

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「なすとひき肉の」パスタというので,ミートソースに茄子が混じっているものを想像していたのだが,全然違っていた.
ベースのパスタはトマトベースで,茄子は茄子だけで火を通してあるのかな? で,ひき肉はひき肉だけで甘めの味がついている.
つまり,パスタ,茄子,ひき肉をそれぞれ別に調理しておいて,それらを最後に合わせてあるのだ.
なので,それらを別々に食べると別の味がするし,合わせて食べると,それはそれで良い感じの味わいになる.
彦摩呂ならば

「味のスリーピース・バンドや〜!」

とでも表現するところだろう(そういえば最近見なくなった気がするなあ).

個人的には,もうちょっと量が欲しいところではあったが(大盛りの注文は可能らしい),この味で735円だったら満足かな.
他の料理も美味しいらしいので,また行ってみよう.

投稿者 saihide : 00:01

2007年02月22日

キーボードの掃除

このところ,キーボードの調子が悪く,キーを押したつもりでも,ちゃんと認識されていないことが多い.
現在使っているキーボードは私がWindowsマシンを使うようになってからずっと使い続けているので...おおっ,11年くらい使ってるのか?!
いや,よく見てみると,使い始めた頃はなかったキーがあるから,これは2代目だな.ということは愛媛に来てから買った分だろうから,6年くらい? どちらにしてもそろそろ寿命だよなあ.
ということで,新しいキーボードを買わなければならないのだが,

keyboard_1.jpg

き,汚い...
(あまりに汚いのでいつもよりも小さくしております)
これまでは調子が悪くなるのが怖かったのでやったことがないけど,キートップを外して洗ってみようかなあ.
ということで,やってみた.

参考にしたのはこちらの記事

まずはキートップを外さなければならないのだが,その前にデジカメで写真を撮っておくことに.
こちらの写真も掲載しようと思ったのだけど,あまりに汚いので掲載中止.

続いて,キートップを外す.これは手近にあったペーパーナイフを使った.
キーの間にペーパーナイフの先端を差し込んで,てこの原理でキートップを外す.
全部外すとこんな感じ.

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き,汚ねぇ...

まあ,自宅で過ごす時間の大部分が布団の上かPCデスクの前で,食事もPCデスクで食べているからなあ.

で,この汚れを綿棒を使って取っていく.

うわっ!

うわっ!

うわっ!

keyboard_5.jpg

こんなに取れてしまった...
(見ていて気持ちのいいものではないので,いつもよりも多めにモザイクをかけております.)

キーボード本体はとりあえずこれでOKだな.
次にキートップだが,これは液体洗剤で洗うらしい.参考にした記事ではガラスマイペットを使っていたが,台所用洗剤で入れたお湯に漬けてから洗ってみた.
洗っている最中はイヤになるくらいお湯が汚くなったのだが,洗い終わったキートップは,

keyboard_6.jpg

おおっ,キレイになるもんだなあ.
で,このキートップを元の場所にはめ込んでいくわけだが,普段はそれほど意識せずに叩いているキーボードなのだが,こうやってバラバラにされると,どこにどのキーがあったのかがよく分からない.
ここで先ほど撮影したデジカメ写真の登場.これを参考にしながらキーをはめていく.
基準になるキーがないので,端っこのキーからはめていくので,なんだかジグソーパズルをやっている感覚だ.

で,ようやく残り2つになったのだが,

keyboard_7.jpg

な,何なんだ,このキーは? キー表示が擦り切れてしまって判別できないぞ.
どちらかが「O」で,もう一つが「K」らしいのだが...
たぶん,こっちが「O」で,こっちが「K」だとは思うんだけど,ちょっと確信が持てないな...

まあ,いいか.どうせキーボードを見ながら打っているわけじゃないし,はめ込むキートップを間違っていても入力するときに正しいキーを押せばいいだけの話だからな.

ということで,確信が持てないまま,最後の2つをはめ込んで完成.

keyboard_8.jpg

おおっ,最初の汚さがウソのようにキレイになってるぞ!
ついでにキーボードの調子も良く...はならないか.
やっぱり新しいキーボードを買わないとなあ.

投稿者 saihide : 04:44

2007年02月21日

じゃこカツ@あげんどう

先日の夜のこと.
いつものように近所のスーパーに買い物に行ったところ,店の前にオレンジ色の派手なトラックが停まっていた.
ここは移動販売のメロンパンやロマンドロールがよく来ているので,その類だと思ったのだが,どうも今までに見たことのないタイプの車.
「何を売ってるんだろう?」と近づいてみたところ,じゃこカツの移動販売を行っているあげんどうのトラックだった.

じゃこカツというのは,『松紳』などのTV番組で取り上げられて有名になった料理(?)で,伊方町の道の駅の隣にある売店で販売されていることで有名なもの.

私はこれまでに食べたことがなかったので,即座に購入を決定.
その移動販売車ではじゃこカツ以外にもノーマルのじゃこ天やポテトなどのお馴染みのものだけでなく,「エビでガンス」なる謎の存在も売られていたのだが,今回はじゃこカツを2枚注文してみた.
すると,今から揚げるので5分くらい時間がかかるとのこと.タイミングが悪かったのかと思いきや,どうやら毎回注文を受けてから揚げているようだ.

寒空の下,しばらく待ってから商品を受け取る.値段は忘れてしまったが,1枚100円から150円の間だったと思う.

JakoKatsu_1.jpg

見た目は完全にコロッケかメンチカツ.
中身はこんな感じ.

JakoKatsu_2.jpg

最初にじゃこカツの存在を知ったとき,「じゃこ天にパン粉などの衣をつけて揚げたもの」だとずっと思っていたのだが,実際にはじゃこ天の材料である「魚のすり身を使ったメンチカツ」だ.
じゃこ天はどちらかというと歯応えのある感じなのだが,それに比べると,このじゃこカツは表面はサックリ,だけど,中身はちょっとふっくらした食感.まさに魚のすり身を使ったメンチカツといった感じ.

同じじゃこ天でも上品な宇和島よりも野趣あふれる八幡浜のじゃこ天の方が好みな私からすると,ちょっと上品な味わいのじゃこカツよりもじゃこ天のほうが好みかな.
でも,八幡浜よりも宇和島のじゃこ天のほうが好きな人は,じゃこ天よりもじゃこカツの方が口に合うかもしれない.
それでも美味しいことには違いないので,また移動販売車に遭遇した際には,じゃこ天とじゃこカツを1枚ずつ食べ比べてみよう.

なお,移動販売車のスケジュールはあげんどうのホームページで確認できる.

投稿者 saihide : 13:24

2007年02月20日

『天使と悪魔 上中下』ダン・ブラウン

ハーバード大学の宗教象徴学の教授である「ロバート・ラングドン」のもとにCERN所長「マクシミリアン・コーラー」から助力を求める電話がかかった.
CERNの物理学者が殺害され,その胸にはラングドンが研究している「秘密結社イルミナティ」の焼印が押されていたのだ...

映画化されて話題になった『ダヴィンチ・コード』の前作に当たる作品で,卒業生にして同僚な人が貸してくれた.
どうも私は現代を舞台にした翻訳小説は読むのが遅くなる傾向があるようで,そのせいで,この作品はかなり以前から借りていたものの,なかなか手にとらずに借りっぱなしになっていた.
さすがにそろそろ読まなければならないと覚悟を決めて読み始めたところ...

あっという間に読み終えてしまった.

文庫で3巻組,全部で900ページ強の作品で,上巻の読み始めこそ苦しんだものの,途中からは読書スピードがグングン上がり,中巻は2時間もしないうちにノンストップで読み終えることができた.
ローマの地名や芸術家&その作品など,あまり馴染みのない固有名詞がガンガン出てくるので,私が苦手なタイプの小説であるはずなのだが,話の展開が速いので,次々にページをめくってしまうのだ.こういうのを「リーダビリティが高い作品」というのだろう.

ストーリーも二転三転していき,なかなか気の利いたラストにつながっていくのだが,一番最後がなあ... これがもうちょっと違っていれば,かなり評価が高い作品になったのに.

投稿者 saihide : 02:19

2007年02月19日

闘牛@久万ノ台(ラーメン)

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先日,衣山の交差点から北側を見たところ,「2/15 オープン」と大きな垂れ幕が見えた.
以前は花園町にあった闘牛が移転オープンしたらしい.
これは早速行かねば!ということで行ってみた.

オープンしたばかりの日曜日,昼時はきっと混んでいるだろうと思って,14時前くらいに行ってみたのだが,それでも満席.しばらく近所のブックオフで時間をつぶしてから再度行ってみたところ,1席だけ空いていた.ラッキー.

店内はこんな感じ.

TougyuNew_2.jpg

4人がけのテーブル席が5つほど,2人がけのテーブル席が3つほどだったかな?
以前の店は奥に長細いイメージがあったのだが,新しい店は四角い感じ.内装もかなりシンプル.まあ,これはまだ新しくて,白い壁紙が目立っていたせいかもしれないが.

で,注文.前回と同じく鳥そばを頼もうかとも思ったのだが,この店では焼きめしを食べたことがないのに気がついたので,ラーメン半チャンにした.鳥そば半チャンという選択肢もあったのだが,鳥そばだったら普通の白ごはんでいいような気がしたので.

店がほぼ満席だったせいか,ちょっと待つことになったが,まずはラーメン登場.

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非常にシンプルな醤油ラーメンだ.

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麺はあいかわらずの縮れ麺.
チャーシューはとろけるタイプではないが,味がよく染み込んでいて美味しい.
確か単品では450円だったとおもうのだが,かなりのコストパフォーマンスだ.

で,焼きめし(半ちゃん)登場.

TougyuNew_5.jpg

多くの焼きめしにはネギが入っていると思うのだが,それっぽい緑色はまったく見られない.
で,卵に見える黄色だが,これも三分の一くらいはとうもろこしだ.
うーん,ネギが入っていない&とうもろこしが入っている焼きめしというのは珍しいかも.
味つけはかなりおとなしめなのだが,その分,とうもろこしの甘さが効いている.うん,これはこれで美味いぞ.

この半ちゃんを含めたセットで650円か.この近くには松山分校という強力なライバル店があるわけだが,そちらの焼きめしセットが790円だったかな(分校ラーメンの場合)?
まあ,分校はコッテリ豚骨,こちらはあっさり醤油と客層が違うので棲み分けもできるかなあ.

あと気になったのは駐車スペースと営業時間.
市駅前から移転してきて196号線沿いで商売するということは車のお客さんをメインにするということだと思うのだが,駐車スペースが3-4台分しかない.まあ,これは闘牛に行く前後にブックオフに寄るお客さんが多数続出することでカバーされるんだろう.
でも営業時間が11時開店はいいとして,19時ラストオーダーというのはちょっと早すぎるような気がする.せめて20時くらいにはならないかなあ.

投稿者 saihide : 00:08

2007年02月18日

一鶴(骨付鳥)

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讃岐うどんツアー最後の目的地が,この一鶴.この店を知らない香川県民はいないとされるくらい有名な「骨付鳥」の店だ.
「骨付鳥」は松山でも出している店ができたので知っている人も多いだろうが,鶏のもも肉を骨ごと窯で焼き上げた料理.一鶴はこの骨付鳥を最初に出した店だそうで,商標登録もしているのだとか.
香川県内にいくつか店舗があり,最近では横浜や大阪にも出店しているらしいのだが,発祥の地は丸亀.ということで,どうせならば丸亀の本店に行くべきだったのだろうが,今回は雑誌に地図が掲載されていた土器川店に行ってきた.

店内はこんな感じ.

Ikkaku_2.jpg

もっと細かく区切られたお洒落な店をイメージしていたのだが,どちらかというと歴史のあるビアホールみたいな感じだった.個人的には子供の頃に連れて行かれた焼肉屋さんを思い出した.

骨付鳥の店だから骨付鳥を注文するのは当然のことなのだが,やわらかい「ひなどり」(819円)と歯応えがあって味が濃厚な「おやどり」(977円)がある.私が注文したのは「おやどり」だったかな.

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味なのだが,食べたことのある人は分かると思うが,基本的に辛い.
なので,この料理単体で食べるとかなりツライ思いをすることになるわけで,やはりここはビールを!
といいたいところだが,車で来ている以上,ビールを飲むわけにはいかない.ううっ...
なお,同行者の注文した「ひなどり」も一口食べさせてもらったが,個人的には「おやどり」よりも「ひなどり」の方が美味しかった.でも同行者の中には「おやどり」の方が美味しいという人もいたので,個人差の範囲内だろう.

で,ビールの代わりといってはなんだが,ごはん物を注文.

まずは「とりめし」(420円).

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いわゆる「鶏の炊き込みご飯」なわけだが,なかなか美味しかった.

で,「むすび」(315円).

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いわゆる「おにぎり」なわけだが,このおむすびを骨付鳥の皿にたまったタレ&肉汁につけて食べるのが美味しいらしい.
実際にやってみたのだが,うーん,ちょっと油っぽくなるから,これは個人的にはイマイチかなあ.

あと,今回は注文しなかったのだが,小鉢類が充実していた.いろいろあったのだが一律368円.どう考えても原価が違うだろう?というようなメニューも同じ値段だったのだが,あれは量で調整してあるのだろうか?

で,総評だが,値段分の満足感はあるのだが,これを食べるためにわざわざ香川にいく価値があるかといわれると少々微妙.
他に同じような料理を出している店がなかった昔ならいざ知らず,今では松山でも同じような料理が食べられる.
同行者は松山の店にも行ったことがあるというので比較しての感想を聞いてみたところ,「それほど違いはない」そうだ.だったら松山で食べればいいかなという感じ.
ただし,これはビール抜きでの感想なので,ビールと一緒に食べるとまた評価が変わってくると思われる.出張で香川に行く機会があれば,ビールと一緒に食べて試してみたいところだなあ.

これで讃岐うどんツアーも全行程を終了.あとは松山に帰るだけ.
行きは地道でやってきたが,帰りは高速を使うことに.
高速教習はやったが,それから高速道路を走るのはこれが初めて.
初めての高速が夜かあ...と思っていたら,雪が降ってきた.
ううっ,初めての高速なのに,いきなり悪条件てんこ盛りか...
まあ,無事に帰ってこれたからいいんだけど.

投稿者 saihide : 10:45

2007年02月17日

瀬戸大橋記念公園

讃岐うどんツアー.7軒分もうどんを食べればうどんはもういいだろう,ということでうどん屋さん巡りは終了.
讃岐うどんツアーの最後はもう一つの香川名物で〆ることにしていたのだが,そのためには16時以降に丸亀にいなければならない.松下製麺所を出たのが14時過ぎ,移動時間を差し引いても1時間くらいは時間をつぶす必要がある.
色々と検討した結果,とりあえず瀬戸大橋を見に行くことになった.

で,思ったよりも時間はかかったが,瀬戸大橋記念公園に到着.

SetoOhasi_0.jpg

お世話になっている人も多いであろう瀬戸大橋.こうやってみるとやっぱりデカイ.
この写真では分かりにくいが,上には自動車が,下には電車が通っていて,この日も元気にアンパンマン列車が走っているのが目撃できた.

しかし,寒い.激烈に寒い.

周りに遮蔽物がないため風が強い上,ここに向かう途中から雪が降り出しているような天候だったので,このままでは凍死しかねない.
ということで,避難しに行ったのが,

SetoOhasi_1.jpg

この瀬戸大橋記念館.
この写真では分かりにくいだろうが,どこかの神殿を思わせるような造りになっていて,豪華というか重厚な建物だ.
瀬戸大橋が開通された頃に作られたようで,当時は入場料を徴収していたのだが,現在では無料になっている.
中には瀬戸大橋の工事に関する映像や写真,模型などが多数展示されており,それに関連したゲームもあったりするのだが...

凄かった

おもわず収支関係の数字を探してしまうくらい

凄かった

平日だったこともあるのだろうが,入場者は我々のみで,どう考えても働いている職員の数の方が多かったのだが,思ったよりも人件費は高くないな.
というか,物にかかるコストが高すぎて人件費の高さが目立ってないだけか.

まあ,それくらい

凄かった

ということで,日本のハコモノ行政に思いを馳せつつ,記念館を出てきたのだが,他にも見るべきものはまだまだあった.
記念館周辺は公園になっているのだが,

SetoOhasi_2.jpg

こんな感じのオブジェや岩で作られたオブジェ各種,飛び石で渡ることのできる池(滝の裏をくぐれたりもする)などなどが点在している.

巨大なヤシの木(?),高架の道路,石畳&岩でできた謎のオブジェ.
これで青空が広がっていたりしたら,

「ここはマレーシアか?」

と思ってしまったことだろう(私の中のマレーシアやシンガポールのイメージはこんな感じなのだ).

近くには東山魁夷せとうち美術館などもあるので,その気になれば一日中遊べそうだな.

投稿者 saihide : 12:00

グラハムは讃岐へさいのうどんも選択した(BlogPet)

グラハムは讃岐へさいのうどんも選択した。


先日,学生さんと話していて話題になった一風堂に行ってみようと大街道まで出かけたところ,その隣のほうに「おたたさん」という回転寿司がオープンしていた..



*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:31

2007年02月16日

cuccuma(カフェ)

Cuccuma_1.jpg

既に1ヶ月以上前の話だが,東雲町(というよりもロープウェイ街の坂の上という方が分かりやすいだろうな)に新規開店したcuccumaというカフェに行ってきた.
場所的にCafe Take Fiveのカフェ部門(ギャラリーでの飲食)がちゃんとした店になったものだと最初は思っていたのだが,ギャラリーを素通りして階段を上がって二階にあるところからすると,まったく別の店のようだ.

階段を上がったところにある入り口.

Cuccuma_2.jpg

道路側が一面ガラスになっている.この日は曇りがちで天気が悪かったのだが,天気のいい日はかなり暖かそうだ.

他のお客さんがいたので写真が撮りにくかったのだが,店内はこんな感じ.

Cuccuma_3.jpg

入り口の壁もそうだったが,天井もコンクリートの打ちっぱなしそのまま.
それだと冷たい印象の店内になりそうなのだが,そうでもなくて,なかなか居心地はよさそうだ.ソファやテーブルなどのインテリアのためだろうか.

ランチタイムは日替わりランチがあったので,それを注文.

Cuccuma_4.jpg

右手前から時計回りに,

・サトイモの天ぷらとマカロニサラダ.
・チキン南蛮
・ごはん
・サラダとりんご,ハムに見えるがエスニック料理についている「えびせん」

となっている.
チキン南蛮は美味しかったし,サトイモの天ぷらは表面はカラッとしているのに内側はしっとり・ねっとりしたサトイモという面白い食感でこれも美味しかった.
しかし,女性ならともかく,男性からすると,量がちょっと不足気味.これで700円というのはなあ...

と思いつつ,店を出ようかと思ったところ,

Cuccuma_5.jpg

デザートが登場.
この日は豆乳プリンとアイスのきなこがけという,イソフラボンたっぷりのデザートだった.
うーん,このデザート込みで700円か.男性はともかく,女性には喜ばれるメニュー&値段設定かもしれないなあ.

ちなみに店名のcuccumaというのは「コーヒーのポット」という意味だそうで,コーヒーが自慢の店だそうだ.
食後のドリンクは200円引きで,ホットコーヒーが450円だから,ランチを食べた後にコーヒーを注文すると950円か.
うーん,800円くらいだったら注文してみるんだけどなあ.

投稿者 saihide : 02:20

2007年02月15日

『ボトルネック』米澤穂信

2年前に転落死した恋人を弔うため,東尋坊を訪れた「嵯峨野リョウ」だが,眩暈のために崖から落ちてしまう.
しかし,気がついてみると,リョウは自宅のある金沢市の見慣れた公園にいた.釈然としないものを感じつつ,自宅に戻ってみると,そこには生まれなかったはずの姉「嵯峨野サキ」がいた.
どうやら,この世界はサキの代わりに自分が生まれなかった世界らしい...

最近のイチオシ作家である米澤穂信の最新作.
ほろ苦い青春ミステリが得意な作者であり,本作の主要登場人物も高校生だし,描かれているテーマも青春物にふさわしい.
ただし,この作品,ほろ苦い作品ではなくて,

激苦!!!


読む前から各方面で「読後の精神的ダメージが大きな作品」と評価されていることは知っていたので,それなりに構えて読んでいたのだが,こうくるとは思わなかった.
なんというか,ある種の精神的傾向を持っている人が状態の悪いときに読んでしまうと,取り返しのつかないことをしてしまいそうなくらいの苦さ.

なのに,表表紙のイラストは青空に崖(東尋坊?),裏表紙のイラストはオレンジ色のスクーターと,かなり爽やか系.ある意味で詐欺に近いものがある気がするのは私だけだろうか?

4章のラストから終章にかけての盛り上がり,そして最後の1行は強烈なので,読んで損はないと思うのだが,精神状態の良いときに読んだほうがいいだろうな.


・おまけ
作中に出てくる川守少年って,やっぱりこれなのかなあ?

投稿者 saihide : 00:18

2007年02月14日

松下製麺所(讃岐うどん)

MatsusitaSeimen_1.jpg

讃岐うどんツアーも佳境,というか,うどん屋さんとしてはこれが最後.7軒も巡ればもう十分だろう.
最後の店は高松市中野町の松下製麺所.高松市のメインストリートをちょっと脇に入ったところにあるのだが,周辺が一方通行だらけ&駐車場がないので,歩いていった方が確実かも.

店の中はこんな感じ.

MatsusitaSeimen_2.jpg

奥に作業場があり,その手前に麺の茹で場,さらにその手前の壁沿いにカウンターっぽいテーブルがあり,それほど広くはない.

うどんだけでなく,日本そばや中華そばもあるのだが,ここで日本そばや中華そばを注文するのもおかしな話だろうということで,うどんを1玉注文.
丼にはいったうどんを渡されるので,冷たいのがいい人はそのまま,温かいのがいい人は茹で場で自分で温める.
この前にさぬきうどんアイスを食べたためか,何も考えないうちに茹で場に向かい,テボ(うどんをゆでるザル)に麺を入れた.
しかし,どれくらい茹でればいいのかが分からない.うーん,適当にやるしかないか.
その後,温かいだし,ネギ,そして天かすをかけて完成.

MatsusitaSeimen_3.jpg

麺はちょっと細めかな.天かすの粒子(?)が細かいのもちょっと特徴的.
で,味の方なのだが,ちょっと茹で過ぎた&だしが中途半端にぬるかったためか,個人的にはイマイチだった.
以前に讃岐うどんツアーを行った学生さんはこの松下製麺所を絶賛していたし,ネットでの評判もかなり良いので,やっぱり茹で過ぎたのが問題なんだろう.

ちなみに温かいだしをかけるうどん以外にも,つけだしで食べたり,醤油うどんで食べたりもできる.
麺が比較的細かったので,ざるうどんのようにつけだしで食べるのが美味しいそうだな.

で,この記事を書くために調べてみたところ,うどんではなく中華そばを頼む人も多いらしい.
中華そばなら中華そば用のスープが出てくるのかというとそうではなく,うどんとおなじだしをかけて食べるのだが,不思議なことにちゃんとラーメンの味がするという.
通の中には,うどんと中華そばを1玉ずつ頼み,それを同じ丼の中で混ぜて食べるのだとか.
中華そばをうどんだしで食べるのはともかく,うどんと中華そばを混ぜて食べるのはどう考えてもマズイと思うのだが...

投稿者 saihide : 00:03

2007年02月13日

道の駅 滝宮(讃岐うどん?)

UdonIce_1.jpg

讃岐うどんツアー,今回は番外編になるのかな?
なかむらで超美味な釜玉を食べた一行,次なる目的地は仏生山の宮武製麺所.
しかし,移動することを考えると時間的に厳しい(営業時間が14時まで)&うどん以外のものが食べたいという欲求が高まっていたので,宮武製麺所はパス.
その代わりに行ったのが,この道の駅「滝宮」
なぜココに来たのかというと...そう,写真を見れば分かるとおり,さぬきうどんアイスを食べに来たわけだ.
言っておくが,ココに行こうと言い出したのは同行者の方であって私ではない.
まあ,「それは怪しげでいいなあ!」と賛成したことは確かであるが...

で,この道の駅,産直市やらレストランなどの施設が色々とついており,その中には綾川町うどん会館がある.ここではうどんを食べられるだけでなく,実際に作ることのできる「うどん教室」もあって,参加する計画もあったのだが,事前予約が必要&到着時間が読めないという理由で断念した.

で,問題のさぬきうどんアイスだが,売店で販売されていた.

UdonIce_2.jpg

一般向けの「さっぱり」,チャレンジャー向けの「純こってり」「超こってり」の3種類があったのだが,「挑戦する心」の持ち主として「純こってり」を買ってみた.



いや,本当は「さっぱり」を買おうと思ったら,既に売り切れだったのだ.
きっと天が私に「挑戦する心」を思い出させようとして,あえて「さっぱり」を売り切れにしたのだろう.

しかし,私以上の「挑戦する心」の持ち主が「超こってり」を注文したので並べて撮影.

UdonIce_3.jpg

どう見ても色が違う.さすが「超」である.ちなみに3種類のどれを選んでも150円.

で,味について.
説明書きによると,「アイスクリームよりもうどんだしの『いりこ』『かつお』風味を強調したアイス」とあるので,うどんだしのシャーベットのようなものを想像していたのだが,全然そんなことはなく,バニラアイスをちょっと薄くした感じ.
「うーん,言われれば微妙にうどんだしの味がするかな?」という感じで,「こってり」という名前の割には普通のバニラ味よりも「さっぱり」していたくらい.
そういう意味では名前負けしている感じがしたが,微妙に後味が悪く,チョコチップならぬ「冷凍うどんチップ」が入っているところが普通のアイスとは違っているな.

では,「純こってり」をパワーアップした「超こってり」も実は「さっぱり」しているのだろうか?

UdonIce_4.jpg

これが「超こってり」のアップなのだが,ところどころに見える黒い点はチョコチップでもなければバニラビーンズでもない.「いりこ」だ.
それだけでも強烈なのだが,ベースのアイスクリームの味自体も「純こってり」よりも強烈になっている.
食べられないほど強烈にマズイわけではない.
ただ,食べたいと思うほど美味しいわけでは決してない.
ということで,話のタネにしたい人は,ぜひとも「純こってり」ではなく「超こってり」を注文していただきたい.
なお,口直し用というわけではないだろうが,通常のアイスも販売されているので,ご安心を.


・おまけ
帰りは高速道路を使ったのだが,石鎚サービスエリアで小休止した際に購入.

SioSoft.jpg

伯方の塩ソフト,つまり塩が混じったソフトクリームであり,実際に塩味を感じるのだが,これが意外なくらい美味しかった.250円也

投稿者 saihide : 00:08

2007年02月12日

スープごはん豆乳チャウダー@緑モス

MosTounyu_1.jpg

緑モス限定のモスのごはん.現在は11月に切り替わった秋冬メニューでスープごはんが主体になっているわけだが,花粉が悲惨,じゃなかった飛散し始めている現在,そろそろ新メニューに切り替わってもおかしくない.
ということで,全メニュー制覇のため,まだ食べていない豆乳チャウダーを食べてみた.

豆乳チャウダーというだけあって,中には豆乳が入っているのだろうが,私は豆乳が積極的に好きというわけではない.
なので,それほど積極的に食べたかったわけでもなかったのだが,これを持ってこられたとき,正直,ちょっと後悔した.というのも,見た目は地味だし,匂いの方も別に悪い匂いがするわけではないのだが,カレーやトマトポトフのような食欲をそそるような匂いはしなかったからだ.

「これに590円払うんだったら,バーガー類にオニポテセットをつけた方がコストパフォーマンスは高いよなあ」

などと思いつつ,スプーンでスープと底に沈んでいるごはんをせっせと混ぜる.

MosTounyu_2.jpg

まずは具のほうだが,鶏団子,ブロッコリー,にんじん,キャベツ,じゃがいもが入っていた.

MosTounyu_3.jpg

で,ごはん.
以前,学生さんに「シチューにはパンか白米か?」と聞かれたことがあるのだが,基本的にはパン派だ.
というのも,私の実家でシチューが食卓に並ぶようになったのは高校生くらいからで,それまでシチューを食べることがあったのは小学校の給食のみ.で,私が小学校のときは給食はすべてパンだった.
そのため,「シチューにはパン」という関連付けがなされてしまっているので,実家の食卓に並ぶようになったときもシチューのときはパンを食べていた.しかもフランスパンなどという高尚なものはなかったので食パンを.

ということで,シチュー,しかもクリーム系のシチューにごはんというのはそれほど好きではない組み合わせだったのだが...

これがかなり美味しかった.
優しい味ではあるのだが,しっかりコクがあるというかなんというか.
寒いときや弱っているときに食べると,体の芯から温まるような味わい.
ボリュームもそれなりにあるので,女性ならこの一品だけで十分満足できるかもしれない.それを考えると590円という値段はそれほど高くないのかな.

さて,これで以前からあったタコライストマトポトフ,新メニューのチキンカレー,そして今回の豆乳チャウダー,とモスのごはんの秋冬メニュー全4品は制覇できたな.
と思って,確認のためにプレスリリースを読んでみたところ...
ありゃ? トマトポトフも秋冬用にリニューアルされているのか.
うーん,ということは,トマトポトフも食べないと制覇したことにはならないのかなあ.

投稿者 saihide : 05:11

2007年02月11日

なかむら(讃岐うどん)

Nakamura_1.jpg

まだまだ続くぞ,讃岐うどんツアー!
ということで,6軒めは丸亀市飯山町西坂元のなかむら
参考にしたパンフレットでは,土器川の東側の道路(県道195号)を北上していくと,高柳の信号に出る前に見えるとのことだったので,そのとおりに車を走らせて見たのだが,全く店舗らしい建物は発見できず.
仕方ないので,それに平行に走っている細い道を同じように走ってみたのだが,やっぱり発見できず.一体どうなってるんだ?
しかし住所からすると,この近辺にあることは間違いない.
結局,195号線とそれに平行している細い道を結んでいる道をアミダクジの要領で片っ端から走破していって,ようやく発見することができた.

写真に写っている建物が作業場 兼 店舗.
見てのとおり,かなり小さいのだが,この左側にある建物の中にもテーブルがあって,そちらでも食べることができる.
中はあまりも混雑していたので写真は撮れなかったのだが,お客さんでいっぱいだった.

で,ようやく到着したのはよかったのだが,6軒めともなると既にお腹はいっぱい.
さすがに一人で1玉は苦しいだろうということで,2人で1玉の釜玉を注文することにした.
この注文の仕方はあまり歓迎されないことなので,せめてもの罪滅ぼしに混雑する店舗内ではなく,店の外で麺が茹で上がるまでの10分ほどを待つことに.あまり寒くない日で助かった.

隣の家の犬と遊んだりしているうちに,麺が茹で上がったとのことだったので,店内に釜玉を受け取りに行く.
ついでに天ぷらもチョイスすることにしたのだが,予定していた海老天がカニかまぼこみたいな外見だったので,ゲソ天に急遽変更.

Nakamura_2.jpg

1玉150円で天ぷらが100円,それに釜玉の玉子の分で合計300円也.
割り箸のせいで見にくくなっているが,麺がちょっと平たいような感じがした.

で,食べた感想だが,


!!!!!!!


山越の釜玉を食べて,それまでの釜玉のイメージを改めた私だったが,それが上書き更新されてしまった.


美味い


美味すぎる


これは釜玉としても美味いんだろうけど,それ以上に麺が美味いのだろう.
麺単体で食べても,谷川米穀店と甲乙つけがたいくらいの美味さ.
この美味さなら,2人で1玉じゃなく,1人1玉でも十分食べられただろう.
ということで,ここまでの讃岐うどんツアーで巡った店の中では第1位にランキングされた.また讃岐うどんツアーをするときは絶対に来ることだろう.


なお,分かりにくい店舗の場所なのだが,土器川沿いの県道195号を走っていくと,道の東側に地面がむき出しのところがあって,

Nakamura_3.jpg

こんなポールが立っている.ちなみにポールの上にはこいのぼりがあった.
この場所の脇に下りの坂道があるので,そこを降りていくと辿りつける.
これで次は迷うことなく行けるぞ.

投稿者 saihide : 03:33

2007年02月10日

とか考えてたよ(BlogPet)

そういえば、さいが
ほんとうは、谷川は以前,大街道のちゃんぽんの店びいどろの記事を書いたが,松山にはちゃんぽんが名物で『の店がもう一軒ある.それがこの「びいどろ」で,こちらは大手町の大通りをちょっと北に入ったところにある.とか考えてたよ。
とか思ってるよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:26

谷川米穀店(讃岐うどん)

TanigawaBeikoku_1.jpg

讃岐うどんツアーの5軒め.山越と並んで,これも名店の誉れの高い「谷川米穀店」に行ってきた.
名前が「製麺所」ではなく「米穀店」である上,外見が完全に民家なので(「米」の看板以外は米屋にさえ見えない),ちゃんと情報を仕入れていない人は絶対に辿り着けないだろう.
今回は同行者の中に以前来たことのある人がいたので大丈夫だったが,私一人だったら無事に辿り着けたかどうか,正直なところ自信がないくらい.いちおう明神川にかかる橋と信号,それに神社(?)を目印にすれば大丈夫だとは思うが...
かなりの山奥にあると聞いており,実際に国道438号線をもう数キロ東に走れば徳島県というくらいの香川県の最果てにあるのだが,道路がそれなりに整備されているので,場所さえ知っていれば行くのに苦労することは無いだろう.まあ,遠いことは確かだけど.

で,この谷川米穀店,営業時間が11時から13時までの2時間のみ(麺が売り切れればその時点で閉店).しかも,香川県の最果てということで,普通ならお客さんは地元の人のみになるのだろうが,県内外からファンが多数訪れて行列ができる店.
今回は平日,しかもタイミングよく11時過ぎに到着できたので,行列に並ばなくて済んだ.

TanigawaBeikoku_2.jpg

これは店の奥のテーブル席から撮影したもので,それほど混雑しているように見えないかもしれないが,店舗の三分の一程度の作業場はともかく,残りの客席は既に満席.
メニューはシンプルで,「温かい」あるいは「冷たい」うどんだけ(1玉105円).オプションも玉子が存在するのみ.
前の店の山越で釜玉を食べたばかりだったので,今回はシンプルに「温かいうどん1玉」にしてみた.

TanigawaBeikoku_3.jpg

これに卓上の醤油とネギ,好みに応じて粉唐辛子をかけて食べるわけだが,それ以外になぜか「酢」,そして,最大の特徴かもしれないが,「青唐辛子の佃煮風」という謎の薬味がある(写真を写すのを忘れた).
味付けの加減がよく分からなかったのだが,とりあえず醤油,おそるおそる酢を少々,そして青唐辛子の佃煮風を適当に入れてから食べてみた.

辛ッ!!

しまった,青唐辛子を入れすぎてしまったようだ.

しかし,それ以上に

麺が美味しい

歯応えもそれなりなのだが,それよりもツルツルいける感じの方が強いか.
さすがに5軒めともなると,かなりお腹がいっぱいだったので,正直なところ食べられるかどうか心配だったのだが,この麺の美味しさ,そして,それまでの店にはなかった唐辛子の刺激のため,何の問題もなくツルツルいけてしまった.

この「谷川米穀店の醤油うどん」と「山越の釜玉」,どちらが美味しかったかいわれると,僅差で山越の釜玉に軍配が上がるのだが,醤油うどんでなく釜玉で比べると,もしかすると谷川米穀店の方が勝ったかもしれない.それくらい麺が旨かった.

ただ,酢の存在意義がちょっと分からなかった.もしかすると今回の私のように青唐辛子を入れすぎた人の救済措置として置いてあったのだろうか.

ちなみに,この店はこれまでの店と違って後払い方式.
お客さんを観察していたところ,多くのお客さんがガンガンおかわりしていたので,その度に会計をするよりも最後に一括して精算したほうが確かに理に適っている.
次に行くときは,釜玉&おかわりにチャレンジしてみよう.

投稿者 saihide : 00:01

2007年02月09日

『幻夜』東野圭吾

阪神大震災の朝,「水原雅也」は借金のあった叔父を殺すが,その現場を「新海美冬」に目撃されてしまう.
しかし,美冬は雅也のことを警察に通報するどころか,雅也を守るような行動を取る.天涯孤独となった二人は共に東京に出て...

ドラマ化もされた,『白夜行』の続編であるとも続編でないとも言われている作品.
単独で読んでも通用するという点では続編ではないのかもしれないが,やっぱり続編だろう,これは.

基本的な話の構造は『白夜行』と同じで,ヒロインが成り上がるのを陰で支える男性の話.
しかし,『白夜行』では男性の行動が自発的に思えたのが,本作ではヒロインに操られていることが明らか.
このあたりで評価が分かれるようで,一つは,『白夜行』のラストの結果がヒロインを変えてしまった説で,もう一つは,実は『白夜行』でもヒロインが男性を操っていた説.個人的には前者だと思うのだが...

『白夜行』に比べると,なんだか下世話というか,犯行に直接関与していることが明白であり,想像の余地がないというか,そのまんまなので,個人的には『白夜行』の方が圧倒的に評価が高い.

しかし,『白夜行』でもラストの解釈が分かれていたが,本作もそれは同じ.
雅也はああなることを知っていたのか?
知らなかったのだとしたら,あれは偶然なのか?
美冬の最後の行動からすると...

投稿者 saihide : 03:45

2007年02月08日

山越(讃岐うどん)

Yamagoe_1.jpg

讃岐うどんツアーも既に4軒め.
今回のうどんツアーで巡る店の選択については基本的に同行者にお任せだったのだが,この「山越」だけは必ず含めてもらうようにお願いしていた.
讃岐うどんに詳しくない私でも知っている有名な店だ.
綾川町羽床上というところにあるのだが,となりに保育園か何かがある関係で,子供の声が騒がしかった.

近所にある駐車場に車を止め,店に入ったところで撮ったのが冒頭の写真.
パンフレットにもこのような写真が掲載されていたので,ここが店舗なのだと思っていたら,これは繁盛した結果,増設された日本庭園とお土産販売所.

実際の店舗は,

Yamagoe_2.jpg

こんな感じ.
休日にはこの戸の前に長蛇の列ができるらしいが,この日は平日だったので,行列はなかった.

で,この戸を開けて店舗に入ってみると,

Yamagoe_3.jpg

これまで巡ってきた家内制手工業的な店と違って,大人数&ちゃんとした分業体制でうどんが提供されているようだ.
で,注文なのだが,ここまでのローテーションでいくと,「冷たいのを醤油で」なのだが,この山越は「かまたま(釜玉)」発祥の地として有名な店.ならば釜玉を食べるしかないだろう!
ということで,

Yamagoe_4.jpg

釜玉の小(1玉)にちくわの天ぷらをつけてみた.これで150円+100円の250円也.
釜玉を知らない人がいるかもしれないが,釜玉というのは,釜からあげたばかり=茹でたてのうどん(=釜揚げ)を冷水でしめないで,そのまま生玉子と和えたうどんであり,これに醤油をかけて食べるもの.うどん版「玉子ご飯」とか,うどん版「カルボナーラ」といった感じの料理だ.

で,食べてみたところ,

うめぇぇぇぇぇ!!!!

正直言って

「釜玉発祥の地とかいうけど,そもそも私は釜玉がそれほど好きじゃないんだよな」

などと少々なめたことを考えていたのですが,そんな不埒なことを考えていて,本当にごめんなさい.
めちゃくちゃ美味かった.これまでの4軒の中ではトップの美味しさ.
まあ,うどん単体で味わったわけではないので,他の店と比較するのはちょっと不公平な気もするが,それくらい美味しかった.
なるほど,この旨さなら,店を増設できるくらいの人気店だというのも頷ける話だ.

で,あまりにも美味しかったので,麺が8玉とダシ醤油がセットになったお土産ボックスを1500円で購入.これに加えて玉子を準備すれば,自宅でもこの感動が味わえるのか!

とニコニコしていたところ,お土産販売所では麺4玉を400円,ダシ醤油1本を300円で販売していた.

あれ?

お土産ボックス=麺8玉+出汁醤油=1500円

お土産ボックス=麺4玉×2+出汁醤油=1500円

お土産ボックス=400円×2+300円=1100円=1500円??

この差額の400円って,もしかして箱代??




 _| ̄|○  やられた... 


箱代に400円払うくらいだったら,麺を4玉余分に買いたかった...

投稿者 saihide : 00:05

2007年02月07日

赤坂(讃岐うどん)

Akasaka_1.jpg

讃岐うどんツアーの3軒めは綾川町陶の「赤坂」.
県道17号線から県道276号に入って,ちょっと行ったところ.2軒めの「たむら」とそれほど離れていない.
県道276号を走っていると看板が見えるので,その角を曲がると写真のような店舗(?)が見える.
外から見ると営業しているのかどうか全く分からなかったので,ドキドキしながら戸を開けてみると,おばちゃんが...

Akasaka_3.jpg

と,独特の抑揚をつけた挨拶をしてくれた.どうやら営業しているらしい.

店はかなり狭く,というか建物の中はこんな感じで,

Akasaka_2.jpg

ほとんどが作業場で,食べるスペースはほとんど無い.というか座れる場所は全く無い.
普通はここでうどんを受け取り,外のテーブルで食べるというスタイルのようだが,今回は他にお客さんがいなかったので,狭いスペースを我々だけで占領した.

入店すると,おばちゃんが早口で店のシステムを説明してくれるのだが,早過ぎて理解できない.何度か説明を聞き直して,ようやく分かった.
メニューは,「温かい」あるいは「冷たい」の2択,それに「醤油」あるいは「ダシ」の2択の組み合わせ,つまり4種類.それに玉数を組み合わせるようだ.
具は全く存在せず,基本的に麺のみの店だ.

1軒めが温かいダシ,2軒目が冷たい醤油だったので,ローテーション的に「温かいダシ」を注文.

Akasaka_5.jpg

1玉で150円也.6Pチーズの空き箱に自分でお金を入れることになるので,お釣がでないように準備しておいたほうがいいだろう.

で,この店の唯一の具といえるものはネギなのだが,そのネギは,

Akasaka_4.jpg

そう,讃岐うどん名物「ネギは自分でハサミで切ってね」である.
おおっ,これが有名なネギ&ハサミか!と感動しつつ,ハサミでチョキチョキ切っていると,

「二つに折って,重ねて切ると速い!」

と厳しい指導が.
おおっ,確かに! 何にでも工夫の余地というものはあるものだなあ.

さて,ネギも入れたことだし,うどんを食べてみよう.



こ,これは...
「讃岐うどん=歯応えのあるうどん」というイメージを完全に覆すような柔らかさ.
生粋の松山のうどんは柔らかめと言われているが,それを超えるような柔らかさ.
はっきり言うと,「茹で過ぎじゃないのか?」と思ってしまうくらい柔らかかった.

そして,それを助長するのがおばちゃんの接客.
歌うような独特の抑揚をつけて話をしてくれるのだが,こちらが食べる時間を与えてくれないようなマシンガントーク.

・店のシステムの説明
・うどん玉の通販の説明
・お客さんノートへの記帳のお願い
・TV放送の説明
・うどんの作り方の説明
・記念写真の撮影

などなど,おばちゃんの話を聞いていると,麺がどんどんのびてしまうという危険なワナ.
しかも,タイミングがいい(悪い?)と,うどん玉を足で踏む作業を体験させてくれる.
さらに,手作りの王冠をかぶって写真を撮るように勧められる.
私は基本的に食べるのに集中していたのだが,おばちゃんに付き合っていた同行者のうどんはすごいことになっていたかも...

こう書くと,行く価値がない店のように思われるかもしれないが,実はその逆.
あのおばちゃんの独特の抑揚つきの接客を体験するだけでも,この店に行く価値はあるだろう.

投稿者 saihide : 00:05

2007年02月06日

『安徳天皇漂海記』宇月原晴明

名ばかりの将軍として鎌倉で和歌に打ち込む「源実朝」は,怪しい術を使う怪人「天竺丸」によって江ノ島に導かれる.
そこで実朝が見たものは,壇ノ浦で入水したはずの「安徳天皇」を包み込んだ巨大な琥珀だった.
夢を通じて実朝を誘う安徳天皇を鎮めるため,実朝が下した決断とは...

『黎明に叛くもの』の作者による歴史ファンタジー.
本作に先立つ3作は戦国時代を舞台にしたものだが,本作の舞台は鎌倉時代の日本(第1部)と南宋(第2部)で,それぞれ源実朝とマルコ・ポーロが主人公になっている.
ベースとなる史実があって,その裏側がでどんなドラマが繰り広げられていたのかを描くという話の構造は『黎明に叛くもの』と同じ.

タイトルからして,澁澤龍彦の『高丘親王航海記』と関連がありそうだというのは分かるのだが,そちらはタイトルを知っているだけで内容はよく知らない.
まあ,高丘親王についての話は作中でちゃんと説明されているので,そのあたりはあまり気にしなくていいだろう.

で,内容のほうだが,南宋や当時の世界情勢がどうなっていたのかをよく知らないので,第二部はちょっと入り込みにくいところがあったのだが,第一部が凄かった.
源実朝というと,日本史の教科書でチョロっと出てくるだけの将軍で,和歌とか蹴鞠ばっかりしていたボンクラ将軍のイメージしかなかったのだが,最近の研究ではそうでもなかったということが明らかになっているらしい.
そのあたりの事情にも触れてはいるのだが,何よりも圧巻だったのは作中で頻繁に引用されている実朝の和歌.

炎のみ虚空に満てる阿鼻地獄ゆくへもなしというもはかなし

とか

大海の磯もとどろに寄する波破(わ)れて砕けて裂けて散るかも

とか,今まで私が持っていた和歌のイメージを大きく変えるような和歌が多数.
ストーリー展開も,史実と虚構を巧みに組み合わせていて,見事というより他はない.

ただ,歴史ファンタジーというジャンルからして,読む人をかなり選びそうではある.
第135回の直木賞候補ではあったのだが,ジャンル的に直木賞には選ばれないだろうと思っていたら,やっぱり選ばれなかった.
まあ,最近の直木賞を受賞するよりは,山本周五郎賞を受賞する方が評価が高そうだと思うのは私だけだろうか.

最後に気に入った箇所を引用.

わが末裔よ

汝の怨み、汝の怒り、汝の哀しみのすべてを、その剣のごとく胸に抱いて離すな。汝の無明もまた、二つとなき汝の一部であるから

そうして、果てしなき時の果てに、ついに知れ。汝の無明は汝の抱いた剣のごとく幻にすぎず、ならばこそゆかしき宝であることを
投稿者 saihide : 01:27

2007年02月05日

たむら(讃岐うどん)

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讃岐うどんツアーの2軒めが,綾川町陶にある「たむら」.
国道11号から県道17号に出て南下していくと,高速道路を越えて一つ目の信号の手前の左側に看板が見えてくる.
看板が無ければ,どう見ても完全に民家なわけだが,右側にある倉庫チックなところが店舗になっている.
開店は9時30分なのだが,ちょっと前に到着したところ,既に営業を開始していたのでそのまま入店.

店内はこんな感じ.

Tamura_2.jpg

手前にテーブルがあり,奥が作業場になっている.
この作業場まで入って麺を注文すると,麺が入った丼を渡してくれる.
温かいのがいい場合は,この写真の左側にある茹で場(写っていない)で自分で麺を茹でて,写真にある給湯ポットのようなところでダシをかけていただく.
冷たいのがいい場合,やっぱり写真の左側の手前にあるテーブルに醤油や生姜(自分で摩り下ろす)が置いてあるので,適量を自分で入れていただく.なお,ネギや具もこちらにある.

1軒目の「がもううどん」では温かいのを食べたので,ここでは冷たいのを食べることに.

Tamura_3.jpg

具を何もつけなかったので,1玉100円也.
うどんについてだが,がもううどんよりもちょっと歯応えがありつつもツルツルいける感じ.まあ,がもううどんよりも歯応えがあったように感じたのは冷たいのを食べたせいかもしれないが.
具を入れない分,ちょっとネギを多めに入れてみたのだが,これが大正解だったようで,ネギの辛味と甘みが素朴なうどんの味とあいまって,かなり旨かった.

我々が店内で食べている間にもお客さんがひっきりなしにやってくるのだが,地元のお客さんは温かいのにダシをかけて食べていた人がほとんど.
もしかして,温かいのをダシで食べるのが正解だったのかな?と思っていたら,やっぱりそうらしく,辛口(しょっぱい?)のダシについて触れているページがけっこう多くヒットした.
また行くことがあれば,今度は温かいのをダシで食べることにしよう.

投稿者 saihide : 00:12

2007年02月04日

がもううどん(讃岐うどん)

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ちょっと前の朝5時のこと.

「今から車を走らせれば,開店と同時に讃岐うどんが食べられる!」

という強迫観念に襲われ,何の準備もしないまま香川まで行きそうになってしまった.
おそらく枕元に置いてあった讃岐うどんのパンフレット(四国一周のときにもらった)が原因だと思うのだが,いくらなんでも無計画すぎるので,その日は断念.

しかし思いついてしまった以上,行かなくてはならない.どうせ行くのなら同行者を募って,ついでに巡回ルートも彼らに決めてもらった.

ということで,同行者3名と共に朝5時に松山を出発.下道を走り続けて,1軒目のがもううどんに到着したのは9時だった.

このがもううどん,国道11号をちょっと脇道に入ったところにあるのだが,参考にした例のパンフレットの地図が小さい&分かりにくいため,ちょっと迷ってしまった.
加えて,「地図からするとこの道の先のはずなのだが...」という道が工事で通行止めになっており,さらに混乱.
結局,ちょっと離れたところに車を止め,徒歩で行くことになったのだが,違うルートでくれば店の前の大きな駐車場まで問題なく行けたようだ(公式ページの地図を見れば迷うことはないだろう).

開店は朝8時半からなのだが,既に多くのお客さんが来ていた.
どう見ても地元の人であるお客さん意以外に,われわれと同じく讃岐うどんツアーに来ているっぽいお客さんもいた.やっぱり人気があるんだなあ.

店内はこんな感じ.

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ここで茹で上がった麺の入った丼をもらい,この写真の右側で具をチョイス,料金を払ってから,ネギやらダシやらをかけていただく.
具は基本的に70円均一で,定番のちくわや海老の揚げ物,それに油揚げがあった.
コストパフォーマンス的には原価の一番高そうな海老天を取るべきだったのかもしれないが,油揚げは珍しい気がしたので,ここでは油揚げを.

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うどん1玉+油揚げで170円.

店内にテーブルがあったので,そこで食べたのだが,あまり広くないので,店外に出て食べているお客さんもいた.

で,うどんだが,適度な歯ごたえがあり,いかにも讃岐うどんという感じ.
しかし,それよりも甘く煮られた油揚げとダシのコンビネーションが美味しかった.

店がそれほど大きくないので,食べ終えた私はすぐさま外に出たのだが,そこでこんなものを発見.

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メニューやら料金やらの説明書きが貼られている中,一枚だけ異質な注意書きがあった.

「駐車場横の「寿観光お土産販売所」の製品について、当店は製造及び販売をしていません」.

...何だか「黒い匂い」がするぞ.
ということで,名前を挙げられているお土産販売所を見てみると,

Gamou_5.jpg

いや,思いっきり「がもううどん」を売ってるんですけど.
商標登録を検索してみると,がもううどん有限会社がしっかり登録しているので,そこが関係していない商品に「がもううどん」の商標をつけて販売するのはマズイと思うのだが...

投稿者 saihide : 14:06

2007年02月03日

おたたさん(回転寿司)

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先日,学生さんと話していて話題になった一風堂に行ってみようと大街道まで出かけたところ,その隣のほうに「おたたさん」という回転寿司がオープンしていた.
そのままならスルーしていたところだが,表の看板によるとランチがあるらしく,それがかなり盛り沢山な内容.
ということで,予定を急遽変更し,寿司を食べることにした.

店内に入ると,まずランチか寿司かを店員さんに聞かれた.
直前に入った女性二人連れもランチだったのだが,彼女達は座敷席というかボックス席のほうへ,同じくランチだけどお一人様の私はカウンター席へ.

回転寿司のカウンター席なので,目の前に寿司が流れてくるわけだが,

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ベルトコンベアではなく,流れる水の上に浮かべられた船に載ってやってきた.
廻る寿司舟もこういうタイプだというけど,私はそちらには行ったことがないので同じものかどうかは不明.
店自体はかなり長細くなっており,カウンターの中は店員さんが一人はいるので精一杯という感じ.
この写真の反対側にはボックス席が並んでいて,そちらはベルトコンベアならぬ水路から離れているので,回転寿司目当てのお客さんはカウンター席,そうでないお客さんはボックス席に優先的に案内されるのだろう.

で,ランチだが,

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こんな感じの桶(ごろびつ?)に入ってやってくる.

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まずは握り寿司が6カン.この日は太刀魚,ネギトロ,かんぱち,サーモン,あじ,うなぎ.
どれもネタが大きめで,美味しかった.特に太刀魚の握りは初めて食べたのだが,身が厚くてかなり食べ応えがあった.

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で,揚げ物.この日は豚ヒレ串カツとえび天.これもカラッと揚がっていて,なかなかのもの.

あとは小鉢(竹の器に入っていても小鉢?)が2種類.煮物となますの酢の物.

この上,麺類がついてくる.鯛ソーメン,きつねうどん,チャンポンの3種類から選べたのだが,この日は既にチャンポンが品切れだったようで,

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鯛ソーメンにしてみた.
これも結構なボリュームがあって,上に載っている鯛の切り身も大きかった.ダシもアッサリしながらもしっかりしていて旨い.

これで850円だったら,かなり満足な内容だよなあ,と思っていると,

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食後のコーヒーまでついてきた.
寿司にコーヒーというのはどうなんだろう?と思わなくもないが,かなり盛り沢山だよなあ.

ということで,なかなかのコストパフォーマンスの店だった.また寿司を食べたくなったら行こうかな.

投稿者 saihide : 12:12

とか考えてたよ(BlogPet)

ほんとうは、さいは
以前,大街道のちゃんぽんの店びいどろの記事を書いたが,松山にはちゃんぽんが名物で『の店がもう一軒ある.それがこの「びいどろ」で,こちらは大手町の大通りをちょっと北に入ったところにある.
とか考えてたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「グラハム」が書きました。

投稿者 graham : 10:25

2007年02月02日

『マリアのウィンク』視覚デザイン研究所

副題は「聖書の名シーン集」ということで,『ヴィーナスの片思い』『天使のひきだし』『悪魔のダンス』と同じシリーズの本.やっぱり某教員の奥様に貸してもらった.

名画+ヘタウマなマンガ+解説という構成もシリーズ共通.
聖書はちゃんとした形で読んだことはないのだが,紹介されているエピソードの多くはなんとなく知っているものが多い.
おそらく,さまざまな著作物や作品で取り上げられているためなんだろうが,それだけ聖書の影響力が強いということだろう.それに比べると,仏教のエピソードってあんまり知られていないような気がする.

聖書といえば,私が小学生の頃には実家の近所に教会があったので,日曜日の朝はそこに行って紙芝居をみていた.
しかし,その紙芝居の内容は全く覚えていない.おそらく聖書のエピソードの紙芝居だったと思うのだが...

次に聖書といえば,これまた私が小学生の頃の話だが,なぜか夕方にキリスト教をテーマにしたアニメが放映されていた.
調べてみたところ,全部で3シリーズが放映されていたようだが,記憶にあるのはトンデラハウスの大冒険とパソコントラベル探偵団だけ.しかも,記憶の90%が主題歌という体たらく.

しかし,なんといっても聖書といえば,麻城ゆう原作・道原かつみ画の『ノリ・メ・タンゲレ』.
超マイナーなタイムトラベルSF物のマンガだけど名作.
この作品と『帝王の庭』を読んで,麻城ゆうのファンになったんだよなあ.

投稿者 saihide : 10:39

2007年02月01日

1月のアクセス数ランキング

1月によく読まれた記事をご紹介.

検索語件数コメント
メガマック1383驚異的なアクセス数.まさに桁違い.
カルフール東大阪235トップ陥落したものの,やっぱり書くことがない.
北極星(オムライス)184先月は上位集団から脱落してたのに,また復活.よく分からない.
パスカード17712月はランク外だったのに,これも復活.何かあったのか?
winmail.dat1672005年9月以来のランクイン.何なんだ,一体?
マックグリドル160甘くてしょっぱい謎の朝食.それなりに美味しいのが不思議.
クイーンベル(洋食)158今治の洋食屋さん.見かけは喫茶店だが,実は本格的?
アリオ八尾(ショッピングモール)157地元ネタじゃないので読まれないと思っていたのだが,ショッピングモールに興味がある人が多いのか?
メガマックの衝撃141色々な意味でメガマックは衝撃的だった...
ZiZi(イタリアン)140ちょっと遠いが雰囲気のいい店.今度はピザかパスタを食べよう.

ということで,1月の崔研究室 仮営業所は「メガマック」「カルフール東大阪」「北極星」なサイトだった.
復活ネタが多かったのだが,これは検索エンジンのパターンが変わったせいか,それとも検索したくなるようなことが多かったのか?

上位10ページのうち,地元ネタが2つしかなかった.おかしいなあ?と思って,1月の記事で地元の飲食店ネタを数えてみたら6つ.うーん,微妙に少ないのかな? まあ,1月は忙しくて新規開拓をあまりできなかったしなあ.

しかし,1月は上位10ページのうち3つが,アクセス数の割合でいけばダントツでマクド関連が多かった.というか,メガマックが多かったというべきか.メガマックの記事へのアクセスは減ってきているので,2月は通常のランキングに戻るとは思うけど.

投稿者 saihide : 00:33